昨日、ラジオを聴いていたら、六甲病院 緩和ケア病棟で働かれている
ホスピス・チャプレンの沼野尚美さんが出演されていました。
チャプレンとは、人の働きを示す言葉。キリスト教では、お祈りの場所を教会
(チャーチ)と呼びます。そして教会で働く人のことを牧師と呼びます。けれ
ども、このお祈りの場所が学校や病院などにあるとき、そのお祈りの場所はチャ
ペルと呼ばれます。そしてそのチャペルで働く人は、牧師とは呼ばれずチャプレ
ンと呼ばれるそうです。
彼女は、終末期を迎えた患者さん方々と、宗教を超えた心のコミュニケーション
を行っています。
魂の琴線に触れる沢山のお話を聴く事ができました。ここでは紹介しませんが、
ホスピスチャプレン物語他 沼野 尚美著
には、そんなお話が沢山散りばめられているのではないかと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ホスピスといえば、最近、知人より紹介された下記の本を読み終えました。
エリザベス キューブラー・ロス氏のその名はホスピスに関心のある人なら知ら
ぬ者はいないほどの終末医療における第一人者。
人生は廻る輪のように エリザベス キューブラー・ロス (著)
出版社/著者からの内容紹介
人生でおこることのすべてには、肯定的な理由がある・・
国際平和義勇軍での難民救済活動、結婚とアメリカへの移住、末期医療と死の科
学への取り組み、大ベストセラー『死ぬ瞬間』の執筆。死の概念を変えた偉大な精
神科医の愛とたたかいの記録。
内容(「BOOK」データベースより)
世界的ロングセラー『死ぬ瞬間』で死の概念を変え、生涯を通じて「生と死」の
考察に深いまなざしを注ぐ精神科医キューブラー・ロスによる、最初で最後の
自伝。スイスで過ごした少女時代、難民救済活動、ナチス強制収容所で出会った
蝶の壁画の謎、医師への道、結婚とアメリカへの移住、終末期医療と死の科学へ
の取り組み、夫との別離、体外離脱体験、詐欺及び殺人未遂被害、ヒーリングセ
ンターの設立、放火によるすべての焼失…。魂の名医が綴った、愛と死と生の
秘密。ページをめくるごとに、希望と感動が溢れてくる一冊。
素晴らしい本でした。
スピリチュアリズムを信奉するしないに関わらず、彼女の人としての生き様には
、圧倒されます。霊格の高い魂であることは間違いなく、私たちの視点に立ち、
身を持って、人としての生き方を教えていただきました。この本には、本物の’
慈愛’と’奉仕’の精神が織り込まれています。
<抜粋>
死は怖いものではない。じつのところ、死は人生でもっともすばらしい、途方も
無い経験になりうる。そうなるかどうかは、いま、自分の人生をどう生きている
かにかかっている。そして、いまというこの瞬間、大切なことはただひとつ、愛
だけである。
どうして子どもが死ななければならないの?
ほんの短いあいだだけ咲く花もありますー春がきたことを知らせ、希望があるこ
とを知らせる花だから、みんなからたいせつにされ、愛される花です。そして、
その花は枯れますーでもその花は、やらなければならないことを、ちゃんとやり
終えたのです。
わたちたちひとりひとりのなかに、想像もできないほどの徳が隠されている。見
返りをもとめることなくあたえるという徳、判断することなく耳をかたむけると
いう徳、無条件に愛するという徳が。
どれだけの愛をあたえ、また受けとってきたか?どれだけの奉仕をしてきたか、
いわば、人生でいちばんむずかしい教訓、つまり無条件の愛を、どれだけ学んで
きたかが問われるのである。
エリザベス キューブラー・ロス hpサイト
ホスピス・チャプレンの沼野尚美さんが出演されていました。
チャプレンとは、人の働きを示す言葉。キリスト教では、お祈りの場所を教会
(チャーチ)と呼びます。そして教会で働く人のことを牧師と呼びます。けれ
ども、このお祈りの場所が学校や病院などにあるとき、そのお祈りの場所はチャ
ペルと呼ばれます。そしてそのチャペルで働く人は、牧師とは呼ばれずチャプレ
ンと呼ばれるそうです。
彼女は、終末期を迎えた患者さん方々と、宗教を超えた心のコミュニケーション
を行っています。
魂の琴線に触れる沢山のお話を聴く事ができました。ここでは紹介しませんが、
ホスピスチャプレン物語他 沼野 尚美著
には、そんなお話が沢山散りばめられているのではないかと思います。
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ホスピスといえば、最近、知人より紹介された下記の本を読み終えました。
エリザベス キューブラー・ロス氏のその名はホスピスに関心のある人なら知ら
ぬ者はいないほどの終末医療における第一人者。
人生は廻る輪のように エリザベス キューブラー・ロス (著)
出版社/著者からの内容紹介
人生でおこることのすべてには、肯定的な理由がある・・
国際平和義勇軍での難民救済活動、結婚とアメリカへの移住、末期医療と死の科
学への取り組み、大ベストセラー『死ぬ瞬間』の執筆。死の概念を変えた偉大な精
神科医の愛とたたかいの記録。
内容(「BOOK」データベースより)
世界的ロングセラー『死ぬ瞬間』で死の概念を変え、生涯を通じて「生と死」の
考察に深いまなざしを注ぐ精神科医キューブラー・ロスによる、最初で最後の
自伝。スイスで過ごした少女時代、難民救済活動、ナチス強制収容所で出会った
蝶の壁画の謎、医師への道、結婚とアメリカへの移住、終末期医療と死の科学へ
の取り組み、夫との別離、体外離脱体験、詐欺及び殺人未遂被害、ヒーリングセ
ンターの設立、放火によるすべての焼失…。魂の名医が綴った、愛と死と生の
秘密。ページをめくるごとに、希望と感動が溢れてくる一冊。
素晴らしい本でした。
スピリチュアリズムを信奉するしないに関わらず、彼女の人としての生き様には
、圧倒されます。霊格の高い魂であることは間違いなく、私たちの視点に立ち、
身を持って、人としての生き方を教えていただきました。この本には、本物の’
慈愛’と’奉仕’の精神が織り込まれています。
<抜粋>
死は怖いものではない。じつのところ、死は人生でもっともすばらしい、途方も
無い経験になりうる。そうなるかどうかは、いま、自分の人生をどう生きている
かにかかっている。そして、いまというこの瞬間、大切なことはただひとつ、愛
だけである。
どうして子どもが死ななければならないの?
ほんの短いあいだだけ咲く花もありますー春がきたことを知らせ、希望があるこ
とを知らせる花だから、みんなからたいせつにされ、愛される花です。そして、
その花は枯れますーでもその花は、やらなければならないことを、ちゃんとやり
終えたのです。
わたちたちひとりひとりのなかに、想像もできないほどの徳が隠されている。見
返りをもとめることなくあたえるという徳、判断することなく耳をかたむけると
いう徳、無条件に愛するという徳が。
どれだけの愛をあたえ、また受けとってきたか?どれだけの奉仕をしてきたか、
いわば、人生でいちばんむずかしい教訓、つまり無条件の愛を、どれだけ学んで
きたかが問われるのである。
エリザベス キューブラー・ロス hpサイト
氏の本といえば看護職をしていた私にとってはバイブルのようなものでした。
"人生でいちばんむずかしい教訓、つまり無条件の愛をどれだけ学んできたかを問われるのである。”
最近、立松和平著”木喰”という本を読みました。
「過去と現在と未来は一本の糸でつながっていて、今は過去の自分が作ったのであり、未来は今の自分が作っているのだ。ということは今の自分がすべてなのだということである。
現在の姿から過去を知り、取り戻すことのできない過去の因果による現在の苦しみを感じて、共に泣いてくれるのが、仏の心なのだ。
過去の因を変えられないないようなら、その果である
現在に良き因を作り、その果である未来を迎える。
人を救う道はそのことをおいてほかにない。」
宗教の違いこそあれ、人を救う道は自分しだいだといっているように思えてなりません。チャプレン、僧侶、ナース、ドクターは自分らしく生きて自分らしく死んでいくためのお手伝いをしているにすぎません。
”分かっているような”ことを書いている気もしないではないですが、向かっていく道のほうが短い年になりますと、取り乱すことだけはなるべく少なくしたいと心がけてはいます。
”おい癌め酌み交わそうぜ秋の酒”江国 滋
癌をいろいろに置き換えてみても、味わい深い句だと思います。今はこの句がバイブルです。
読了したばかりです。
圧倒されながら読みました。
キューブラー・ロスさんって
本当にパワフルですごい人ですね。
彼女自身もチャネリングに親しんだり
体外離脱したりしていたとは知らなかったので、
読んでいてびっくりしました。
彼女は高い霊格の魂の持主であることに
間違いないと、私も思います。
「死」をめぐる研究を極めると、
あのように素晴らしい境地に
到達できるのでしょうか。
彼女の生き方、本当に見習いたいものです。
ステキな名前ですね。
本来、人と人とのお付き合いは、
心と心を通わせるという事だと思います。
普通の生活をしていても、
そんな人たちとコミュニケーションできると
とてもチカラになりますよね。
まして、ホスピスなら、この世での卒業、
人生の集大成の’時’です。
そんな、もっとも大事な’時’に
チカラになってもらえる人たちが、近くにいる
ことは、最高の癒しになることでしょうね^^
ですね。
’今の自分がすべてなのだということである。’
’過去の因を変えられないないようなら、その果で
ある現在に良き因を作り、その果である未来を迎え
る。’
なるほど、その通りですねー。因果応報、カルマの
解消・・・。
そうして、人は成長していくのでしょうね。
’取り乱すことだけはなるべく少なくしたいと心が
けてはいます。’
日頃、説教される聖職者でさえも、いよいよわが身
の番となったときに、あたふたしてしまう方もいる
そうです。’準備をすること’は、個人差があると
しても、探究心を満たす世界へと踏み込まなければ、
不安を取り除くことはできないでしょう。
探究し続けて答えを見つけることこそ、人生なのかも
しれませんね^^
”おい癌め酌み交わそうぜ秋の酒”
癌を怖がるか、取り込んでしまうか・・・
素晴らしい句ですね。
わが身は借り物の乗り物。大事にしていきたいもの
です。今日は、歯医者さんに行ってきました。
ただ今、麻酔の影響で、唇の感覚が無く痺れて
います(笑)
やっぱり早く行かなければ・・・^^;;
いや~、パワフルって言葉では表現できないほど、
エネルギッシュというか・・・一般人には
真似できませんね。
結局、’死’を見つめていると、
まずは、’死’までの事を突き詰めていくのでしょう
が、沢山の臨死体験をする患者さんと接するうちに
次に世界がありそうだぞって事になりそうですよね。
一たび、その世界が開けると、チャネリングや
対外離脱、霊的体験へと繋がっていったのだと
思います。
それでも、詐欺まがいのチャネラーに振り回され
たり、現世生活で苦労されたり・・・とても’人’
らしく赤裸々な自伝で、それもまた魅力的でした。