清里フットパスにならって、小淵沢でも同じようにフットパスコースを作る事になったという事は
先日のブログでも紹介いたしました。
今日は先日の話し合いで設定をしたコースを実際に歩いてみました。
一緒に歩いたのは小淵沢のペンション仲間の”ペンション風路”のお二人、小淵沢の事を良く知っていてとてもたよりになる方達です♪
小淵沢駅を歩き始めて15分、何気ない公民館の所で立ち止まります。ここには何とも不思議な石造物が。
真上から見ると綺麗な5角形をしています。聞いた話によると5角柱それぞれの面にそれぞれの方向にある
山などの名前が刻まれているとの事。風路さんも詳しい事は分からなかったのですが
なんだか歴史がありそうです♪今度調べてみる事にいたしましょう。
そこから5分もすると”八反歩堰”の入口に到着します。ここには堰沿いに遊歩道があって
眺めが抜群なんです。
南アルプスをバックに広がるどこか懐かしさを感じるような田園風景は他の場所には無いものが
あると思います。都会からこられた方々もきっとここからの眺めには感動して下さることでしょう。
ここの遊歩道はゆっくり歩いても15分程、ここを抜けると”三峰の丘”があります。
丘と言うと「ちょっと小高い眺めの良い場所」といったイメージがありますが、ここには小さな石碑が建っているだけ・・・
と思いきや、お天気の良い日には”富士山””南アルプスの北岳””北アルプスの奥穂高岳”が見えるとの事。
平地にあってこの3名山を見る事が出来る場所はそうは無いと思います。
と言う事でこちらも見所の一つに♪
三峰の丘から中央線の線路沿いに7~8分程歩くと大滝湧水(大滝神社)に到着します。
ここの入り口に”神供石”という大きな石が祀られています。
直径は5m、周囲は15m、重さは90t、たて看板の説明はあまり理解出来なかったのですが、どうやら
大滝湧水や神社の由来に関係する大切な石らしいです。こういう何気ないものでもこうして見ると
なんだかとても有り難いものに見えてくるから不思議です。この石がある脇の道は幾度となく通っていますし
この石の存在も知っていたんですけどね・・・。
さて気を取り直して大滝湧水の方へ入って行きます。駐車場右奥には八ヶ岳からの綺麗な水が湧き出ている池があり、
左方向に進むと神社があります。神社の脇の斜面からも沢山の水が湧き出ていて、何だかとても
有り難いもののように感じます。
今日は気温が低かったせいか湧水の流れ出し口の所に長さ1メートル以上はあろうかというつららが
出来ておりました。
大滝湧水を後にして25分程度でまた小淵沢駅まで戻る事が出来ます。
小淵沢駅を起点終点とするこのコース、距離にしておおよそ5km、ゆっくり歩いても2時間あれば
足りると思います。歴史などを調べればもっと楽しんでいただけるようになるコースだと
感じました。
やっぱり歩く事って良いですね。コース作りに携わりながら自分ももっと小淵沢の事を
知っていけたらと思います。
八ヶ岳南麓 小淵沢高原の小さな宿
ゲストイン シェムニ
今度清里のキープ協会の「体験活動推進プロジェクト」の中で
「冬を見る目がかわる10の方法~冬の自然を10倍楽しむ・楽しませる人になる講座」
というものが開催されます♪私これの第2回目に申し込んでいるわけですが、その日程が近づいてまいりました。
ここ小淵沢に住んで約8年。それなりにスキーやスケート、スノーシュー、バードウォッチングなどなど
冬の楽しみ方は身についてきたように思っていますが、この”楽しませる人になる”というのが
ポイントですね!
この八ヶ岳南麓の雄大な自然の中でペンション業を営んでいるわけですから、
やはりお客様に「自然を楽しんでいただく」という事が重要となるわけです。
しかもその季節が”冬”。普段であれば寒さに縮こまってしまいがちなこの季節を
10倍楽しんで、しかも楽しませる人になってしまうのですからワクワクしてきますよね。
しっかりこの講座を受講してきて、少しでも寒い冬にお越しになるお客様に
楽しんでいただけるようになれたらと思っています。
受講後にまた結果をブログにてご報告させていただきますのでお楽しみに!!
八ヶ岳南麓 小淵沢高原の小さな宿
ゲストイン シェムニ