~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

高幡不動尊

2014-09-08 11:42:19 | ・ショートトリップ

多摩モノレールとサルスベリ

「戻り夏」って感じの天気でした。

・金剛寺は、東京都日野市高幡にある真言宗智山派別格本山の寺院。高幡不動尊の通称で知られる。本尊は不動明王。

寺号は高幡山明王院金剛寺と称する。

・草創は古文書によれば大宝年間(701―704)以前とも或いは奈良時代行基菩薩の開基とも伝えられるが、今を去る1100年前、

平安時代初期に慈覚大師円仁が清和天皇の勅願により東関鎮護の霊場を高幡山山上に開いたのが始まりとされる。

・「高幡のお不動さん」と呼ばれ人々の信仰を集めており、毎月28日の縁日には多くの参詣者で賑わう。成田山新勝寺などとともに、

関東三大不動の一とされる。

・新選組副長として活躍した土方歳三の菩提寺である縁から境内には土方歳三の銅像や殉節両雄の碑がある。by wikipedia

仁王門

いい感じ^^

不動堂

康永元年(1342年)山中より移建。東京都最古の文化財建造物です。

お護摩とは、梵語でホーマ(homa)といい、〈焚く〉〈焼く〉などの意味をもつことばで、仏の智慧の火を以て煩悩(苦の根元)を

焼きつくすことを表します。御本尊(不動明王)の前に壇を設け、さまざまな供物を捧げ、護摩木という特別な薪を焼きつくし

御本尊に祈る真言密教独特の修法で、たいへん霊験あらたかであると云われております。

不動堂にある不動三尊像は、2000年(平成12年)から2002年にかけて行われた千年ぶりの修復作業の際に造られた「新本尊」

で、重要文化財になっている本物の丈六不動三尊は、不動堂裏の「奥殿」に安置されている。

10時から護摩修行が行われるとの放送があって、参詣者は誰でもコレも何かのご縁かと思い、「お護摩」に参加してきました。

20分位でしたが、心洗われる時間でしたよ。けっこう暑い日で、薄っすらと汗をかくほどでした。

丹田辺りに響く太鼓の音・・・、鈴の音・・・、僧侶の耳元で、前後に揺すって鳴らす鐘の音は、前方向に鳴らすとバイブレーションを伴い

お堂の中に響き、、後方向に鳴らすと澄んだ平行音が響いていました。

お経が読み上げられ、リズムよく時間が過ぎていきます。後半、お坊さんに塗香(ずこう)を左手にぬっていただき、 堂の更に中へと

導かれます。こんがら童子、お不動さん、せいたか童子にお参りします。

この塗香(ずこう)の香り、以前、嗅いだことがあるのを思い出したのですが、何処で何時嗅いだのか、どうしても思い出せません。。。

その後、護摩の火は、大きく燃え上がり、まるで「火という生きもの」を自在に操るようなお坊さんに感動しました。

高幡不動尊金剛寺の五重塔

昭和55年に落慶法要が行われた比較的新しい五重塔です。平安初期の様式で造られているだけに、綺麗な五重塔です。

とても目立ちますね。シンボル的存在ですね。


写真ではわかりにくいですが、おお!と思わず声をあげてしまった巨大な鯉^^

ヒオウギ

ヒオウギ(檜扇)はアヤメ科アヤメ属の多年草。

秋を思わせるような和風っぽい色合いでした^^