パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

無謀な挑戦

2010年10月17日 | 給食当番
10月17日(日)曇り

いつも頭の中にあること・・・
このままでいいのかなあ~
生活に困窮してるわけでもないし、一病はあるものの現在は息災だし、
家族仲良く夫とはラブラブだし(・・・はいはい・・・)
趣味の時間も適度に持ててるし、ボランティア活動と称してちょびっとだが社会貢献もしてる。
でも、「このままでいいのかなあ~」と思ってしまうのはなぜか。
答えはわかっている。
収入を伴う労働をしていないから。
家事労働に誇りをもって、堂々と『専業主婦』を名乗る方々も多いことは重々承知。
しかしワタクシは、どうしても「収入が無い」ということを引け目に感じる。
『家計費=夫のお金』という意識が卑屈さをうんでいる。
娘のために使う分には気にならないのだが、自分の服、化粧品、美容院代などは
どうしても後ろめたい気持ちになってしまう。
いや、夫のメンツにかけて大声で言うが、彼は決してそういうことをねちねち言ったことはない。
ただただワタクシが勝手に卑屈になってるだけなのだ。
この手の話は、人それぞれいろんな考え方があるだろうということも頭ではわかっている。
ずいぶんと昔ちょっと話題になったのだが、「ふざけるな専業主婦」という本があって、
その著者が「専業主婦の悪口」を言うのを聞くと、ものすごく不快感を感じた。
しかし、彼女に真っ向から反論する専業主婦達というのにも、違和感を感じた。
しかし、ワタクシは、能力的に、バリバリ正社員でフルタイム働いて、
家事も完璧にこなして・・・というスーパーウーマンにはとうていなれない。
以前3年ほどパートに出てた時ですら、家事がボロボロおろそかになったくらいだ。
だから、理想は、一日5時間程度、週に三日から四日くらいのパート労働。
電車には乗りたくない。
自宅から歩いて行けるくらいの場所。
そんな条件を探して、週末の求人チラシを熱心に見る日々が続いていた。
しかしなかなかそういう甘い労働条件の仕事などなく、
「このままでいいのかなあ~」とためいきをつく日々だったのである。

そんなある日。
町内の、とある事務所内の食堂の募集。
9時から2時。
週三日から応相談。
場所といい、時間といい、理想的!
自転車で5分で行ける。
ただ、ためらうのは、職種。
『調理作業等』とある。
う~む・・・どの程度の調理作業なのだろうか。
娘の同級生Yちゃんのママが、小学校の給食室で働いていて
「料理が上手になっていいねえ~」と言われたら
「いや~分担制だから、ある1部分の工程なのよねえ~上手にはならないわよ。」と言ってたが、
いっそ、そういう作業なら気が楽なんだけどなあと思いつつ問い合わせてみる。
決まった献立通りの40食を二人で作るとのこと。
40食というのが、大変なのか楽なのかさえ想像できないが、
「このままでいいのかな~」とグダグダ悩んでいるよりは行動しちゃえ~と
面接を受け、二日後には採用の電話をいただき、25日から出勤決定!
いつも、石橋を叩いて叩いて叩き壊したり、さんざん叩いたのに渡らなかったりしたワタクシの人生。
「あの時、一歩踏み出していれば」と後悔すること多々である。
そんなワタクシなので、40過ぎたら「とりあえずやってみよーーーっ」と前進することにしている。
45過ぎて「初めての体験」だなんて、めったにないことだ。
緊張しつつ、初出勤の日を楽しみにしている。
コメント (14)
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