幸福学専門30年 筬島正夫が語る本当の幸せ


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対カルト

2007-03-07 | その他


日本は無宗教を主張する人が多いようですが、同時にカルト的宗教の問題も

多く出ているようです。

これは矛盾するように思えるかもしれませんが、実はこの「無宗教」

が多いところにも問題が潜んでいるかもしれません。

つまり信念をもって「無宗教」ならいいのですが、

単に宗教に関する知識がない、

「仏教」と「キリスト教」の明確な違いすら分かっていない。

「仏」と「神」の違いもしらない。

そして「結局、宗教って一緒でしょ、カルトでしょ」

くらいの浅い宗教観しかないと、困ったことがあったとき、そんな人ほど

とても変な宗教にもはまりやすいのです。

私の近くにも「宗教は駄目!宗教はカルト!」

といっていた人がいましたが、

「あなたの言う“宗教”って何ですか?」

ともっとも基本的な質問をしたところ、たちまち絶句してしまいました。

宗教を知らずに宗教の悪口を猛烈にいっていたわけです。

もちろんどこが悪いかはっきりしていれば、まだ主張する権利は

あるのでしょう。しかしまともに勉強もせずにとにかく悪いと

聞く耳もたない人は、ある意味狂信的な一面をもっているかも知れませんね。


フランス国民議会「アラン・ジュスト報告書」によるセクト(カルト)の

定義なるものがありましたので、ここにあげておきます。

 精神の不安定化
 法外な金銭的要求
 住み慣れた生活環境からの断絶
 肉体的保全の損傷
 子供の囲い込み
 反社会的な言説
 公秩序の攪乱
 裁判沙汰の多さ
 従来の経済回路からの逸脱
 公権力への浸透の試み



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