MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ最終戦
第41回 MFJグランプリ SUPERBIKE RACE in SUZUKA
A.R.T.走行
今回の最終戦は、鈴鹿の東コースでの開催となっている。
しかも、GP250とJSBは、2ヒート制だ。
一日に2回レースをする事になり、コースも短くなる。
日本のトップライダー達は、いつものリズムと違う状況に、どう合わせてくるだろうか。
抜きどころが無い等の批判も多かった今回の東コースでのレースではあるが、見る立場から見れば案外面白くなるかもしれない。
さて、本日のA.R.T.走行であるが、やはり、秋吉がトップに来た。
秋吉は、速さはずば抜けているが、強さという点では何故か一歩劣ってしまう。
続くのは、いつもの順当なメンバー達。
ST600は、清水がトップタイム。
前回の茂木でもそうだったが、鈴鹿でも好調を維持している。
カワサキの仕上がりが良くなってきたのかもしれないが、ひょっとしたらピレリタイヤがすごく良いのかもしれない。
前回の優勝者である黒川もピレリタイヤだ。
タイヤに関しては、JSBもレースのカギを握るかもしれない。
今年のブリジストンは熱が入りにくいらしく、スタートを慎重にせねばならない。
転倒者が多いのもブリジストン勢だ。
ロングディスタンスになれば、ブリジストンの優位性が出てくるが、いかんせん、今回は1週50秒の20ラップ。
超スプリントのレースだ。
ダンロップユーザーが、予選で好位置につけ、決勝でスタートダッシュが決まればブリジストンユーザーが追い切れない可能性もある。
また、左コーナーが少ないレイアウトになるので、温まりきれていないとミスをするライダーも出てくるかもしれない。
JSB1000クラス
秋吉耕佑 50秒389でトップタイム
中須賀克行、亀谷長純、伊藤真一、酒井大作、高橋巧、山口辰也、大崎誠之、柳川明
ST600クラス
清水直樹 53秒356でトップタイム
手島雄介、岩田悟、小西良輝、中冨伸一、佐藤裕児、関口太郎、野田弘樹、宮崎敦、渡辺一馬、佐竹隆幸、稲垣誠、小林龍太、黒川武彦、新庄雅浩までの15台が53秒台
GP125クラス
菊池寛幸 53秒467でトップタイム
浪平伊織、日浦大治朗、大金佑輝、井手敏男が53秒台で続く。
GP250クラス
宇井陽一 52秒036でトップタイム
GP2の手島雄介が52秒155で続き、藤田拓哉、及川誠人も僅差につけている。
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