~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

カミーノ シャーリー マクレーン (著)

2012-04-09 17:00:24 | ・スピリチュアリズムからの風景

カミーノ ― 魂の旅路 シャーリー マクレーン (著), 山川 紘矢 (翻訳), 山川 亜希子 (翻訳)
単行本:332ページ 出版社: 飛鳥新社 (2001/6/22)内容(「BOOK」データベースより)

キリスト教・三大巡礼路のひとつである“ザ・カミーノ”は、スペイン北部・聖地サンチャゴ
に至る800キロの道程。ブラジル公演中のシャーリーに届いた差出人不明の一通の手紙―そこに
はただ「カミーノ巡礼を必ずすべき」と書かれていた。60歳を過ぎてなお、精神的な成長を求
めて徒歩の旅に発った彼女が、数々の神秘体験の果てに見出した“人生の本当の意味”とは?
女優として第一線で活躍を続けるシャーリーが、出会い、友情、愛…がもたらすスピリチュアル
な意義と喜びを、深遠な宿世観の中に描き出す。物質主義に行き詰まりを感じ始めた現代人の
生き方に、新たな可能性を拓く一冊。 amazonより

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ここ数日、どうも調子がイマイチで、現実感の無い状態が続いていた。気の低下というか、心身共

に生命力が落ちているというか・・・以前にも、こういう状態が続くと最後にダメ押しの「ネガティブな

出来事」が起きるのだが、今回もソレは起きた。

自分自身の事ではないのだが、大切な近しい人の命に関わる事だった。3/31の夜に飛び込んだ

知らせは、年度末の一区切りの解放を吹き飛ばした。

4/1は、家から一歩も出ずに心的受入作業に入った。4/2、心身のバランスが整いだした。4/3、

嵐のようなどす黒い空の下で、読みかけの「カミーノ」の後半のシャーリ・マクレーンの過去生想起の

記述が、かなりの集中力で入り込んできた。

第三チャクラ(太陽神経叢)に、ぐいぐいと力が入る。夜にかけての激しい風の音が不安感を増した。

4/4、昨夜までのざわつきがウソのように、空もメンタル面も落ち着いていた。少し肌寒いが抜ける

ような青空が心地よい。

そんな空の下、「ネガティブな出来事」は、とりあえずの最善の方向へと動いた知らせが入った。祈り

が通じたのだろうか?しかし、これから続いていく序章に過ぎない。

その知らせが届いた後、「カミーノ」の最後を一気に読んだ。個人的な沢山の公私の現実的なこと、

見えないけれど肌で感じる霊的なことが、本の内容とクロスオーバーして、頭の中をぐるぐる回る。

何が現実で、何が幻なのか・・・境目が解らなくなる。同じ土俵の中でうごめいている。

とはいえ、けしてフワフワしているわけではなく、どちらも現実感を持って、クッキリとし始めていて、

とてもクリアな状態で心地よい。

 

知人から紹介されて久しぶりにシャーリー マクレーンの本を読んだのですが、素直で、決め付けない

「書き様」がそれぞれの読者の知識の容器の大きさによって、想像力&創造力をかきたてる作品と

なっています。これもまた縁だったのでしょう・・・ありがとう。でも、11年も前の本だったんですね・・^^;;