アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

読んでみました…♪

2024-08-09 10:02:05 | Weblog
来年のNHK大河ドラマの主人公は蔦屋重三郎だそうで、楽しみにしてるんです。
江戸中期の終盤頃、蔦重をはじめとして山東京伝や喜多川歌麿などの戯作者や絵師が綺羅星のごとくに名を馳せた時代、松平定信が寛政の改革を断行した時代、そんな時代をどう描くんだろうと興味が湧いてちょっとワクワクもしている。
だから自分のアタマのなかに勝手なイメージを作り上げないほうがいいと考えてます…ドラマの原作となり得るような小説とか資料とかを読んでしまうと、人物像とか背景とかのイメージがどうしても出来上がっちゃうからね…、初回放送を観てがっかりしたくないもん。
数か月前にこの1冊を目にしたときは手を伸ばさなかった…幸いなことに薄いフィルムで包まれていたから立ち読みが出来なかった…書店に出向くたびに棚刺しになってるのを抜き出してカバーの紹介文だけを読むなんてことを繰り返し…
     
『蔦重』 吉森大祐著 講談社文庫
コレだけ、この1冊だけと自分に言い訳して読んじゃいましたぁ…
短編が5本、喜多川歌麿・恋川春町・狩野文洲・曲亭馬琴・東洲斎写楽の各々と蔦重との関わりが描かれています…、いずれも史実に基づいたフィクションなんでしょうけど、
さもありなん…
と、しっくり腑に落ちます。
佳いものを読みましたぁ…







コメント
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