アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

中村吉右衛門丈、一周忌追善…♪

2022-11-01 10:26:14 | Weblog
一昨日夜はまずフィギュアスケートGSカナダ大会の放映を観て、そのあとNHK古典芸能への招待で、歌舞伎の秀山祭『二代目中村吉右衛門一周忌追善興行』のダイジェストを観ました。
吉右衛門丈が鬼籍にはいられてからもうすぐ1年
中村歌六丈をはじめとする播磨屋一門や兄松本白鸚丈、甥松本幸四郎丈ほか所縁の役者によって吉右衛門丈の代表作ともいえる演目が並びました。
まずは『松浦の太鼓』、これは忠臣蔵のスピンオフともいえる芝居で、松浦候を白鸚丈、宝井其角を歌六丈、大高源吾を中村梅玉丈、お波を中村米吉丈が演じました。
そのあと『揚羽蝶繡姿(あげはちょうつづれのおもかげ)』と題して、吉右衛門丈の当たり役を少しずつ。
『籠釣瓶花街酔醒』では佐野次郎左衛門を幸四郎丈、花魁兵庫屋八つ橋を中村福助丈、九重を中村児太郎丈が演じる“見染の場”。
それから『鈴ヶ森』で中村錦之助丈が幡随院長兵衛を、中村歌昇丈が白井権八を務め、『熊谷陣屋』では幸四郎丈が熊谷直実を、『播磨潟だんまりの場』では染五郎丈の佐々木盛綱、種之助丈の一条大蔵卿、他。
本来は全く別々の芝居の一場面ずつを列ねた演目でしたが、盆(回舞台)を上手く使ってスムーズな場面転換で無理がなく、豪華なお料理を一口ずつ頂いたような印象でした。
ただね、観ている最中に“あれ、なんか違う…”と感じてしまい、すぐに“あぁ、吉右衛門さんじゃないんだもんね”と自分に念を押すことも度々でした
今回、吉右衛門丈の当たり役をそれぞれに演じた役者さんたちは、今後それが自分の、自分なりの当たり役となる方もいるかもしれません、それはそれで楽しみですが…。
昌磨クンおめでとう🥇、三浦佳生クンおめでとう🥈、渡辺倫果さんおめでとう🥇、りく&りゅうペアおめでとう🥇🎉、と喝采したあとにちょっとしんみりした夜でした。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« りく&りゅうペア、初優勝お... | トップ | 水曜日のアンシャンテ ― プレ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事