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MotoGP : 第16戦 マレーシア FP1

2009-10-23 21:26:30 | MotoGP 2009




MotoGP 第16戦 マレーシアGP FP1



■開催日:2009年10月23日(金)フリー走行1
■開催地:マレーシア/セパン(5.548 km)

Free Practice Nr. 1 Classification



MotoGP

気温31度。路面温度46度のドライコンディション.

ランク2位のロレンソは、最多23ラップを周回。
2分02秒180の1番時計を記録。

2月の合同テストを制したケーシー・ストーナーは、最少17ラップを走行。
0.064秒差の2番手。

2年連続ポールシッター、ダニ・ペドロサ、3度目のタイトル獲得を狙うバレンティーノ・ロッシまでが、2分02秒台を記録。

ドビツィオーソ、カピロッシ、エリアス、ヘイデン、バーミューレンが続いた。





1 J. LORENZO SPA Fiat Yamaha Team 2'02.180
2 C. STONER AUS Ducati Marlboro Team + 0.064
3 D. PEDROSA SPA Repsol Honda Team + 0.578
4 V. ROSSI ITA Fiat Yamaha Team + 0.684
5 A. DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team + 0.962
6 L. CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP + 1.073
7 T. ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini + 1.114
8 N. HAYDEN USA Ducati Marlboro Team + 1.246
9 C. EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 + 1.559
10 C. VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP + 1.583
11 M. KALLIO FIN Pramac Racing + 1.605
12 A. DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini + 1.862
13 M. MELANDRI ITA Hayate Racing Team + 2.094
14 R. DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP + 2.484
15 J. TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 + 3.038
16 G. TALMACSI HUN Scot Racing Team MotoGP + 3.109
17 A. ESPARGARO SPA Pramac Racing + 3.156










250cc


気温32度。路面温度46度のドライコンディション.

ポイントリーダーの青山は、最終ラップに2分07秒875の1番時計。

アレックス・デボンは0.013秒差の2番手。

ラタパー・ヴィライローは0.052秒差の3番手。

マイク・ディ・メッリオは0.096秒差で4番手。

ランク3位のアルバロ・バウティスタは、0.284秒差の5番手。

チームとの契約問題が生じたエクトル・バルベラは、セッション途中から走行を開始し、6番手。

パシーニ、ペセック、デ・ロサが続き、ランク2位のマルコ・シモンセリは10番手だった。

日本勢の青山周平と富沢祥也は、16番手と18番手。

前戦レース中にハードクラッシュを喫したロベルト・ロカテリは、セッションに参加。17番手だった。








1 H. AOYAMA JPN Scot Racing Team 250cc 2'07.875
2 A. DEBON SPA Aeropuerto-Castello-Blusens + 0.013
3 R. WILAIROT THA Thai Honda PTT SAG + 0.052
4 M. DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team 250cc + 0.098
5 A. BAUTISTA SPA Mapfre Aspar Team + 0.284
6 H. BARBERA SPA Pepe World Team + 0.410
7 M. PASINI ITA Paddock GP Racing Team + 0.888
8 L. PESEK CZE Auto Kelly - CP + 0.977
9 R. DE ROSA ITA Scot Racing Team 250cc + 1.245
10 M. SIMONCELLI ITA Metis Gilera + 1.262
11 T. LUTHI SWI Emmi - Caffe Latte + 1.284
12 H. FAUBEL SPA Honda SAG + 1.334
13 J. CLUZEL FRA Matteoni Racing + 1.760
14 A. BALDOLINI ITA WTR San Marino Team + 1.929
15 K. ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing + 1.941
16 S. AOYAMA JPN Racing Team Germany + 1.983
17 R. LOCATELLI ITA Metis Gilera + 2.126
18 S. TOMIZAWA JPN CIP Moto - GP250 + 2.197
19 A. PONS SPA Pepe World Team + 4.737
20 V. DEBISE FRA CIP Moto - GP250 + 5.044
21 V. LEONOV RUS Viessmann Kiefer Racing + 5.284
22 B. CHESAUX SWI Matteoni Racing + 5.390
23 B. NEMETH HUN Balatonring Team + 5.539
24 I. TOTH HUN Team Toth Aprilia + 6.241

















125cc


気温37度。路面温度49度のドライコンディション。

サーキットレコードから約3秒以上遅いペースでセッションが展開。

英国人としてはバーリー・シーン以来となるランク2位を狙うスミスが、最終ラップに2分14秒895の1番時計を記録した。

昨年初挑戦となった同舞台で、初日にタイヤとカウルに足が挟まれるアクシデントに見舞われ、欠場を強いられたマルク・マルケスは、最多の21ラップを走行。
最終ラップに0.200秒差の2番手に浮上。

新王者フリン・シモンは、セッション中に電子系のトラブルに見舞われたが、3番手。

テロール、フォルガー、コルテセ、オリベ、コルシ、ラバット、エスパルガロがトップ10入り。

日本勢では、中上貴昌が1.827秒差の13番手。

小山知良は2.990秒差の23番手だった。










1 B. SMITH GBR Bancaja Aspar Team 125cc 2'14.895
2 M. MARQUEZ SPA Red Bull KTM Moto Sport + 0.200
3 J. SIMON SPA Bancaja Aspar Team 125cc + 0.306
4 N. TEROL SPA Jack & Jones Team + 0.625
5 J. FOLGER GER Ongetta Team I.S.P.A. + 0.851
6 S. CORTESE GER Ajo Interwetten + 0.858
7 J. OLIVE SPA Derbi Racing Team + 0.946
8 S. CORSI ITA Fontana Racing + 1.231
9 E. RABAT SPA Blusens Aprilia + 1.291
10 P. ESPARGARO SPA Derbi Racing Team + 1.411
11 A. IANNONE ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 1.510
12 S. REDDING GBR Blusens Aprilia + 1.561
13 T. NAKAGAMI JPN Ongetta Team I.S.P.A. + 1.827
14 S. BRADL GER Viessmann Kiefer Racing + 1.958
15 S. GADEA SPA Bancaja Aspar Team 125cc + 1.969
16 D. AEGERTER SWI Ajo Interwetten + 2.007
17 E. VAZQUEZ SPA Derbi Racing Team + 2.240
18 L. ZANETTI ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 2.565
19 R. KRUMMENACHER SWI Degraaf Grand Prix + 2.687
20 L. SALOM SPA Jack & Jones Team + 2.738
21 J. ZARCO FRA WTR San Marino Team + 2.881
22 D. WEBB GBR Degraaf Grand Prix + 2.920
23 T. KOYAMA JPN Loncin Racing + 2.990
24 E. ILIAS MAL Air Asia Team Malaysia + 3.758
25 C. BEAUBIER USA Red Bull KTM Moto Sport + 4.249
26 M. RANSEDER AUT CBC Corse + 4.619
27 J. IWEMA NED Racing Team Germany + 4.946
28 J. KORNFEIL CZE Loncin Racing + 5.905
29 M. ZULFAHMI MAL Air Asia Team Malaysia + 7.299
30 B. LEIGH-SMITH AUS Degraaf Grand Prix + 7.926
31 L. MARCONI ITA CBC Corse + 8.157
32 L. VITALI ITA CBC Corse + 9.034
Out of limit time
Q. JACQUET FRA Matteoni Racing







MotoGP : 第16戦 マレーシア プレビュー

2009-10-23 18:34:55 | MotoGP 2009



MotoGP 第16戦 マレーシアGP



■開催日:2009年10月23日(金)1日目フリー走行、24日(土)予選、25日(日)決勝

■開催地:マレーシア/セパン


CIRCUIT DATA


■開設:1998年

■コース長:5.542km

■サーキットレコードラップ:2分02秒108(2007年:C・ストーナー)

■サーキットベストラップ:2分00秒605(2006年:V・ロッシ)

■2008年の優勝者:

[MotoGP] V.ロッシ(ヤマハ) 43:06.007
[250cc] A.バウティスタ(アプリリア) 42:56.428
[125cc] G.タルマクシ(アプリリア) 43:00.716



■セパン


赤道直下、クアラルンプール国際空港のすぐ近くにあるサーキット。
最初からF1開催を意識し、コース幅も広く付帯設備も立派な近代的なコース。
1998年に造られ1999年からGPが開催されている。
オフシーズンには、テストの場として、毎年合同テストが開催されてる。
現在、F1とMotoGPが開催されるサーキットは、カタルーニャとこのセパンの2ヶ所だけ。

■観光(クアラルンプール周辺)

ペトロナスツインタワー(452m)の展望台は無料だが、混雑期は整理券が必要。(時間毎に定員がある)
入場は、9時からだが、8時30分前には並んでおいた方が良い。(朝一の方が待ち時間少ない)(注:月曜休)

KLタワー(421m)は、世界で4番目に高いテレビ塔。
有料:20リンギット (1リンギット:27円)

モスク
マスジット・ジャメ(旧モスク)を始め、各地に美しいモスクが点在している。

王宮(イスタナ・ネガラ)
南国の花や緑に囲まれた、金色の屋根を持つ白い王宮。

バツー洞窟
マレーシア随一のヒンズー教の聖地。
巨大な洞窟群の中に寺院が置かれている。

買い物
セントラル・パークか、チャイナタウンがお勧め。











■その他

政治
マレーシアは立憲君主制で国王がいます。
マレーシア13州の内、9州にサルタン(首長)がおり、このサルタンの中から5年に1回、次の国王(アゴン)を選出します。
任期は5年間となっている。


経済
マハティール前首相が、推し進めた工業化が成功し、成長著しい事で、「東南アジアの優等生」とも言われている。
国民の6割が中進国以上の所得を持つに至った。
特に日本とは、マハティール前首相が進めたルックイースト政策により、人的、経済的にも密接な関係を築いている。


民族
マレー系(約65%)、中華系(約25%)、インド系(約7%)

言語
公用語はマレー語。
それぞれの民族ごとに母語が異なっている。
クアラルンプールでは、英語がほぼ通用する。

宗教
イスラム教が国教となっているが、民族によって仏教、ヒンズー教、キリスト教の信者もいる。










■特徴


1周5.548kmのコースは、GPの中で最も距離の長いコース。
そして、16メートルもの最大コース幅はMotoGPコースのなかでも最も広い。
MotoGPでの平均速度は164km/hと中速コースです。

約900mの2本のストレートがあり、右:10、左:5の合計15のコーナーからなっている。
タイトなヘアピンに続いて高速コーナーや回り込むコーナーが連続し、熱帯特有の高温多湿の中でマシンを何度も切り返す過酷なレースを強いられる。
2本のストレート部分では、加減速が重要となる。

高温多湿の気候は、ライダーには当然だが、マシン、タイヤへの負担が非常に大きく、厳しいレースが予想される。

ライダー、マシン、タイヤの消耗度をいかに抑えて、バックストレートから最終コーナーへの進入で勝負できるかがカギとなる。
マシンのセッティングについては全体のバランスと安定性が厳しく要求される。







■パッシングポイント

1コーナー、4コーナー、最終コーナー入り口。






■タイヤ

路面のグリップは悪くないが、高温多湿で路面温度は50℃を超えるので、グリップ、グリップ耐久性に厳しいコースだ。
通常であれば、かなりハードなコンパウンドが必要となってくるが、曇りの場合、それ程路面温度は上らないので、路面温度の幅があり、グリップと摩耗、耐久性を取るのが難しい。
回り込んだコーナーも多く、エッジグリップと、ブレーキング、トラクションのグリップと耐久性も重要。



ブリジストン持ち込みタイヤ

リア : ミディアム  と  ハード・コンパウンド

フロント : ハード  と  エクストラハード・コンパウンド

ウェットタイヤ : フロント、リア共  ハードスペック





■天気


        







■タイムスケジュール(日本時間)


Friday, 23 October 2009

125 FP1 13:40 - 14:40
MotoGP FP1 14:55 - 15:55
250 FP1 16:10 - 17:10


Saturday, 24 October 2009

125 FP2 10:00 - 10:40
MotoGP FP2 10:55 - 11:55
250 FP2 12:10 - 13:10

125 QP 14:00 - 14:40
MotoGP QP 14:55 - 15:55
250 QP 16:10 - 16:55


Sunday, 25 October 2009

125 WUP 10:40 - 11:00
250 WUP 11:10 - 11:30
MotoGP WUP 11:40 - 12:00

125 RAC 13:00
250 RAC 14:15
MotoGP RAC 16:00


Local Time Zone: GMT +8 hours








■TVオンエア情報

G+SPORTS & NEWS

予選
10月24日(土) 23:00~24:15
10月25日(日) 7:00~8:15

決勝
10月25日(日) 12:45~17:30[生放送]
10月27日(火) 17:00~21:15
10月31日(土) 17:00~21:15


※放送日時、内容は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください









昨年のリザルト


1 :  V・ロッシ
2 :  D・ペドロサ
3 :  A・ドビチオーゾ
4 :  N・ヘイデン
5 :  中野 真矢
6 :  C・ストーナー








COMMENT


YAMAHA


V・ロッシ

「フィリップアイランドは、ポイントの面で思いがけないプレゼントのようなもの。
そして今、フィリップアイランドと同様に大好きなコースのセパンで最初の‘マッチポイント'を迎えようとしている。
レースではもちろん、どんなことでも起り得る。
でもこのコースは僕との相性がとても良くて、ヤマハのマシンもいつも順調に走ってくれるから、チャンスは十分にあると思っているんだ。
チームはいつも素晴らしい仕事をしてくれているから、それと同じことを今回もやっていけば、きっといい結果が出るだろう。
とは言っても戦いは依然として厳しくて、みんなが集中力とモチベーションを持って志気を高めているから、一瞬も気を抜くことなどできない。
今はそういう時期なんだ。
今回の僕らの一番の目標は、タイトルに少しでも近づくこと。
そのためにできることをすべてやって、あとは日曜日の結果を待つだけ。」



D・ブリビオ、ロッシ・チーム監督

「チャンピオンシップもいよいよ最終段階に入った。
そしてこのセパンが、我々にとってはおそらく最も重要なレースになるだろう。
前回のフィリップアイランドからわずか数日しか経っていないが、水曜日にはもう集中力を取り戻して全力で攻めていかなければならない。
目標はもちろん、タイトル獲得のためにベストを尽くすことだ。
現時点で38ポイントのリードがあるが、作戦は前回のオーストラリアと同じ。
つまり片方の目でタイトルを、もう片方の目で優勝を狙っていくということだ。
誰にとっても最高にエキサイティングな週末になると思う。」



J・ロレンソ

「前回のオーストラリアは残念な結果になったので、すぐにまた次のレースのチャンスが巡ってくることは大歓迎。
怪我はなかったから、万全の状態でレースに臨むことができるよ。
今はもう、チャンピオンのことは考えていない。
目標はランキング2位を獲得することなんだ。
MotoGPデビューからたった2年でランキング2位になれれば、すでに十分に素晴らしいことだし、実際にそれを達成したなら心から喜べると思うよ。
セパンは大好きなコースで、テストでもたくさん走っているからよくわかっている。
レースでの成績もいくつかいい思い出が残っていて、とくに2007年には、ここで250ccクラスのタイトルを決めることができたんだ。
今回はチームも僕も、とにかく順調にウイークを進めていくことを目指していて、最終目標達成のためにできるだけ多くのポイントを獲りたいと思っている。」



D・ロマニョーリ、ロレンゾ・チーム監督

「今回、最も重要なことは、前回のオーストラリアでの残念な結果を克服して、良い状態で戦いに復帰するということだ。
ここセパンでは昨年の冬のテストでいい走りができているので、今回もきっと順調に進めることができるはず。
そしてそれを目指して、チーム一丸となって挑むだけだ。
あと残り2戦となった今、ホルヘのランキング2位獲得を確実にすることがチームの最大の目標。みんなが全力を尽くすことで、今シーズンを最も良い形でしめくくることができるだろう。」







HONDA


ダニ・ペドロサ(MotoGP ランキング4位)

「セパンはすごくいいサーキットで、いつも楽しみにしている。
125ccと250ccで優勝しているし、MotoGPでも優勝したい。
しかし、この数戦のライバルたちの速さをよく知っているので、そう簡単ではないし、厳しい戦いになることは間違いない。
ケーシー(ストーナー、ドゥカティ)との総合3位争いもし烈になっているし、優勝を目指したい。
セパンは湿度が高くて体力的に厳しいサーキット。
先週のフィリップアイランドとはあまりにも対照的なコンディションとなるが、決勝に向けて万全な状態を作り出すために、初日のフリー走行からベストを尽くしたい。」



アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP ランキング5位)

「セパンは大好きなサーキット。
これまでもいい思い出がたくさんある。
昨年の大会では、MotoGPクラスで初めて表彰台に立つことができた。
今大会もいいレースができると確信している。
先週のオーストラリアGPでは、最終的にバイクのフィーリングがとてもよくなったので、今回は初日のフリー走行から気持ちよく走りたい。
オーストラリアはグリッドの悪さが決勝に影響した。
トップグループで戦うためにもいいグリッドを得なければならない。
セパンはコース幅が広く高速区間の安全性も高い。
MotoGPクラスにとってはすばらしいサーキットだ。」



アレックス・デ・アンジェリス(MotoGP ランキング7位)

「高速コーナーが多かった先週のフィリップアイランドに比べて、セパンは、今シーズン最も苦手としてきたヘアピンやスローコーナーが多い。
これまでのデータからいえば苦手なサーキットになるが、バイクの状態はよく、どんな走りができるのか、楽しみにしている。
大接戦のランキング争いでも7位にいる。
この激しい戦いも楽しみにしている。」


ランディ・デ・ピュニエ(MotoGP ランキング8位)

「先週のオーストラリアGPとセパンは、あまりにも対照的なサーキットになる。
フィリップアイランドは最高気温が16℃だったけれど、セパンは35℃まで上がると思う。
タイヤにもバイクにも厳しいサーキットになるし、すべてのフィーリングが変わることになる。
金曜日、土曜日のセッションがとても重要になる。
フィリップアイランドでは、ドヴィツィオーゾ、カリオ(ドゥカティ)、メランドリ(カワサキ)とすばらしい戦いができた。
今週はもっといいレースになることを期待している。」



トニー・エリアス(MotoGP ランキング11位)


「先週のフィリップアイランドは、リアのトラクション不足に苦しんだ。
厳しい戦いになることは予想できていたし、その通りの展開となった。
しかし、セパンはテストもこなしているしデータもあるので、心配はない。
ランキング7位争いが接戦になっている。
残り2戦で7番手に浮上できるようにベストを尽くしたい。」


ガボール・タルマクシ(MotoGP ランキング17位)

「セパンは125cc時代に2度優勝している大好きなサーキット。
今週はいいリザルトを残したいし、そのために先週のオーストラリアGPのデータを徹底的に分析した。
先週のレースは大きな自信になった。
セパンは暑いけれど、いいセッティングを見つけられたら、何も問題はない。」




250cc


青山博一(250cc ランキング1位)

「先週のフィリップアイランドは厳しい戦いになった。
ライバルにポイントを詰められ、タイトル争いも厳しくなったが、今回もベストを尽くすだけ。
マレーシアは得意なコース。
昨年もPPを獲得して2位表彰台に立っているので、今年もいい結果を残したい。
アプリリア、ジレラ勢との戦いは、ますます厳しくなると思う。
とにかく、ベストを尽くしたい。」




ラファエレ・デ・ロサ(250cc ランキング6位)

「先週はすばらしいレースになった。
気持ちよくマレーシアに移動することができたし、今週もいいレースにしたい。
正直、これまではセパンはあまり好きなサーキットではなかったが、大会が終わったときには好きになっていると思う。」


ヘクトル・ファウベル(250cc ランキング8位)

「チャンピオンシップは厳しさを増しているし、トップ10を狙うためにも、ここからの2戦がとても重要になる。
ここは気温が高いレースでエンジンにも厳しい。
ベストな状態で戦えるように全力を尽くしたい。」



ラタパーク・ウィライロー(250cc ランキング14位)

「自分にとってこの大会がホームGPになる。
タイからは、家族はもちろん、大勢の友人たちが応援に来てくれる。
いままでと同じようにベストを尽くし、チェッカーを受けることが目標になることに変わりはないが、フランスGPの5位をしのぐリザルトを目標に戦いたい。」



富沢祥也(250cc ランキング17位)

「セパンを訪れるのは初めてになるが、このサーキットはMotoGPクラスのテストが多く、情報もたくさんあるので、実際に走ってみたらどんなサーキットなのか、すごく楽しみにしていた。
一年で一番暑い大会になると思うし、それがどのくらい暑いのかを知るのも楽しみ。
天気の心配もなさそうなので、とにかく、たくさん走ってコースを攻略して、決勝に挑みたい。」



青山周平(250cc ランキング20位)


「前回のオーストラリアGPはタイヤに厳しいレースだったが、ここもタイヤに厳しい条件がそろうので、接戦になると思う。
気温が高く湿度も高いのでエンジンにも厳しい条件となる。
フィリップアイランドはスタートに失敗して、追い上げるレースになった。
それがタイヤを消耗させた原因の1つにもなったので、今回は予選でミスをしないようにがんばりたい。」