ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

ぽんこつ

2015年07月10日 | 

 若い頃、小部だが<社内誌の編集>に携わっていたことは何年か前に書いた。
 その一環として、社員を対象に講演会を企画、講師に女医で俳人でもある H さんを招いた。

 何分古い話で、その講演の内容は殆ど憶えていない。
 が、おぼろげな記憶を辿ると、医師としてよりも俳人としての話が中心で、スペインに旅行された折に詠まれた句を何作か披露された。

 その中のひとつに、

  泰山木ドン・キホーテの国に咲く

 が、あった。
 初夏のスペイン、カタルーニャ地方などでは終(つい)どドン・キホーテの像を見かけたことがないので、多分、ラ・マンチャ地方、それもマドリードで詠まれたのではと勝手に思っているのだが。

 先だっての<ミュンヘン行>でも、美術館が建ち並ぶ辺りは緑豊かな公園、芝生では日向ぼっこを楽しむ人が多いと書いた。
 国民性の違いなのか、芝生でうら若き女性、それもひとりふたりじゃなく。が上半身ビキニの水着で日向ぼっこをしているのに遭遇?目の保養じゃなかった驚かされた。

 H さんも、恐らく半世紀以上も前のこと、そんな明るく大らかな景色を眺めてびっくりされたのでは。
 勝手序に、この句にはそんな思いも込められているのかも、と解釈しているのだが、どうなんだろうか。

 とまれこの「泰山木」、梅雨の晴れ間に自転車を転がしていたら、少し高いところから届く甘い香りに驚いて見上げると、大振りの真っ白な花弁が初夏の青い空に何とも似合ってい、爪先立ち、腕を伸ばしてレンズを向けた。

 ところで、腕を伸ばすと言えば、ぽんこつ酔狂、お粗末にも右腕の肘から手首に掛けて痛めてしまった。
 PCを打つのも聊か辛く、実を言えば本稿も専ら左手の指一本?で打っている。

 で、予め準備していた “ ドナウの旅 ” をアップ為(し)終えれば、暫くお休みを貰おうと思っていたのだが、内服薬と外用薬とラジオ体操で、ビールのコップが持てるほどに?も回復、それで、短く!投稿した次第。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1001


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1 コメント

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Unknown (てれじあ)
2015-07-10 16:22:42
使わないのが一番の薬かも。お大事にしてくださいね。
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