Pegasus_rc's blog

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MotoGP : エドワーズ、キャリアが延びた理由

2009-10-09 20:24:52 | MotoGP 2009






真のバトルを見たいファンとしては、電子デバイスの力を借りることなく、人間の能力の範囲で戦っている姿を見ていたい。
しかし、クラッシュが減り、怪我が減っているという事実があるとなると、一概に反対する訳にもいかないな。
今後も制御技術が進化し続けるのだろうけど、F1のようになったら魅力半減だろうね。





MCNより


Colin Edwards: 'Electronics have extended my career’






2010年のMotoGP契約を更新したコーリン・エドワーズは、電子制御技術によるライダーへのサポートが、自分のキャリアを延ばす事が出来たと言う。

2度ワールドスーパーバイクのタイトルを獲得したエドワーズは、2009年は安定してトップ6に入り、来期はテック3と契約した。

来期は、同じアメリカ人であるベン・スピーズとチームメイトになる35歳のエドワーズは、電子制御のサポートのおかげで大きなクラッシュや怪我を防ぎ、考えていた引退時期を越えても走っていられると考えている。

2ストローク500cc時代は、激しいハイサイドがありふれていましたが、4ストローク990ccになってから、比較的少なくなった。

2007年に800ccとなったが、それからのトラクションコーンとロールを含めた電子制御は急速に発展した。

エドワーズは言う。
「32歳か34歳には引退すると思っていたが、電子技術のおかげでキャリアを延ばす事ができた。
10年前の様に、身体が二つに引き裂かれる事も無いからね。」


MotoGP : ハヤテ、Moto2を見据える

2009-10-09 20:21:06 | MotoGP 2009





判官贔屓なのか、ハヤテ・レーシングを応援しているので、ハヤテ関連の記事は要チェックです。





MCNより

Hayate eye Moto2 move



Hayateが、2010年にMotoGPに留まる望みは潰えたように見える。

Hayateチームは、必死に資金調達先を探しているが、YZR-M1のエンジンをリースし車体に載せる為の500万ポンドの予算は確保できていない。
そして、現在、代わりのオプションとして、Moto2クラスでライダー二人を走らせる事に集中しているようだ。

Hayateのボス、アンドレア・ドッソーリは述べた。
「今現在、MotoGPの予算を確保できていません。
まだ諦めているわけではありませんが、Moto2クラスのような比較的低コストのプロジェクトも当然検討しています。
私達は、Moto2に2人体制でエントリーしましたが、こちらが現実的な選択になりそうです。
当然、MotoGPに残りたいのですが、今の状況は簡単ではありません。
Moto2に参戦する為の予算には近付いているのですが、MotoGP参戦には程遠いです。」

先週末のエストリルで、Moto2エントリーリストが発表され、Hayateチームから二人のエントリーが認められました。
ドッソーリは、以前、カワサキのシャーシを供給していたスイスのシュッターが作ったシャーシを利用して参戦するでしょう。