~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

秩父5~明ヶ指のたまご水・明ヶ指のカツラ

2013-06-11 03:20:09 | ・旅・山

今回、秩父を訪ねた目的は、神社だけでなく、「明ヶ指の大桂」に出逢うためでもありました。

埼玉県の巨樹のデータでお世話になっている「人里の巨木たち」の紹介を読みながら(地図が無い^^;)国道140号線をウロウロ・・・

う~ん・・・これは探せないかなあと思いながらも、なんとか近くのキャンプ場を見つけ、荒川の支流、安谷川に沿って進む。ところが、

この道、むちゃくちゃ狭い!!!ハイエースでかなりギリギリ。路肩もむき出しで、なんとも心許ない。万が一、対向車が来たら、一体、

何処ですれ違えばいいのか??などと、ちびっと恐怖におののきながら、ズンズン進んでいきました。ホントは国道140号線にクルマ

を止めて歩けばよかったんですけどね。。。「たまご水」の標識が出始めて、何とか近く辿り着けました。

オオルリ♂オス

クルマをとめて歩き始めると、びっくりするくらい森深い。、ん?鳥???3羽ほど動いています。撮っている最中に「青いのがいる!」

と気付き、やっぱり「オオルリ」でした!

オオルリ♂オス

もっと、ちゃんと撮りたかったんですけどねー。

オオルリ♀メス

上部、真ん中の青色の部分は、オオルリのオス♂が飛び立つところ。下の茶色いのは、後から分かったのですがオオルリのメス♀

でしたよ。

オオルリ♀メス

他の一羽は、シジュウカラのようでした。

安谷川に降りると、「たまご水」が湧き出しています。確かに湧き水は硫黄の臭いがしていました。この白い糸のような物質は・・・、

湯の花のようなものですかねえ・・・?ちょっと不気味でした^^;(笑

明ケ指のたまご水

この地方には、古来より通称「たまご水」といわれる、硫黄分を含んだ湧水が所々に見られた昔の人達は、暑さにつけ寒さにつけ、よく

この水を汲んでは飲み、また風呂に入れて養生を努めてきたといわれる。なんでもこの水は、吹き出物、胃腸病、神経痛、冷え性等に

効き、ある所には、湯屋あるいは湯治場と称する仮小屋が建てられ、幾口かの入湯治療も行われたという。実際に、村内の古い鉱泉

旅館の縁鳩や鹿が傷ついて、この鉱泉に身を浸して傷をいやすのをみて、その起源となった。所有者が居るそうです。

その「たまご水」のすぐ上流側に、逢いたかった「大カツラ」は静かに佇んでいました。

「県内最大のカツラの木(巨木県内第二位)幹周11.0m 樹高30m」となっていますが、幹周(実測)10.3m 樹高(実測)44m

のようです。となると、山梨・軍刀利神社/奥の院・桂の大木が、高さ33m、目通り9m、根回り14mですから、同じ位の樹齢(500年)

でしょうか。

いや~、元気です!

安谷川沿いに、どっかりと立っています。

安谷川の中洲から撮ってみました。ここからが一番大きく見えますね。

真下から見上げて・・・

安谷川

秋には、カツラが大量の葉を落として、おそらく、砂糖を焦がした香りが充満するのでしょうね。ともあれ、国道から、わずかに入った辺り

でこれだけの奥深い森があるとは・・・秩父、恐るべし!というわけで楽しい一日でした^^ 秩父の旅、おしまい~^^


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