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MotoGP : 第7戦 オランダGP アフター・ザ・フラッグ

2009-06-28 18:06:36 | MotoGP 2009
MotoGP : 第7戦 オランダGP アフター・ザ・フラッグ



■開催日:2009年6月27日(土)決勝結果
■開催地:オランダ/アッセン(4.555km)
■周回数:26周(118.43km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:24度 ■路面温度:30度
■PP:V・ロッシ(ヤマハ/1分36秒025)
■FL:V・ロッシ(1分36秒558)
■観客:9万6152人(3日間:13万8707人)


World Championship

MotoGP ランキング


1 Valentino ROSSI ITA Fiat Yamaha Team 131
2 Jorge LORENZO SPA Fiat Yamaha Team 126
3 Casey STONER AUS Ducati Marlboro Team 122
4 Andrea DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team 69
5 Dani PEDROSA SPA Repsol Honda Team 67
6 Colin EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 67
7 Loris CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP 56
8 Marco MELANDRI ITA Hayate Racing Team 55
9 Chris VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP 53
10 Randy DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP 51
11 James TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 39
12 Alex DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini 31
13 Nicky HAYDEN USA Ducati Marlboro Team 27
14 Toni ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini 27
15 Mika KALLIO FIN Pramac Racing 26
16 Niccolo CANEPA ITA Pramac Racing 12
17 Sete GIBERNAU SPA Grupo Francisco Hernando 12
18 Yuki TAKAHASHI JPN Scot Racing Team MotoGP 9





MotoGPクラス


優勝 : バレンティーノ・ロッシ

「とても感動的な瞬間だったよ。
今日の100勝目達成は生涯、忘れられないだろう。
70勝目の時点では100勝がとても遠くに感じられたけれど、今こうしてそれを成し遂げることができて、しかもここまでの道のりはとても楽しいものだった。
すべては多くの人の支えがあってこそ。
ジェレミーをはじめチームのスタッフたちは10年もの間、僕を支え続けてくれた。
そしていつも100%の力を注いで、僕のために最高のマシンを作ってくれたんだ。
またそれとは別に、とくに感謝したいのは人生のすべてをともにしてきた友人たちと父のグラツィアーノ、母のステファニアだ。
父は30年前、僕が赤ちゃんのときにこのアッセンで優勝しているんだよ。
その意味でも今日ここで100勝目を達成できたことは大きな意味がある。
それにアッセンはモーターサイクル・レースの聖地で、最も歴史のある場所だからね。
レースのほうは完璧。
スタートも良かったし、マシンも素晴らしかったからハイペースを不安なくキープすることができた。
今回は、前回のようなラストラップでのバトルにならなくて済んだけれど、それは見ているファンの心臓にとっても良かったと思うよ!
コースのいくつかの部分でロレンソに対してアドバンテージがあって、そこではとてもいい走りができていたんだ。
100勝に到達したのはふたりだけ。
でもアゴスティーニはさらに22勝を挙げているので、やはりまだまだ先があるということだ。
チームのモチベーションは依然として高いので、これからまた彼らと一緒に多くの優勝を目指していきたい。」



2位 : ホルヘ・ロレンソ

「まず初めにバレンティーノの100勝達成を祝福したい。
本当に素晴らしい記録で、今日はまさに彼のための一日だったと思う。
僕のほうは残念ながらスタートがうまくいかなくて、挽回するために何度かリスクもおかさなければならなくなってしまった。
ようやく2位まで上がってバレンティーノのついて行こうとしたけれど、いくつかの場所で彼ほど速く走れなかったんだ。
バレンティーノは毎ラップ、36.5秒台をキープしていたけれど、僕のほうはマシンが完璧という状態ではなかったから、それほど激しくプッシュするだけの自信が持てなかった。
レースが進むに連れてフロントタイヤの消耗を感じたので、そのあとは安全に2位をキープしようと気持ちを切り替えたんだ。
またひとつ表彰台を獲得できたのだから十分にいい成績。
しかもこれは自己通算50回目の表彰台ということだし、今シーズンは開幕以来、チームがとても強いからハッピーなんだ。
シリーズポイントでもトップからわずか5ポイント差。
良い状態をキープしてラグナセカへ向かうことができる。
今はとてもわくわくしているよ。」



3位 : ケーシー・ストーナー

「週末を通じてフィーリングは良かったが、今回も予選で体調が悪くなりはじめ、週末が進むにつれて悪化していった。
考えうるあらゆるサプリメントやビタミン剤を採ったけれど、全く良くならなかった。
だから、ちゃんと検査してもらう必要があることなのは明らかだ。
こんな体調じゃ僕もやっていけないし、ポイントも犠牲になるからね。
今日もバイクが素晴らしかったのは、チームのおかげ。ドクターにも多大な感謝を捧げたい。
クリニカモビルのマッキアゴデナ医師や、カタロニアやここで僕をケアしてくれた理学療法士のフレディー(デンテ)にも感謝している。
残念ながら僕らはラグナセカまでに体を回復させる時間はあまりないけれど、僕らのやれることが何かはやってみないとわからない。」



4位 : コーリン・エドワーズ

「ようやく今回は好スタートを切ることができた。
長めのホイールベースが役に立ってくれたようだ。
ドビツィオーゾに抜かれたときには歯を食いしばってついて行き、懸命にプレッシャーをかけ続けた。
結果的に彼が僕の目の前で転倒することになったけれど、その直前に、実は僕のほうもフロントの右側が危なくなっていたんだ。
昨日はそのタイヤで32ラップ走ったが、ピットに入ったり出たりを繰り返していたので、タイヤの状態をしっかり評価することができなかったのかもしれない。
その後は、ストーナーに追いつけるようは状況でもなかったし、後方のバーミューレンはかなり離れていたので、ポジション・キープに切り替えることにしたんだ。
僕が目指しているのはミスをせずに、勢いを持続すること。
もちろん全力を尽くしてハードに攻めているが、今シーズンはとくに、表彰台獲得はかなり難しいよ。
ライバルはみな手強くて、これまでのどのシーズンよりも厳しいと思う。
今までにないほど頑張っているつもりなのに、表彰台まではまだまだ遠い。
それでもチャンポンシップでは4位まであと5ポイントだし、今日は世界中で最も速い3人に負けただけなのだと思えば、今の状態にも満足できるよ。
ラグナセカが待ちきれない。
できることならあそこで、モンスターとテック3とアメリカのファンのために表彰台に上りたい。」


5位 : クリス・バーミューレン


「今季自己最高となる5位に満足している。
それにバルセロナテストからバイクが進歩していることを証明した。
特にシャシー面に関してね。
今回、そして続く2戦のサーキットではフロントがそれほど重要じゃないので、僕らのスピードじゃ少し不利なんだけれど、そんなに悪くないし、戦えるポテンシャルはある。
レースはいいスタートを切り、序盤はトップグループに加わった。
彼らについていこうと必死に頑張ったけれど、食らいついていけるラップタイムを刻めなかった。
レース中はずっとプッシュしていたよ。
コーリン(エドワーズ)にかわされた時はついていこうとしたが、彼の方がリアがグリップしている感じだったんだ。
その後、レースの大半は単独走行になったからかなりつまらなかった。
それでも5位に満足しているし、チャンピオンシップで貴重なポイントを獲ったので、ラグナセカに向けていい結果を残せた。」






6位 : ジェームス・トーズランド

「新しいクラッチ・セッティングで初めてのレースだったから、スタートでちょっと緊張した。
ウォームアップで転倒してしまったから、レース前に試すこともできなかったしね。
結局、思っていたよりは上手くできたんだけれど、それでも3、4台分は順位を下げてしまった。
決勝用のセッティングには自信があったので、とにかく落ち着いていこうと思って周回を重ねていったら、2、3ラップのうちに10位まで上がることができたんだ。
レースのほとんどは集団の激しいバトルだったけれど、自分がライバルたちに比べて圧倒的に強いというわけではないことは分かっていたし、もしも前に出たとしても引き離すとはできないと思っていた。
つまり前に出たら、そのあとは懸命に守るしかないことは分かっていたんだ。
結局その通りの展開になったんだけれど、最終ラップでは危うく全てが台無しになりそうになった。
第10コーナーでエリアスが仕掛けてきたが、僕は最終コーナーでミカをパスしようと準備していた。
そこにロリスも加わって、一時僕はなんと6位から9位まで落ちてしまったんだ!
ひどい混乱だったから、カリオが転倒したのも知らなかった。
エリアスが最終シケインでロリスに仕掛け、僕にとっては幸運なことにふたりがラインを外したので、その間に再び集団のトップに立つことができた。
そして念願だった6位を獲得することができたんだ。
中島氏のアドバイスが大きな助けになってくれた。
同時に、ヤマハが常に僕のことを考えてくれていて、もっと速く走ることを望んでくれていることを実感できたよ。」




7位 : ランデイ・デ・ピュニエ

「集団の中でフラストレーションがたまるレースになったが、同時に、とてもエキサイティングだった。
トーズランド(ヤマハ)がバックストレートの進入で限界のスピードで入ってきて接触、その影響でエリアスとも接触した。
最終ラップのシケインでは、カピロッシとエリアスが目の前で接触してコースアウトしたので、彼らを抜いてチェッカーを受けることができた。
今日はスタートが悪く、がんばって追い上げた。
しかし、追いついたと思ったら接触で飛び出し、順位を落とすという戦いだった。
厳しい戦いだったが、目標の8位以内でチェッカーを受けられてうれしい。」

8位 : ニッキー・ヘイデン


「予選13番手からのスタートだと多くの問題があるように思うでしょうが、マシンはシーズンで最も良かったので、懸命に仕事をしてくれたチームに巨大な(huge) "ありがとう" と言いたい。
レースでは、スタートが物凄く良かった。
何台かにパスされて、少しリズムを失うまではセカンドグループをリードする事が出来た。
バックストレートで小さなミスによりラインを外してしまって大きくタイムロスをした。
けれどすぐにグループに戻って戦いを続けることができた。
とても楽しかったけれど、レース中盤に不幸なことに左ハンドルバーが緩んでしまい、大きくタイムが落ち、多くのライダーから抜かれた。
今シーズンはいろんなことがあるけれど、あの速度域でハンドルバーが緩むことは恐怖以外何物でもない。
いずれにしてもハードな戦いだった。
5位か6位の戦いなんだけれど、まるでタイトル争いしているようだったね。
グループの皆に敬意を払いたい。
エリアスは大きなミスをしたけれど、レース後は皆握手を交わしたよ。
良いレースだった。」





9位 : ロリス・カピロッシ

「今日はスタートでつまづき、いい結果を残せなかった。
ここはオーバーテークが簡単にはいかないから、おかげでレースはかなり厳しくなった。
コースを膨らんでしまい、また一からスタートをやり直して、巻き返すために先行したライダーを追っかけなければならなかった。
最終ラップで3人のライダーを抜き、最後のいくつかのコーナーでカリオの後ろにつけたら、その後、彼がクラッシュしたので、6位になった。
悪気はないんだろうとは思ったけれど、僕を抜こうとしたエリアスに最終コーナーで押し出され、今日はそれで全てが終わってしまった。
いいスタートが切れていれば、僕らは戦闘力があるからいいレースができただろうなと思って腹が立った。
でも今は終わったこと。僕らは前に進まなきゃ。」



10位 : アレックス・デ・アンジェリス

「今日はスタートもよく、中盤まではいい走りができたと思う。
前回のカタルニアGP後のテストで、リアのセッティングがよくなったことが、今回の好走につながった。
しかし、終盤になって、リアではなく、今度はフロントのグリップに苦しんだ。
それでペースが落ち、順位も下げてしまった。
しかし、いい状態にバイクが近づいていることは間違いないことを実感した。
次のラグナセカが楽しみだ。」


11位 : マルコ・メランドリ

12位 : トニ・エリアス

「今日はスタートに失敗、最後尾に落ちてしまったことで、ジベルノー(ドゥカティ)と高橋、タルマクシを抜くのに時間を費やしてしまった。
しかし、前が開けてからはすごくいいペースで走れたし、6、7番手争いの集団に追いつくことができた。
その中でのバトルはすごく楽しかった。
最終ラップのシケインで止まり切れず、カピロッシと一緒にコースアウトしてしまった。
彼には本当にすまないことをしたと思う。
コースに復帰して8位でチェッカーを受けたが、20秒のペナルティで12位。
この裁定は仕方がない。
順位は悪いが、内容は悪くなかった。
いいパフォーマンスが見せられたと思う。」


13位 : セテ・ジベルナウ

「難しい週末だったけど、役に立ちそうなデータを集められたので前向きです。
レース中、ずっとフロントがはねて苦しかった。
しかし、重要なのはラグナセカに向けて良い方向性が得られたことだ。
私は満足しており、良く働いたチームみんなに感謝している。
結果としては良くないかもしれないが、すぐに良い結果が得られると思うよ。」




14位 : ニッコロ・カネパ

「まさか14位とは思わなかったけど、とにかく今日は調子が良かった。
マシンのことを学び上達することができたので、次のレースにつながる。
次のラグナセカのレースが待ち遠しい。
初めての走ることになるし、素晴らしいサーキットだと聞いているからね。」


15位 : 高橋 裕紀

「難しいレースだった。
スタートがうまくいかず、1コーナーでイン側から誰かと接触したことで、最後尾グループから追い上げる展開になってしまった。
今日はハードタイアを選択したので、だんだんペースを上げて順位を少し上げられたが、中盤からは、腰とヒザ、前回のカタルニアGPで痛めた右手中指の痛みがひどくて思うように走れなかった。
特に右手は、痛みだけでなく力が入らず苦しかった。
中盤はセテ、終盤はカネパ(ドゥカティ)とバトルになった。
不完全燃焼のレースだった。
でも、イタリア、カタルニアと完走していないので、完走できてよかった。」

16位 : ガボール・タルマクシ

「自分はまだMotoGPマシンの走りを学んでいる段階だが、序盤は、実に楽しかった。
何人かのライダーについていくことができたからね。
しかし、今日はソフトコンパウンドのタイヤをチョイスしたので、中盤以降は、ペースをキープできず、徐々に離されてしまった。
しかし、序盤のラップタイムには満足しているし、また、自分が前進できたと思う。
次のラグナセカGPが本当に楽しみだ。」

リタイヤ : アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「スタートはよかったが、集団の中にもまれてなかなか抜け出せなかった。
序盤はフリー走行や予選と同じペースで走ることができた。
自分としてはよいラップだと思うし、4番手までポジションを上げることができた。
ストーナーにおいついたかどうかは分からないけれど、いい感じで走れていた。
しかし、1コーナーでフロントから転んでしまった。
残念なレースになったが、次のレースは1週間後なので、気持ちを切り替えて挑みたい。」

リタイヤ : ダニ・ペドロサ

「残念なレースだったが、ケガがひどくならなかったことだけは幸いだった。
転ばなかったら…と言っても仕方ないが、あのまま走っていれば、表彰台には立てたのではないかと思う。
バイクのフィーリングはよかったし、自分の現状の力を出し切れる状態だった。
スタートも、走りのリズムもよかった。転びそうな感じはまるでなかった。
フィーリングがよかっただけに、本当に残念な結果だった。
今回のことは忘れて、次のラグナセカGPに向けて気持ちを切り替えたい。」


リタイヤ : ミカ・カリオ
「ものすごく指が痛い。バレンシアのテストで怪我した指と同じ指をやってしまった。
切り落とした方がマシかもしれないくらいだ。
これは冗談だけれど、レースは残念だった。
とても素晴らしいパフォーマンスがあったけど、残り3コーナーの時点で後ろのライダーが迫っていたのでブロックラインをとったらフロントを失ってしまった。
自分のミスなので、競争的なマシンに仕上げてくれたチームに申し訳なく思う。
今はフィンランドに戻って指の状態を検査する必要がある。
ラグナセカは、走れると思うよ。」








250クラス


優勝 : 青山博一

「今日はアプリリア勢の集団の中でバトルになったので、できるだけ少ない数で戦いたいと思った。
なかなか前には出られなかったが、なるべくペースを上げて台数を減らしていこうという作戦だった。
できれば、バウティスタと一騎打ちになればと思っていた。
終盤はその通りの展開になった。
しかし、バウティスタがなかなか抜いていかないので、自分のリズムでペースを上げていった。
最終ラップに入る前のシケインで、僕が進入ではらんでしまった。
ラインを戻したところでバウティスタと接触してしまった。
マフラーにフェンダー、シートカウルも壊れ、最後まで走りきれるか心配だった。
転んだバウティスタのことも心配だった。
最後まできっちり戦って勝ちたかったが、優勝できて本当によかった。
総合で首位に立てたこともうれしい。」

8位 : ヘクトル・ファウベル

「ひどいレースだった。
今日は、スタートもよく1コーナーで5、6台を抜くことができた。
しかし、ディ・ミリオ(アプリリア)と接触してオーバーラン、クラッチレバーも曲がってしまった。
そのために1周目は19位までポジションを落とし、2周目には目の前の転倒車を避けるためにまたしてもオーバーラン。
最後まで全力で追い上げるレースだった。
バイクがいい状態だっただけに本当に残念だ。
序盤の混乱がなければ、もっと、いいレースができたはずだ。」

9位 : ラタパーク・ウィライロ

「今日はスタートもよく、レース中も自分のリズムで走ることができた。
しかし、このサーキットは右コーナーが多く、中盤からリアの右側のグリップが苦しくなって、なかなかペースを上げられなかった。
終盤は、デ・ロサとバトルとなったが、彼を抑えて9位でチェッカーを受けられてよかった。」


11位 : マイク・ディメッリオ

「良いスタートを決め、すばやくポジションを上げることに成功した。
最初はグループをリードしようとプッシュしていた。
結構いい感じで乗れていたんだけれど、突然リアタイヤが終わってスライドが始まった。
コーナーに入っていくことが出来ず、特に右が良くなかった。
だから、クラッシュしないようにすることに気持ちを切り替えた。
ガレージに戻った時、タイヤは完全にダメになっていた。
前の位置が狙えただけに、とても大きな失望だ。」




リタイヤ : 富沢祥也

「スタートした直後の混戦の中で他車と接触して遅れた。
そのときにフロントブレーキのレバーが当たり、レバーが曲がってしまった。
それに気づかずコーナーに入っていってブレーキレバーを握ろうとしたらレバーがなくて止まり切れずコースアウトして転んでしまった。
ここ3戦はリタイアしているので、絶対に完走しようと思っていただけに、本当に悔しいレースだった。」


リタイヤ : アルバロ・バウティスタ

「計画では最後に青山をかわそうと思っていたんだ。
なぜなら最終セクターでは僕は青山より速かったからね。
おそらく彼はミスをしてんだろうけど、シケインで止まりそうになっていた。
そして、僕は彼の後ろに突っ込んでしまい何もすることが出来なかった。
クラッシュは残念だった。
これで、得られずはずの20ポイントを失っただけでなく、チャンピオンシップのリーダーの座を失った。
それでも良いレースを見せることができたし、我々が強いことは証明できた。
これからも仕事を続けて、良い結果を残せるようにしていくよ。」




125クラス


17位 : 中上貴晶

「結果が出せなくて本当に悔しいです!
レースでも、スタートは自分でもびっくりするくらい決まって、いい位置に居たのですが・・・
僕だけ避けきれず、コースアウト
それからは、必死に追い上げましたが17位。
予選の順位が悪いから、こういう転倒にも巻き込まれるんだし、
追い上げのレースをしなくてはならない。
自分のダメなところがはっきり理解できたので、3週間後のドイツGPでは同じことを繰り返さないようにします!」




リタイヤ : 小山知良

「やっちまいました…!!
32番手最後尾スタートで、1周目に20番手までポジションを上げて、その後もポジションを上げて、ポイント圏内の13番手争いに追い付いた。
でも、サスペンションのセッティングが完璧じゃなくて、フロントに問題を抱えたまま周回を重ねていた。
そして中盤に、ヘアピンコーナーでフロントが切れ込んで転倒してしまいました…。
でも結果は、凄くポジティブです。
ウィーク通してNEWエンジンをテストして、ようやく決勝で少しポジティブな結果を得ることが出来たし、沢山のデーターを収得することができました。
そして、チームとしても、また一つ進歩したと思います。」











監督クラス


D・ブリビオ (ヤマハ・ロッシ・チーム監督)

「100勝という記録がすべてを語っているよ!
これはチームのみんなにとっても大きな誇りで、バレンティーノと一緒に仕事ができることをとてもうれしく思っている。
彼は間違いなく史上最高のライダーのひとりで、今日も素晴らしいものを我々に見せてくれた。
そんな彼と力を合わせて働くということは大きな喜びで、毎週末をとてもエンジョイしている。
またヤマハにとっても重要な1勝で、100勝のうちの後半の40勝はすべてヤマハで獲得したもの。
最高峰クラスでの優勝は、他のどのメーカーよりも多くなっているのだ。
2004年に彼がヤマハに加入したときには、このような記録について考えることなどできなかったが、これからはヤマハの社員を含めてすべての関係者がこのことを記憶に残すことになるだろう。
この素晴らしい記憶をプレゼントしてくれたバレンティーノに、皆に代わってお礼を言いたい。
ヤマハに来てくれてありがとう!」


D・ロマニョーリ (ヤマハ・ロレンゾ・チーム監督)

「今回もまた表彰台に上ることができた。
ホルヘの強さを証明できたという意味で、とても重要な1戦になったと思う。
スタートとその後で少々問題が出たことは残念だった。
ホルヘは遅れを取り戻そうとしてフロントタイヤに負担をかけてしまったのだ。
でも彼のレース運びは非常にクレバーで、マシンを最後までしっかりとコントロールして2位の成績を手にすることができた。
これからラグナセカへ飛ぶが、そこでもいい走りができると確信している。
ヤマハはまた最高のマシンを用意してくれるので、我々にとっては今後に向けて大きなモチベーションになっている。」


H・ポンシャラル (ヤマハ・テック3・チーム監督)

「モンスター・ヤマハ・テック3・チームにとって、間違いなく今季最高のレースになった。
そして今回もチームのみんなが一生懸命に頑張ってくれたことをうれしく思っている。
コーリンはノン・ファクトリーのなかのトップライダーとして、またも見事な走りを見せてくれた。
今シーズンの戦いの厳しさを考えれば、これは本当に素晴らしいことなんだ。
またジェームスにも心からの祝福を贈る。
レースの間中、楽な時間はなかったが、モトGPのなかでもトップクラスのライダーも交えた大集団を引っ張って見せた。
決して容易いことではないが、彼はそれをやってのけた。そして6位入賞を成し遂げたのだ。
ジェームスはまさにファイターであることを証明できたと思う。
そして上位6位までに4台が入るという、ヤマハの成功の一翼を担うことができたことは、私にとっても大きな喜びだ。
またジェームスのために多大な努力をしてくれたヤマハの中島氏に対しては、感謝の気持ちでいっぱい。
このあとは、このいいムードをキープして、コーリンのホームレースであり、モンスターにとっても重要なレースとなるラグナセカへ向かう。」





ポール・デニング (スズキ・チームマネージャー)

「チームが、この3戦でトップ5に入れた事は良かったです。
クリスがここで大きな改善が得られたことは、今後の彼が得意な3つのトラックを迎えるにあたって大きな自信になることでしょう。
とても頼もしいレースだったし、それが今後の良い基礎となります。
レースでは、最終コーナーまでは5位と6位を得られそうでしたが、ロリスにとって残念だったので、控え目に言って面白いレースでした。
多くのバトルがあり、何が起きても不思議ではありませんでした。
そして最終コーナーで必死のアタックによって、それが裏付けられる結果となりました。
今週末は前向きな結果を得ることができたが、我々が望んでいた結果とは少し違いました。
これからも懸命に改善を続けていき、来週のラグナセカでは最大限のポテンシャルを発揮できるようにします。」


ファビアーノ・ステルラッキーニ (プラマック・レーシング・テクニカルディレクター)

「我々のライダーたちを誇りに思います。
ミカは、予選やレースで並はずれた事をやってのけました。
最後の3コーナーを残すまでは素晴らしかったです。
最後のミスはとても残念ではありますが、レーシングの世界では往々にある事です。
我々が心配なのはミカの怪我の具合です。
最初はひどい怪我だと感じていましたが、クリニカ・モバイルのコスタ医師の的確な処置のおかげで、ラグナセカのレースは休まなくても済みそうです。
我々は、ミカが母国フィンランドで受ける正式な診断結果を待っています。
我々は、ミカと共にあり、早く状態が良くなることを祈っています。」






WSBK 第9戦 イギリス SP

2009-06-28 16:51:51 | Superbike 2009
Donington Superbike

Superpole

Saturday, 27 June 2009 17:19



1 19 Spies B. (USA) Yamaha YZF R1 1'29.846
2 3 Biaggi M. (ITA) Aprilia RSV4 Factory 1'30.080
3 67 Byrne S. (GBR) Ducati 1098R 1'30.535
4 56 Nakano S. (JPN) Aprilia RSV4 Factory 1'30.671
5 84 Fabrizio M. (ITA) Ducati 1098R 1'30.734
6 41 Haga N. (JPN) Ducati 1098R 1'31.023
7 7 Checa C. (ESP) Honda CBR1000RR 1'31.342
8 96 Smrz J. (CZE) Ducati 1098R 1'34.797

9 91 Haslam L. (GBR) Honda CBR1000RR 1'30.159
10 66 Sykes T. (GBR) Yamaha YZF R1 1'30.229
11 121 Hopkins J. (USA) Honda CBR1000RR 1'30.272
12 65 Rea J. (GBR) Honda CBR1000RR 1'30.387
13 36 Lavilla G. (ESP) Ducati 1098R 1'30.612
14 27 Ellison J. (GBR) Yamaha YZF R1 1'30.816
15 11 Corser T. (AUS) BMW S1000 RR 1'30.916
16 111 Xaus R. (ESP) BMW S1000 RR 1'31.120

17 22 Camier L. (GBR) Yamaha YZF R1 1'31.176
18 71 Kagayama Y. (JPN) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'31.215
19 57 Lanzi L. (ITA) Ducati 1098R 1'31.217
20 9 Kiyonari R. (JPN) Honda CBR1000RR 1'31.260

21 99 Scassa L. (ITA) Kawasaki ZX 10R 1'31.874
22 23 Parkes B. (AUS) Kawasaki ZX 10R 1'31.887
23 25 Salom D. (ESP) Kawasaki ZX 10R 1'32.183
24 14 Lagrive M. (FRA) Honda CBR1000RR 1'32.243
25 2 Hacking J. (USA) Kawasaki ZX 10R 1'32.245
26 117 Andrews S. (GBR) Kawasaki ZX 10R 1'32.343
27 53 Polita A. (ITA) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'32.584
28 79 Young B. (USA) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'32.735
29 94 Checa D. (ESP) Yamaha YZF R1 1'32.811
30 88 Resch R. (AUT) Suzuki GSX-R 1000 K9 1'33.374
31 77 Iannuzzo V. (ITA) Honda CBR1000RR 1'33.408


MotoGP : 第7戦 オランダGP 決勝リザルト

2009-06-28 16:36:06 | MotoGP 2009
ALICE TT ASSEN


MotoGP Race Classification

1 V. ROSSI ITA Fiat Yamaha Team 42'14.611
2 J. LORENZO SPA Fiat Yamaha Team + 5.368
3 C. STONER AUS Ducati Marlboro Team + 23.113
4 C. EDWARDS USA Monster Yamaha Tech 3 + 29.114
5 C. VERMEULEN AUS Rizla Suzuki MotoGP + 33.605
6 J. TOSELAND GBR Monster Yamaha Tech 3 + 39.347
7 R. DE PUNIET FRA LCR Honda MotoGP + 39.543
8 N. HAYDEN USA Ducati Marlboro Team + 39.823
9 L. CAPIROSSI ITA Rizla Suzuki MotoGP + 40.673
10 A. DE ANGELIS RSM San Carlo Honda Gresini + 46.010
11 M. MELANDRI ITA Hayate Racing Team + 57.777
12 T. ELIAS SPA San Carlo Honda Gresini + 59.774
13 S. GIBERNAU SPA Grupo Francisco Hernando + 1'05.366
14 N. CANEPA ITA Pramac Racing + 1'09.897
15 Y. TAKAHASHI JPN Scot Racing Team MotoGP + 1'09.930
16 G. TALMACSI HUN Scot Racing Team MotoGP + 1'25.099

Not classified
M. KALLIO FIN Pramac Racing 1 Lap
A. DOVIZIOSO ITA Repsol Honda Team 16 Lap
D. PEDROSA SPA Repsol Honda Team 22 Lap





250cc Race Classification

1 H. AOYAMA JPN Scot Racing Team 250cc 40'44.008
2 H. BARBERA SPA Pepe World Team + 4.424
3 M. SIMONCELLI ITA Metis Gilera + 10.339
4 A. ESPARGARO SPA Balatonring Team + 11.383
5 R. LOCATELLI ITA Metis Gilera + 11.596
6 A. DEBON SPA Aeropuerto-Castello-Blusens + 14.265
7 K. ABRAHAM CZE Cardion AB Motoracing + 17.982
8 H. FAUBEL SPA Valencia CF - Honda SAG + 19.012
9 R. WILAIROT THA Thai Honda PTT SAG + 20.926
10 R. DE ROSA ITA Scot Racing Team 250cc + 21.033
11 M. DI MEGLIO FRA Mapfre Aspar Team 250cc + 32.128
12 L. PESEK CZE Auto Kelly - CP + 41.329
13 A. BALDOLINI ITA WTR San Marino Team + 1'05.321
14 V. DEBISE FRA CIP Moto - GP250 + 1'12.451
15 I. TOTH HUN Team Toth Aprilia 1 Lap
16 V. LEONOV RUS Viessmann Kiefer Racing 1 Lap

Not classified
A. BAUTISTA SPA Mapfre Aspar Team 2 Lap
B. CHESAUX SWI Racing Team Germany 5 Lap
A. PONS SPA Pepe World Team 8 Lap
T. MARKHAM GBR C&L Racing 10 Lap
S. BONSEY USA Milar - Juegos Lucky 11 Lap
M. PASINI ITA Team Toth Aprilia 11 Lap
T. LUTHI SWI Emmi - Caffe Latte 14 Lap
J. CLUZEL FRA Matteoni Racing 19 Lap

Not finished 1st lap
S. TOMIZAWA JPN CIP Moto - GP250



125cc Race Classification

1 S. GADEA SPA Bancaja Aspar Team 125cc 39'07.577
2 J. SIMON SPA Bancaja Aspar Team 125cc + 0.901
3 B. SMITH GBR Bancaja Aspar Team 125cc + 12.356
4 A. IANNONE ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 12.400
5 N. TEROL SPA Jack & Jones Team + 20.078
6 S. BRADL GER Viessmann Kiefer Racing + 20.468
7 J. FOLGER GER Ongetta Team I.S.P.A. + 20.755
8 S. CORSI ITA Fontana Racing + 21.263
9 P. ESPARGARO SPA Derbi Racing Team + 21.558
10 M. MARQUEZ SPA Red Bull KTM Moto Sport + 21.941
11 J. OLIVE SPA Derbi Racing Team + 23.605
12 E. VAZQUEZ SPA Derbi Racing Team + 28.406
13 D. AEGERTER SWI Ajo Interwetten + 1'00.312
14 M. FRITZ GER LHF-Project Racing + 1'00.355
15 L. ZANETTI ITA Ongetta Team I.S.P.A. + 1'00.615
16 L. SALOM SPA Jack & Jones Team + 1'00.629
17 T. NAKAGAMI JPN Ongetta Team I.S.P.A. + 1'00.997
18 M. VAN DER MARK NED Dutch Racing Team + 1'01.030
19 J. IWEMA NED Racing Team Germany + 1'08.795
20 L. SEMBERA CZE Matteoni Racing + 1'09.076
21 J. ZARCO FRA WTR San Marino Team + 1'14.817
22 K. PESEK CZE Pesek Team + 1'30.729
23 L. MARCONI ITA CBC Corse + 1'46.244
24 P. BIJSTERBOSCH NED Racing Team Bijsterbosch 1 Lap
25 L. VITALI ITA CBC Corse 1 Lap

Not classified
E. RABAT SPA Blusens Aprilia 11 Lap
T. KOYAMA JPN Loncin Racing 13 Lap
C. BEAUBIER USA Red Bull KTM Moto Sport 17 Lap
S. CORTESE GER Ajo Interwetten 18 Lap
R. KRUMMENACHER SWI Degraaf Grand Prix 21 Lap
L. SAVADORI ITA Fontana Racing 21 Lap
S. REDDING GBR Blusens Aprilia 21 Lap
A. MASBOU FRA Loncin Racing 21 Lap

Not finished 1st lap
D. WEBB GBR Degraaf Grand Prix