偶然ですが、ほぼ同時期に2冊の革靴関連の本が刊行されました。
長谷川裕也/自分が変わる靴磨きの習慣
飯野 高広/大切な靴と長くつきあうための靴磨き・手入れがよくわかる本
長谷川さんは、靴磨きをスタイリッシュな職業にまで高めた立役者のひとりで、
青山にBrift H(ブリフト・アッシュ)というお店を開いてます。
飯野さんは靴に詳しいファッション・ジャーナリストで、私が靴にハマりはじめた頃、飯野さんの
ALL ABOUTの記事で靴の種類や選び方、磨き方のイロハを学びました。
飯野さんの本は、タイトルどおり革靴とのつきあい方全般であるのに対し、長谷川さんの本は
セルフ・マネジメントとしての靴磨きの効用を様々な観点から書いています。
なにを大げさなと思うかもしれませんが、
良い靴を手に入れる→きちんと磨く→電車の中で踏まれたくない→早起きして早い電車に乗る
→勉強する時間ができる・本が読める・仕事のスタートダッシュが効く
・・・って、これってまんま私のことじゃないですか!!
私は、靴に気を配るようになってから長谷川さんが書いているとおりの生活を続けています。
本当に驚いた。
靴に興味のない方も一度この長谷川さんの本を読んでみてください。おもしろいですよ。
そして靴に興味が湧いたら、飯野さんの本でいい靴を選んでみてください。
ところで、長谷川さんが革靴の入門者にすすめる靴が、日本のスコッチ・グレインとインドネシアのジャラン・スリウワヤというのがなんとも意外でおもしろかった。