目指せ!ゼロ地点!

ズボラものの私が家の中を超スローペースで片付け、そして料理下手な私が料理をする過程などをお見せいたします・・・

幸福の工場長になろう。

2012-08-09 01:02:15 | 主婦業
毎日暑いですね(^^;
今日こちら大阪もめちゃ暑いですが、でも湿気が少なめなのでまだ過ごしやすいです。

今日はちょっと家事について考えたいと思います。
家事って本当は楽しいお仕事の筈…
ですよねえ?(笑)
やらないといけないって切羽詰まってやるからしんどいのであって、もっと余裕をもってやれば絶対家事は面白いはず。
マクロビオティックの提唱者である桜沢如一さんは「食養人生読本」の中でこんな事を言っておられます。

家庭は幸福の工場。
台所は生命の薬局。
主婦は幸福の工場長であり薬剤師。
妻は一家の健康の舵取りであり幸福な家庭の舞台監督。

素晴らしいと思いません?

それにもっと面白いのは、この本の中で桜沢先生が言われてる事、ちょっと引用させていただきますと、
===========================================
この工場の長という地位を与えられる人は幸せです。うらやましいと思います。(ああ、女であったら!)私が女であったら!私は家庭を愛とまことでみがき上げ、光らせる!私は洗濯をする。なんという、うれしいことだろう。きたないものをキレイにするのだ!私は人生を洗濯する!なんというやさしいことだ。私はゴボウを切る!私は一家の生命を作り上げるのだ!一切り、一切りが、大きな楽しい愛するものの生命を制作するのだ。なんという楽しいゴボウ切り!それから私はフランスの女のように、ギュタン君の細君のように、食卓でもコップでも煙突でも鍋の底でも、あらん限りのまことをこめて磨く、磨く、磨いてピカピカに光らせる!あのピレネーの山の中の寒村のマリニヤックのお婆さんのように、今は使わなくても曽祖父が使ったカンテラまでピカピカに磨いてシュミネの上に飾っておく!
===========================================
とまぁこんな感じでまだまだ続くんですけどね、ここ読んで私思わず笑っちゃいましたよ、桜沢先生って凄い人だけど面白い人でもあったのですね。

でも確かにそうなんですよね、こんなに自由自在に自分の家を作れるのですから。面白くないはずがない。
独身であれば自分一人だけだけど、結婚して家庭を持つと、家族の幸せ不幸せ、ぜーんぶ自分のやり方一つで決まっちゃうんですもんね。
主婦が家にいつもキレイにしてたら、その家族は毎日幸せだし、反対に汚くしてたら家族は…。

その昔、家の中がとても荒れてたとき(今もですが(^^;)部屋の隅の方に行き場所のないものを集めて床に置いてたんですよ。覚えてないけど、沢山のものを長い事放置してたと思います。ある日ふと思い立ってそこを一変片付けたのです。すると旦那がその片付けたエリアのところに立っていまして、「あ、人が立ってる…」ってなんかとってもめずらしい光景を見たような気がしましてね、だって今まで立ち入れないエリアでしたから。そのときふとRPGのゲームみたいだと思いました…(笑)

私自分の気が乗ったときしかしませんが、拭き掃除は好きです。だって目で見てすぐにキレイだと分かるから。んで拭いた雑巾を水で洗って汚い黒い水が排水溝に流れて行くのを眺めるのも好きです、ああこれだけの汚い物を家から追い出したのだ、と思って嬉しくなるのです(笑)

今日はちょっと拭き掃除をやって、自分が拭いたとこ眺めて惚れ惚れしてみようかな~♩



    幸せの工場長の本