ヤマハの報道発表を転載。
「ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム」が2010年のチーム体制を発表 2009年10月1日
「ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム」は、スーパーバイク世界選手権(WSB)で2度のチャンピオンを獲得しているジェームス・トーズランド選手(28歳/イギリス)を迎え、チームメイトに、現在「ヤマハ・ワールドスーパースポーツ・チーム」のライダーであるカル・クラッチロー選手(24歳/イギリス)がWSBにステップアップし、2010年シーズンをオールイギリス人ライダーで戦うことを決定した。
イギリス人No.1ライダーとして知られているトーズランド選手は、ベン・スピース選手(25歳/アメリカ)に代わり、ヤマハのMotoGPサテライトチーム「ヤマハ・テック 3」から「ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム」に移り、WSBに参戦する。トーズランド選手は、2008、2009年の2年間に渡ってMotoGPを経験しており、WSBでも彼のレースに対する集中力と献身的な姿勢は、これまでの経験と成功と相まってヤマハチームに勝利をもたらしてくれることだろう。
トーズランド選手のチームメイトであるクラッチロー選手は今年スーパースポーツ世界選手権(WSS)に初参戦し、これまで12レースを戦い9度のポールポジション獲得をはじめ、5度の優勝、世界選手権のデビューイヤーにもかかわらず多くのラップレコードを記録している。クラッチロー選手のWSSからWSBへのステップアップは自然な成り行きであり、このことは、若いライダーの育成に対するヤマハの積極的な姿勢を表している。そしてクラッチロー選手は、2008年のブリティッシュスーパーバイク選手権で年間ランキング3位となり、同時に2008年のWSBに2度ワイルドカードで出場し、ドニントン(イギリス)で2位、ポリティマオ(ポルトガル)で9位を獲得するなど、すでにWSBでもその実力を発揮している。
ジェームス・トーズランド選手談:
「WSBへの復帰が楽しみだ。世界選手権でまだ優勝できるライダーであることを証明したい。もちろんMotoGPでの挑戦がまだ可能だと信じているのでMotoGPでのチャンスを失って残念な気持ちはある。でもYZF-R1はWSBの中で最も強力なマシンであることが証明されているし、“ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム”のメンバーを多く知っているので、WSBに戻ってからもチームと一緒によい成績を挙げるために全力投球する。WSBではいくつかの選択肢があったが、ヤマハに加入し、ヤマハは僕にとても良くしてくれ、MotoGPへの挑戦という素晴らしい機会を与えてくれた。今はベンの幸運を心から祈るとともに、僕はWSBでのヤマハの成功を継続したい」
カル・クラッチロー選手談:
「引き続きヤマハに残れることをうれしく思う。今年ヤマハからWSSに参戦し、来季は契約2年目となる。WSBへのステップアップは素晴らしい挑戦だ。とても楽しみだが、この挑戦がどんなに大変なことかをわかっているので、一生懸命がんばりたい。また、チームメイトが同じイギリス人というのも楽しみ。ベンは今年、素晴らしい成績を挙げており、引き続きWSBでの残り2戦とMotoGPでの活躍を祈る。ヤマハと2010年も一緒にできてうれしいよ」
ローレンス・クライン・コールカンプ談(ヤマハ・モーター・ヨーロッパ・レーシングマネージャー):
「2010年のチーム体制にワクワクしている。ジェームスの経験とカルの新しい才能がうまく調和し、2010年もタイトル争いに絡む戦闘力のある素晴らしいコンビとなるだろう。ジェームスは以前と同じようにWSBで強さを発揮できるだろうが、MotoGPでの経験でいっそう強くなっていることを確信している。また彼が引き続きヤマハにいてくれてとてもうれしく思う。カルの“ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム”への昇格は彼にとってもヤマハにとっても自然な流れで、YZF-R6で成功を収め、また今年WSSで才能を証明したライダーとして、今後もヤマハでキャリアアップして欲しい」
「ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム」が2010年のチーム体制を発表 2009年10月1日
「ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム」は、スーパーバイク世界選手権(WSB)で2度のチャンピオンを獲得しているジェームス・トーズランド選手(28歳/イギリス)を迎え、チームメイトに、現在「ヤマハ・ワールドスーパースポーツ・チーム」のライダーであるカル・クラッチロー選手(24歳/イギリス)がWSBにステップアップし、2010年シーズンをオールイギリス人ライダーで戦うことを決定した。
イギリス人No.1ライダーとして知られているトーズランド選手は、ベン・スピース選手(25歳/アメリカ)に代わり、ヤマハのMotoGPサテライトチーム「ヤマハ・テック 3」から「ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム」に移り、WSBに参戦する。トーズランド選手は、2008、2009年の2年間に渡ってMotoGPを経験しており、WSBでも彼のレースに対する集中力と献身的な姿勢は、これまでの経験と成功と相まってヤマハチームに勝利をもたらしてくれることだろう。
トーズランド選手のチームメイトであるクラッチロー選手は今年スーパースポーツ世界選手権(WSS)に初参戦し、これまで12レースを戦い9度のポールポジション獲得をはじめ、5度の優勝、世界選手権のデビューイヤーにもかかわらず多くのラップレコードを記録している。クラッチロー選手のWSSからWSBへのステップアップは自然な成り行きであり、このことは、若いライダーの育成に対するヤマハの積極的な姿勢を表している。そしてクラッチロー選手は、2008年のブリティッシュスーパーバイク選手権で年間ランキング3位となり、同時に2008年のWSBに2度ワイルドカードで出場し、ドニントン(イギリス)で2位、ポリティマオ(ポルトガル)で9位を獲得するなど、すでにWSBでもその実力を発揮している。
ジェームス・トーズランド選手談:
「WSBへの復帰が楽しみだ。世界選手権でまだ優勝できるライダーであることを証明したい。もちろんMotoGPでの挑戦がまだ可能だと信じているのでMotoGPでのチャンスを失って残念な気持ちはある。でもYZF-R1はWSBの中で最も強力なマシンであることが証明されているし、“ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム”のメンバーを多く知っているので、WSBに戻ってからもチームと一緒によい成績を挙げるために全力投球する。WSBではいくつかの選択肢があったが、ヤマハに加入し、ヤマハは僕にとても良くしてくれ、MotoGPへの挑戦という素晴らしい機会を与えてくれた。今はベンの幸運を心から祈るとともに、僕はWSBでのヤマハの成功を継続したい」
カル・クラッチロー選手談:
「引き続きヤマハに残れることをうれしく思う。今年ヤマハからWSSに参戦し、来季は契約2年目となる。WSBへのステップアップは素晴らしい挑戦だ。とても楽しみだが、この挑戦がどんなに大変なことかをわかっているので、一生懸命がんばりたい。また、チームメイトが同じイギリス人というのも楽しみ。ベンは今年、素晴らしい成績を挙げており、引き続きWSBでの残り2戦とMotoGPでの活躍を祈る。ヤマハと2010年も一緒にできてうれしいよ」
ローレンス・クライン・コールカンプ談(ヤマハ・モーター・ヨーロッパ・レーシングマネージャー):
「2010年のチーム体制にワクワクしている。ジェームスの経験とカルの新しい才能がうまく調和し、2010年もタイトル争いに絡む戦闘力のある素晴らしいコンビとなるだろう。ジェームスは以前と同じようにWSBで強さを発揮できるだろうが、MotoGPでの経験でいっそう強くなっていることを確信している。また彼が引き続きヤマハにいてくれてとてもうれしく思う。カルの“ヤマハ・ワールドスーパーバイク・チーム”への昇格は彼にとってもヤマハにとっても自然な流れで、YZF-R6で成功を収め、また今年WSSで才能を証明したライダーとして、今後もヤマハでキャリアアップして欲しい」