2005年の7月に施行された食育基本法。
その法律が出来た背景には・・・
食生活の乱れからくる、肥満や生活習慣病の増加などがあります。
けれども、案外知られていないのが、「痩せ」の問題。
「痩せ願望」からくる若い女性のダイエットで・・・
栄養不足による健康問題や、骨粗鬆症になりやすいということがあります。
* 骨密度というのは、20歳くらいがピークでそれからは減るばかり!
つまり、お肌の曲がり角があるように、骨にも曲がり角があるわけです。
なので、20歳くらいまでに十分に骨を作っておかないと、骨粗鬆症になりやすい!
そして、その痩せ過ぎの女性が、今とっても増えている!
が!実は最近・・・
痩せ過ぎは本人の問題だけではなく、その女性から生まれてくる赤ちゃんにも危険が及ぶことがわかってきています。
どういう事かと言うと・・・
まず、低出生体重児(2500g以下)が増加しているという事。
なんと!戦前の水準さえ下回ったことがつい最近わかったんです!
成人女性の平均身長が、戦前より8~9cmも高くなっているにもかかわらず!
これは、痩せ過ぎによる子宮機能の低下に、ストレスや喫煙などが加わり、胎児へ十分な栄養や酸素が供給されない。
すると、胎児もお腹の中で節約遺伝子を作り、発育を抑制してしまうからです。
しかも!
こういった子は、出生後の発育の段階で、急に栄養を取るようになると・・・
なんせ節約遺伝子が出来てしまっているので、入ってきた栄養はみんな蓄えようとしてしまう!
なので、内臓肥満から始まって糖尿病などの生活習慣病になりやすいというのです。
そう!赤ちゃんの将来の健康に関係してくるんです。
私たちの頃は、妊娠中体重を増やしすぎないように!って言われたのに・・・
今は、必要な食事内容や望ましい体重増加量を指導しているんだとか!
正しい知識を持って、是非!元気な赤ちゃんを産んでほしいですね♪
そして今日は、「大寒」
一年の中で、最も寒いと言われている時期・・・
そんな寒さの中で咲く・・・「白梅」を見つけました♪