~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

南アルプス生態邑2

2014-01-10 17:53:46 | ・鳥・生物

つづきです。

シジュウカラ

ヒヨドリ

ミヤマホオジロ(深山頬白、Emberiza elegans)は、スズメ目ホオジロ科ホオジロ属

初めて見ました。オスです。メスは黄色部がなく全体に茶色っぽいみたい。冬鳥。東日本での越冬数は少ないようです。

どうも画像が粗い。ピントも甘い。以前も黄色い鳥(キセキレイ)を望遠で撮った時こんな感じだったなあ。

で、ちょっといろいろ調べました。ずっと適当にオートかプログラムモードかスポーツモードで撮っていたのですが、調べたら

ハイスピード連写HQモードってのがありました。次回からはこのモードでも撮ってみることにします。

カケス

着いたときには部屋の中からも見れたんですが、撮ろうとしだしてからは現れませんでした。

ネチャーガイドツアーに参加しました。大人500円/一人 1時間(午前:10:30~11:30) 

カワガラス(河烏、学名:Cinclus pallasii)は、スズメ目カワガラス科

名前はカラスですけど、カラス科ではありません。早川にいるカワガラスを見つけてもらいましたよ。

岩の上から川の獲物を捕獲するそうです。水にもぐって水生昆虫や甲殻類、小魚を捕食します。水中では、水底を這うように歩き回って

川底の餌を探すそうです。寒そう~~~^^;;

早川の断層です。ネイチャーガイドさんは何でも知っています。何でも教えてくれます。勉強になりましたよ。

糸魚川-静岡構造線は、新潟県糸魚川市から長野県諏訪市、山梨県早川町を経て、静岡市に達する延長約250kmに及ぶ大断層。

この構造線に沿って日本アルプスが造られており、白馬岳、乗鞍岳、上高地、赤石岳、身延山などが連なる。

 

シカによるアブラチャンの樹皮食いの痕なども見せてくれました。冬枯れの山でもフォーカスを変えると面白いものだと再確認

しました。

その後、情報を得てクマタカの出没する高架線、ベニマシコの群れる川沿いの畑、ヤマセミのいる雨畑湖などに寄りましたが・・・

ベニマシコが見られる畑では、農家の方が「まだ来てないよ~」との事でしたが、この子が見られました。

カシラダカ(頭高、学名:Emberiza rustica)は、スズメ目ホオジロ科

和名の由来は、興奮すると頭頂部の羽を立たせることよる。冬鳥。数羽から100羽程の群れを作って過ごす。

こんな冬枯れの畑にいましたよ。

南アルプス生態邑のヤマセミの剥製。

雨畑湖にヤマセミを探しに行きましたが見られず。。。。見たかったなあ。。。

カワセミの倍、ハトほどの大きさなので30CM以上深い川や湖で獲物を狙うそうです。川の近辺の大きな岩場などに居る(岩に擬態)

そうですよ。南アルプス生態邑にも以前は居たそうですが、大雨?で巣がやられてあまり見られないようです。が、早川の中洲の岩場

には現われるそうですよ。

南アルプス生態邑スタッフブログ「南アルプス邑通信」


南アルプス生態邑1

2014-01-07 09:16:11 | ・鳥・生物

2014.1.3 kouchaの運転練習を兼ねて山梨県早川町にある「南アルプス生態邑」へ行ってきました。

9:00到着~

このヤマセミ橋を渡った奥に「南アルプス邑野鳥公園」があります。

早川 広いです。

400円の入園料を払って観察センターへ

薄いズボンだったので寒くてどうなるかと思いましたが、観察センターは屋内にあって座って外を見れるタイプ。

ストーブもあって暖かくて助かりました。

ヤマガラ(山雀、学名:Parus varius)スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属

東京、埼玉でも見られますね。結構ちょこまか動くので撮るのがたいへん。カラ族たちは集団行動しますので、シジュウカラが

見つかればヤマガラも沢山見つかりますとの事ですが、シジュウカラほど固まって見たことはあまりないなあ。。。

ヤマガラの行動を調べていたら、「ヤマガラの芸」にたどり着きました。そういえば、昔、こんなおみくじを引く鳥を見た

憶えがあってyoutubeを調べたらありましたよ。

日本では、本種専用の「ヤマガラかご」を使い平安時代には飼育されていた文献が遺されている。学習能力が高いため芸を仕込む

事もでき、覚えさせた芸は江戸時代に盛んに披露された。特におみくじを引かせる芸が多く、1980年ごろまでは神社の境内などの

日本各地で見られた。そのため年輩者には本種はおみくじを引く小鳥のイメージが強いが、おみくじ芸自体は戦後になってから流行

し発展してきたもので、曲芸は時代の変化とともに変遷してきた事が記録から読み取れる。しかし鳥獣保護法制定による捕獲の禁止、

自然保護運動の高まり、別の愛玩鳥の流通などにより、これらの芸は次第に姿を消してゆき、1990年頃には完全に姿を消した。

このような芸をさせるために種が特定され飼育されてきた歴史は日本のヤマガラ以外、世界に類例を見ない。by wikipedia

カワラヒワ(河原鶸、学名:Carduelis sinica)スズメ目アトリ科

こちらも東京、埼玉でも見られますね。

アトリ(花鶏、学名:Fringilla montifringilla)は、鳥綱スズメ目アトリ科アトリ属

初めて見ました。冬鳥です。群れで生活しているようです。この日も群れで移動しているのを2-3回確認しました。

東京、埼玉ではあまり見られないかも。

なんか目元がかわゆいです。

はい?

はいはい?(笑

ここまでがアトリのメス。

こちらがアトリのオス。オスは目の周りの辺りが黒いですね。

つづく~


秋ヶ瀬公園

2014-01-05 09:38:56 | ・鳥・生物

12/31 kouchaの運転練習に付き合いながら埼玉県さいたま市秋ヶ瀬公園に行ってきました。この季節、自然観察は、

鳥しかないですねえ。。。

すっきり青空~ 枝垂れヤナギ&メタセコイア

シメ(スズメ目アトリ科)

途中で、まるまる太ったタヌキに出逢いましたよ。

ノスリ (タカ目タカ科ノスリ属の1種)

高圧鉄塔のてっぺんで、じ~っとしていました。

この右わきの川沿いに「ベニマシコ」の群れが見られたそうです。見たかったなあ。

コゲラ キツツキ目キツツキ科

よ~く見ると右の方に飛んでいる虫をじっと見てますね。

我が家の庭に来たことがあります。私は見てませんが。

風もほとんどなく、暖かな大晦日でした。

アオサギかな?

ここはサクラソウの自生地。1/半ばに「草焼き」が行われます。

朝霞市のhpによると、オギやヨシを焼くことによって、焼却後の灰がサクラソウの肥料になる。また、地面に陽光があたり、

サクラソウの芽吹きを助けるからだそうです。


北のカナリアたち~象牙の船に銀の櫂 月夜の海に浮べれば 忘れた唄をおもいだす

2014-01-04 10:18:12 | ・風に吹かれて

録画してあった映画「北のカナリアたち」を観ました。いや~、いい映画でした。

 

同じ時を共有しながら、それぞれの人たちの人生が進んでいる。

その最中には、

主観的にしか捉えられなかった相手の人たち・・・

そして、自分は・・・

ある人は、自分自身の悔いの残る思いにフタをして生き続けている。

またある人は、自分自身の悔いの残る思いを引きずりながら生き続けている。

 

振り返ると、それぞれの事情があったり、誰にも言えなかった事があったり

している事象が、奥に隠されていることが分かる。

生きていれば、誤りや、間違いや、どうしようもない事が起こる。

時が流れると、

それらの事象を客観的に見れるようになる・・・

皆、苦しんで生きていた・・・。

「共有→怒り→孤独→寄り添い→赦し→融合」の心の様子を、とてもよく物語

で表現している作品でした。

映画の舞台は礼文島でしたが、私的には学生の頃に旅行した北海道のサロベツ原野がイメージされました。季節は違いますが。

写真は、1978.8 19歳の時に二度目に行った北海道旅行にて。

調べたら、今でもバスが走っていました。沿岸バス・サロベツ線。豊富駅=稚咲内第二、14.2km 夏一日3本、冬一日2本。

たぶん、サロベツ原生花園で降りて、沿岸まで県道444号線を5~6km歩いたように思います。

モノクロにしてみました。この沿岸部の稚咲内の漁村?が映画の礼文島に似ていてイメージ想起されました。

映画の礼文島から望む利尻富士の映像・・・綺麗でしたね。私的には、この稚咲内から望む利尻島が想起されたのでした。

礼文島もそうでしたが、ここも冬は厳しいのだろうなあ・・・いつか冬に来てみたいと当時思ったものです。そういえば、

近くに「あしたのジョー」っていう牧場があった記憶があって、ググってみたら「あしたの城」っていう民宿が今でもあり

ました!いつか行ってみたいなあ。。。

 関連:「北のカナリアパーク」 2013.7.27オープン

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「かなりや」の詞の背景には、子供の頃に麹町のある教会に連れて行かれたクリスマスの体験がある。会堂の中で、自分の真上

にある電灯が1つだけ消えていたのを見た八十は、「ただ一羽だけ囀ることを忘れた小鳥」である「唄を忘れたかなりや」のような

印象を受けたという。by wikipedia

 

 

「かなりや」西條八十

 

唄を忘れた金糸雀(かなりや)は
後の山に棄てましよか
いえいえ それはなりませぬ

唄を忘れた金糸雀は
背戸の小藪に埋(い)けましょか
いえいえ それはなりませぬ

唄を忘れた金糸雀は
柳の鞭でぶちましよか
いえいえ それはかわいそう

唄を忘れた金糸雀は
象牙(ぞうげ)の船に銀の櫂(かい)
月夜の海に浮べれば
忘れた唄をおもいだす

 

心が囚われて、脱出できないことがある。生活の中に沈潜してしまって抜け出せなくなる。

穏やかな海に、美しい満月が昇り、その月明かりの中に、真っ白な船にキラキラ光るオール・・

その風景は、その硬直した心を融解するに違いない・・・。

満月とサガリバナ by 南風さん(お借りしますね^^)