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WSBK 第7戦 アメリカ アフターザフラッグ

2009-06-02 22:26:51 | Superbike 2009
ワールドスーパーバイク 第7戦 アメリカ
ミラー・モータースポーツ・パーク


レース後のコメント

スーパーバイク


B・スピース (優勝/優勝)

「少しスタートの練習をしていたし、このような長いストレートのコースでは必要なことなんだ。
第1レースは僕にとって思い通りの展開が出来た。
トップをキープできてリズムに乗れば、このコースは素晴らしいよ。
第2レースはタフだった。
ファブリツィオ選手も調子が良かったようで、僕が彼から勝利を横取りしたんじゃないかと思ってしまうくらいだよ。
安定したペースをキープすることを心がけたが、最後の6周はスパートをかけて持ってる力を全て出したよ。
凄い速いペースの素晴らしいレースだった。
ここでダブルウィンを飾れたことは嬉しい。
残念ながら芳賀選手の調子は100%ではないけれど、こっちとしては調子の良いときに勝っておかないとね。
次のミサノでもYZF-R1は強さを発揮するだろうから、リラックスして挑めるだろう。
どんなレースになるか楽しみだ。」

T・サイクス(13位/9位)

「今回もいくつかの課題を抱えていたし、スターティンググリッドも良くなかった。
第1レース、スタート自体は良かったけれど、第1コーナーで集団にはまり、ポジションを落としてしまった。
困難な状況になったが、赤旗中断による再スタートにより、さらに順位を上げることができた。
再スタート後は安定したラップタイムで走れた。
第2レースではセッティングを少し変えて0.5秒タイムが縮まったんだ。
全体にタフな週末だったが、課題解決に向けてセットアップに徹底することが出来た。
チームとして強くなってきているし、これからはチームに対して恩返しすることができると思う。」

ミッシェル・ファブリッツォ (3位/2位)

「レース1はとてもハードだった、なぜならリスタートの後に僕はピンポン玉のような感じがしたから、そこには3、4人がひしめき合っていくつかポジションを落としてしまった。
僕は彼らを再びパスするために強力にプッシュする必要があった。
そしてそれは簡単なことではなかったけれど、僕の表彰台への情熱は僕が必要だった強さを与えてくれた、そして僕は結果にとても満足している。
第2レースでは良いスタートを切り、終始ベンに着いていく事が出来た。
僕達の差は1.5秒程で、僕はハードにプッシュして差を詰めた、たぶんハードすぎたんだと思う、なぜなら最終ラップで僕のフロントタイヤは摩耗してしまい、それ以上彼を捉える事が出来なくなってしまった。
ベンは今日本当に強かった、だから僕は泣き言は言わない。
僕は価値ある36ポイントを獲得し、僕が表彰台の頂点へ再び昇るミザノへ向かう。」



芳賀 紀行 (9位/8位)

「僕はレース1でバイクのフィーリングがあまりよくなかった。
とても暑くて、楽な時間だったとはとても言えない。
僕達は第2レースへ向けてセッティングを少し変更したけれど、わずか数秒前にあってしかも射程距離にあったにも関わらず、表彰台をかけて戦う事は出来なかった。
残念ながら多くのライダーは今日、僕よりもただ強かった。
もちろん昨日のクラッシュの為に僕は100%ではなく、僕は今日勝てるとは思っていなかった。
しかしチャンピオンシップに重要なポイントが獲得できてうれしい。
ミザノまでに体調を整えて、優勝争いへ戻りたい。」


ジョナサン・レイ (5位/3位)

「赤旗中断になった第1レースは、第1ヒートの遅れが影響した。
再開されたレースでは3位になったのだが、合算で表彰台を逃した。
今回はフロントに課題があって、序盤にペースを上げられなかった。
全体的にはすばらしい走りができたのだが、それが結果に影響した。
第2レースは、第1レースも中断がなければこういうレースになっていたのだろう、という走りができた。
3位争いは厳しかったが、2戦連続で表彰台に立ててうれしい。」

カルロス・チェカ (2位/リタイア)

「第1レースは2位表彰台に立てて、最高のレースだった。
ベン(スピーズ)を捕らえることは不可能だったけれど、いいペースで走ることができた。
今年初めての表彰台なので、本当にうれしい。
それだけに第2レースの転倒は残念だった。
このレースもフィーリングはよかった。
2番手のファブリッツォを追いかけているときにシケインの縁石に乗り上げて、あっという間に転んだ。
今回のレースはバイクのセットアップがよくなっていることを確認できた。
第2レースの転倒がなければもっとよかった。」

清成龍一 (4位/5位)

「第1レースも第2レースもスタートがよく、序盤はいいペースで走ることができた。
しかし、タイヤの消耗により後半はペースをキープできなかった。
特にリアタイヤが厳しかった。
今回は朝のウオームアップを終えた時点でソフトでいこうと決めた。
第1レースは転倒者が出て赤旗中断になり、再スタートになった。
今回は3回スタートしたけれど、どの回もスタートは決まった。
第1レースは2レース分の合算だったし、中断になるまでのアドバンテージを生かせなかったのが残念だった。」


中野 真矢 (リタイヤ/7位)

「ソルトレイクシティのサーキットに初めて来たが、高速コーナーもテクニカルなコーナーもあり、安全性も高い走りやすいサーキットだった。
コースも早いうちに覚えることが出来、予選も上位に入れそうな手ごたえがあった。
最終的に予選10位と順位こそいまひとつだったが、思った以上に良いタイムが出ていたので、決勝は予選順位以上を狙っていた。
第1レースでは、完璧なスタートを決めることが出来、1周目は2番手につけられた。
その後、3位争いをしながら走行していたが、6周目にカルロス・チェカ選手がインから抜いてきた時にラインを多少外し、フロントが切れ込んでしまい、転倒してしまった。
せっかく良いポジションでレースをしていたので悔しいが、セッティングも決まりスタートが良ければ、上位を走れるという自信にもなった。
第2レースでは、第一レースの転倒の影響で、序盤にペースを掴むのに少し戸惑ったが、後半徐々にペースを上げ、3位争いのグループまで追いつくことが出来た。
結局、最後は追い抜くことは出来なかったが、7位でゴールとなった。
スーパーバイクにも慣れてきて、攻めることが出来るようになってきているので、今後がかなり楽しみになってきた!」


ブロック・パークス(リタイヤ/11位)

「スーパーポールが上手くいったし、2列目からスタートすることが出来て嬉しかった。
決勝は両レースともにスタートが決まった。
第1レースはタイヤにちょっと問題を抱え、最終ラップに電気系のトラブルが出てリタイヤしなければならなかった。
第2レースはタイヤの種類を変えて挑んだ。
しかし、1コーナーで他車にぶつけられて最後尾に落ちてしまった。
そこから追い上げたが11位がやっとだった。
今回は上位でフィニッシュすることも容易だったと思う。
バイクの状態がとても良かったし、それだけに残念だった。」

ジェイミー・ハッキング(7位/19位)

「今回初めてピレリタイヤを使い、電気系の制御も初めてだったので、フリー走行と予選でその両方に慣れなければならなかった。
それでも2 列目からスタートできたのだからとても嬉しい。
第 1 レースは両ヒートともにまずまずのスタートだった。
初めてのレースで7位になれて良かった。
第2 レースはスタート直後の混乱の中で、他車との接触を避けるためにコースアウトしなければならなかった。
信じられないライディングをするライダーがいることに驚いた。
第2レースのリザルトは本当に残念だった。」


加賀山 就臣(12位/12位)

南アフリカが終わったらと思ったら、今度はアメリカですよ!
ちょっと早めにアメリカに入って、ケニーおじちゃん(ケニー・ロバーツ)にお世話になって、楽しかったです。気分転換にもなって、ソルトレイクシティに入りました~
初日のフリー走行から感じがいい。
まぁ、調整するところはまだまだあるって感じだったけど、セッションが終わってみればトップ!じゃないですか。
タイム的にはまだまだだったけど、トップは気分がいい!この流れで午後の予選も行くぞ!なんてね。
その予選で開始直後に1コーナーの出口でハイサイド。かかとから地面に落ちてしまった。
痛みはあったけど、ピットに戻り、Tカーで再度アタック。
走りながら、足には激痛が。。。完璧に骨折してるなと思いながらもタイムアタック。
どうにか8番手でこの予選を終了。
ピットに戻って来て、ブーツを脱ごうとしたら、激痛が...
そのままメディカルに行ったら、案の定骨折。
右足のかかとと足首あたりに骨折だそうです。
普通だったら、そのままギブスなんだけど、とりあえず翌日まで待つことに。
右足はブレーキングでしか使わないから、チームとも話して、土曜日の朝の予選を走ってみてから考えることに。
土曜日の予選2回目は痛みを我慢しての走行だったから、さすがにタイムは出ないけど、そこそこは行ける感じ。このまま続行することにした。
決勝はと言うと、一発は出ないけど、それなりに安定した走りができてレース1もレース2も12位。
ポイントも獲得したし、怪我のことを考えれば良かったんじゃないかな?
次のサンマリノ?もちろん出ますよ!




SS(スーパースポーツ)

ケナン・ソフォーグル(優勝)

「優勝することができて本当にうれしい。
この数年、表彰台に立てないレースが続いていたので、余計にうれしい。
今回はセッティングを大きく変えた。
ウオームアップの後も変更したけれど、それがうまくいったし、レース中も勝てるという自信があった。
カル(クロッチロー)とユージェーヌ(ラバティ)とのバトルは厳しかった。
ラスコルツをかわしてから、彼ら2人に追いつくまでが大変だった。
最終ラップは、ユージェーヌと接触するほど激しかった。
今回のレースでは、全力を尽くしてくれたチームとスタッフに感謝したい。」

ユージェーヌ・ラバティ(2位)

「ケナン(ソフォーグル)とのバトルは厳しかった。
最終ラップの彼の走りはフェアプレイに欠けていた部分がある。
彼の走りはあまりにもアグレッシブだった。
しかし、自分を抜いていったのがケナンでよかった。
チャンピオンシップを考えれば、カル(クロッチロー)を抑えられた意味は大きい。
優勝はできなかったが、2位になれてよかった。」


ホアン・ラスコルツ(4位)

「朝のウオームアップで転倒したときに足を痛め、その影響もあって、終盤の4、5周は辛かった。
ソフォグルに抜かれたときに何としてもついて行こうとした。
ラップタイムを上げたが、ついていけなかった。
タイヤは十分に機能していたし、車体のセットアップも良かった。
しかし、もう少しエンジンのセットアップを進めないといけない。
表彰台に立てなかったのは残念だが、09年型のNinja ZX-6Rは確実に良くなっている。
パフォーマンスをまだ完全に引き出せていないし、これから後半の戦いが楽しみだ。」



藤原 克昭(13位)

「今日はスタートに失敗してしまった。
エンジンの回転数が高すぎたのか、リヤをスリップさせてしまった。
1コーナーに入ったときは20番手か21番手だった。
そこから追い上げるのは難しかったし、13位がやっとだった。
ラスコルツとは車体もエンジンもセッティングが違うのだが、だんだんラスコルツのタイムに近づいて来ている。
セットアップはいい方向に進んでいる。
次のミサノは好きなサーキットなので、バイクの状態が良くわかるはず。
次はラスコルツとともにトップグループにからみたい。」