私がどんなに駄文を連ねてMMTを批判するより、端的な解説を見つけました。(アメリカのMMT批判の翻訳です。)
「MMTは理論上は素晴らしく見える、しかし・・・」
コントラリアンJ
1)アメリカでも福祉コストが増大した1970年代初頭から、実質的には「隠れMMT政策」を行っているに等しい
追加説明すると、ドルが金兌換制を廃止した時点で、ドルの発行の上限は無くなりました。ドルは発行量を増大させて、アメリカの財政を支えていますが、同時に他国通貨に対して緩やかに減価する事で、ドルの価値もゆるやかに棄損しています。
2)政府部門の支出、特に福祉は新たな生産を生まない
3)インフラが充実した国家の財政支出の生産性は低い
4)アメリカの長期停滞の原因は、1970年代から始まった隠れMMT政策が原因
凡そこんな事がデータを示して書かれています。
多分に共和党支持者の匂いが漂いますが、私が見た様々なMMT批判の中では、一番分かり易いものでした。ご興味のある方はご一読を。
大変参考になります。
ある意味「MMTは税金である』に納得です。
このサイトはゴールドの内容が多いので大恐慌待ち系の金投資家ぽいいです
ね。このタイプが幅きかせてたのはリーマン後から大震災時期、そしてバー
ナンキショック(テーパリングほのめかし)でドル金利が上がって金暴落に
終わったのですが、またお出ましで、MMTにも恐慌の匂いがしますしね。
ドルはニクソンショック以降、ペーパーマネーで、しかも基軸通貨ゆえに刷り放題。結果、360円から240円、そして、プラザ合意以降120円、100円、と減価しています。これ、通貨価値を意図的に棄損する事で、米国債の償還負担を減らしているに等しい。要は借金の一部踏み倒し。
アメリはは実はMMTを上手に使い続けている国家なのかも知れません。