因島の商店街はシャッター街になってしまい、ボクが子供の頃のような賑わいはない。馴染みの店のほとんどが閉まってしまった。しかし、まだ頑張っている店もある。
児玉のパン屋。
帰省した時にはいつも食べるネジパンの店。パッケージのビニール袋が沢山残っているから、袋が無くなるまで営業を続けるという話だったが、どうやら営業を継続することになったようだ。なぜならネジパンのパッケージが一新されていたからだ。
ネジパン。印刷のない無地袋になっていた。
このパン、抜群に美味いが、欠点が一つある。それは寿命が短いこと。保存料とかが全く入っていないのかも知れない。すぐにカチカチになって味が落ちてしまうのだ。
だから、出来立てを買って、買ったらすぐ食べよう。
興文館書店。毎週ジャンプを買っていた本屋。ボク等が釣果情報で掲載されたこともある月刊つり仲間という海釣りの雑誌も毎月買っていた。
興文館書店。毎週ジャンプを買っていた本屋。ボク等が釣果情報で掲載されたこともある月刊つり仲間という海釣りの雑誌も毎月買っていた。
床屋のフクダ。
閉店していた。小学生の頃、散髪はいつもここだった。電動バリカンのブーンという音をまだ覚えている。うなじの所を刈り上げるのに使ってたバリカンの音を。
森田自転車。
5段変速の自転車を初めて買ったのもここだった。両サイドに折りたたみのカゴを着けて、バッグとタックルボックスを載せ、荷台にクーラーボックスを縛って、釣りに行っていた。あのチャリで、毎週因島のポイントをあちこち回った。楽しかったなー。
銭湯の半田。いまも薪で湯を沸かしている。
今回、40年ぶりに入ってみようと行ってみたが、番台には誰もおらず、呼んでも誰も出てこない。やむなく店を出てきた。
勝手に入って後払いとかでもいいのかな。それとも、まだ開店していなかったのか。来年にでもまた行ってみるかね。