Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【文】 Pelikan スーベレーン 1000

2008-04-17 23:59:55 | 文具(万年筆・インク)
ドル安便乗海外通販シリーズもこれで最後。
おおとりを飾るのは、ペリカンのスーベレーンM1000です。

スーベレーン805を書斎館で買ったときは、この太さが自分の小さな手には限界と思ってました。
ところが、その後1000を試書きしてみると、意外にしっくりくる。全く違和感なしです。

それからは「いつかは1000」と思い続けてきましたが、今回ようやく購入に相成りました。

ニブは2B。軸は緑縞です。

1000の太軸がしっくり来た理由のひとつはペン自体の軽さです。
軽いために大柄なペンにもかかわらず取り回しが楽なんですね。

2Bを選択した理由は、ペリカンの太字特有の縦と横の線の太さの違いです。
横線は細く、縦線は太い。これが好きなんです。
2BはBニブより明らかに太い文字が書けますが、横線はあまり変わらないようにも見えます。

2Bは、Bニブと同じくペン先が四角く形成されています。
そのため、正確な筆記角度を書き手に要求します。
角度が決まらないと掠れたり、インクが出なかったりします。
だったら丸く研ぐ?
答えはノン。
この辺りのことはまた書いてみたいです。

しばらくは、この1000を自分のものとすべく、ともかくガンガン書いていきますよ。

よくペリカンの1000のニブは柔らかいといわれます。
確かに力を入れると、スッと切り割りが開きます。
これで筆圧を吸収して、書き手に柔らかいと感じさせるのかもしれません。
  
(↓左が805、右が1000のニブ)