あんなまったりした時の過ごし方をしたのは、過去の記憶にはない。
・・・様な気がする。
その駅に降り立ったのは20数年ぶり。
駅前に立ち並ぶお土産物屋さんの余りの変わりぶりに時の流れを感じた。

一瞬道頓堀かと思ってしもた・・・・ いや、こっちが道頓堀のかに道楽
ま、足が動いてないのと動いてるんは違うけれど、さすがに本場の蟹所、動きはしないがリアルである・・・?

柳が青くない時に来たのは初めてだったけど、あんなにゆっくりこの街を歩いた事なんてなかったなぁ。
いくつもの湯どころのある温泉街は“外湯めぐり”が有名だけれど
背の君はとんとそこらに興味を示さず、あちこち片足を引きずりながら歩き回って観たのは

我々は文学青年でも少女でもなかったけれど・・・
昔、我が家にかぁちゃんが大切にしていた“だまし箱”?蓋を開けるのに随分手間のかかる細工がしてあった箱があった。
水仙の絵柄が麦わらで描いてあり、自慢げに開け方を教えてくれた若かりし頃のかぁちゃんの宝物がずっと記憶の中にあり
新しく記念館が出来たとかで、どうしても行きたかったのが“麦わら細工記念館”
背の君は最初はなぜ私がそれ程“ぎょうさんげぇ”に言うのか理解出来ていなかったようだが、
造られる工程のビデオを見始めると、繊細さと精密さにどんどん引き込まれ
小さなTV画面の前に二人並んで座り込み、最後まで食い入るように観てしまった。
どんなのかって?
ほれ!見て!!断りもなく写真を載せちゃったらいけないのかもしれないけど、見てっ!!
これ、色付けした麦わらを、幅1ミリあるかないかの細さに切って貼り込んであるのですよ。
圧倒ですっ

でも実物は、とってもじゃないけど手が出る値段ではなかったので本だけ購入。
(上の写真はここから写したモノです)
とってもとっても心が満ち満ちたところで、お宿に移動。
もちろん、満ち満ちたのは心だけでなく

お腹も満ち満ちて・・・満ち満ちすぎて動けない程。

お風呂も独り占めの贅沢放題
(腫れあがった私の膝もお湯の中ではまっすぐ伸びた♪)
これを幸せと呼ばずに何と呼ぼう。
翌日の早朝散歩は目の前のシーズンオフの海水浴場。誰もいない海♪

私の前に道はない。私の後に道はできるのか?ただ・・・足跡は埋まっている!
あれからひと月。今日は結婚30年の節目であります。
一泊だけになってしまったけど、長く連れ添って来た我々の記念の旅は、全く良い旅でありました。
もそっと話はつづくのですが・・・
・・・様な気がする。
その駅に降り立ったのは20数年ぶり。
駅前に立ち並ぶお土産物屋さんの余りの変わりぶりに時の流れを感じた。


一瞬道頓堀かと思ってしもた・・・・ いや、こっちが道頓堀のかに道楽

ま、足が動いてないのと動いてるんは違うけれど、さすがに本場の蟹所、動きはしないがリアルである・・・?


柳が青くない時に来たのは初めてだったけど、あんなにゆっくりこの街を歩いた事なんてなかったなぁ。
いくつもの湯どころのある温泉街は“外湯めぐり”が有名だけれど
背の君はとんとそこらに興味を示さず、あちこち片足を引きずりながら歩き回って観たのは

我々は文学青年でも少女でもなかったけれど・・・

昔、我が家にかぁちゃんが大切にしていた“だまし箱”?蓋を開けるのに随分手間のかかる細工がしてあった箱があった。
水仙の絵柄が麦わらで描いてあり、自慢げに開け方を教えてくれた若かりし頃のかぁちゃんの宝物がずっと記憶の中にあり
新しく記念館が出来たとかで、どうしても行きたかったのが“麦わら細工記念館”
背の君は最初はなぜ私がそれ程“ぎょうさんげぇ”に言うのか理解出来ていなかったようだが、
造られる工程のビデオを見始めると、繊細さと精密さにどんどん引き込まれ
小さなTV画面の前に二人並んで座り込み、最後まで食い入るように観てしまった。
どんなのかって?


ほれ!見て!!断りもなく写真を載せちゃったらいけないのかもしれないけど、見てっ!!
これ、色付けした麦わらを、幅1ミリあるかないかの細さに切って貼り込んであるのですよ。
圧倒ですっ


でも実物は、とってもじゃないけど手が出る値段ではなかったので本だけ購入。
(上の写真はここから写したモノです)
とってもとっても心が満ち満ちたところで、お宿に移動。
もちろん、満ち満ちたのは心だけでなく



お腹も満ち満ちて・・・満ち満ちすぎて動けない程。


お風呂も独り占めの贅沢放題
(腫れあがった私の膝もお湯の中ではまっすぐ伸びた♪)
これを幸せと呼ばずに何と呼ぼう。
翌日の早朝散歩は目の前のシーズンオフの海水浴場。誰もいない海♪

私の前に道はない。私の後に道はできるのか?ただ・・・足跡は埋まっている!
あれからひと月。今日は結婚30年の節目であります。
一泊だけになってしまったけど、長く連れ添って来た我々の記念の旅は、全く良い旅でありました。
もそっと話はつづくのですが・・・

長いこと、山アリ谷アリ?で乗り越えて来た事でしょう・・時には、ぽれちゃんが三歩下がって付いて行った頃もあったか・・なかったか
今は二人並んで、30周年。
素敵だね。
楽しい二人旅、良かったね~~
出来たらもっと、長い時間をノンビリ出来たらよかったのにね。
でも、またそういう時間、きっときっと作りなね。
で・・旦那様と二人での記念撮影はどこ
ぽれちゃんの顔はわかるけど・・旦那様のお顔、今度こちらにおいでの折りは、拝見したいものです。
高村光太郎も、きっとポレちゃんの付けてきた足跡・・褒めてくれるよ
あのさ、夫婦で旅行なんて・・・一日が限界だって
と、思ってたけどお互い年を取って角が取れたのか?
べ~らべら喋りながら、のんびりまったり出来たよ~♪
うちのだんさん、他人様の為なら旅の計画も準備も綿密になさるのだけど
家の事といったら全く関心がないというか、そういうそぶりをしてるだけなのか
第一、食べ歩きなんてのは彼には以ての外なんだよぉぉぉ!!
でも二人とも何か作ったりなんかしてる時がご機嫌なので
同じ部屋で背中合わせで、お互い無言で何かに夢中になって
時々何やってるのか覗いてみたりして、それが一番の幸せの図柄だと思うなぁ。
・・・しかし久美ちゃん、だんながず~っと家に居るって想像してみてよ。
今だってさ、もう起きてるんだよ。
私の唯一の独りの自由な時間さえ侵害されるんだよ。
自分だけマイペースを貫くのはどうかって話だよ。
愚痴っぽいって?えへへへ
今、ちょっとブチ切れたとこ
多分あちらはあちらで随分気を遣っているって分かってるんだけど
それがまた腹が立ったりする訳よ。
でも、これから先もまだまだ長いからお互いに心地よい家にしていかなきゃねぇ。
そういえばガイドの兄ちゃんがツーショット撮ってくれてたんだ。
忘れてた!明日見せてもらおう♪
・・・写真いくらでも見せるけど、絶対言っちゃいけない一言があるよ。
「優しそうなご主人ねぇ。」・・・これだけは禁句だからね~っ