ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

クレメンティヌム ‐ ドナウの旅(7)

2015年02月25日 | チェコ/ハンガリー

 旧市街地広場の東に旧市役所があって、そこに天文時計がある。
 時計塔の上階からは、ロマネスク、ゴシック、ルネッサンス、バロックなどの様式建築を数多く遺し、中世の面影を色濃く残す街プラハが望めた、というところまでが前回。

 *カタリナの独り言〔写真帳・アルバムのメモ書きから〕
 旧市庁舎の二階に小さな礼拝堂があった
 直前のミクラーシュ教会、主祭壇がデコラティブで呆れたが、ここは素朴な雰囲気で心癒される (

   

  建物内部に入ると、時計の仕掛けを見ることができます 中央の後ろ向きが聖ペトロ(左)です
 ♪ 時計塔のなかの礼拝堂(中)です
  細く曲がりくねった古い通りの端にカレル橋(右)が架っています

 その橋の袂に大きな建物が並ぶ一角がある。
 その
クレメンティヌム、<ヤン・フス>が火刑された後に信奉者がフス派を名乗って立ち上がり、ローマと激しく対峙。
 フス派に恐れをなした時のフェルデイナント1世が、対抗勢力としてカトリックのイエズス会を招聘、16世紀半ばに創建したのが始まりとか。
 ハプスブルク家の手厚い庇護のもと、広大な敷地に三つの教会、礼拝堂、図書館、天文台などが次々と建設されたという。

   

  左端の写真、少し分かりにくいですが、橋塔の左の青いドームがクレメンティヌムです
  サルヴァートル教会(中)など三つの教会、礼拝堂、図書館、天文台など(右)があったそうです
 神学校など高等教育を担っていた修道院は18世紀に廃止され、今は国立図書館などになっています

 その建物群を右手にカレル通りを東に少し、小さな広場あって黒い塔がぬっと立っていた、カレル橋である
 
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.938

 前号、ドナウの旅(6)へは、<コチラ>から入れます。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 面倒な奴? | トップ | 五百回の晩飯 ‐ 2月がゆく »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

チェコ/ハンガリー」カテゴリの最新記事