プラハ第一の聖堂、 “ 聖ヴィート大聖堂 ” 、13世紀半ば、黄金のプラハを築いたカレル1世の命で建設が始まったという。
♪ 19世紀まで正面入り口として使われていたという “ 黄金の玄関 ”(左)ファサードのモザイクが鮮やか
♪ ちなみに今の正面玄関(中)はそこから左手へ曲がったところにありますが、扉は閉じられていました
♪ 黄金の玄関の脇、嵩さ100m近くある南塔(右)です
ボヘミア公ヴァーツラフ1世は、10世紀、キリスト教が伝道されて間もないこの地でその教えを広め、チェコ最初の聖人となり、以来、プラハの守護聖人として尊崇されたという。
♪ 正面玄関を飾るバラ窓(左)です
♪ 内陣(中)は、陳腐な表現ですが広く高く、主祭壇を照らすステンドグラス(右)が輝いていました
カレル1世は自身の戴冠式で、「聖ヴァーツラフの王冠」を作らせ、“ 自分は守護聖人から王冠と統治権を委託されボヘミア王となる ” と宣言した人物らしく、“ 聖遺物礼拝堂 ” に宝石が散りばめられたその王冠が展示されていたが、この手の物は値打ちが全く理解(わか)らなく、玩具に見えて始末が悪い。
♪ 右側廊には、プラハの守護聖人 “ ヴァーツラフ礼拝堂 ” (左)があります
♪ 側廊を華麗なステンドグラス(中)が飾っています 19世紀前半の作とか 流石、ボヘミアグラスの地です
♪ 地下のカタコンベ、王家の墓所(右)、10世紀に建てられた最初の教会の壁が遺っています
ところでふたり、“ 王家の墓所 ” を回って聖堂に戻り、“ 南塔 ” に登ることにしたのだが、さて・・・
*カタリナの独り言 〔写真帳・アルバムのメモ書きから〕
自分でも辛抱強い方だと思うけれど、何時も途中で、もうダメ、ここで待ってると根を上げる
手を引っ張り「頑張って!」と励まし、と言うより、「あと少し、もう少し」と騙してくれるペトロに感謝だ
独りだったら、うん、なあに階段?ヤメ!で終わる私だから
おかげで、色んなヨーロッパの街並みを俯瞰することができました ()
♪ その南塔、高いところに展望ホール(左)が望めます
♪ 無理矢理誘って少し可哀想なことをした・・・ような(中)、でも、若い?ので直ぐに回復
♪ プラハの眺望を楽しんでいます(右)、似たもの夫婦、高い所がお好きなようで・・・
*序にペトロも独り言
何時もどおり尻込みをするカタリナ、この塔100m近くあるらしくその気持ち分らなくもない
途中まででもと登り始めるともうあかん 一旦、始めると途中ではなかなかやめられるものじゃない
息も上がり、もうこの辺でと思った時、漸く上から賑やかな歓声が届きやれやれ よう頑張った! ()
南塔は、素晴らしいプラハの眺望をプレゼントしてくれた。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.991
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