9/16 静安寺
静安寺(せいあんじ)は中華人民共和国の上海市静安区南京西路1686番に位置する仏教寺院。
現在の姿から想像することは困難であるが、その歴史は3世紀の三国時代に由来し、江南地域の
悠久の歴史に影響を与えた名刹の1つである。現在、静安寺は中国内陸の最も重要な密教の真言
宗道場である。by wiki
写真では解りませんが、この中が緩いすり鉢状になっていて中心に小さな穴が空いています。そこを目掛けて
硬貨を投げていました。わたし、一角(1/10元)硬貨がスルリと投げ入って歓声が上がりました^^
長いお線香買いました。
この塔にお金を投げ上げてもいましたよ。
東、西、南、北に向ってお祈りします。なので皆さんあちこち向いています。
中国の宗教について
国教はなく、主な宗教は仏教、道教、イスラム教、キリスト教。宗教信者は総計は1億人余りですから、総人口
12億人に比して非常に少ないようです。これは中国大陸における宗教の歴史と中国共産党政府による宗教
弾圧の影響が大きいようです。
国民の大半を占める漢人は現世利益的であり、複数の宗教の良いところをそれなりに信仰する傾向がありま
す。風土が穏やかであり(川の氾濫ぐらい)自然が人間の力でどうにかなるものだったから、神様を頼らずに、
人間の力を信じるというふうになったのでしょう。
他方、中国には「儒教」や「道教」があるじゃないか、と言われるかもしれませんが、これらは宗教とはいえず、
生活規範というか生活習慣を規定した「思想」であると考えられます。by wiki 他
また、
「中国人はTPOに合わせてその宗教観を変える。例えば窮地に陥った時は道教を用い自然を受け入れる=
諦観してしまう。目標に向かい意気揚々としている時は儒教を用い道徳的に品行方正に振る舞う。そして裕福
になった時は仏教を用い慈悲深くなる」という解釈もありました。
静安寺のおとなりの久光百貨(そごうの後継)でトイレをお借りしました。ちょっと綺麗な方が多かったような?
結婚観は、一言で言えば「経済力」だそうですよ。。。。。
そして「田子坊」へ
狭く迷路のような路地に様々なアートショップや外国料理店、ブティックや小物店などが密集しています。
いや~、なかなかいい感じです。
大資本が街を完全に改造した新天地と異なり、田子坊は住宅だった場所に自然発生的に店が増えて現在の姿
になっている。元々は画家・彫刻家の陳逸飛が1999年にアトリエを開いたのがショッピングエリアとしての田子坊
の始まりとされる。それを機に他の芸術家も当地にアトリエを次々と開き、それらを訪れる人々目当てに店舗・レス
トラン・バーなどが増えていった。未開発の路地(里弄)がそのままショッピングエリアとなったために、迷路のように
店舗群が入り組み、探検気分の味わえるエリアでもある。また、エリアは今でも拡大しつつある。。by wiki
同行者がスリに遭いそうになりました。これだけの人で多国籍の人が多そうですからね。やはり荷物は背中側
でなくお腹側に・・が鉄則でしょう。
9/17 最終日です。この日は帰るだけ。ホテルからバスで龍陽路駅へ。
上海浦東国際空港と龍陽路駅の間約30キロを7分間で走るリニアモーターカー。最高速度はなんと430km/h
のようですが・・・
これ以上出ませんでした。。。 すべるように進むのかなあと思ったけど、そこそこ揺れてました。片道40元。
浦東空港着(JL876便 14:05発現地時間)→18:05(日本時間)
こちらの空港は使い捨てライターの持ち込み禁止。空港では喫煙所の壁面にライターが埋め込まれていました。
上海浦東国際空港 さあ、帰りましょう~♪
おまけ・・・
というわけで無事に帰ってきました。左は会社の近くの中華料理店の方に教えてもらって、上海のカルフールと
いう大型スーパーで26元(320円位)で買った石庫門(せっこもん)上海老酒 (黒8年物)。日本では約三倍価格。
右は花茶。どちらも美味しかったです♪
上記は、2011年12月の上海市内の物価
パンダでも分かる!中国政治 Blog さま より引用させていただきました。コンビニ時給が安過ぎますね・・^^;
旅行中、とくに16-17日あたり、日本では中国での反日運動の激しい様子が報道されていましたが、現地上海
では、特に実際に見聞きすることはありませんでした。
最後に、友人がとても解り易い「中国・反日デモ暴徒化の背景と、日中関係の今後~~最も基礎から解説!」を
紹介してくれましたのでシェアします。 ・・・・・・・世界の平和を願い祈ります。
今回の上海旅行マップ https://maps.google.co.jp/maps/ms?msa=0&msid=212421282843552078584.0004ca1678fbdee026e3f
上海旅行記、見応えがありました。
知らないことが多いなあ。
よくいわれることですが、
民間交流を絶えさせちゃだめですね。
powさん、
ある意味よい時期に訪中されたと思います。
敢えてこの時期に上海旅行記(笑
「国」からの発信には、政治的思惑やら、国内の事情
やら、既得権益やらも含まれていますから、その「国」
自体を知ることはできないように思います。
精神性の向上は、どこの国にでも起きている・・・
そのラインで組み合わなければいけない。
このような交渉は、過去の歴史の中でも、おそらく
水面下で行われてきて、歴史の表舞台に登場しない
のかもしれませんね。