百塔の街プラハを東西に分け、南から北に流れるヴルタヴァ川。
そのヴルタヴァ川が東にほぼ直角に曲がる辺りの右岸に、この街一番の観光名所、旧市街広場がある。
多くの観光客が憩う広場の一角に、聖ヴィート大聖堂と並んでこの街で最も需要な教会とされるティーン聖母教会がある。
♪ 旧市街広場、中央に花壇に囲まれたモニュメントがあって、その真ん中に像があります
♪ それはローマの腐敗を徹底批判、法王から破門され、後に火刑になったチェコ人の誇りヤン・フス
♪ フスの像の近く、ふたつの塔が目を惹くゴシック様式の教会、ティーン聖母教会です
♪ 入り口が路地の奥にあって、少し探しました
* カタリナの独り言 〔写真帳・アルバムのメモ書きから〕
教会そのものが他の建物に挟まれ広場からは隠れている
少し離れてみると特徴のある双塔が見えるが、近づくと判らなくなる
入口が土産物屋などに挟まれ暗く細い路地の奥、どうなっているの?と首を傾げてしまう ()
ティーン聖母教会との対角に姿容ちがよく似た教会がある。
ボヘミア・バロックを代表する白壁の教会、ミクラーシュ教会である。
♪ ミクラーシュ教会(左)、写真の右端にヤン・フスさんがちょっぴり写っています
♪ 夜になるとこの教会でコンサートが行われるのだそうですが、主祭壇の前に椅子が並べられています
♪ ミクラーシュとはロシア語読みでニコライのことだそう
♪ 日本では住吉さんか金毘羅さん? 海運の守護聖人で、サンタクロースの起源ともされるようです
♪ 上段中央のティーン教会と比べてみてみて下さい、その姿、似てると思いませんか?
* カタリナの独り言 〔メモ書きから〕
夜6時からオルガン・コンサートがあるのでペトロ を誘ったが、「ウィーンを出たのが早かったので眠い、ビール飲んで寝る」とつれない返事
雨が降っているし、夜間のタクシーは危ないと聞いているので地下鉄しかない
行きはよいとしても一人で帰るのには遅すぎるか う~ん、少し悔しい ()
ところで、このミクラーシュ教会も双つの塔を持っていて、近くのティーン教会と紛らわしいうえに、このミクラーシュ教会そのものがふたつあって旅行者を余計ややこしくさせる。
ちなみにもうひとつはヴルタヴァ川左岸、フラッチャニ地区のプラハ城の南、城壁が遺るマラー・ストラナ小地区にあるのだが、その教会のことは後日。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.930
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