西洋梨の代表格、ラ・フランスの季節がやってきました。♪今年は例年より1週間~10日ほど遅い気がします。
前にも紹介しましたが地元で減農薬でとっても丁寧に洋梨を作っている農園さんがあるので、
そこで加工用の物を安く購入してきて1週間ほど追熟をかけておりました。
だんだんと香りが出てきて、指でそっと押してみると少し柔らかい感じ・・・・。そろそろ食べ頃です♪♪
♪
と言ってもそのまま食するのでは無く、これからのシーズン用にジャムにしておきます。
ラ・フランスのジャムなんてちょっと贅沢に思われるかもしれませんが、生のまま食しても
美味しい物をつかうからこそ美味しいジャムが出来るんですね♪
ラ・フランスはとても香りが高いので加熱時間は出来る限り短く、そしてここのラ・フランスは
とても甘いので砂糖は出来る限り少なく・・・でも日持ちはさせたい。バランスがとっても重要です。
今回は以下の分量で作りました。
~~ 材料 ~~
○ラ・フランス:3kg(果肉で2,5kg) ○きび砂糖:350g ○レモン果汁:2個分 ○ブランデー:大匙1
~~ 作り方 ~~
①ラ・フランスは洗って皮をむき、縦に1/8位に切って芯を取り薄くスライスします。
色が変わる前にレモン果汁ときび砂糖をまぶします。15分程置いておくと
水分が上がってきますのでステンレスの鍋に入れて強火にかけます。
②煮立ったら中火にし、灰汁を丁寧に除きながら15分程度煮ます。段々形が崩れてくるので
ホイッパーやハンドミキサー、バーミキサーなどを使って果肉を砕きます。
(全て煮崩れてとろとろになるまで煮ていると香りが飛んでしまうので)
果肉が崩れてとろとろになったらもう一煮立ちさせて出来上がりです♪♪
③あとは熱いうちに煮沸した瓶に詰めて、再度煮沸して脱気をすればOKです。
剥いたり切ったりに多少時間はかかりますが、とっても香り高い”ラ・フランスジャム”の完成です♪♪
この季節だけのちょっと贅沢なジャム、是非お試し下さい♪
八ヶ岳南麓の小さな宿
ゲストイン シェムニ
いよいよ落ち葉の本格シーズン到来です!!落ち葉の山はこの季節の風物詩です♪♪
と言えば聞こえは良いのですが、実際は毎日落ち葉との戦いの日々となります。
集めるだけでも結構な運動です♪
今日もせっせと落ち葉集め。大きな山が4つも出来ました。
さ~~て、焼き芋でもしましょうか♪♪
庭のダンコウバイの葉が黄色く黄葉しています♪横のサンシュユの葉もそれを追いかけるように
黄色くなり始めています。
(写真右側の小さい黄色の部分がダンコウバイで、左側の大きな木がサンシュユです)
今年は天候不順のせいか黄葉する前に落葉してしまうのではないかと心配して
いましたが、何とか葉を残したまま黄葉してくれました。白樺はあまり綺麗に黄葉する前に
全て落葉してしまいました・・・・・。
さていよいよ落ち葉掃きの季節到来です!!これから毎日のように落ち葉との戦いが
始まります。
毎週軽トラでお野菜を売りに来てくれるおばあちゃん♪今日も来てくれました♪♪
もう朝は随分と寒いでしょうに、ちゃんと朝収穫をしてトラックに積んで来てくれるんです。
嬉しいですよね。
お野菜もトマトやキュウリなどの夏野菜から、大根、ホウレンソウ、小松菜、ヤーコン、サツマイモに白菜
などなど秋の物に移り変わっています。
こういう事でもまた季節を感じる事が出来ます。
おばあちゃん、美味しい採れたて野菜をいつもありがとう!!
買い物途中の富士見高原のとある場所。イチョウの鮮やかな黄色の絨毯が出来ていました♪
すっごい綺麗です♪♪よそ見運転は危険なので車を停めてしばし観賞・・・・・。
う~~ん、素敵です♪♪
ちょっとタイミングがずれたり、お天気は悪かったりすると見られない風景ですからね。
今富士見高原辺りは秋真っ盛りです♪♪
小淵沢から清里へと続く八ヶ岳横断道路。今秋真っ盛りです♪♪ここの道路脇の山はやはり落葉松が
多いのですが、その中にサンシュユの黄色や漆・蔦の赤、ところどころにもみじや楓も混ざったりして
本当に色とりどりに飾られています。
そんななかでも東沢大橋は紅葉のみどころの一つで、真っ赤な橋と八ヶ岳の山々が
本当に美しい景色を作り出しています。
今がちょうど見ごろ♪♪駐車場もあるので車を停めてゆっくりとこの景色を見る事が
出来ます♪♪
あまりに良い景色だからと言ってよそ見運転はダメですよ!
八ヶ岳南麓 小淵沢高原の小さな宿
ゲストイン シェムニ
この間”たてしな自由農園”で購入した小布施栗。渋皮煮にした残りの半分をペーストにしておきます。
この栗ペースト、そのままジャムのようにパンに塗っても美味ですし、生クリームと混ぜて
パイ生地に挟んでミルフィーユにしたり、これをベースにして栗のブリュレを作ったりと
この季節に作っておくと本当に重宝します♪♪
材料・作り方は以下の通りです。
~~ 材料 ~~
○栗:500g ○きび砂糖:300g ○水:300cc ○ブランデー:少々
~~ 作り方 ~~
①鍋にたっぷりの水と栗を入れて強火にかけ、沸騰したら弱火にして40分程度煮ます。
栗をざるにあけて包丁で半分に割ります。
②実をスプーンで取り出して鍋に入れて水200ccときび砂糖を加えて火にかけます。
沸騰したら弱火にし、灰汁を丁寧に除きながら15分程度煮ます。
③②を煮汁ごとフードプロセッサにかけて、なめらかなペースト状にします。
④③を鍋に戻し入れて水100ccを加えて火にかけ、焦がさないように絶えず混ぜながら
10分程度煮ます。最後にブランデーを加えて一混ぜしたら火を止めます。
⑤煮沸した瓶に熱いうちに詰めて、再度煮沸をして脱気をすれば完成です♪♪
とっても便利な栗のペースト♪作ってみて下さいね。
シェムニから車で10分ほど、坂道を上っていくと景勝地”観音平”があります。
その観音平の落葉松の黄葉が見ごろを迎えています。
落葉松の紅葉に所々もみじの赤、サンシュユの黄色などが混ざってとても美しい景色と
なっています♪
お天気が良ければ富士山まで見渡せるこの場所は密かに黄葉の穴場。
ここ観音平からは落葉松の中を歩けるとっても気持ち良い遊歩道があったり、また編笠山へ
登る登山口でもあります。
派手ではありませんがなんだかしんみりと秋の気配を感じる事のできる場所です♪
長野県の原村にある「たてしな自由農園」、美味しい地元産のお野菜が沢山置いてあるお店♪♪
ここからは車で30分程度。ただのお買い物にはちょっとばかり遠いのですが、ジャムを作る材料を
買いに行ったり、八ヶ岳南麓産の美味しいお野菜を買いに時々行っています。
店に入ってうろうろしていると、大粒の小布施栗が目に入りました。今まで見た中で一番
と言っても良いくらい大粒で、つるつるてかてかに光っていて本当に美味しそうに見えました。
ちょっとばかりお値段は張りますが、思わずお買い上げ♪大きいものでは幅が5cm以上あります。
半分を渋皮煮にしていただく事にしました。この渋皮煮、結構手間と時間はかかるのですが
それ故に作って食べる時の幸福感が大きいんですよね♪♪
作り方は以下の通りです。
~~ 材料 ~~
○栗:15個程度 ○きび砂糖:300g ○重曹:適宜 ○水:500cc ○ブランデー:少々
~~ 作り方 ~~
①鍋に湯を沸かして栗を30分程度つけておきます。すると表面の固い皮が軟らかくなり剥きやすくなります。
②渋皮を出来るだけ傷つけないように表面の皮を剥きます。栗を乾燥させないように剥いた物から
水に浸しておきます。
③鍋に栗が浸るくらいの水と重曹少々を入れて火にかけます。沸騰したら火を弱め灰汁を丁寧に
除きながら15分程煮ます。煮汁を捨てて栗を水に落とします。
④③を3回繰り返します。だんだんと煮汁の濁りが少なくなってきます。最後の煮汁をちょっと舐めてみて、
渋みや苦みがしなければOKです。ここで固い筋を取り除いて綺麗に洗います。固い筋はつまようじを
使うと取りやすいです。
⑤④の栗、水、きび砂糖の半量を鍋に入れて火にかけます。沸騰したらキッチンペーパーで落とし蓋を
して沸騰するかしないかという位の火加減で30分煮ます。そこで残りの半量のきび砂糖を加えて
再び30分煮ます。最後にブランデー適量を加えて一煮立ちさせます。
⑥煮あがったらそのまま一晩おいて味を含ませます。日持ちをさせたい場合には一晩置いたものを
再度沸騰して15分ほど弱火で煮て、熱いうちに煮沸した瓶に詰めて再度煮沸し脱気を
すればOKです♪♪
最高に美味しい”小布施栗の渋皮煮”が出来ました♪♪
苦労の甲斐がありますね~。幸せ~~~~♪♪
小淵沢のお隣町の富士見高原で、そろそろ黄葉の見ごろになりつつあります♪
白樺やつつじ、イチョウにサンシュユ、蔦や漆などなど、紅や黄色に輝いて
とっても綺麗です♪♪
写真は買い物途中のとある風景・・・。心が和んでなんだかちょっぴり贅沢な気分に
なります♪是非お出かけ下さい。
毎年作る巨峰やピオーネのジャム。今年はあれやこれやと忙しくこんな時期になってしまいました。
が、なんとかいつもお世話になっている農園さんから加工用のピオーネを買ってきて
無事今年も作る事が出来ました♪♪
加工用と言ってもちょっとだけ実がとれていたり、ほんの少しだけ粒の大きさが小さかったりするだけで
木で熟している分だけ普通に売られている物よりも美味しいくらいなんです♪
ホント、ジャムにしてしまうのはちょっと勿体ないくらい。でもこのジャムがまた美味しいんです!!
シェムニでは同じく山梨県産の赤ワインと合わせて、ちょっと大人味のジャムにします。
材料と作り方は以下の通りです。
~~ 材料 ~~
○ピオーネ:3kg ○赤ワイン:600cc ○きび砂糖:500g ○レモン果汁:2個分
今回のピオーネはとっても甘かったのでお砂糖は少なめ、レモン果汁はちょっと多めにしました。
~~ 作り方 ~~
①ピオーネは房から実をはずして綺麗に洗います。次に実を半分に割って種を取り除きます。
種なしではあるのですが、時々種が入っている物があるので手間はかかりますがこの作業を行います。
②赤ワインは鍋に入れて火にかけ、アルコールを飛ばしながら1/3量位まで煮詰めておきます。
③種をとった実をフードプロセッサにさっとかけて粗くみじんにし②、半量のきび砂糖、レモン果汁と
合わせてステンレスの鍋に入れて火にかけます。
④沸騰したら中火にして灰汁を丁寧に除きながら煮詰めていきます。途中甘さを見ながら残りの
きび砂糖を加えます。最初の量の半分以下位の量になって、とろみがついてきたら出来上がりです♪
ピオーネは水分が多いので煮詰めるのにおおよそ1時間以上はかかります。
⑤あとは煮沸した瓶に熱いうちに詰めて、再度煮沸して脱気をしておけば日持ちします。
ほかのジャムと比べると少々煮詰めるのに時間がかかりますが、甘くておいしいピオーネの味が
さらに凝縮されたとっても美味しいジャムが出来ます♪♪
作り方自体はとっても簡単なので是非皆様も試してみて下さい。ちょっと贅沢な気分も
味わえますよ♪♪
シェムニでは良くジャムにするルバーブですが、そろそろ終わりの時期が近づいてきています。
ちょっと前までお隣町の富士見町へ行くと、真っ赤なきれいな色のものを良く目にしましたが
ここの所は細くて色も綺麗な物は少なくなりました。
今年最後のジャム用にと少し買ってきました♪
こんな感じの色だとあまり綺麗な色のジャムは出来ませんが、家用とするには十分です♪
ルバーブジャムはとっても簡単♪♪
作り方はブログの過去の記事を参考になさってください。
小淵沢町から富士見高原~原村へと続く”鉢巻道路(はちまきどうろ)”の様子が
大分秋めいてきました♪♪蔦の葉っぱの紅葉がとっても綺麗です♪
普段はあまり目立たない落葉松の幹に絡みつく蔦ですが、この時期にはこの時とばかりに
目立っています。
毎年この蔦の紅色を見ると、いよいよこの辺りも本格的に秋だな~~~♪と感じます。
この鉢巻道路、ドライブには最適な道ですので小淵沢から富士見、原村方面に向かう方は
是非通ってみて下さいね。綺麗ですよ♪
今年も西洋ナシの季節になりました♪嬉しい事にシェムニから車で15分程の場所に、
こだわりの農法で西洋ナシを作っている農園さんがあっ て、そこで加工用の
西洋ナシが安く手に入るんです♪♪加工用と言ってもちょっとだけ規格から外れてしまって
いるだけの事で、味は抜群です!!
そろそろ良いかな~~~と思い行ってみると、ちょうど”オーロラ”という品種が
食べ頃になってきた所♪読み通り!!ラッキーです♪♪
このオーロラという品種は有名な”ラ・フランス”と比べると香りは多少劣るのですが
糖度が高く、トロッろとろけるような食感が特徴で、本当に美味しいです♪♪
西洋ナシは収穫後に追熟が必要だそうで、素人では本当の食べ頃はちょっと難しい場合も
あるとの事。ここの農園さんでは食べ頃や追熟などについても色々と教えてくれるので助かります。
食べ頃の加工用を購入。昨年ジャムを作ってお客さまに大変好評をいただいたので
今年も作ります♪♪
材料・作り方は以下の通りです。
~~ 材料 ~~
○西洋梨(オーロラ):1,5kg(果肉で) ○きび砂糖:150g
○レモン果汁:1、5個分 ○ブランデー:大さじ1、5
なにせ糖度が高く甘いので、砂糖は10%程度で十分です。
~~ 作り方 ~~
①洋梨は皮を剥いて種の部分を取り、小さめのざく切りにします。
②①にきび砂糖とレモン果汁を加えて混ぜ1時間ほど寝かせます。
③水分が上がってきたらステンレスの鍋に移し火にかけ煮つめていきます。
洋梨の場合煮詰めるのに余り長い時間をかけると香りが
飛んでしまうので、中火位にして絶えずかき混ぜながら
30分以下で仕上げるのが良いかと思います。
④煮詰まったらブランデーを加えて一煮立ちして完成です♪
⑤煮沸した瓶に熱いうちに詰めて、再度煮沸処理をします。
西洋ナシは大きさも結構あって、種をとったり皮をむく手間も少なく、なおかつ
煮る時間も少なくとっても簡単♪♪
シェムニにお泊り頂いたお客様にはこちらの農園さんを紹介しております。
いらした際には是非寄ってみて下さいね♪♪