紀伊半島に上陸した台風4号は、あっという間に列島を駆け抜けて東北沖へ。
続く、台風5号、低気圧に変わったものの梅雨前線の影響で、西日本の各地に大雨の被害をもたらした。
21日の天声人語氏、“ ハイドランジア = 水の器の属名を持つ花にも、さすがに限度があるらしい。しこたま雨に打たれた道端のアジサイが、やれやれといった顔で残りの風に揺れていた ” と書いていた。
そのアジサイ、学名でハイドランゲア・Hydrangea というらしい。
ギリシア語の hydro = 水 と angeion = 容器 に由来するらしく名付けて妙とも思うが、少し風情が損なわれるような気がしないでもない。
ちなみに、英語では Hydrangea と綴り、ハイドレインジア と発音するらしいが、はて?
ここはやはり、紫陽花 とするのがこの花に似つかわしいと思うのだが。
ところで、一般に花びらに見えるものは、花の最も外側にあって蕾みのときは内部を包み保護する萼(がく)らしく、カタリナ ならずとも「そうなんだ?」と驚く。
カタリナがお茶のお仲間の皆さんから嬉しくも、日を置かず種類や色の違う紫陽花を頂いた。
「そんな、大袈裟な」と嗤われつつも名付けて “ 紫陽花繚乱 ” 、鬱陶しい梅雨のひと時、皆さんのお慰めになるや否や??
Peter & Catherine’s Travel Tour No.481
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