~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

腹をくくりきる愛

2010-11-08 17:19:43 | ・スピリチュアリズムからの風景
先日ラジオで身の上相談を聞いていたら、こんな相談がありました。お母さんからの相談
で、自分の息子がアルコール依存症で困っている、どうしたらよいでしょうという内容でし
た。

具体的な内容は、息子さんが離婚後、酒に溺れるようになって(それまでも酒量は多かった
らしい)酒を飲むと物を投げたり、殴ったり暴れるようになったらしい。その後、「私が面
倒を見ますから」と良くできた彼女が現れて、最初のうちは二人で暮らしてうまく行ってい
たようだが、やはりアルコールから離れることができずに、また暴力を振るったりするよう
になってしまった。本人は、アルコール依存症だと思っていないらしく、病院にもどうして
も行かないが、母親と彼女の付添いで断酒の会などには行っているようだ。

息子さんのお母さんの父親も酒乱だったようで、子供のころにひどい体験をしている様子。
これは、遺伝の要素もあるのではないかと思い、息子を産んでしまった事を後悔している、
といった内容でした。

どんな風にカウンセラーさんは答えるのかなあと思っていたら、一言で言うと、「お母さん
が幸せになって明るく生きることです」との回答でした。これだけでは何の事か解りません
ね。しかし、お母さんには、その言葉が届いていました。

お母さんの子どもの頃からの体験から、おそらくその家庭は暗い空気に包まれていたことで
しょう。お母さん自身が、両親の愛情に包まれていなかった。その空気は、お母さんの父親
から更に遡って脈々と伝わってきたものかもしれません。そう考えれば、物質的なDNAの
遺伝ではなく、精神的な家系の潜在意識の遺伝があるのかもしれない。

お母さんは、このような家系の潜在意識の中で、自分の子どもに対して「無条件に愛する」
ということに臆病になっていたのかもしれない。それを息子さんが子どもの頃から感じ取っ
ていて、自分の離婚という経験を経て自暴自棄の方向へ向かっていってしまった。

「自分の子どもは自分の命に代えてでも守る」この腹をくくった母親の愛情で包まれていれ
ば、子どもは失敗しても挫折しても、そして怒られても逞しく安心して生きていく術を身に
つけるのではないでしょうか。

オドオドした空気の中では、親子の中で壁や溝のようなものが形成されます。全身全霊で愛
しているという空気の中では、安心や安らぎが形成されます。このお母さんは、この家系の
潜在意識を断ち切り、そこから抜け出し自分自身で新たな心を育てなければなりません。命
がけの愛情で息子さんと接すること(そのままの息子さんを丸ごと愛すること)こそが、
「お母さんが幸せになって明るく生きること」になり、そのお母さんに包まれて息子さんも
変わっていくことでしょう。

(上記は全てのケースに当てはまるものではありません。十分な愛情で包まれていても、別
の要因で依存体質になる場合もあるでしょう。)

例えば、ホ・オポノポノの本の中に、次のような事柄が書かれていました。

引きこもりを解消するためにお母さんがいくらクリーニングしても、そういう現象自体はす
ぐには変わりません。しかし、お母さんが自分のクリーニングをすると、子どもが閉じこも
っていてもお母さんがそれに反応しなくなるので、子どもはそれを自然に感じとって自分の
行くべき場所へ、自分で行動しはじめます。(ホ・オポノポノのクリーニングの方法はいく
つもあるようだが、例えば、「ごめんなさい、許して下さい、ありがとう、愛してます」の
四つの言葉を唱えるなど)

私たちにこびり付いた潜在意識、国の潜在意識、家系の潜在意識、家庭の潜在意識、職場の
潜在意識、当たり前のようで間違っているもの、正しいと思っているが間違っているもの、
育ってきた環境の中で、先祖代々脈々と引き継がれてきた中で、国、種族、家庭、メディ
ア、地域の洗脳にも近い意識から抜け出して、何が大事なことなのかか、何が大切なこと
か、自分の行動の動機は何か、自分の良心はどうか?

それらをしっかりと熟考して、自分の精神や心をを造り上げることが重要なのだと思います。

最後に、
THE BLUE HEARTSの楽曲「 情熱の薔薇」の歌詞から抜粋します。

見てきた物や聞いた事 今まで覚えた全部
でたらめだったら面白い そんな気持ちわかるでしょう

答えはきっと奥の方 心のずっと奥の方
涙はそこからやって来る 心のずっと奥の方



2010.11.6 武蔵野はらっぱ祭り

2010-11-07 10:48:15 | ・音楽
応援しているバンド、瀬川洋&トラベリン・オーシャン・ブルーバーズが
武蔵野はらっぱ祭りの野外ライブに出演するので行ってきました。

17時、会社を出て東小金井へ。もうあたりは真っ暗。東小金井は・・・とても
ローカルで・・武蔵野公園に向かって南下。・・・・遠い・・・で大雑把な
地図を頼りに行ったのですが・・・音は聴こえるものの、道が無くってたどり
着けない(笑)
結局、西武多摩川線沿いまで出て、ぐる~~~~~と回ってたどり着いたので
した。いや~遭難するかと思った。

教訓:大雑把な地図の波線(道路距離省略の記号)==∫∫==には要注意。

まあでも、よい運動でございました。行きも帰りも^^(帰りは武蔵小金井から)

はらっぱ祭りは、もう暗くてお店もよく判らず、あまりの暗さにビックリ。
でも、かなり人が集まっていましたねー。日没後から行った人にとっては、
武蔵野くらやみ祭りって感じかな(笑)

ところで、野外ライブですが、いや~音が良かった!!!各々の音が分解されて
よく聴こえているのですがバラけているわけでもなく、絶妙なポジションコント
ロールでしたね。こんなに良い音は初めてかもしれない。鳥肌感動ものでした^^

音は時間通りピタッと止められて、ゴミもほとんど落ちていなくて、ずいぶんと
公共感覚は変わってきてますよね。(当たり前か・笑)



Who is Gombe 瀬川洋&トラベリン・オーシャン・ブルーバーズ
丘の上から、だんだん近づいて撮ってみました^^








2010.10.23~24 長野・東山魁夷

2010-11-06 00:27:52 | ・旅・山
はい、林檎はとても美味しかったです^^
で、番外編です。

信濃の町を抜けて、お目当ての長野県信濃美術館 東山魁夷館へ。長野市の北側から、
善光寺北の美術館へ入り込んだので、渋滞は全く無く、また駐車場も空いていて、まるで
引き寄せられるようにすんなりと入り込みました。

2004.8.7のブログには、次のように書いていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2004.8.7 滋賀から東京へ帰る途中、名古屋付近の渋滞の高速で、東山魁夷と出会う。
(車内のテレビでやっていた)

太平洋戦争末期、37歳の頃に、市街の焼跡の整理に行って熊本城へ登り見た風景の美しさに
圧倒されました。それは、戦争によって、全く夢も希望も失い、生きることさえも自分の力
では、どうしようもできないと気づいたときに感じたようです。その時、最も純粋な感覚で
風景を捉えていたと気づき、その後の絵画へ投影されていきます。

有名な観光地などではなく、何の変哲もない場所でも自然が語りかけてくるといいます。欲
を捨て、裸の心で、無の境地で、自然と向き合う。その時、向こうの方から語りかけて来る
そうです。そして描く。描くことは祈りと同じだと言われていました。

自然は心の鏡である
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あれから6年の歳月が流れました。ホントにいろんなことがあった・・・・。そしてこの日、
ついに東山魁夷さんの絵と対面した・・・。

美術館に入ると、とても明るくピュアな気をまとう女性たちの笑顔に迎えられた。なにも
かもが用意されているように感じられた。

東山魁夷さんの若い頃の、それはそれは優しいタッチの絵を見た時、懐かしいような感覚と
自分の子供の頃の感覚がふわ~っと押し寄せて、ぶわっと涙が溢れてきた。

そして、白馬の絵・・・綺麗でした。でも、身体は反応しなかった。霧の中で見え隠れる
する森の絵も圧巻だった。それはまるで絵ではなく、景色そのものだった。

そして、階下に下りる階段から、特大のタペストリーの「道」が目の前に現れたとき、
またまたブワ~っと涙が溢れてきた。

以前、高校の先輩の写真を富良野で見た時も、同じようにブワ~っと涙が溢れた事があった
っけ。一体、何が自分の魂の琴線に触れるのだろうか?おそらく答えは見つからないだろう。
だって、この感覚は、この四次元(三次元の空間+時間)の世界での五官を飛び越えたとこ
ろからやってきているのだから。

そうそう、思い出した。退行催眠を受けていた時、声を出してワンワン泣いてしまったこと
があった。その時自分は、そんな自分を何でコイツは泣いているんだ?と自分の事を見てい
た。今回の涙は、そんな感覚とも似ていたように思う。

というわけで、旅先でこんな感覚が味わえるなんて・・まさに至福の時でした。無論、家族
は誰もこんな私を知りません(笑) 同じ時を同じ場所で過ごしても、誰もが自分自身の時
を刻んでいくのです。おっしまい^^






「ひとすじの道が、私の心に在った。
夏の早朝の、野の道である。
青森県種差海岸の、牧場でのスケッチを見ている時、その道が浮かんできたのである。
----------
 この道の作品を描いている時、これから歩いてゆく道と思っているうちに、時としては、
いままでに辿って来た道として見ている場合もあった。
絶望と希望とが織り交ざった道、遍歴の果てでもあり、新しく始まる道でもあった。未来へ
の憧憬の道、また、過去への郷愁を誘う道にもなった。しかし、遠くの丘の上の空を少し明
るくして、遠くの道が、やや、右上がりに画面の外へ消えているようにすると、これから歩
もうとする道という感じが強くなってくるのだった。

2010.10.23~24 長野・信濃~善光寺

2010-11-05 13:07:00 | ・旅・山
まだ旅してます。って、たったの一泊二日だったのだけど(笑
翌日は、曇天。空は何の表情も見せない。真っ白けで知らん顔だ。




斑尾高原のお宿で、朝から温泉に入り、まったりとして、ゆっくりチェックアウト。
信濃の町に下りると、日曜日なのに農家は休みなし。なんか申し訳ないっす^^;;





街道沿いで林檎を買いました^^
長野市内を望む丘は、何処もかしこも林檎畑。いい感じ^^


踏み切りで遮断機が降りた。おお!レトロな看板^^


善光寺!
おお! お寺がでっかい! 人もたくさん^^

で、帰路が大渋滞^^;;;
15時ごろ長野ICから乗ったのだけど、軽井沢の辺りから混み始めて、藤岡JCTの合流で
まったく動かなくなりました。なんと、ここから練馬の出口まで混んでいるらしい・・・。
出口まで3時間以上~の文字^^;; 家まで98kmあるというのに・・・^^;;
雨も降ってきて・・・まあ、1000円で何処までも行けるわけだから、みんなじ~っと渋滞を
並ぶわけですね。
動いていないと気がすまない私は、ここで高速を降りて17号線をひたすら帰りました。熊谷
辺りで多少混んだものの、まずまず動いて渋滞箇所から2時間半くらいで帰宅。
まあ、覚悟してはいたんですけどね・・・・でも綺麗な空が見れたので良しとしましょう^^

2010.10.23~24 長野・飯綱湖&野尻湖

2010-11-04 00:00:09 | ・旅・山
2010.11.3 いや~いい天気でしたね~^^
がしかし、午前中は庭の雑草抜き、午後から夜までパソコンと格闘してました^^;;

中古で購入した5680円のpcをセットアップ。winxpでシャキシャキ動くようになりました。
ついでに、長女のwin7のうるさいマカシーのウィルスソフトを抜いて、無線lanプリンター
の設定。kouchaのvistaノートが重いというので再インストール&無線lan設定。いろいろ
とバタバタしたら夜になってしまったのでした^^;;

まあ、キライじゃないので充実した一日だったということで^^

で、続きを^^



飯綱湖です。湖面が鏡のように綺麗でした。




野葡萄 (のぶどう)
一体コレは何という実なんだろう?と、「いろいろな色の実」で検索をかけたら、一発で判
りました(笑
いや~色とりどりな綺麗な実でした^^ これもkouchaが発見^^


野反湖 正面は黒姫山。日没直前です。
この日は、本当に綺麗な空の一日でしたね^^

2010.10.23~24 長野・鬼無里~展望台

2010-11-03 11:15:38 | ・旅・山
14時半ごろ駐車場に戻ったので、5時間近くハイクしたことになりますね。いやいや結構
楽しんじゃいました。その後、宿に向かうにはちょっと早いんで鬼無里(きなさ)村方面
へ。
「鬼無里」って以前から来てみたかったところなんですよ。名前の響きも好きだし、鬼の
居なくなった里(代表的な説だけでも三つあるらしい)という文字も惹かれるし。
そして、紅葉(もみじ)伝説もあって。素朴な町並みでしたよ^^

鬼無里へ向かう途中、展望台の文字が・・・。汚い看板だったのでたいしたことないだろう
けど、一応立ち寄ってみようかと行ったら・・・!!!!! いや~何と美しい風景が・・・!
北アルプスの山々がズラ~~~っと目の前に並んでいたのでした^^(大望峠1060m)











飯綱高原辺り。左側にうっすら、虹のような彩雲のような光が。

結局、鬼無里から奥裾花自然園を目指したが暗くなってきたし、紅葉もイマイチなので、
そのまま飯綱高原を経てお宿の斑尾高原へ向かったのでした。

2010.10.23~24 長野・戸隠・ゆきむし

2010-11-01 00:10:18 | ・旅・山
鏡池から駐車場への帰り道、kouchaが白くてフワフワ浮いている物体を発見。パッと手のひ
らでキャッチすると、それは雪虫でした^^

雪虫とは、アブラムシのうち、白腺物質を分泌する腺が存在するものの俗称。体全体が綿で
包まれたようになる。雪虫という呼び方は主に北国での呼び名で、他に、綿虫・オオワタ・
シーラッコ・シロコババ・オナツコジョロ・オユキコジョロ・ユキンコ・しろばんばといっ
た俗称がある。体長5mm前後。(by wiki)

北海道では初雪の降る少し前に出現したりする(と感じられることが多い)ことから、冬の
訪れを告げる風物詩ともなっている。ロマンチックですなあ・・・がしかし、ここは信州だ
から、「リンゴワタムシ」なのかもしれない。とすれば林檎に付く害虫ということのよう
で・・・^^;;







こんな動画がyoutubeにありました^^



そして、こんな歌が・・・強力です^^
佐々木好 「雪虫」
着物にあたるとすぐ死ぬ・・・♪