目指せ!ゼロ地点!

ズボラものの私が家の中を超スローペースで片付け、そして料理下手な私が料理をする過程などをお見せいたします・・・

効率良いご飯作りを計画してみる。

2008-07-20 21:39:01 | 家事
<始まり>
ことの発端はうちの冷凍庫がパンパンで、どうしようかな~って思ったことでした。とりあえずこのままでは新しく入れることはできないし、今ある冷凍庫の中身を整理して、在庫表に記帳することから始めようと思いました(在庫表は7月に入ってからずっとサボってます(^^;)

整理後の写真です。整理前の冷凍庫の様子をデジカメに撮るのを忘れてました。下段のメインの冷凍庫になります。向って右半分が素材(牛肉とか豚肉とかイカとか海老とか)で、左半分は茹でた野菜や自作のお惣菜などを入れるようにしてますが、なにしろ冷凍庫が一杯なので、上段に入れるはずの出し汁などが入らなくて、この段に入ってたりもしています。



こちらは上段です。急速冷凍するために、この段は常に半分くらいは開けておきたいのですが、それどころか、いつも目いっぱい詰め込んだ状態になってしまってます。だし汁と朝食用のパン、アイスクリームなどを入れてるのですが…。




<原因を探る>
なんでこんなに入ってるものが多いのだ。
ってことで、まずは手間の貯金、自家製のお惣菜を書きだしてみました。

・かぼちゃコロッケ
・すき焼き用のつくね
・豆カレーの素
・鶏つくね
・ささみはさみフライ
・ポタージュの素
・ミートソース
・ラザニア

8種類入ってました。ただし数となると、ミートソースは5回分、ポタージュの素は3回分とけっこうな数になります(ちなみにこれらのお惣菜は決して非常用のストックではなく、日々の夕食作りに有効活用しようと思って冷凍してマス(^^;)今の状態じゃ新しく作ることはできないし、まずは消費することから始めていくしかないかな、という感じ、でも漠然と「使おう」と決めたところで減るもんでもないので、使うための計画を立てることにしました。


<計画を立てる>
家にあったスケジュール表を持ってきました。8種類のお惣菜の他、素材の冷凍も、このスケジュール表にいつ使うか予定を書き込んでいこうと思います。続けざまに使えるものでもないので、最低でも一か月はかけてバランスよく使っていかないといけませんし、前後の献立の内容によっても考える必要もありますし、結局向こう一か月間の献立をたてることになりました。

ついでに素材の方の冷凍ですが、こちらの方は、

<魚類>
・イカ×9
・イカのゲソ×3

<肉類>
・豚バラ薄切り×3
・鶏もも肉
・鶏むね肉
・牛コマ切れ(100g)×2

<野菜>
・マイタケ
・しょうがのすりおろし×2
・しょうがの刻み

また、今ある冷蔵庫の中身も知る必要があります。これは一週間の献立表と冷蔵庫表です。


こちらは冷凍庫表です。


2枚の在庫表を手元に置いて、何が作れるか、どんな献立にするか考えながら、極力近い日にちから埋めていくようにしました。そして冷凍庫の中のものを使う時は横に赤ペンで惣菜名(素材名)を書くようにしました。また、出来るだけ冷凍庫の中のものを一日一品は使うようにしたいと思いましたが、イカなどは9ハイもあったんで…ありすぎですね(^^;お店で3ハイとか4ハイとかまとめて安く売ってるのを買うと、一つはお刺身にして当日食べて、残りは一夜干しにして冷凍するので、いつの間にかこんなに溜っていました。イカは使い回しがききますが、それでも毎日イカ料理というわけにもいきませんし…。自作のお惣菜などは、出来上がっているものなので、メイン料理なら一度夕食に出した後は最低でも2週間は間をあけないと使いにくいというのもあります。今まであまり深く考えてなかったですが、お惣菜を冷凍した後、実際に使うまでにこんなに日がかかるものとは… 今更ながらびっくりです。無計画にどんどん作り置きしていた自分の愚かさが見えてきました。

理想をいえば、私的には一度出したメイン料理は1ヶ月、最低でも3週間はあけたいところ・・・。となると、2セット作った場合、そのお惣菜が冷凍庫を占領する期間が最低でも1ヵ月半~2ヶ月間、3セットなら、2ヶ月強~3ヵ月間。たとえ1セットでも1ヵ月間冷凍庫を占領する事を考えると、果たして手間のかかる料理以外、作り置き(冷凍)する意味があるのか疑問にも思えてきました。

こちらが1ヶ月の献立を書いたスケジュール表です。8年ほど前に上海のエスプリで買い物した時に貰った、スケッチブックみたいにデカくて重くて使い道がなかったスケジュール表。8年ぶりに日の芽を見ました(笑)



ところで、先日読んだ佐藤よし子さんの本の中の30分以内に6品用意する術。
この本。



以前少し書きましたが、前日と当日の朝に作るお惣菜、それに買ってきたお惣菜を1品プラスして、残りの2品は夕食時に作るというもの。今回この1ヵ月間の献立をたてるにあたり、この佐藤さんの作られた術を参考にさせていただきました。買ってくるお惣菜だけ省きましたが、前日に作るお惣菜には黒く塗りつぶした三角の印、当日の朝に作るお惣菜のは白抜きの三角印をメニューの横に書きました。

また、毎日の献立をたてると必然的に買わなければいけない野菜や肉などが出てきますので、それらをメモし、またそれらをいつ買わなければいけないのか、買物日を決め、買物日には「買」と緑の鉛筆で印を書きました。私の作った献立ですと4日に1度位になりました。右側の白い四角い紙切れは買物メモです。買物1回で一枚。一番上に買物日を書き、その下には当日買う品物をメモしています。上から若い日付順に並べていて、付箋になっているので、買物当日はここから一枚外して持っていきます。この買い物のメモは冷蔵庫表や冷凍庫表などを入れた家事ファイルの裏表紙の裏側に貼っています。




<おまけ(家事ノート)>
ところで、これ私の家事ファイルです。けっこう使い勝手がいいので気にいってます。A5サイズなので小振りで軽く、鞄に入れて持ち運びがしやすいです。中に薄いノートが一冊はいってます。ファイルの部分は分厚目のプラスチックでしっかりしているし、表紙と裏表紙の内側にはポケットがついてますが、なんと後ろの方にはビニールのファイル入れのようなも数枚付いてます。ファイルを閉じておくゴムも付いてますし、見た目もクールでなかなかお洒落なのでは・・・ 
って、これF.O.B COOPのやつです。私、ここのインテリア雑貨が大好きです。



話それちゃいますが、参考までに私の使い方を。

<表紙の裏>
ファイルを開けたとこです。2枚の紙をクリップで留めてあります。一番上は献立&冷蔵庫表、その下は冷凍庫表です。紙を差し込むポケットがあるのですが、しょっちゅう出し入れするにはクリップの方が簡単なのでこちらにしました。



<ノート部分>
こちらはまだ未完成の状態です。以前「少しの手間できれいに暮らす」(デニース・スコフィールド)の本を読み、「献立選択シート」(献立に使う材料を書き出す)と「スペシャルデータ」(家族のスリーサイズや靴のサイズ、家の中の電球のサイズや知人の誕生日など書き出す)を作ろうと思い、途中で放ったらかしになってます(はや1年以上・・・(^^;)



<ビニールファイル部分>
ファイルは数えてみると10枚ついてました。自分で作った計画表を入れたり、フィットネスや編み物学校のスケジュール表などを入れています。
 


<後表紙の裏>
今回計画した献立予定表をはさんでます。その下には使ったお金を簡単に書き込むための用紙をつけました(家計簿が全然続かないんで(^^;)
 


紙をめくると、後表紙の裏側になり、ここには先で使う買物メモを貼っています。
こんな感じ。




<買物>
では元に戻りま~す。買物メモが出来ると、予算も計算できちゃったので、家計簿が全然つけられなくて困っていた事もあり、お財布の中の小銭やお札を全部だして、1万円札を一枚いれ、帰ってきたときに残りのお金でいくら使ったか分かるようにしようかと思いました。買物メモは、買物当日に、家事ファイルの表紙に張り付けることにしました。今まで買物に行く前に簡単に買うものをメモしていっても、肝心の買物の時にメモがどっかいってないぃぃぃ~~~~~~~~っ!ってい事がたびたびあるんで、おそらく、これで完璧なのではと!!!(笑)




<1単位の下ごしらえ>

買物日の20日、計画通りに買物に行きました。次回の買物日は24日なので、これで4日分の買物が出来たわけです。暑いので午前中に買物をすまそうと12時過ぎに帰ってきたので、時間は充分にあり、帰宅後まず在庫表に買ってきたものを記帳し、夫とお昼ごはんを作って食べて、それから下ごしらえの準備にかかりました。

この日私が行った下ごしらえは、

・ホワイトソースを作って冷凍する。
22日に作るクリームシチューで使うためです。実際に使用する分を計りで計ってジップロックに入れて冷凍、残りはグラタン用に薄く伸ばして冷凍しました。

・塩海老を作る
21日に使う揚げワンタンの中に入れる海老、1パック買うとたくさんあるので、残りを合わせて塩海老に。少し先ですが、8月3日の献立に使います。

・ワンタンのタネを作る
海老もはいりますが、豚ひき肉も入れます。牛肉と違って豚肉は日を置くとよくないので、ミンチ肉にして味付けもして冷凍することにしました。いつもいつ使うか分からない冷凍ばかりしてたので、明日使うための冷凍なんて初めてかも(笑)

・肉団子を作る
23日の夕食分の甘酢あんの肉団子です。こちらは当日1から作るつもりでいましたが、肉団子の半分を8月に入ってからの献立で使いたかったので、それには素材の豚肉や牛肉を冷凍してしまうと、料理後、再冷凍になって良くないのでは…と思い、作ってしまうことにしました。


20日のごはんの記事と重なりますが、こちらが下ごしらえの写真です。



結局我が家の場合、ほぼ4日単位で買い物をしますので、今まで1日単位で考えていた夕食を、4日間の4回分で1単位として考え、いわば1日が24時間ではなく96時間として考え(しつこい)、その中でいかに効率よく料理するか、という感じでしょうか。とりあえず、これで向こう3日間の楽勝は確定ですし(笑)、又、この先このパターンでいけばめっちゃやりやすいんちゃうん~~~!って感じでホコホコでございます(笑)

そうそう、忘れてましたが、こんなのも作りました。私はレシピを見ないで作る料理が少なく、何度も作ってる料理でさえレシピ本を見ながら作ることが多いんです。なので、必要なページをコピーして、日付ごとにクリップで留め、日付を書いた付箋を貼っておきました。本当はきちんと自作のレシピ表に書き写したいんですが、これがなかなか出来なくて…(^^;



<終わりに>
結局この計画でいくと、今後の冷凍は使う日を決めて冷凍、というのが基本になります。ただし、ミートソースやホワイトソース、それに朝食によく使うスープや茹で野菜などは、特に使う日を決めずに冷凍するので、例外もあります。でも素材に関しては、いつ使うか決めていない素材を購入して冷凍することはしない事にしました。また先々の献立が決まっていると、そういった予備を用意しておく必要もなさそうです。

今回のこの計画は、18日、19日の2日間で作り、20日から実行しました。今のところ、出だしは好調で、それになんだか頭がさっぱりして、ややこしかった問題が解けたみたいな感じです!!!(笑)


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4 コメント

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Unknown (Hikobe)
2008-07-21 13:14:59
ぱおさん、こんにちは。

なんだかすごいです。
これだけきっちり計画を立てたら、
段取りの達人になりそうですね。
それに、冷凍庫の手作り食材、ものすごく豊富でびっくりです。
こうやって、計画が立てられるのは、
やっぱり手間の貯金をされているからだろうなと思います。
ぱおさん、本当にまめですね。

「手間をかけない家事整理」の本は、私も以前読んでブログで書いたのですが、全然実行できていませんでした・・・。
もう一回読み返そうと思います。
「少しの手間できれいに暮らす」も持っているんですよね…。
ぱおさんは、読んで実行に移すので偉いです。

最近、なんだか気持ちが落ち着かず、
バタバタと過ごして、家事の工夫を忘れているので、
私も計画をきちんと立てて、
初心にもどって頑張ろうと思います。
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Hikobeさん (ぱお)
2008-07-21 19:20:12
こんばんは。

計画たててはみるものの、毎回続かなくてお恥ずかしいのですが・・・

手間の貯金は使ってなんぼのものですから、
作るばっかりで使いこなせていない私は、褒められたものではありません(^^;

段どりの達人、なれたらいいですね(笑)
頑張ります。

本って、読み終わった時は、良いことが書かれていると感動してすぐに何かやりたくなったりしますが、
でもそのタイミングをのがしてしまうと、そのままになっちゃうこと多いですね。

私も思い出したように、同じ本を読みなおしたりしています。

やる気にも波がありますよね。



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ぱおさんへ (やまもも)
2008-07-21 22:12:21
終日外出していまして、今ゆっくり読まさせていただきました。

すごいですね!
お買物、料理の下ごしらえ、明日の分の料理、
当日の料理、それらを 全部総合して準備するシステムを
確立したのですね! 偉いです。

「手間をかけない家事整理」の本は、読んだことがあるかもしれないし、無いかも知れません。佐藤よし子さんの本は順に読んだ
つもりでしたが、もう一度読んでみたいです。それから「少しの手間で。。」の本は5年ぐらい前に読んだことがありますが、
もう一度こちらも読み直してみたいです。ぱおさんは、お持ちなのですね。

色々な方の家事の工夫を取り入れながら、
自分なりのやり方、確立していきたいですね。

ぱおさんの家事ノートとファイル、いいですね。
持ち運びしやすいですね。買いものメモも工夫されていて
すごいです。

冷凍庫はきれいに並んでいてすっきりですね。
冷凍したものの形がそろっているので、沢山入るし
取り出しやすそうですね。

一日を96時間として工夫されているので
家事の効率化随分と計られたのではないでしょうか。

すっきりとした気分というのも、私も味わって
みたいです。


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やまももさん (ぱお)
2008-07-22 06:49:17
おはようございます。

このシステムが上手くいくかどうか、
またご報告していきますね。

いろいろ試してきて思うのは、無理をするとダメですね。
一番最初はやる気があるのでいいんだけど、次からは気力がなえてやらなくなってしまいますから、私の場合。

今回の計画も、この先一ヶ月は楽ですが、それが終わった後が難しいですね。

「少しの手間で~」は私も購入から5年は経つと思います。
家事本の中でも特に気にいってる本です。
他の本もそうですが、時々読み返してやる気を出しています。

この本の中に2か月分の献立をたててしまって、
それを順ぐり使って一生献立作りからさよならするというのがありましたが、
著者の住んでおられるアメリカならともかく、
日本のような四季折々の料理を作る国では難しいですよね。

四季に合わせて4パターン作るとすると、一年間分の献立作るのとあまり変わらなくなってきますし…。

佐藤よし子さんの「手間をかけない~」を読んだきっかけは、
実はやまももさんのおかげなんです。
先日の餃子グラタンのお話で佐藤さんの本の事が出てきた時、
私は佐藤さんの本は一冊しか持ってないし読んでないけど、
やまももさんのお話から佐藤さんがたくさんの本を出しておられることをきき、
ネットで検索すると物凄いいっぱい出しておられるなぁと驚いてたんです。

それからのちにブックオフで例の「家事にリズムを」を見つけた時、「手間をかけない家事整理の本」を105円でみつけました。

なので、やまももさんのおかげなのですよ。
この本の中の30分で6品作るは凄く大きなヒントになりましたから。

やまももさん、ありがとうです~。




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