2013.4.14 ウミウシ探索前に、kouchaと森戸川源流へ植物と鳥を観察しに行ってきました。
ウラシマソウがたくさん、咲いていました。
ウラシマソウ(学名 Arisaema urashima)は、サトイモ科テンナンショウ属の宿根性の多年草
これが花ですよ。花には見えませんねー。
花と葉っぱ。
なんとウラシマソウを含むテンナンショウ属は、性転換するのであります。
種子由来の若い個体や子球由来の小型の個体は雄性となり、より大型の個体は雌性に転換していくこととなる。
by wiki
写真をよ~く見て下さい。花の先端から釣り糸状にヒゲがなが~~~く伸びています。1メートルくらいあった
んじゃないかなあ。これが和名の起源(浦島太郎が持っている釣り竿の釣り糸に見立てたか?)とされているそう
なんですが、どうしてこんなにヒゲが長くなるのか?よくわかっていないそうです。
pawの見解
1.ヒゲをなが~~~~く伸ばして、他の植物にくっ付いて、「自立」の助けにしている。
2.雄花から雌花への花粉の受粉はキノコバエの仲間による虫媒によって行われるようなので、この「キノコバエ」
が、ヒゲに惹きよせられる性質を持っていて、トコトコとこのヒゲの上を歩いて、花まで達する。
な~んて、あくまでpaw想像です(笑
それにしても、凝った仕掛けを持っているものですね。
自然界には、何時も驚かされますよね(^^)
見えますしね。
いや~、鳥や動物、昆虫ならば動き回るから、
同じ立場になり易いですけど、
動いていない植物が、いろんな仕掛けをするのは
ホントに驚かされます^^