Pegasus_rc's blog

MotoGP / SBK / BSB / 全日本ロードレース選手権 アーカイブス

MotoGP : 第15戦 オーストラリア FP1

2009-10-16 22:15:46 | MotoGP 2009






MotoGP 第15戦 オーストラリアGP FP1





Free Practice Nr. 1 Classification



MotoGP


気温17度。路面温度36度のドライコンディション。
11年連続して表彰台を獲得するポイントリーダーのロッシは、安定して1分31秒台前半のリズムで周回。
1分31秒032の1番時計を記録した。

2年連続勝者のケーシー・ストーナーは、4ラップに1分31秒台に進出。
ロッシと共に1分31秒台のリズムで走行し、0.135秒差の2番手に入った。

ダニ・ペドロサ、アレックス・デ・アンジェリス、コーリン・エドワーズがトップ5入り。

ホルヘ・ロレンソは、1分32秒台のリズムで走行中の終盤にローサイドから転倒。
トップから1.045秒差の6番手に終われば、トーズランド、ドビツィオーソ、カリオ、カピロッシがトップ10入りした






1 V. ROSSI ITA Fiat Yamaha Team 1'31.032
2 C. STONER AUS Ducati Marlboro Team + 0.135
3 D. PEDROSA SPA Repsol Honda Team + 0.496
4 A. DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini + 0.754
5 C. EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 + 0.814
6 J. LORENZO SPA Fiat Yamaha Team + 1.045
7 J. TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 + 1.223
8 A. DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team + 1.470
9 M. KALLIO FIN Pramac Racing + 1.540
10 L. CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP + 1.574
11 N. HAYDEN USA Ducati Marlboro Team + 1.739
12 R. DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP + 1.776
13 T. ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini + 2.272
14 M. MELANDRI ITA Hayate Racing Team + 2.390
15 C. VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP + 2.472
16 G. TALMACSI HUN Scot Racing Team MotoGP + 2.786
17 N. CANEPA ITA Pramac Racing + 3.514








250cc






気温16度。路面温度33度のドライコンディション。
2戦連続表彰台獲得で、数字的にタイトル獲得の可能性を残すバルベラは、1分34秒338の1番時計を記録したが、18ラップ目にハイサイドから路面に叩きつけられ、背中を強打した。

前戦好パフォーマンスを見せたラファエレ・デ・ロサは、最終ラップに一気にポジションアップ。
0.573秒差の2番手に入った。

クルーセル、ディ・メッリオ、ファウベル、パシーニ、ヴィライロー、デボン、アブラハムが続いた。

マルコ・シモンセリは0.980秒差の10番手。

青山博一は1.197秒差の11番手。

アルバロ・バウティスタは1.421秒差の12番手。バルベラのリズムから1秒以上遅れた。

復帰2戦目となる青山周平は、1.769秒差の15番手。

当地初挑戦となる富沢祥也は、4.633秒差の22番手だった





1 H. BARBERA SPA Pepe World Team 1'34.338
2 R. DE ROSA ITA Scot Racing Team 250cc + 0.573
3 J. CLUZEL FRA Matteoni Racing + 0.589
4 M. DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team 250cc + 0.675
5 H. FAUBEL SPA Honda SAG + 0.747
6 M. PASINI ITA Paddock GP Racing Team + 0.781
7 R. WILAIROT THA Thai Honda PTT SAG + 0.794
8 A. DEBON SPA Aeropuerto-Castello-Blusens + 0.812
9 K. ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing + 0.881
10 M. SIMONCELLI ITA Metis Gilera + 0.980
11 H. AOYAMA JPN Scot Racing Team 250cc + 1.197
12 A. BAUTISTA SPA Mapfre Aspar Team + 1.421
13 L. PESEK CZE Auto Kelly - CP + 1.511
14 T. LUTHI SWI Emmi - Caffe Latte + 1.664
15 S. AOYAMA JPN Racing Team Germany + 1.769
16 A. BALDOLINI ITA WTR San Marino Team + 1.882
17 R. LOCATELLI ITA Metis Gilera + 2.546
18 B. NEMETH HUN Balatonring Team + 3.453
19 I. TOTH HUN Team Toth Aprilia + 3.884
20 A. PONS SPA Pepe World Team + 4.271
21 V. DEBISE FRA CIP Moto - GP250 + 4.479
22 S. TOMIZAWA JPN CIP Moto - GP250 + 4.633
23 V. LEONOV RUS Viessmann Kiefer Racing + 4.664
24 B. CHESAUX SWI Matteoni Racing + 5.440
















125cc







気温16度。路面温度33度のドライコンディション。
前戦勝者のエスパルガロは、最多27ラップを走行。1分38秒435の1番時計を記録。

3戦連続表彰台でランク2位に再浮上したブラドリー・スミスは、0.255秒差の2番手。

ランク3位のニコラス・テロールは3番手。

タイトル獲得に王手をかけたポイントリーダーのフリアン・シモンは、冷静にセッションに取り組み、24ラップを走行。0.381秒差の4番手だった。

マルケス、コルテセ、サネティ、ラバット、コルシ、バスケスがトップ10入り。

日本勢は、中上貴昌が26ラップを走行して、2.127秒差の18番手。

小山知良は11ラップを走行。3.619秒差の26番手だった




1 P. ESPARGARO SPA Derbi Racing Team 1'38.435
2 B. SMITH GBR Bancaja Aspar Team 125cc + 0.255
3 N. TEROL SPA Jack & Jones Team + 0.282
4 J. SIMON SPA Bancaja Aspar Team 125cc + 0.381
5 M. MARQUEZ SPA Red Bull KTM Moto Sport + 0.622
6 S. CORTESE GER Ajo Interwetten + 0.646
7 L. ZANETTI ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 0.871
8 E. RABAT SPA Blusens Aprilia + 0.925
9 S. CORSI ITA Fontana Racing + 0.942
10 E. VAZQUEZ SPA Derbi Racing Team + 1.103
11 S. BRADL GER Viessmann Kiefer Racing + 1.155
12 S. GADEA SPA Bancaja Aspar Team 125cc + 1.355
13 R. KRUMMENACHER SWI Degraaf Grand Prix + 1.409
14 J. OLIVE SPA Derbi Racing Team + 1.509
15 J. ZARCO FRA WTR San Marino Team + 1.823
16 D. WEBB GBR Degraaf Grand Prix + 2.047
17 A. IANNONE ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 2.060
18 T. NAKAGAMI JPN Ongetta Team I.S.P.A. + 2.127
19 J. FOLGER GER Ongetta Team I.S.P.A. + 2.192
20 M. RANSEDER AUT CBC Corse + 2.200
21 L. SALOM SPA Jack & Jones Team + 2.436
22 S. REDDING GBR Blusens Aprilia + 2.802
23 J. IWEMA NED Racing Team Germany + 2.989
24 D. AEGERTER SWI Ajo Interwetten + 3.046
25 C. BEAUBIER USA Red Bull KTM Moto Sport + 3.328
26 T. KOYAMA JPN Loncin Racing + 3.619
27 L. MARCONI ITA CBC Corse + 5.070
28 J. KORNFEIL CZE Loncin Racing + 5.912
29 L. VITALI ITA CBC Corse + 6.643
30 L. DAY AUS Racetrix / Angelo's Aluminium + 6.680
31 N. DILES AUS RSW Racing + 6.956
32 B. GROSS AUS Gross Racing + 6.980
33 Q. JACQUET FRA Matteoni Racing + 7.105
34 D. MAVIN AUS Mavin Industries + 8.422
35 A. LAWSON AUS Champions Ride Days + 9.414






MotoGP : 第15戦 オーストラリア プレビュー

2009-10-16 08:47:15 | MotoGP 2009


MotoGP 第15戦 オーストラリアGP



■開催日:2009年10月16日(金)1日目フリー走行、17日(土)予選、18日(日)決勝

■開催地:オーストラリア/フィリップアイランド


CIRCUIT DATA


■開設:1956年

■コース長:4.445km

■サーキットレコードラップ:1分30秒059(2008年:N・ヘイデン)

■サーキットベストラップ:1分28秒665(2008年:C・ストーナー)

■2008年の優勝者:

[MotoGP] C.ストーナー(ドゥカティ) 40:56.643
[250cc] M.シモンセリ(ジレラ) 39:02.553
[125cc] M.ディ・ミリオ(デルビ) 37:55.589



■フィリップアイランド

1989年にフィリップアイランドでスタートしたオーストラリアGP。
その後、シドニー郊外のイースタンクリークへと舞台を移したが、97年から再び、フィリップアイランドがグランプリの舞台となった。
オーストラリアGPは今年で21回目。
フィリップアイランドに復活して13年目(通算15回目)となる。

立地は、メルボルンから南へ約200kmのほぼ南端で、ペンギンパレードで有名な島にあります。
季節は日本とは全く逆になる。緯度は南緯38.3度。日本で言うと仙台の少し北にあたる。


観光

島の端から端までクルマで約20分というフィリップアイランドは自然の宝庫。
島内にはたくさんの自然公園があり、一年を通じて大勢の観光客が訪れる観光スポットとしても知られている。

フィリップ島観光のハイライトといえば、体長約30cmの世界で最も小さいフェアリー・ペンギンのパレードである。
バス海峡に面したサマーランド・ビーチでは、毎日日没になるとフェアリー・ペンギンの群れが巣に向かって海から一勢にあがってくる姿を見ることができる。
他にも貴重な動物がたくさんいる。
島内に数ケ所作られた「コアラ保護区」には野生のコアラが棲息しており、運が良ければ自然のコアラを観察できる。
島の西端グランド岬の展望台からは、「ノビーズ」と呼ばれる海中から突き出た岩石群や、シール・ロックに生息するアザラシなどを観察することができる。









■特徴



フィリップアイランドは、自然の地形を利用し、アップダウンに富み、ハイスピードコーナーが連続する。
コースレイアウトは緩やかに流れるような高速コーナーが多く、精確なマシンコントロールとスロットル操作が要求され、ライダーとマシンの両方の力が厳しく試される。
スリップストリームの使い合いになることから、シーズンを通じてもっとも激しいバトルが繰り広げられる。
加えて、周りを海に囲まれているため、天気が変わりやすく、バイクのセットアップとタイヤの選択で選手たちを悩ませる難コースの1つしても知られている。
最終コーナーから1コーナーへと続く高速バトルと、ヘアピンへの突っ込みが攻略のポイント。
ライダーの勇敢さが重要な鍵になる。

1周4.448kmのコース。
900mのストレートと右5、左7の中高速のコーナーで構成されている。
MotoGPでの平均速度は178km/h。現在のGPでは最も高速コースになる。
参考に、二番目のムジェロの平均速度が172km/hである。
最終コーナーと1コーナーが高速コーナーになっている。






■パッシングポイント

2コーナーと2箇所のヘアピンの進入。






■タイヤ

路面のグリップはやや低い程度だが、気温も上がらずコンディションが良くない事が多いので、滑りやすい。
特に最初のヘアピンは、カントが無い上、1コーナー以来の右コーナーなので、タイヤの右側が温まっていないために滑りやすい。
一方2個目のヘアピンから、最終コーナーにかけては、高速の長い左コーナーで、アクセルを開けながらの走行となり、リアタイヤは常にスピンしている状態で、リアタイヤの温度が非常に上がる。

ブリジストンは、2002年にMotoGPへ参戦を開始して、今回で133戦目にして50勝達成となる。
初優勝は、2004年のブラジルGPでの玉田選手。


ブリジストン持ち込みタイヤ

リア : ハード  と  エキストラハードの左右非対称コンパウンド

フロント : ソフト  と  ミディアムコンパウンド

ウェットタイヤ : フロント、リア共  ソフトスペック





■天気







■タイムスケジュール(日本時間)


Friday, 16 October 2009

125 FP1 10:40 - 11:40
MotoGP FP1 11:55 - 12:55
250 FP1 13:10 - 14:10

Saturday, 17 October 2009

125 FP2 07:00 - 07:40
MotoGP FP2 07:55 - 08:55
250 FP2 09:10 - 10:10

125 QP 11:00 - 11:40
MotoGP QP 11:55 - 12:55
250 QP 13:10 - 13:55

Sunday, 18 October 2009

125 WUP 07:40 - 08:00
250 WUP 08:10 - 08:30
MotoGP WUP 08:40 - 09:00

125 RAC 11:00
250 RAC 12:15
MotoGP RAC 14:00

Local Time Zone: GMT +11 hours








■TVオンエア情報




G+SPORTS & NEWS


予選
10月17日(土) 23:00~24:15
10月18日(日) 6:00~7:15

決勝
10月18日(日) 10:45~15:30[生放送]
10月20日(火) 23:00~27:15
10月23日(金) 17:30~21:45



※放送日時、内容は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください








REPORT


ロッシとロレンゾのポイント差はわずかに18ポイント。
ロッシは前回のポルトガルでリアグリップの問題に悩まされ、4位に甘んじた。
今シーズンはこれまでに6勝をあげてランキングトップに立っているが、ロレンゾの追い上げに全く気を抜けない状況だ。
ロッシはこのフィリップアイランドを好きなコースのひとつとして挙げており、実際に全クラス合計で10回の表彰台を獲得。
そのうちモトGPクラスでは5年連続で優勝を果たし、2001年と2004年はタイトル獲得を決めている。
しかし2006年以降は優勝から遠ざかっており、昨年はグリッド4列目から見事な追い上げを見せたが2位であった。

ロレンソは、前回のポルトガルは、すべてのセッションでトップに立ち、決勝も優勝して今季4勝目を成し遂げた。
ここフィリップアイランドでは250ccクラスで、タイトルを獲得した2006年と2007年に優勝。
ロッシと同様、ここを好きなコースのひとつに挙げている。昨年は表彰台に届かず、4位であった。


地元のストーナーは、昨年も優勝しており、今回の台風の目になる事は間違いない。

昨年のリザルト

1 C・ストーナー
2 V・ロッシ
3 N・ヘイデン
4 J・ロレンソ
5 中野 真矢








COMMENT


YAMAHA


V・ロッシ-"大好きなふたつのコース"

「エストリルは本当に残念な結果になったけれど、逆に良かったところを見直してみなければいけないと思うんだ。
僕はあのような厳しい状況のなかで4位に入り、貴重な13ポイントを獲得することができた。
これはとても良かったと思っている。
ヤマハはこの間、データを厳しくチェックして問題の原因を探ってきた。
それによって今回は、前とは違う状態で臨めると確信しているよ。
僕はこのコースが大好きで、いくつかの素晴らしい思い出もある。
でもこのところは優勝から遠ざかっていたから、今年こそは何としても万全の状態で臨み、また優勝を目指したいんだ。
チャンピオンシップは最後まで、ロレンソとの激しい戦いになるだろう。
でもここからのふたつはどちらも特に好きなコースなんだ!」



D・ブリビオ、フィアット・ヤマハ・チーム監督-"表彰台復帰を目指して"

「エストリルではチームタイトルを決定することができて、スタッフ全員の大きな励みになった。
フィアット・ヤマハのふたりのライダーは今シーズン、本当によく頑張って、圧倒的な強さを見せてきたので、それが形になったことは非常にうれしい。
それとは別のところで、ロッシにとってはあまりいいレースというわけにはいかなかった。
予想外の問題に悩まされてしまったからだ。
あのあとエンジニアたちは、その原因を探り、二度と同じようなことが起こらないようにするために懸命に取り組んできた。
そのおかげで今回は気持ちをしっかり切り替えて臨むことができる。
バレンティーノはここで何度も素晴らしい成績を残しているが、このところは優勝がなかったので、我々チームにできることをすべて出し切ってまた表彰台に復帰したい。
そしてチャンピオン争いのリードを広げたい。」



J・ロレンソ-"最も美しいサーキット"

「ポルトガルでは今季4勝目をあげることができたので気分は上々。
そして今は、このオーストラリアでランキング2位以上を確実にすることが目標になっている。
ここでたくさんのポイントを獲ることができれば可能性はあるからね!
これはシーズン開幕当初からの目標で、まさに今週末、それを賭けて戦うことになるんだ。
フィリップアイランドは大好きなコース。
ここでのレースは特別なもので、これは僕の意見だけど、モトGPコースのなかではムジェロと並んで最も美しいコースだと思っているんだ。
時速250kmで走っていながら海や鳥を見ることができるなんて最高だよ!
去年は表彰台に上ることができなかったんだけれど、2007年には20秒も差をつけて優勝していて、そのときのことをいつも思い出すんだ。
チームのみんなも自信を持って臨んでいて、ここからの重要な2連戦で好成績をあげられると信じている!」



D・ロマニョーリ、フィアット・ヤマハ・チーム監督-"ますます面白くなってきた"

「今年のチャンピオン争いはますます面白くなってきた。
ブルノ終了時点では、追いつけるチャンスはほんのわずかしかなかったが、そのあとのインディアナポリスとエストリルの優勝によって着実に差が縮まり、可能性が出てきたからだ。
もちろん、依然として非常に難しい状況であることに変わりはない。
しかし我々としてはこれまで通りにベストを尽くして取り組み、最後まであきらめずに戦い続けたい。
フィリップアイランドはいつも見応えあるレースが展開されるので、今回もベストレースのひとつになるだろう。
バレンティーノとケイシーはここで何度も優勝しているが、今年はそこにホルヘの名前を加えたい。
ホルヘもこのコースが大好きだからね!」









HONDA


ダニ・ペドロサ(MotoGP ランキング3位)

「オーストラリアのレースがとても楽しみだ。
シーズンを通じて、この大会は自分にとって最も大事なレースの1つになる。
優勝に向けてモチベーションは高い。
フィリップアイランドはこれまでいろんな経験をしてきた。
苦い思い出も多いが、とてもすばらしいレースができたこともある。
とにかく、残り3戦で総合3位をキープすること。
今年はまだ1勝しかしていないので、少なくとも、もう一勝を挙げたい。
フィリップアイランドの雰囲気は独特ですばらしい。
コースレイアウトもハイスピードコーナーが続くのでセットアップがとても重要で、アグレッシブに乗ることも要求される。
過去2戦、ミサノとエストリルで表彰台に立っているが、優勝するためには、さらにいい状態に仕上げなくてはいけない。
フィリップアイランドは天候が不安定だが、準備はできている。」



アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP ランキング5位)

「フィリップアイランドはベストサーキットの1つ。
雰囲気はとてもよく、最もすばらしい大会の1つだ。
海が近くて緑も多く、風景がすばらしい。
ただ、この季節は寒くて風が強いという厳しい条件も加わる。
しかし、壮大なサーキットであり、ここでレースを戦うことを本当に楽しみにしている。
高速コーナーとアップダウンが続くレイアウトは最高だ。
スライドコントロールも要求される。
いつも大勢のファンがかけつけてくるし、ムードもいい。
レースが終わると表彰台の下に大勢のファンが集まってくるのも特別で、これも楽しみなひとつだ。
とにかくベストを尽くしたい。」



ランディ・デ・ピュニエ(MotoGP ランキング8位)

「前回のポルトガルは、足の状態も回復して予選までは調子もよかっただけに、決勝レースは11位に終わり残念だった。
ブーツが開いてしまうという不運もあったが、今回はその雪辱を果たしたい。
昨年は手の状態が完ぺきではなかったが、今年は体調もいい。
ランキング争いが厳しいので、ベストを尽くしたい。」



トニー・エリアス(MotoGP ランキング10位)

「フィリップアイランドは大好きなサーキットだ。
コースもすばらしく、よいグリップを得られれば、最高の気分で走ることができる。
しかし、今年はシーズンを通じて、この問題に苦しんできたので、セットアップに全力を尽くしたい。
とにかく、ベストを尽くしたい。楽しみにしている。」



アレックス・デ・アンジェリス(MotoGP ランキング12位)

「フィリップアイランドは、ドイツGPが行われるザクセンリンクと並んで文句なしに好きなサーキットだ。
レイアウトは好きで、このサーキットは自分のライディングスタイルに合っている。
バイクのポテンシャルをフルに発揮できれば、いいレースができると確信している。
過去2戦、ポイントを獲得できなかったが、走りそのものは悪くなかったと思う。
125cc、250cc時代は優勝争いに加われた。
今年もシーズン中盤以降のいい走りを結果につなげたい。」



ガボール・タルマクシ(MotoGP ランキング17位)

「フィリップアイランドは高速コースでとても難しい。
バイクをしっかり仕上げなくてはいけないし、いい状態を作り出すために全力を尽くしたい。」





250cc


青山博一(250cc ランキング1位)

「フィリップアイランドは大好きなサーキットの1つ。
高速コーナーが多いけれど、ストレートはそれほど長くなく、全体のレイアウトもHondaに合っていると思う。
過去、ここではいいレースができているし、すごく楽しみにしている。
総合でトップに立っているけれど、バウティスタ、シモンセリと接戦になっている。
これまで通り、とにかく積極的に戦いたい。」



ラファエレ・デ・ロサ(250cc ランキング7位)

「フィリップアイランドは大好きなサーキット。
125ccは全開で走るポイントが多かったけれど、250ccはもっとスピードが出るし、より面白いサーキットだと思う。
ここは好きなだけでなく、他のサーキットより自信がある。」



ヘクトル・ファウベル(250cc ランキング10位)

「シーズンも残り3戦。
自分にとっては、本当に重要な戦いになる。
前回のエストリルは、最も得意なコースの1つだったが結果を残せなかった。
そのためランキングも落としてしまったので、ここから3戦でトップ8を狙いたい。
体調はほぼ回復しているし、ベストを尽くしたい。」



ラタパーク・ウィライロー(250cc ランキング14位)

「前回のエストリルは、バイクの状態がとてもよくて6位でフィニッシュできた。
フィリップアイランドは大好きなサーキットなので、前回のように気持ちよく走りたい。
ここからの2連戦は、総合ランキングを上げるチャンス。
次のマレーシアGPは自分のホームにも近く、モチベーションは高い。
開幕が楽しみだ。」



富沢祥也(250cc ランキング18位)

「エストリルは、10位争いの集団をリードしながら転んでしまった。
今年の目標の1つであるシングルフィニッシュも見えていただけにとても残念だった。
フィリップアイランドは、想像もつかない。
テレビで見る限り、景色もきれいで、コースも高速コーナーが多くてすごくエキサイティングなコースなので楽しみにしている。
残り3戦、シングルフィニッシュ目指してベストを尽くしたい。」



青山周平(250cc ランキング20位)

「前回のポルトガルはレーシングチーム・ジャーマニーでの初めてのレースだった。
なにもかもが初めてだったけれどチームベストとなる12位でフィニッシュできてうれしい。
今回はこのチームで2戦目のレース。
初日からセットアップに集中できると思うし、前回よりもいい順位でフィニッシュしたい。」













SUZUKI


クリス・ヴァーミューレン

「ホームグランプリという事で、私の家族や友人が訪れて、故郷の人々の前でレースができる事は、とても楽しみです。
エストリルでは、GSV-Rの改良が進み、ロングコーナーでのパフォーマンスをが上がっています。
この事は、フィリップアイランドで私達の助けとなるでしょう。
ロングストレートは、私達にとっては厳しいとは思いますが、スリップストリームを使って出来るだけやってみるだけです。
私は、本当にフィリップアイランドでのレースが大好きなので、楽しんで、上手くいくようにしたいです。」




ロリス・カピロッシ

「エストリルのレースで起こった事は、まだガッカリしていますが、GSV-Rを発展させることができたので、フィリップアイランドでは必ずうまくいくと信じています。
昨年のオーストラリアでのレースは厳しい結果になりましたが、私達はラップを改善させることが出来ています。
さらに上の結果を目指す必要性があると考えています。
過去のフィリップアイランドは苦心していましたが、前回よりもはるかにいい状態でレースに臨むことができると思います。」












DUCATI


ケーシー・ストーナー


「ポルトガルでは、2ヶ月間のブレークの後で疲れたことを別とすれば、問題なしにレースウィークを乗り切った。
オーストラリアは、気温が低いから、フィジカルコンディションがベストでない僕にとって、今回は十分に準備が整っていなければいけない。
コースはファンタスティック。
ライダーにとって、嫌いなポイントはほとんどない。
ここ2年間は僕にとって夢のようだったけど、今年は異なるだろう。
何ができるのか様子を見よう。」