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MotoGP : 第16戦 マレーシア 予選コメント

2009-10-25 08:14:36 | MotoGP 2009
MotoGP 第16戦 マレーシアGP 予選コメント



■開催日:2009年10月24日(土)予選
■開催地:マレーシア/セパン(5.548km)
■コースコンディション:ドライ
■気温34度
■路面温度51度
■PP:V・ロッシ(ヤマハ/2'00.518)




REPORT


V・ロッシが、今季6度目のポールポジションを獲得。

J・ロレンソも2番グリッドを獲得し、チームメイトのふたりが揃ってフロントロウに並ぶのは今季12回目。

ロッシは、セッション序盤からトップタイムを記録。
中盤には一時、C・ストーナーにトップを譲ったものの残り25分でまた逆転し、その後は他をまったく寄せつけなかった。

終盤はさらにタイムを更新し、2006年に自身が記録したポールポジションレコードを塗り替えた。

決勝4位以内でチャンピオンが決定する。








COMMENT



YAMAHA





V・ロッシ選手(予選1位/ 2分00秒518/21周)


「最終ラップがすごく良かったからうれしいよ!
ピットボードを見て、自分でも信じられないくらいだったんだ。
速かったとは思っていたけれど、まさかあれほどとはね!
チームのみんなと一緒に懸命に仕事に取り組み、ブリヂストン・タイヤについては手応えをつかむことができた。
これがスムースに運んだおかげで時間に余裕ができて、終盤にはポールポジションを狙っていくこともできたんだ。
このコースではフロントロウに並ぶことがとても重要だから、本当に良かったと思う。
しかも決勝用のセッティングのほうも非常にうまくいっていて、ペースも十分だよ。
つまり絶好のコンディションというわけさ!
ここの暑さは過酷だから、明日は相当、厳しい戦いになるだろう。
でも僕らには十分なアドバンテージがあるから、きっといいレースができると思う。
明日をお楽しみに!」


D・ブリビオ、チーム監督


「何という素晴らしいラップタイムなんだ!
バレンティーノはラップレコードを更新し、何としても欲しかったポールポジションをもぎとった。
チームも本当によくがんばってくれたので、その成果が、最高の場所からのスタートという形になった。
我々は今、万全の状態にあり、明日をとても楽しみにしている。
いい日になるよう、祈るばかり。」


J・ロレンソ選手(予選2位/2分01秒087/23周)


「あまりいい状態ではない。
ちょっと厳しい状況と言ってもいいかな。
コンディションは昨日とほとんど同じだが、とにかく昨日のようなグリップが感じられない。
しかもその理由が見つからないんだ。
そういうわけで期待していたような前進ができなくて、ライバルたちのペースについていくことができなかった。
これからデータを分析して、明日のウォームアップで何ができるか考えなければならない。
でもフロントロウに並べたことはとても良かったと思う。
決勝でもっと良い走りができるように、ベストを尽くすよ。」


D・ロマニョーリ、チーム監督


「最後の最後にホルヘは好タイムを記録し、フロントロウを獲得することができた。
このことがとても重要なのだ。
しかし、決勝に向けてはまだ課題があって、依然としてリアグリップの不足に悩まされている。
今はまだパーフェクトの状態とは言えず、ここを何とか改善しなければならないんだ。
チームも全力でがんばってきたが、やるべきことはまだたくさん残っている。
今晩、データを分析して何らかの改善策を見つけ、それから明日のウォームアップで試してみるつもり。」


C・エドワーズ選手(予選9位/2分02秒195/23周)

「今日のマシンの様子からすれば、その中での最速を引き出すことができたと思う。
今日は実はちょっと厳しい状況で、どうやらここまで方向性を間違っていたようだ。
いつも同じところで同じだけ遅れてしまうので、セッティングを変えてみると、ある部分が良くなるけれども他の部分を犠牲にしてしまう。
とくにマシンの切り返しがどうしてもうまくいかないんだ。
僕は本来、そこは上手くいったはずなんだけど。
このコースでは、とくに第3コーナーでいつも遅れてしまうんだよ。
でも僕の前のライダーたちも、ラップタイムではそんなに離されているわけではないから、あとはスタートが重要になる。
序盤でできるだけ前へ出て、フィリップアイランドのときみたいに引き離して行きたい。
少なくともグリッドではドビツィオーゾの前にいるから、彼より少しでもたくさんのポイントを獲れるように頑張りたい。
そうすれば最終戦のバレンシアでランキング5位を決める可能性も出てくるはず。」


J・トーズランド選手(予選16位/2分03秒528/22周)

「今回は本当に厳しい状況。
この結果は予想していなかった。
このコースはもともと、あまり相性が良いほうではないから、楽な戦いにならないことは分かっていた。
でもそれにしても、こんな結果とは思っていなかった。とくにリアタイヤのサイドグリップ不足に悩んでいて、このため自信を持ってプッシュすることができない。セッションの間にいろいろなセッティングを試し、何とかいい方向へもっていきたいと思っていたけれども結局は効果が見られなかった。
とくにコーナリング中と、スロットルの開けはじめが問題だ。
明日は暑さも敵になるだろうけれど、セッティングの面ではギャンブルも仕方がない。
グリッドがこんなに後方では難しいけれど、僕は決してあきらめない。
そしてモンスター・ヤマハ・テック3チームのために、明日もまた全力で走る。」








HONDA


ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)

「どのレースもそうだが、今回もフロントローに並べてよかった。
決勝に向けてバイクの状態はいいが、できることなら、もう少しセッティングを進めたい。
今日はレースタイヤのアベレージはよかったが、ソフトタイヤでのアタックがうまくいかなかった。
ミスをしたし、渋滞にぶつかっていくらか集中力も失った。
明日は厳しいレースになると思うが、勝利を目指してベストを尽くしたい。」


トニー・エリアス(MotoGP 6番手)


「今回はリズムよく走れたし、2列目に並ぶことができた。
しかし、トップグループに加わるにはもう少しペースを改善したい。
今回はリアのトラクションをよくするために全力を尽くした。
まだ完全ではないし、改善しなければいけない部分もある。
明日のウオームアップでさらにセットアップに集中したい。」


ランディ・デ・ピュニエ(MotoGP 8番手)


「昨日から今日にかけて、バイクのセットアップに全力を尽くした。
今年になって最も難しいレースウイークだった。
午後の予選になって、やっとペースを上げることができたが、今回はこのグリッドが精一杯だった。
路面温度が高くリアのグリップ不足を感じた。
ハイスピード区間からの減速もうまくいかなかった。
徐々によくなってきたが、ウオームアップでさらにいい状態を見つけたい。」


アレックス・デ・アンジェリス(MotoGP 10番手)


「今日の結果には満足している。
というのも、昨日は予想もしていなかったほど、タイムで遅れを取ってしまっていたが、今日はそれを大きく縮めることができた。
今回はすごい接戦だったし、2列目に並んだチームメートとわずか0.2秒しか離れていない。
明日のレースは、総合7位をキープするために全力を尽くしたい。」


アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 11番手)


「フリー走行は5番手だったのに、今回は4列目からのスタートになってしまった。
予選の結果には本当にがっかりしている。
しかし、レースタイヤでのペースは悪くないし、午後の予選でもラップタイムを改善することができた。
しかし、ソフトタイヤでのアタックがうまくいかず、ポジションを落としてしまった。
明日は厳しいレースになることは間違いないが、レースタイヤではリズムよく走れているし、あきらめずに全力を尽くしたい。」


ガボール・タルマクシ(MotoGP 17番手)


「コース中盤のT3で大きくタイムをロス。
それを最後まで解決できなかった。
データを分析して決勝までにセッティングを見い出し、ベストを尽くしたい。」


山野一彦|Repsol Honda Team 監督


「ダニは、フロントローに並ぶという目標は果たしたが、決して、順調なセッションではなかった。
もし、クリアラップが取れていたら、今日はPPを取れていたと思う。
もう少し、レースペースも上げる必要はあるが、優勝争いに加われる状態はできたと思う。
ドヴィツィオーゾは、順調にセットアップが進んでいたが、アタックがうまくいかず、4列目からレースに挑むことになった。
しいグリッドからのレースになるが、ペースは悪くないし、追い上げのレースに期待したい。」






250cc



青山博一(250cc ポールポジション)


「バイクの状態はまずまずだと思う。
今日も決勝に向けてセットアップを続けたが、最終的にかなりよくなった。
明日のレースはすごく大事な戦いになるが、気合を入れすぎないよう、今日と同じような感じで走りたい。
開幕前にも言ったけれど、とにかく、明日はチャンピオン争いを意識せず、思い切り走りたい。
日本から大勢のファンが来てくれているので、表彰台に立って、よかったと言ってもらえるようなレースにしたい。」


ラタパーク・ウィライロー(250cc 6番手)


「午前中のフリー走行では、昨日のタイムを更新できず、6番手にポジションを落としてしまったが、予選では6番手をキープすることができてよかった。
明日の決勝では、いいスタートを切ってトップグループで戦いたい。
タイから応援に来てくれるファンのためにもいいレースをしたい。
6番手は今年のベストグリッド。
今日の結果はとてもうれしい。」


ヘクトル・ファウベル(250cc 7番手)


「フリー走行でニュータイヤを2セット使ってみたが、リアサスペンションを硬くしたことでセッティングがとてもよくなったことを感じた。
しかし、セッション終盤に高速の右コーナーで転び、右腕を痛めてしまった。
バイクのダメージも大きかったが、予選に向けてスタッフが懸命に働いてくれたおかげで、とてもいいフィーリングで予選を走ることができた。
2列目に並べて、まずは目標達成。
決勝ではベストを尽くしたい。」


ラファエレ・デ・ロサ(250cc 10番手)


「アタックがうまくいかず、10番手に終わってしまったが、バイクの状態はよく、タイヤの選択も決まった。
前回オーストラリアで表彰台に立ったときに、マレーシアもうまくいくだろうかと不安になったが、明日はいいレースができるという自信ができた。」


富沢祥也(250cc 16番手)


「中盤までは順調だったのだが、アブラハムを抜こうとしたときに接触しそうになり、それを避けるためにラインを変えたことでフロントが巻き込んでしまった。
転ぶまでは10番手前後だったのだと思うのだが、最終的に16番手までポジションを落とした。
区間ベストをつなげれば8番手タイムだったので悔しい。
しかし、初めてのサーキットとしてはいい走りができた。
転倒しなければもっとよかったと思う。
チームに申し訳ない気持ちだが、明日の決勝でいい結果を残したい。」


青山周平(250cc 19番手)


「昨日から抱えているリアのトラクション不足が今日も解決せず、そのセッティングで一日が終わった感じがする。
とにかくリアの接地感が上がらず、コーナーの立ち上がりでアクセルが開けにくかった。
おまけに、キャブレターのセッティングも決まらず乗りにくかった。
原因はフィリップアイランドで使ったショートスイングアームにあるのかも知れないので、明日のウオームアップはスタンダードに戻して走ってみたい。
グリッドが悪いけれど、追い上げのレースにしたい。」









WSBK 第14戦 ポルトガル SP予選

2009-10-24 23:42:03 | Superbike 2009


スーパーバイク世界選手権

最終戦 ポルティマオ SP


ベン・スピーズが、スーパーラップを刻みポール獲得。
今期、11度目のトップグリッドとなった。

一方、芳賀はレースへ向けたセットアップを続けたが、思うようにグリップの改善が進まず10番手となる。
後方から、ライバルを追う展開となり、明日のウォーミングアップで、不利な状況を覆す策を練り直す。

これまでのセッションンでは、スピーズ、レア、ビアッジが、一貫して上位に来ており、バーン、ファブリッツィオが続く展開であった。
レースも、これらのライダーを軸に展開していくと予想される。
芳賀も、ぜひレースまでにはセットをまとめて、スピーズを逃がさない展開を期待したい。




Superpole qualifying times


1. Ben Spies USA Yamaha WSB YZF R1 1min 42.412s
2. Shane Byrne GBR Sterilgarda Ducati 1098R 1min 42.996s
3. Michel Fabrizio ITA Ducati Xerox 1098R 1min 43.015s
4. Jonathan Rea GBR HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 43.126s
5. Leon Haslam GBR Stiggy Motorsport Honda CBR1000RR 1min 43.523s
6. Max Biaggi ITA Aprilia Racing RSV-4 1min 43.526s
7. Fonsi Nieto ESP DFX Corse Ducati 1098R 1min 43.553s
8. Troy Corser AUS BMW Motorrad S1000RR 1min 44.719s

↑ SP3

9. Jakub Smrz CZE Guandalini Racing Ducati 1098R 1min 43.240s
10. Noriyuki Haga JPN Ducati Xerox 1098R 1min 43.377s
11. Sylvain Guintoli FRA Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 1min 43.406s
12. Carlos Checa ESP HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 43.461s
13. Leon Camier GBR Aprilia Racing RSV-4 1min 43.671s
14. Yukio Kagayama JPN Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 1min 43.717s
15. Makoto Tamada JPN Kawasaki SRT ZX-10R 1min 44.050s
16. Matteo Baiocco ITA Guandalini Racing Ducati 1098R 1min 45.439s

↑ SP2

17. Matthieu Lagrive FRA Althea Honda CBR1000RR 1min 44.453s
18. Broc Parkes AUS Kawasaki SRT ZX-0R 1min 44.458s
19. Ruben Xaus ESP BMW Motorrad S1000RR 1min 44.483s
20. Luca Scassa ITA Team Pedercini Kawasaki ZX-10R 1min 44.851s

↑ SP1

↓Positions 21-26 decided in Q2

21. Tom Sykes GBR Yamaha WSB YZF R1 1min 44.978s
22. David Salom ESP Team Pedercini Kawasaki ZX-10R 1min 45.153s
23. Vittorio Iannuzzo ITA SCI Honda CBR1000RR 1min 45.518s
24. Ryuichi Kiyonari JPN Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 45.676s *
25. David Checa ESP Yamaha France GMT 94 1min 46.006s
26. Roland Resch AUT TKR Switzerland Suzuki GSX-R1000 1min 46.596s

* Has withdrawn from the race weekend


WSBK 第14戦 清成、走行断念

2009-10-24 21:52:36 | Superbike 2009



中野に続いて、清成も最終戦の出走を断念することになった。

鎖骨骨折をプレートで固定しての強行出場であったが、レーシング走行が出来る状態ではなかったようだ。

最終戦を締めくくれなかった悔しさは、心情察して余りあるが、またチャンスを掴んで這い上がってきてほしい。





Crash.Netより



Injured Kiyonari withdraws from final round





清成龍一は、鎖骨骨折を押して最終戦に臨んだが、初日の走行後、2009年シーズンをやむを得ず終わらせることにした。


テンケイト・ホンダに所属する清成は、前戦のマニクールでクラッシュし右の鎖骨を骨折する重傷を負っていた。
今回、プレートで鎖骨を固定した状態で走行を始めたが、症状が思わしくなかった。

元BSBチャンピオンの彼は、失望を抱えながらシーズンを終えることを決断した。

「最終戦に出場出来なくなった事がすごく悔しです。
今シーズン、懸命に頑張ってくれたチームと、スポンサー、そしてホンダにお詫びしたいと思います。
レースには出たかったのですが、医師と相談して、走行が不可能だとの決断に至りました。
この様な形でシーズンを終了する事は非常に残念ですが、来期に万全を期する為にも肩の治療に専念していきたいと思います。」

清成は、今期はとても困難なシーズンとなりました。
昨年のデビューイヤーは、3勝を得て、今期はタイトルを争うとみられていましたが、結局、モンツァで2回表彰台に乗っただけで、マシンの熟成が困難であった事を認めている。

来期、テンケイト・ホンダは、ジョナサン・レイとマックス・ノイキルヒナーとの契約を発表しており、清成の行き先は決まっていない。
おそらく、全日本に戻るか、BSBに戻る事になるでしょう。



MotoGP : 第16戦 マレーシア 予選

2009-10-24 20:33:54 | MotoGP 2009






MotoGP 第16戦 マレーシアGP 予選


■開催日:2009年10月24日(土)予選
■開催地:マレーシア/セパン(5.548km)
■コースコンディション:ドライ
■気温34度
■路面温度51度
■PP:V・ロッシ(ヤマハ/2'00.518)


Qualifying Practice Classification



MotoGP

ロッシがPP。フィアット・ヤマハがワンツー



気温34度。路面温度51度のドライコンディション。

ロッシは、2分01秒で周回を重ねた後、唯一2分00秒台に進出。
2分00秒518の1番時計で、シーズン7度目、最高峰クラス48度目、通算58度目のトップグリッドを獲得。

ホルヘ・ロレンソは、0.569秒差の2番手。
シーズン15度目の1列目を確保。
フィアット・ヤマハが、シーズン12度目のポールポジション、6度目の1・2番グリッドを独占した。

ダニ・ペドロサとケーシー・ストーナーは、2分01秒台のリズムで走行し、3番手、4番手。

ロリス・カピロッシが5番手。

エリアス、ヘイデン、ド・プニエ、エドワーズ、デ・アンジェリスがトップ10入り。

負傷代理参戦のアレックス・エスパルガロは、13番手だった。






1 V. ROSSI ITA Fiat Yamaha Team 2'00.518
2 J. LORENZO SPA Fiat Yamaha Team + 0.569
3 D. PEDROSA SPA Repsol Honda Team + 0.736
4 C. STONER AUS Ducati Marlboro Team + 0.937
5 L. CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP + 1.198
6 T. ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini + 1.400
7 N. HAYDEN USA Ducati Marlboro Team + 1.462
8 R. DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP + 1.580
9 C. EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 + 1.677
10 A. DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini + 1.756
11 A. DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team + 1.844
12 M. KALLIO FIN Pramac Racing + 1.917
13 A. ESPARGARO SPA Pramac Racing + 2.341
14 C. VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP + 2.514
15 M. MELANDRI ITA Hayate Racing Team + 2.570
16 J. TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 + 3.010
17 G. TALMACSI HUN Scot Racing Team MotoGP + 3.356










250cc

青山、チャンピオンへロックオン


気温34度。路面温度49度のドライコンディション。

2度のフリー走行を制した青山は、昨年樹立したサーキットベストラップ(2分06秒893)を0.126秒更新。
3年連続のトップグリッドを奪取した。

後半戦に入り安定感が身についてきたジュール・クルーセルは、0.332秒差の2番手。

マイク・ディ・メリッオが、3番手。

数字的に逆転タイトルの可能性が残るランク4位のエクトル・バルベラは、0.534秒差の4番手。

ランク3位のアルバロ・バウティスタは、0.604秒差の5番手。

ラタパー・ヴィライローが、6番手。

エクトル・ファウベルが、7番手。

ランク2位のマルコ・シモンセリは、、1.149秒差の8番手。

ルティ、デ・ロサがトップ10入り。

日本勢の富沢祥也と青山周平は、16番手と19番手だった。








1 H. AOYAMA JPN Scot Racing Team 250cc 2'06.767
2 J. CLUZEL FRA Matteoni Racing + 0.332
3 M. DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team 250cc + 0.465
4 H. BARBERA SPA Pepe World Team + 0.534
5 A. BAUTISTA SPA Mapfre Aspar Team + 0.604
6 R. WILAIROT THA Thai Honda PTT SAG + 0.895
7 H. FAUBEL SPA Honda SAG + 1.061
8 M. SIMONCELLI ITA Metis Gilera + 1.149
9 T. LUTHI SWI Emmi - Caffe Latte + 1.182
10 R. DE ROSA ITA Scot Racing Team 250cc + 1.186
11 A. DEBON SPA Aeropuerto-Castello-Blusens + 1.231
12 M. PASINI ITA Paddock GP Racing Team + 1.392
13 R. LOCATELLI ITA Metis Gilera + 2.069
14 A. BALDOLINI ITA WTR San Marino Team + 2.074
15 K. ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing + 2.141
16 S. TOMIZAWA JPN CIP Moto - GP250 + 2.381
17 L. PESEK CZE Auto Kelly - CP + 2.569
18 A. PONS SPA Pepe World Team + 2.625
19 S. AOYAMA JPN Racing Team Germany + 2.887
20 B. NEMETH HUN Balatonring Team + 4.844
21 B. CHESAUX SWI Matteoni Racing + 5.174
22 V. DEBISE FRA CIP Moto - GP250 + 5.404
23 V. LEONOV RUS Viessmann Kiefer Racing + 6.046
24 I. TOTH HUN Team Toth Aprilia + 8.064


















125cc


マルケスがPP。小山は転倒


気温33度。路面温度55度のドライコンディション。

フリー走行2で2番手に進出したマルケスは、2分13秒756の1番時計を記録。
第4戦フランスGP以来となるポールポジションを獲得した。

新王者フリアン・シモンは、0.055秒差の2番手。
11戦連続14度目の1列目を獲得。

ランク2位のブラドリー・スミスは、終盤に転倒を喫したが、3番手。

ランク3位のニコラス・テロールは、サンドロ・コルテセに次ぐ5番手。

ラバット、オリベ、ウェッブ、バスケス、フォルガーがトップ10入り。

1ラップ目に転倒を喫したポル・エスパルガロと小山知良は、11番手と26番手。

中上貴昌は15番手だった。








1 M. MARQUEZ SPA Red Bull KTM Moto Sport 2'13.756
2 J. SIMON SPA Bancaja Aspar Team 125cc + 0.055
3 B. SMITH GBR Bancaja Aspar Team 125cc + 0.453
4 S. CORTESE GER Ajo Interwetten + 0.475
5 N. TEROL SPA Jack & Jones Team + 0.647
6 E. RABAT SPA Blusens Aprilia + 0.930
7 J. OLIVE SPA Derbi Racing Team + 1.060
8 D. WEBB GBR Degraaf Grand Prix + 1.164
9 E. VAZQUEZ SPA Derbi Racing Team + 1.219
10 J. FOLGER GER Ongetta Team I.S.P.A. + 1.236
11 P. ESPARGARO SPA Derbi Racing Team + 1.263
12 R. KRUMMENACHER SWI Degraaf Grand Prix + 1.463
13 A. IANNONE ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 1.526
14 L. ZANETTI ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 1.618
15 T. NAKAGAMI JPN Ongetta Team I.S.P.A. + 1.680
16 S. CORSI ITA Fontana Racing + 1.699
17 S. REDDING GBR Blusens Aprilia + 1.728
18 S. GADEA SPA Bancaja Aspar Team 125cc + 1.773
19 S. BRADL GER Viessmann Kiefer Racing + 1.777
20 L. SALOM SPA Jack & Jones Team + 2.195
21 D. AEGERTER SWI Ajo Interwetten + 2.522
22 J. ZARCO FRA WTR San Marino Team + 2.608
23 M. RANSEDER AUT CBC Corse + 2.774
24 C. BEAUBIER USA Red Bull KTM Moto Sport + 2.777
25 E. ILIAS MAL Air Asia Team Malaysia + 4.196
26 T. KOYAMA JPN Loncin Racing + 4.592
27 J. IWEMA NED Racing Team Germany + 4.816
28 J. KORNFEIL CZE Loncin Racing + 4.993
29 B. LEIGH-SMITH AUS Degraaf Grand Prix + 5.868
30 M. ZULFAHMI MAL Air Asia Team Malaysia + 5.899
31 L. MARCONI ITA CBC Corse + 6.112
32 L. VITALI ITA CBC Corse + 7.371
33 Q. JACQUET FRA Matteoni Racing + 7.392









MotoGP : 第16戦 マレーシア FP2

2009-10-24 16:42:05 | MotoGP 2009





MotoGP 第16戦 マレーシアGP FP2



■開催日:2009年10月24日(土)FP2
■開催地:マレーシア/セパン(5.548km)


Free Practice Nr. 2 Classification



MotoGP

ペドロサ浮上。ロッシ、着実にセットアップ


気温30度。路面温度36度のドライコンディション。

初日3番手のペドロサは、3度目のコースインで2分01秒台を連発。
2分01秒427の1番時計を記録した。

バレンティーノ・ロッシは、0.019秒差の2番手。

初日はフロントのチャタチングとリアのグリップ不足により、コースイン&アウトを繰り返したケーシー・ストーナーは、3番手。

初日を制したホルヘ・ロレンソまでが、4番手。

ドビツィオーソ、ヘイデン、エドワーズ、カリオ、カピロッシがトップ10入りした。







1 D. PEDROSA SPA Repsol Honda Team 2'01.427
2 V. ROSSI ITA Fiat Yamaha Team + 0.019
3 C. STONER AUS Ducati Marlboro Team + 0.058
4 J. LORENZO SPA Fiat Yamaha Team + 0.377
5 A. DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team + 0.649
6 T. ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini + 0.754
7 N. HAYDEN USA Ducati Marlboro Team + 0.989
8 C. EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 + 0.998
9 M. KALLIO FIN Pramac Racing + 1.180
10 L. CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP + 1.398
11 R. DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP + 1.566
12 C. VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP + 1.754
13 A. DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini + 1.793
14 A. ESPARGARO SPA Pramac Racing + 2.031
15 M. MELANDRI ITA Hayate Racing Team + 2.305
16 J. TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 + 2.651
17 G. TALMACSI HUN Scot Racing Team MotoGP + 3.065










250cc

青山、連続セッション制覇


気温31度。路面温度43度のドライコンディション。

フリー走行1を制した青山は、終盤に2分08秒を突破。
2分07秒160の1番時計を記録。

タイトル獲得の可能性があるエクトル・バルベラは、0.325秒差の2番手。

マルコ・シモンセリは0.567秒差の3番手。

転倒を喫したエクトル・バルベラは、1.136秒差の11番手だった。

初日7番手のマティア・パシーニは、2分07秒台に進出して、4番手に浮上。

デ・ロサ、ヴィライロー、ディ・メッリオ、ファウベル、デボン、ルーティがトップ10入り。

日本勢の富沢祥也と青山周平は、17番手と18番手だった。








1 H. AOYAMA JPN Scot Racing Team 250cc 2'07.160
2 H. BARBERA SPA Pepe World Team + 0.325
3 M. SIMONCELLI ITA Metis Gilera + 0.567
4 M. PASINI ITA Paddock GP Racing Team + 0.710
5 R. DE ROSA ITA Scot Racing Team 250cc + 0.911
6 R. WILAIROT THA Thai Honda PTT SAG + 0.926
7 M. DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team 250cc + 0.970
8 H. FAUBEL SPA Honda SAG + 1.049
9 A. DEBON SPA Aeropuerto-Castello-Blusens + 1.090
10 T. LUTHI SWI Emmi - Caffe Latte + 1.136
11 A. BAUTISTA SPA Mapfre Aspar Team + 1.387
12 L. PESEK CZE Auto Kelly - CP + 1.395
13 A. BALDOLINI ITA WTR San Marino Team + 1.430
14 J. CLUZEL FRA Matteoni Racing + 1.442
15 K. ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing + 1.635
16 R. LOCATELLI ITA Metis Gilera + 1.810
17 S. TOMIZAWA JPN CIP Moto - GP250 + 2.174
18 S. AOYAMA JPN Racing Team Germany + 2.341
19 A. PONS SPA Pepe World Team + 3.144
20 B. NEMETH HUN Balatonring Team + 3.989
21 B. CHESAUX SWI Matteoni Racing + 4.176
22 V. DEBISE FRA CIP Moto - GP250 + 4.358
23 I. TOTH HUN Team Toth Aprilia + 7.499
Out of limit time
V. LEONOV RUS Viessmann Kiefer Racing


















125cc


新チャンプに死角なし。日本勢、苦戦


気温27度。路面温度32度のドライコンディション。

初日3番手だったシモンは、終盤に2分13秒台を2連発。
2分13秒459の1番時計を記録。

フリー走行1に続き、走り込んだマルク・マルケスは、0.732秒差の2番手。

ランク2位を争うブラドリー・スミスとニコラス・テロールが、3番手と4番手。

ポル・エスパルガロまでのトップ5が2分14秒台のリズムで周回した。

ガデア、オリベ、フォルガー、コルテセ、バスケスがトップ10。

日本勢では、中上貴昌が2.259秒差の17番手。

小山知良は3.767秒差の24番手だった。









1 60 Julian SIMON SPA Bancaja Aspar Team 125cc 2'13.459 216.563
2 93 Marc MARQUEZ SPA Red Bull KTM Moto Sport 0.732
3 38 Bradley SMITH GBR Bancaja Aspar Team 125cc 0.873
4 18 Nicolas TEROL SPA Jack & Jones Team 0.935
5 44 Pol ESPARGARO SPA Derbi Racing Team 0.950
6 33 Sergio GADEA SPA Bancaja Aspar Team 125cc 0.992
7 6 Joan OLIVE SPA Derbi Racing Team 1.198
8 94 Jonas FOLGER GER Ongetta Team I.S.P.A. 1.222
9 11 Sandro CORTESE GER Ajo Interwetten 1.283
10 7 Efren VAZQUEZ SPA Derbi Racing Team 1.306
11 12 Esteve RABAT SPA Blusens Aprilia 1.623
12 29 Andrea IANNONE ITA Ongetta Team I.S.P.A. 1.804
13 17 Stefan BRADL GER Viessmann Kiefer Racing 1.963
14 35 Randy KRUMMENACHER SWI Degraaf Grand Prix 1.978
15 99 Danny WEBB GBR Degraaf Grand Prix A 1.987
16 24 Simone CORSI ITA Fontana Racing 2.252
17 73 Takaaki NAKAGAMI JPN Ongetta Team I.S.P.A. 2.259
18 77 Dominique AEGERTER SWI Ajo Interwetten 2.377
19 8 Lorenzo ZANETTI ITA Ongetta Team I.S.P.A. 2.386
20 14 Johann ZARCO FRA WTR San Marino Team 2.466
21 45 Scott REDDING GBR Blusens Aprilia 2.585
22 16 Cameron BEAUBIER USA Red Bull KTM Moto Sport 3.322
23 39 Luis SALOM SPA Jack & Jones Team 3.639
24 71 Tomoyoshi KOYAMA JPN Loncin Racing 3.767
25 88 Michael RANSEDER AUT CBC Corse 3.903
26 21 Jakub KORNFEIL CZE Loncin Racing 5.197
27 28 Elly ILIAS MAL Air Asia Team Malaysia 5.336
28 53 Jasper IWEMA NED Racing Team Germany 6.060
29 23 Muhammad ZULFAHMI MAL Air Asia Team Malaysia 6.426
30 87 Luca MARCONI ITA CBC Corse 6.602
31 47 Blake LEIGH-SMITH AUS Degraaf Grand Prix 7.364
32 10 Luca VITALI ITA CBC Corse 7.692
Out of limit time
19 Quentin JACQUET FRA Matteoni Racing





MotoGP : 最高峰に新規参入

2009-10-24 09:48:23 | MotoGP 2009







来シーズンから新たにMotoGPクラスに参入するマシンが現れた。

スペインのマニュファクチャラーで、INMOTECである。

このチームは、スペイン選手権に参戦しているチームで、カワサキZX-10Rを走らせている。

元GPライダーであるイヴァン・シルバのライディングでテストが始められた。

シルバは、ライディングの感想をパワーがあり、非常に乗りやすいと、述べている。

正式発表は、バレンシアGPの場になるようだ。


MotoGP : 第16戦 マレーシア FP1 コメント

2009-10-24 09:17:32 | MotoGP 2009

MotoGP 第16戦 マレーシアGP FP1コメント



■開催日:2009年10月23日(金)フリー走行1
■開催地:マレーシア/セパン(5.548 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:31度
■路面温度:46度





REPORT

J・ロレンソがトップタイムをマーク。
チームメイトのV・ロッシは4位となった。
セッション前半はロッシとロレンソがトップと2位をキープ。
ふたりとも走行開始後すぐにリズムをつかみ、順調ぶりをアピールした。
残り10分となった時点でC・ストーナーが一時トップに立ったが、ロレンソはその後さらにタイムを更新してトップを奪い、そのままセッション終了。
2位のストーナーとの差は0.064秒。
一方のロッシは、ロレンソから0.684秒遅れて4位に留まった。









COMMENT



YAMAHA




J・ロレンソ選手(フリー走行1番手/2分02秒180/23周)

「今日は初めからフィーリングが良く、かなり積極的に行けたんだ。
先週のことがあったから今はほっとしている。
うれしいよ!
ここはとても暑くて走るのも大変だけれど、まぁ何とか大丈夫。
ただ先週の日曜日に怪我をした指が、ちょっとまだ痛いんだ。
それほどひどいわけではないけど、切り傷がちょうど関節のところだから、ブレーキングでそこを曲げると痛みがある。
でも前にも言ったように、もっとひどい事になっていたって不思議はなかったんだから、これだけの怪我ですんだのはラッキー。
いくら暑くても、このコースを走るのは大好き。
マシンもとても好調なので、きっといい週末になると思う。」


D・ロマニョーリ、チーム監督

「調子はいい。ウイーク初日としては、前回のフィリップアイランドを除く、これまでのすべてのセッションと同様に、順調だと言っていいだろう。
今日はホルヘの身体の状態をチェックするいい機会でもあったわけだが、幸い、そう悪くはなさそうだったので、タイヤをすべて試してたくさんのデータを収集できた。
これを生かして明日以降、さらにセッティングの精度をあげていきたいと考えている。」


V・ロッシ選手(フリー走行4番手/2分02秒864/23周)

「順位は良くなかったけれど、今日の走りには満足だ。
今日はおもに古いタイヤを使って、スライドしたときのマシンの挙動を確認することに集中した。
このことは、このコースでとくに重要なんだ。
僕のペースはとても安定していたし、明日はさらに一歩前へ進めると確信できた。
今回、ブリヂストンのタイヤもとても良さそうで、こんな暑さのなかで、しかもコースが少し汚れているにもかかわらず好調に走ってくれた。
ただグリップはもう少し欲しいところなので、明日の午前中のセッションでマシンのセッティングをいろいろ試してみたい。
そして予選ではフロントロウ獲得を狙いたいんだ。
決勝はきっととても厳しいものになるだろうから、その前の準備がとても重要。
それともうひとつ、水分をたくさん摂ること!だってここは本当に暑いんだから。」


D・ブリビオ、チーム監督

「今日はできるだけ多くのデータを収集することを第一の目的としていた。
明日とあさって、何が重要になるかを知るために、たくさんの異なるセッティングを試したんだ。
その中でセッション前半は速かったが、後半はあまり伸びなかった。
そして他のライダーたちがタイムを上げていったために結果的にこういうことになった。
でもデータは豊富に収集できたので、これを形にしてペースを上げていくことにつなげていきたい。」


C・エドワーズ選手(フリー走行9番手/2分03秒739/22周)

「フィーリングはとても良かった。
でも、正直に言うと僕は全力でハードに攻めていったけれど、マシンのほうはあまり速く走ってくれなかった。
このコースはレースやテストで何度も走っているから知り尽くしていて、どの場所でどのようなことが起こるかも分かっている。
だからこのコースにぴったりのギア比に設定したけれど、明日はそれを変更しなければならないようだ。
というのもストレートを駆け下りるところで十分なスピードが出ていない。
そのため、次のブレーキングをいつもよりかなり遅らせているからなんだ。
このような状態でタイムを上げていこうと思ったらコーナリングを速くしなければならないが、そうするとタイヤを早く消耗してしまうんだ。
これからチームのスタッフとしっかり話し合って解決策を見つけていきたい。
自信はあるよ。」


J・トーズランド選手(フリー走行15番手/2分05秒218/20周)

「非常に厳しいスタートになった。
でもそれは初めから分かっていたことなんだ。
今日は古いエンジンを使っていて、これが走りに大きく影響してしまったからね。
明日以降は新しいエンジンが入るので、もう少しいい感じで走れるはずだし順位も上がってくると思う。
今日はおもにタイヤのサイドグリップの不足でペースを上げることができなかった。
加速での遅れを埋め合わせるためにコーナーリングスピードを上げていったから、リアタイヤが早く消耗してしまったんだ。
でも今日の走行でたくさんのデータを得ることができたので、これを分析していいアイディアが出れば、明日はきっともっと良い状態で臨めると思う。」









HONDA


ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)

「今日は決勝に向けて、ベースセッティングが決まったし、いいスタートが切れた。
予想通り、すごく暑い一日となり、少しだけ暑さに順応することができた。
決勝までには完全に暑さになれることができると思う。
今日は路面が汚れていて滑りやすかった。
しかし、セパンの初日はいつもこんな感じだし、決勝日に向けてどんどんグリップが上がっていくと思う。
このサーキットは、どのチームもテストしているので、初日からすごい接戦になっている。
トップから0.5秒遅れているが、まだ改善できるポイントはあるし、心配はしていない。
ブレーキングの安定性もよくしたい。」



アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 5番手)

「このサーキットは大好きだし、今日はとても気持ちよく乗ることができた。
スタートからフィーリングはよかったし、セッションを通じてセットアップに全力を尽くした。
セパンでもっとも大事なのは、決勝でタイヤのパフォーマンスをキープすること。
このセッティングにも明日は取り組まなければならない。
今日は暑さだけでなく湿度も高かった。
おまけにエンジンの熱もライダーは受けるのでそれにも対処しなければならない。
明日の予選は好グリッドを獲得して、トップグループでレースを戦えるようにしたい。」



トニー・エリアス(MotoGP 7番手)


「7番手といいスタートが切れた。
このサーキットが好きだし、暑いのも嫌いではない。
前戦フィリップアイランドに比べれば、タイヤのパフォーマンスもしっかりと発揮することができた。
しかし、ここはタイヤのグリップをキープするのが厳しいサーキットなので、それを助けるセッティングに集中しなければならない。
とにかく、いい状態で今大会を始めることができた。」




山野一彦|Repsol Honda Team 監督

「両選手ともに大きな混乱もなく、初日のフリー走行を終えることができた。
トップとのタイム差はあるが、悪くないスタートだった。
前戦オーストラリアが終わった後、両選手、そしてスタッフを交えて、今大会への取り組みの方法を話し合った。
そのミーティングが生きる一日だった。
今回はマシンに大きな仕様変更もなく、決勝に向けてシミュレーションしながら、勝てるバイクに仕上げていきたい。
前戦オーストラリアでは、両選手ともに体調に問題を抱えていたが、今回はコンディションもいいので不安要素もない。
ここからの残り2戦。
ベストリザルトとなる勝利を狙っていきたい。」


250cc

青山博一(250cc 1番手)

「厳しいスタートだった。
今日はセッション中盤までエンジンのセッティングに戸惑い、タイヤのグリップもいまいちよくなくて、タイムを伸ばせなかった。
明日は、今日の課題を早急に解決して、万全の状態にしたい。
思うようにタイムは伸びなかったが、セッションを通じて、単独で走ることが多かった。
それでトップタイムを出せた点はよかったと思う。
今日はトップタイムだったけれど、内容としては、それほど喜べるものではない。
明日は安定したタイムを出せるようにしなければならない。」



ラタパーク・ウィライロー(250cc 3番手)

「シーズンを通じてバイクの状態はいいが、今回は一段と調子がよかった。
コーナーリングもスムーズで、立ち上がりでもいい感じでアクセルを開けられた。
今日は調子がよかったこともあって、セッション序盤にタイヤのいい部分を使い切ってしまったが、タイヤを交換しないで周回を重ねた。
3番手だがトップとの差もほとんどなくて、大きな自信になった。
気温と路面温度が高くタイヤの消耗が激しいので、タイヤを温存できるようなセッティングにしなければならない。」



青山周平(250cc 16番手)

「今日は気温が高くてエンジンに厳しかった。
水温が高かったことで中速から高速域でエンジンの伸びもなかった。
カウルに穴を開けるなど、暑さ対策をして挑んだ。
今日は車体のセットアップも決まらず、リアのグリップ不足に苦しんだ。
今日の時点では、なかなかタイムの稼ぎどころがなく辛かったが、明日はいい状態になるようにチーム全員でベストを尽くしたい。」


富沢祥也(250cc 18番手)

「1時間のセッションを必死に走った。
フィリップアイランドは難しいサーキットだったが、ここは走りやすくておもしろかった。
初日としてはかなりコースに慣れることができた。
いろんなライダーについていって少しずつ攻略することもできた。
あと2秒は短縮しなければならないし、それを果たすためにどうすればいいのか考えている。」








WSBK 第14戦 ポルトガル FP1 & 予選1

2009-10-24 00:41:51 | Superbike 2009


スーパーバイク世界選手権

最終戦 ポルティマオ FP1 & 予選1



Free practice times

1. Jakub Smrz CZE Guandalini Racing Ducati 1098R 1min 44.855s
2. Noriyuki Haga JPN Ducati Xerox 1098R 1min 44.934s
3. Yukio Kagayama JPN Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 1min 44.976s

4. Broc Parkes AUS Kawasaki SRT ZX-0R 1min 45.006s
5. Leon Haslam GBR Stiggy Motorsport Honda CBR1000RR 1min 45.078s
6. Carlos Checa ESP HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 45.101s
7. Ben Spies USA Yamaha WSB YZF R1 1min 45.118s
8. Michel Fabrizio ITA Ducati Xerox 1098R 1min 45.165s
9. Jonathan Rea GBR HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 45.198s
10. Fonsi Nieto ESP DFX Corse Ducati 1098R 1min 45.400s
11. Shane Byrne GBR Sterilgarda Ducati 1098R 1min 45.475s
12. Troy Corser AUS BMW Motorrad S1000RR 1min 45.660s
13. Max Biaggi ITA Aprilia Racing RSV-4 1min 45.769s
14. Ryuichi Kiyonari JPN Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 45.796s
15. Matthieu Lagrive FRA Althea Honda CBR1000RR 1min 45.994s
16. Tom Sykes GBR Yamaha WSB YZF R1 1min 46.171s
17. Leon Camier GBR Aprilia Racing RSV-4 1min 46.183s
18. Luca Scassa ITA Team Pedercini Kawasaki ZX-10R 1min 46.351s
19. Makoto Tamada JPN Kawasaki SRT ZX-10R 1min 46.492s
20. Ruben Xaus ESP BMW Motorrad S1000RR 1min 46.633s
21. David Salom ESP Team Pedercini Kawasaki ZX-10R 1min 47.080s
22. Sylvain Guintoli FRA Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 1min 47.132s
23. Matteo Baiocco ITA Guandalini Racing Ducati 1098R 1min 47.257s
24. Vittorio Iannuzzo ITA SCI Honda CBR1000RR 1min 47.697s
25. David Checa ESP Yamaha France GMT 94 1min 47.890s
26. Roland Resch AUT TKR Switzerland Suzuki GSX-R1000 1min 49.494s








Qualifying times (1)


1. Jonathan Rea GBR HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 43.786s
2. Jakub Smrz CZE Guandalini Racing Ducati 1098R 1min 43.866s
3. Ben Spies USA Yamaha WSB YZF R1 1min 43.870s
4. Carlos Checa ESP HANNspree Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 43.945s
5. Shane Byrne GBR Sterilgarda Ducati 1098R 1min 43.947s
6. Fonsi Nieto ESP DFX Corse Ducati 1098R 1min 44.005s
7. Michel Fabrizio ITA Ducati Xerox 1098R 1min 44.154s
8. Max Biaggi ITA Aprilia Racing RSV-4 1min 44.210s
9. Noriyuki Haga JPN Ducati Xerox 1098R 1min 44.254s
10. Leon Haslam GBR Stiggy Motorsport Honda CBR1000RR 1min 44.324s
11. Yukio Kagayama JPN Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 1min 44.674s
12. Ruben Xaus ESP BMW Motorrad S1000RR 1min 44.822s
13. Troy Corser AUS BMW Motorrad S1000RR 1min 44.830s
14. Broc Parkes AUS Kawasaki SRT ZX-0R 1min 44.963s
15. Makoto Tamada JPN Kawasaki SRT ZX-10R 1min 44.977s
16. Luca Scassa ITA Team Pedercini Kawasaki ZX-10R 1min 45.077s
17. Matthieu Lagrive FRA Althea Honda CBR1000RR 1min 45.133s
18. Tom Sykes GBR Yamaha WSB YZF R1 1min 45.239s
19. Leon Camier GBR Aprilia Racing RSV-4 1min 45.333s
19. Matteo Baiocco ITA Guandalini Racing Ducati 1098R 1min 45.345s
20. David Salom ESP Team Pedercini Kawasaki ZX-10R 1min 45.390s
21. Sylvain Guintoli FRA Alstare Suzuki GSX-R 1000K9 1min 45.508s
22. Ryuichi Kiyonari JPN Ten Kate Honda CBR1000RR 1min 45.676s
23. Vittorio Iannuzzo ITA SCI Honda CBR1000RR 1min 46.512s
25. David Checa ESP Yamaha France GMT 94 1min 46.775s
26. Roland Resch AUT TKR Switzerland Suzuki GSX-R1000 1min 47.961s




MotoGP : 第16戦 マレーシア FP1

2009-10-23 21:26:30 | MotoGP 2009




MotoGP 第16戦 マレーシアGP FP1



■開催日:2009年10月23日(金)フリー走行1
■開催地:マレーシア/セパン(5.548 km)

Free Practice Nr. 1 Classification



MotoGP

気温31度。路面温度46度のドライコンディション.

ランク2位のロレンソは、最多23ラップを周回。
2分02秒180の1番時計を記録。

2月の合同テストを制したケーシー・ストーナーは、最少17ラップを走行。
0.064秒差の2番手。

2年連続ポールシッター、ダニ・ペドロサ、3度目のタイトル獲得を狙うバレンティーノ・ロッシまでが、2分02秒台を記録。

ドビツィオーソ、カピロッシ、エリアス、ヘイデン、バーミューレンが続いた。





1 J. LORENZO SPA Fiat Yamaha Team 2'02.180
2 C. STONER AUS Ducati Marlboro Team + 0.064
3 D. PEDROSA SPA Repsol Honda Team + 0.578
4 V. ROSSI ITA Fiat Yamaha Team + 0.684
5 A. DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team + 0.962
6 L. CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP + 1.073
7 T. ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini + 1.114
8 N. HAYDEN USA Ducati Marlboro Team + 1.246
9 C. EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 + 1.559
10 C. VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP + 1.583
11 M. KALLIO FIN Pramac Racing + 1.605
12 A. DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini + 1.862
13 M. MELANDRI ITA Hayate Racing Team + 2.094
14 R. DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP + 2.484
15 J. TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 + 3.038
16 G. TALMACSI HUN Scot Racing Team MotoGP + 3.109
17 A. ESPARGARO SPA Pramac Racing + 3.156










250cc


気温32度。路面温度46度のドライコンディション.

ポイントリーダーの青山は、最終ラップに2分07秒875の1番時計。

アレックス・デボンは0.013秒差の2番手。

ラタパー・ヴィライローは0.052秒差の3番手。

マイク・ディ・メッリオは0.096秒差で4番手。

ランク3位のアルバロ・バウティスタは、0.284秒差の5番手。

チームとの契約問題が生じたエクトル・バルベラは、セッション途中から走行を開始し、6番手。

パシーニ、ペセック、デ・ロサが続き、ランク2位のマルコ・シモンセリは10番手だった。

日本勢の青山周平と富沢祥也は、16番手と18番手。

前戦レース中にハードクラッシュを喫したロベルト・ロカテリは、セッションに参加。17番手だった。








1 H. AOYAMA JPN Scot Racing Team 250cc 2'07.875
2 A. DEBON SPA Aeropuerto-Castello-Blusens + 0.013
3 R. WILAIROT THA Thai Honda PTT SAG + 0.052
4 M. DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team 250cc + 0.098
5 A. BAUTISTA SPA Mapfre Aspar Team + 0.284
6 H. BARBERA SPA Pepe World Team + 0.410
7 M. PASINI ITA Paddock GP Racing Team + 0.888
8 L. PESEK CZE Auto Kelly - CP + 0.977
9 R. DE ROSA ITA Scot Racing Team 250cc + 1.245
10 M. SIMONCELLI ITA Metis Gilera + 1.262
11 T. LUTHI SWI Emmi - Caffe Latte + 1.284
12 H. FAUBEL SPA Honda SAG + 1.334
13 J. CLUZEL FRA Matteoni Racing + 1.760
14 A. BALDOLINI ITA WTR San Marino Team + 1.929
15 K. ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing + 1.941
16 S. AOYAMA JPN Racing Team Germany + 1.983
17 R. LOCATELLI ITA Metis Gilera + 2.126
18 S. TOMIZAWA JPN CIP Moto - GP250 + 2.197
19 A. PONS SPA Pepe World Team + 4.737
20 V. DEBISE FRA CIP Moto - GP250 + 5.044
21 V. LEONOV RUS Viessmann Kiefer Racing + 5.284
22 B. CHESAUX SWI Matteoni Racing + 5.390
23 B. NEMETH HUN Balatonring Team + 5.539
24 I. TOTH HUN Team Toth Aprilia + 6.241

















125cc


気温37度。路面温度49度のドライコンディション。

サーキットレコードから約3秒以上遅いペースでセッションが展開。

英国人としてはバーリー・シーン以来となるランク2位を狙うスミスが、最終ラップに2分14秒895の1番時計を記録した。

昨年初挑戦となった同舞台で、初日にタイヤとカウルに足が挟まれるアクシデントに見舞われ、欠場を強いられたマルク・マルケスは、最多の21ラップを走行。
最終ラップに0.200秒差の2番手に浮上。

新王者フリン・シモンは、セッション中に電子系のトラブルに見舞われたが、3番手。

テロール、フォルガー、コルテセ、オリベ、コルシ、ラバット、エスパルガロがトップ10入り。

日本勢では、中上貴昌が1.827秒差の13番手。

小山知良は2.990秒差の23番手だった。










1 B. SMITH GBR Bancaja Aspar Team 125cc 2'14.895
2 M. MARQUEZ SPA Red Bull KTM Moto Sport + 0.200
3 J. SIMON SPA Bancaja Aspar Team 125cc + 0.306
4 N. TEROL SPA Jack & Jones Team + 0.625
5 J. FOLGER GER Ongetta Team I.S.P.A. + 0.851
6 S. CORTESE GER Ajo Interwetten + 0.858
7 J. OLIVE SPA Derbi Racing Team + 0.946
8 S. CORSI ITA Fontana Racing + 1.231
9 E. RABAT SPA Blusens Aprilia + 1.291
10 P. ESPARGARO SPA Derbi Racing Team + 1.411
11 A. IANNONE ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 1.510
12 S. REDDING GBR Blusens Aprilia + 1.561
13 T. NAKAGAMI JPN Ongetta Team I.S.P.A. + 1.827
14 S. BRADL GER Viessmann Kiefer Racing + 1.958
15 S. GADEA SPA Bancaja Aspar Team 125cc + 1.969
16 D. AEGERTER SWI Ajo Interwetten + 2.007
17 E. VAZQUEZ SPA Derbi Racing Team + 2.240
18 L. ZANETTI ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 2.565
19 R. KRUMMENACHER SWI Degraaf Grand Prix + 2.687
20 L. SALOM SPA Jack & Jones Team + 2.738
21 J. ZARCO FRA WTR San Marino Team + 2.881
22 D. WEBB GBR Degraaf Grand Prix + 2.920
23 T. KOYAMA JPN Loncin Racing + 2.990
24 E. ILIAS MAL Air Asia Team Malaysia + 3.758
25 C. BEAUBIER USA Red Bull KTM Moto Sport + 4.249
26 M. RANSEDER AUT CBC Corse + 4.619
27 J. IWEMA NED Racing Team Germany + 4.946
28 J. KORNFEIL CZE Loncin Racing + 5.905
29 M. ZULFAHMI MAL Air Asia Team Malaysia + 7.299
30 B. LEIGH-SMITH AUS Degraaf Grand Prix + 7.926
31 L. MARCONI ITA CBC Corse + 8.157
32 L. VITALI ITA CBC Corse + 9.034
Out of limit time
Q. JACQUET FRA Matteoni Racing







MotoGP : 第16戦 マレーシア プレビュー

2009-10-23 18:34:55 | MotoGP 2009



MotoGP 第16戦 マレーシアGP



■開催日:2009年10月23日(金)1日目フリー走行、24日(土)予選、25日(日)決勝

■開催地:マレーシア/セパン


CIRCUIT DATA


■開設:1998年

■コース長:5.542km

■サーキットレコードラップ:2分02秒108(2007年:C・ストーナー)

■サーキットベストラップ:2分00秒605(2006年:V・ロッシ)

■2008年の優勝者:

[MotoGP] V.ロッシ(ヤマハ) 43:06.007
[250cc] A.バウティスタ(アプリリア) 42:56.428
[125cc] G.タルマクシ(アプリリア) 43:00.716



■セパン


赤道直下、クアラルンプール国際空港のすぐ近くにあるサーキット。
最初からF1開催を意識し、コース幅も広く付帯設備も立派な近代的なコース。
1998年に造られ1999年からGPが開催されている。
オフシーズンには、テストの場として、毎年合同テストが開催されてる。
現在、F1とMotoGPが開催されるサーキットは、カタルーニャとこのセパンの2ヶ所だけ。

■観光(クアラルンプール周辺)

ペトロナスツインタワー(452m)の展望台は無料だが、混雑期は整理券が必要。(時間毎に定員がある)
入場は、9時からだが、8時30分前には並んでおいた方が良い。(朝一の方が待ち時間少ない)(注:月曜休)

KLタワー(421m)は、世界で4番目に高いテレビ塔。
有料:20リンギット (1リンギット:27円)

モスク
マスジット・ジャメ(旧モスク)を始め、各地に美しいモスクが点在している。

王宮(イスタナ・ネガラ)
南国の花や緑に囲まれた、金色の屋根を持つ白い王宮。

バツー洞窟
マレーシア随一のヒンズー教の聖地。
巨大な洞窟群の中に寺院が置かれている。

買い物
セントラル・パークか、チャイナタウンがお勧め。











■その他

政治
マレーシアは立憲君主制で国王がいます。
マレーシア13州の内、9州にサルタン(首長)がおり、このサルタンの中から5年に1回、次の国王(アゴン)を選出します。
任期は5年間となっている。


経済
マハティール前首相が、推し進めた工業化が成功し、成長著しい事で、「東南アジアの優等生」とも言われている。
国民の6割が中進国以上の所得を持つに至った。
特に日本とは、マハティール前首相が進めたルックイースト政策により、人的、経済的にも密接な関係を築いている。


民族
マレー系(約65%)、中華系(約25%)、インド系(約7%)

言語
公用語はマレー語。
それぞれの民族ごとに母語が異なっている。
クアラルンプールでは、英語がほぼ通用する。

宗教
イスラム教が国教となっているが、民族によって仏教、ヒンズー教、キリスト教の信者もいる。










■特徴


1周5.548kmのコースは、GPの中で最も距離の長いコース。
そして、16メートルもの最大コース幅はMotoGPコースのなかでも最も広い。
MotoGPでの平均速度は164km/hと中速コースです。

約900mの2本のストレートがあり、右:10、左:5の合計15のコーナーからなっている。
タイトなヘアピンに続いて高速コーナーや回り込むコーナーが連続し、熱帯特有の高温多湿の中でマシンを何度も切り返す過酷なレースを強いられる。
2本のストレート部分では、加減速が重要となる。

高温多湿の気候は、ライダーには当然だが、マシン、タイヤへの負担が非常に大きく、厳しいレースが予想される。

ライダー、マシン、タイヤの消耗度をいかに抑えて、バックストレートから最終コーナーへの進入で勝負できるかがカギとなる。
マシンのセッティングについては全体のバランスと安定性が厳しく要求される。







■パッシングポイント

1コーナー、4コーナー、最終コーナー入り口。






■タイヤ

路面のグリップは悪くないが、高温多湿で路面温度は50℃を超えるので、グリップ、グリップ耐久性に厳しいコースだ。
通常であれば、かなりハードなコンパウンドが必要となってくるが、曇りの場合、それ程路面温度は上らないので、路面温度の幅があり、グリップと摩耗、耐久性を取るのが難しい。
回り込んだコーナーも多く、エッジグリップと、ブレーキング、トラクションのグリップと耐久性も重要。



ブリジストン持ち込みタイヤ

リア : ミディアム  と  ハード・コンパウンド

フロント : ハード  と  エクストラハード・コンパウンド

ウェットタイヤ : フロント、リア共  ハードスペック





■天気


        







■タイムスケジュール(日本時間)


Friday, 23 October 2009

125 FP1 13:40 - 14:40
MotoGP FP1 14:55 - 15:55
250 FP1 16:10 - 17:10


Saturday, 24 October 2009

125 FP2 10:00 - 10:40
MotoGP FP2 10:55 - 11:55
250 FP2 12:10 - 13:10

125 QP 14:00 - 14:40
MotoGP QP 14:55 - 15:55
250 QP 16:10 - 16:55


Sunday, 25 October 2009

125 WUP 10:40 - 11:00
250 WUP 11:10 - 11:30
MotoGP WUP 11:40 - 12:00

125 RAC 13:00
250 RAC 14:15
MotoGP RAC 16:00


Local Time Zone: GMT +8 hours








■TVオンエア情報

G+SPORTS & NEWS

予選
10月24日(土) 23:00~24:15
10月25日(日) 7:00~8:15

決勝
10月25日(日) 12:45~17:30[生放送]
10月27日(火) 17:00~21:15
10月31日(土) 17:00~21:15


※放送日時、内容は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください









昨年のリザルト


1 :  V・ロッシ
2 :  D・ペドロサ
3 :  A・ドビチオーゾ
4 :  N・ヘイデン
5 :  中野 真矢
6 :  C・ストーナー








COMMENT


YAMAHA


V・ロッシ

「フィリップアイランドは、ポイントの面で思いがけないプレゼントのようなもの。
そして今、フィリップアイランドと同様に大好きなコースのセパンで最初の‘マッチポイント'を迎えようとしている。
レースではもちろん、どんなことでも起り得る。
でもこのコースは僕との相性がとても良くて、ヤマハのマシンもいつも順調に走ってくれるから、チャンスは十分にあると思っているんだ。
チームはいつも素晴らしい仕事をしてくれているから、それと同じことを今回もやっていけば、きっといい結果が出るだろう。
とは言っても戦いは依然として厳しくて、みんなが集中力とモチベーションを持って志気を高めているから、一瞬も気を抜くことなどできない。
今はそういう時期なんだ。
今回の僕らの一番の目標は、タイトルに少しでも近づくこと。
そのためにできることをすべてやって、あとは日曜日の結果を待つだけ。」



D・ブリビオ、ロッシ・チーム監督

「チャンピオンシップもいよいよ最終段階に入った。
そしてこのセパンが、我々にとってはおそらく最も重要なレースになるだろう。
前回のフィリップアイランドからわずか数日しか経っていないが、水曜日にはもう集中力を取り戻して全力で攻めていかなければならない。
目標はもちろん、タイトル獲得のためにベストを尽くすことだ。
現時点で38ポイントのリードがあるが、作戦は前回のオーストラリアと同じ。
つまり片方の目でタイトルを、もう片方の目で優勝を狙っていくということだ。
誰にとっても最高にエキサイティングな週末になると思う。」



J・ロレンソ

「前回のオーストラリアは残念な結果になったので、すぐにまた次のレースのチャンスが巡ってくることは大歓迎。
怪我はなかったから、万全の状態でレースに臨むことができるよ。
今はもう、チャンピオンのことは考えていない。
目標はランキング2位を獲得することなんだ。
MotoGPデビューからたった2年でランキング2位になれれば、すでに十分に素晴らしいことだし、実際にそれを達成したなら心から喜べると思うよ。
セパンは大好きなコースで、テストでもたくさん走っているからよくわかっている。
レースでの成績もいくつかいい思い出が残っていて、とくに2007年には、ここで250ccクラスのタイトルを決めることができたんだ。
今回はチームも僕も、とにかく順調にウイークを進めていくことを目指していて、最終目標達成のためにできるだけ多くのポイントを獲りたいと思っている。」



D・ロマニョーリ、ロレンゾ・チーム監督

「今回、最も重要なことは、前回のオーストラリアでの残念な結果を克服して、良い状態で戦いに復帰するということだ。
ここセパンでは昨年の冬のテストでいい走りができているので、今回もきっと順調に進めることができるはず。
そしてそれを目指して、チーム一丸となって挑むだけだ。
あと残り2戦となった今、ホルヘのランキング2位獲得を確実にすることがチームの最大の目標。みんなが全力を尽くすことで、今シーズンを最も良い形でしめくくることができるだろう。」







HONDA


ダニ・ペドロサ(MotoGP ランキング4位)

「セパンはすごくいいサーキットで、いつも楽しみにしている。
125ccと250ccで優勝しているし、MotoGPでも優勝したい。
しかし、この数戦のライバルたちの速さをよく知っているので、そう簡単ではないし、厳しい戦いになることは間違いない。
ケーシー(ストーナー、ドゥカティ)との総合3位争いもし烈になっているし、優勝を目指したい。
セパンは湿度が高くて体力的に厳しいサーキット。
先週のフィリップアイランドとはあまりにも対照的なコンディションとなるが、決勝に向けて万全な状態を作り出すために、初日のフリー走行からベストを尽くしたい。」



アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP ランキング5位)

「セパンは大好きなサーキット。
これまでもいい思い出がたくさんある。
昨年の大会では、MotoGPクラスで初めて表彰台に立つことができた。
今大会もいいレースができると確信している。
先週のオーストラリアGPでは、最終的にバイクのフィーリングがとてもよくなったので、今回は初日のフリー走行から気持ちよく走りたい。
オーストラリアはグリッドの悪さが決勝に影響した。
トップグループで戦うためにもいいグリッドを得なければならない。
セパンはコース幅が広く高速区間の安全性も高い。
MotoGPクラスにとってはすばらしいサーキットだ。」



アレックス・デ・アンジェリス(MotoGP ランキング7位)

「高速コーナーが多かった先週のフィリップアイランドに比べて、セパンは、今シーズン最も苦手としてきたヘアピンやスローコーナーが多い。
これまでのデータからいえば苦手なサーキットになるが、バイクの状態はよく、どんな走りができるのか、楽しみにしている。
大接戦のランキング争いでも7位にいる。
この激しい戦いも楽しみにしている。」


ランディ・デ・ピュニエ(MotoGP ランキング8位)

「先週のオーストラリアGPとセパンは、あまりにも対照的なサーキットになる。
フィリップアイランドは最高気温が16℃だったけれど、セパンは35℃まで上がると思う。
タイヤにもバイクにも厳しいサーキットになるし、すべてのフィーリングが変わることになる。
金曜日、土曜日のセッションがとても重要になる。
フィリップアイランドでは、ドヴィツィオーゾ、カリオ(ドゥカティ)、メランドリ(カワサキ)とすばらしい戦いができた。
今週はもっといいレースになることを期待している。」



トニー・エリアス(MotoGP ランキング11位)


「先週のフィリップアイランドは、リアのトラクション不足に苦しんだ。
厳しい戦いになることは予想できていたし、その通りの展開となった。
しかし、セパンはテストもこなしているしデータもあるので、心配はない。
ランキング7位争いが接戦になっている。
残り2戦で7番手に浮上できるようにベストを尽くしたい。」


ガボール・タルマクシ(MotoGP ランキング17位)

「セパンは125cc時代に2度優勝している大好きなサーキット。
今週はいいリザルトを残したいし、そのために先週のオーストラリアGPのデータを徹底的に分析した。
先週のレースは大きな自信になった。
セパンは暑いけれど、いいセッティングを見つけられたら、何も問題はない。」




250cc


青山博一(250cc ランキング1位)

「先週のフィリップアイランドは厳しい戦いになった。
ライバルにポイントを詰められ、タイトル争いも厳しくなったが、今回もベストを尽くすだけ。
マレーシアは得意なコース。
昨年もPPを獲得して2位表彰台に立っているので、今年もいい結果を残したい。
アプリリア、ジレラ勢との戦いは、ますます厳しくなると思う。
とにかく、ベストを尽くしたい。」




ラファエレ・デ・ロサ(250cc ランキング6位)

「先週はすばらしいレースになった。
気持ちよくマレーシアに移動することができたし、今週もいいレースにしたい。
正直、これまではセパンはあまり好きなサーキットではなかったが、大会が終わったときには好きになっていると思う。」


ヘクトル・ファウベル(250cc ランキング8位)

「チャンピオンシップは厳しさを増しているし、トップ10を狙うためにも、ここからの2戦がとても重要になる。
ここは気温が高いレースでエンジンにも厳しい。
ベストな状態で戦えるように全力を尽くしたい。」



ラタパーク・ウィライロー(250cc ランキング14位)

「自分にとってこの大会がホームGPになる。
タイからは、家族はもちろん、大勢の友人たちが応援に来てくれる。
いままでと同じようにベストを尽くし、チェッカーを受けることが目標になることに変わりはないが、フランスGPの5位をしのぐリザルトを目標に戦いたい。」



富沢祥也(250cc ランキング17位)

「セパンを訪れるのは初めてになるが、このサーキットはMotoGPクラスのテストが多く、情報もたくさんあるので、実際に走ってみたらどんなサーキットなのか、すごく楽しみにしていた。
一年で一番暑い大会になると思うし、それがどのくらい暑いのかを知るのも楽しみ。
天気の心配もなさそうなので、とにかく、たくさん走ってコースを攻略して、決勝に挑みたい。」



青山周平(250cc ランキング20位)


「前回のオーストラリアGPはタイヤに厳しいレースだったが、ここもタイヤに厳しい条件がそろうので、接戦になると思う。
気温が高く湿度も高いのでエンジンにも厳しい条件となる。
フィリップアイランドはスタートに失敗して、追い上げるレースになった。
それがタイヤを消耗させた原因の1つにもなったので、今回は予選でミスをしないようにがんばりたい。」










MotoGP : グレシーニの二人

2009-10-22 22:23:56 | MotoGP 2009






motoblog.itより

トニーと、アレックスの行方


今シーズン、グレシーニ・ホンダに所属していたトニー・エリアスと、アレックス・デ・アンジェリスの来期の行き先が決まったようだ。

デ・アンジェリスは、噂通りサンマリノ共和国のサポートを受けて、チームスコットでMotoGPクラス残留へ。

エリアスは、Moto2クラスへ、シト・ポンスが擁するチームから参戦する事が決まった。
ポンスの息子、アクセルと組み、マシンは、ドイツのKalex製になる。










WSB カワサキの陣容

来期のスーパーバイク・カワサキチームは、クリス・バーミューレンと、トム・サイクスのペアで臨む事が正式に発表された。

カワサキは、レース資源をスーパーバイクに集中させるようで、全面支援を受ける2人が、戦闘力を増したマシンで戦うシーンが見られそうだ。




全日本ロード:合同テスト2日目、TSR登場

2009-10-22 21:42:09 | 全日本ロード 2009



鈴鹿メーカー合同テスト 2日目(21日)




路面温度は30度以上、最高38度まで上昇




TSRがMoto2マシン“TSR 6”のシェイクダウンを行った。
プロト2で参戦する手島が走行し53秒05をマークした。








JSB1000クラス

トップタイムは、50秒45をマークした中須賀克行。
2番手 : 秋吉耕佑 50秒55
3番手 : 亀谷長純 50秒61
4番手 : 伊藤真一 50秒66
5番手 : 山口辰也 50秒96
6番手 : 大崎誠之 50秒98
7番手 : 柳川明  51秒10
8番手 : 高橋巧  51秒26
10番手: 出口修  51秒77  
10番手: 井筒仁康 51秒77
11番手: 須貝義行 52秒05




ST600クラス

1: 清水直樹 53秒51
2: 中冨伸一 53秒52
3: 野田弘樹 53秒78
4: 岩田悟  53秒80
5: 手島雄介 53秒89
6: 生形秀之 53秒89
7: 小西良輝 53秒99
8: 関口太郎 以下、54秒台
9: 宮崎敦
10:黒川武彦
11:高橋江紀
12:佐藤裕児
13:小林龍太
14:渡辺一馬
15:寺本幸司


GP125クラスは浪平伊織が53秒06でトップタイム。


WSBK 中野、最終戦欠場

2009-10-22 21:23:01 | Superbike 2009
WSB 中野真矢が最終戦に欠場することになった。
非常に残念だ。




NAKANO56 より転載




最終戦 ポルティマオRd 欠場のお知らせ


前文略





痛みも治まって来た為、予定通り最終戦ポルティマオに向け出発したのですが、飛行機での移動など負担が掛かったのか、状態が思わしくなく、日常生活では問題は無いのですが、レースウィーク3日間走行するには無理があると判断し、誠に遺憾ながら最終戦を欠場することに致しました。



中文略






ライダーも急遽予定を変更し、帰国することに致しました。
帰国しましてから、またあらためて、近況などお知らせさせて頂きたいと思います。

office48





【動画】シビック Type-R vs CBR 1000RR

2009-10-21 23:15:51 | 動画
シビック タイプR 対 CBR1000RR の動画がありました。

CBRに乗っているのは、なんとジェームス・トーズランド。
スーパーバイク時代のつなぎを着ているので、2年前の動画かな。

場所は、BSBファンならご存知のキャドウェル・パーク。
ここは、ミニバイクコースより狭い幅の高速コーナーに急な下り坂。
おまけにセーフティーゾーンが無いなど超危険なコースです。
有名なジャンピングスポットで、トーズランドも飛んでいます。
2007年には、BSBレース中に今年のチャンピオンのレオン・キャミアが着地失敗して重傷を負った場所でもある。
(着地失敗というのも信じられないが・・)

で、動画の内容は、CBRの余裕の勝利でした。





Fifth Gear Honda Civic Type-R vs CBR 1000RR Honda Fireblade





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MotoGP : オーストラリアGP 採点表

2009-10-21 09:00:08 | MotoGP 2009
SKY PerfecTV! MOTOR SPORTSより


『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙が、第15戦オーストラリアGPの成績表を掲載。10点が満点となる。






『10点』

■ケイシー・ストーナー/ドゥカティ/優勝

「ヴァレンティーノ王国であるムジェッロを略奪してから5ヶ月、今度はここが自分の領土であると誇示した。
母国ファンの前でオーストラリアGP3連覇を達成。
病気はもはや過去のことだ。」

『9点』

■ヴァレンティーノ・ロッシ/ヤマハ/2位表彰台

「おとなしくしていることもできた。
おそらくそうするべきだった。
(ホルヘ・)ロレンツォがミスでチェッカーを受けないということは、ほぼタイトルを手中に収めるということでもあり、その状況をただ甘んじるだけでもよかった。
しかし全リスクを負って勝ちを狙っていた。」

『7点』

■ダニ・ペドロサ/ホンダ/3位表彰台

「スタート前、医師が『痛むはず』と言ったように転倒の影響もあった。
しかし前の2人は近づけないというより、もはや別次元だった。」


『4点』

■ホルヘ・ロレンツォ/ヤマハ/リタイア

「いい状態ではなかっただけに、唯一の方法はダメージを最小限に抑えることだったにもかかわらず、すべてを台なしに。
今後への経験にはなるが、ビッグチャンスを無駄にしてしまった。」