連日、マスコミを騒がした大相撲の暴力問題も終盤を迎えたようだ。
日馬富士の暴力に端を発したが、根っこにあるのは貴乃花親方と横綱白鵬の確執らしい。
その白鵬、立ち合いの汚さ、土俵上での物言いなど、横綱としての振舞に欠けると評判が悪い。
彼は口をつぐんでいるが、彼が貴乃花への意趣から貴ノ岩へ説教を始めたのが原因と思っている。
彼がかつて連勝を止められた時、 “ 未だ木鶏たり得ず ” と名横綱双葉山の言葉を引いているのを見て、気分がざらついたことがあった。
彼には、優等生の顔をしながら陰で苛めを主導する高校生みたくな、陰湿な匂いがして仕方がない。
モンゴル出身の朝青龍には、粗野ながらやんちゃな明るさがあった。
そんな角界、貴景勝の小結昇進の記者会見を視て感心した。
彼は、これからどんな相撲を?と訊かれ「勝って驕らず、負けて腐らず」と答え、「(勝敗に)精神を上げ(下げす)ることのないようにしたい」という主旨のことを言葉短く続けていた。
二十一歳の青年のその言葉を聞いて、あいつ から「気持ちを囚われて、何時までも引きずらないの!」と、度々言われたことを思い出し、折からの訳の分からぬ出来事に向かっ腹を立て、詰らないことに上げ下げしている自分に苦沙弥がでた。
花言葉が “ 未来への憧れ ” という「アルストロメリア」が若武者には相応しい、“ イツモシズカニワラッテイル ” 、そんなオトコが好きだ。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1472
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