ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

九月も終わります。

2009年09月30日 | 四方山話
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酔芙蓉・・
何とも小粋な花名だと思いませんか。
朝咲き始めるころ白、昼間は淡い桃色、夕方紅色に変わる花、ということでお酒に酔ったようだからついたという名前。
近所を散歩していて 濃い桃色と 薄い桃色がまるで、作りもののようにひとつの木に咲いているのを見つけた。
この花は夜明け前(午前3時頃)に咲いて、夕方にはしぼんでしまう「一日花」
でも枝にはたくさんの蕾がついていて、その花が次々に咲いていくものだから、どうしても「夏の間中咲いている」元気な花のように思ってしまう。
が、よく見れば、花びらは光が透けるほどに薄くて、儚げで、一日限りの精をまき散らすかのように咲くさまは、痛々しいほどに、けなげなのだった。
蒼い夜明けの中に咲く、真っ白な木槿を見てみたい。けど 私は無理、その時間は白河夜船だからです。

 さて。
お酒を飲んで酔っぱらってばかりはいられません。
やれ、今年の新米は収穫がおくれているねだの、雨が少なかったから野菜が筋っぽいだの言っていたら、九月もあっという間に終わり、今年もカレンダーが三枚になった。
するすると無駄に逃げていく時の流れに 付いて行くのがやっとの今日この頃です。

そんな中、今月は国民が選んだ新しい政権が始動しはじめた。
松下政経塾のパナソニックの創業者、松下幸之助さんは「まず無駄を省こう」がモットーだったとか。
小さな町工場を世界一の企業に育てあげた「経営の神様」は仕事のちょっとした無駄にもとても厳しかったらしい。
その政経塾の塾生が6人も鳩山内閣の大臣になっている。
前原国交相大臣もそのひとり。
「八ッ場ダム」中止を早々に決め、飛行場の見直しや無駄な地方の公共事業も見直しとか。
やめても続けても巨費がかかる、どちらが生きた金の使い方か、おバカさんの私には全然チンプンカンプンだけど、ほんと難しい問題だと思う。
何しろ前政権が国民のことを考えずに自分たちの出世と、政権維持だけのために税金を無駄使いしていたのだから・・

私は思う。
悪趣味それ自体は罪でも何でもない。しかしそれが一旦権力と結びつくと、ろくなことはないほとんど犯罪だと思う。
誰も渡らない無意味な所に橋をったり、ほとんど住民が住んでいないところに二車線の道路を作ったり、町には不釣り合いな美術館を作ったり、風光明媚な山を削ってダムを作ったりと そのための維持管理費や補修費が今や地方自治体の重荷になっている、こういうすでに死体となった「無用の長物」と仮している建物をを目にするたび、国から建設業者にいくばくかのお金が流れたというのを示している残骸だと思ってしまう。
こういう公共事業を作り続けた裏には、一応大義名分は「無駄遣いじゃない、ロマンだ」と言っているけど、しかし国や自治体が選んだ業者だけが工事にありつけるという、指名競争入札制度があったからなのだ。
この制度は地元出身の政治家と業者を結びつける装置。
そしてこれらの恩恵を受けることが出来たのは、ゼネコンと地場の大手、中堅だけ。税金を我が物顔で使い続けたつけが、今我々に降りかかっているのだ。

「歴史を動かそうじゃありませんか、皆さん」
ううーーん。
スローガンばかりじゃ 我々も不安だ。
無駄を省く、何が無駄で、どれが必要不可欠か。それこバカな私にはよくわからないが、とにかく少しでも新政権のマニフェストが実行されて明るい兆しが見えますように祈るしかない。

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雨 25℃

「切羽へ」を読む・・井上荒野著(新潮社)・・9/23日読了

2009年09月29日 | 本の事
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 この本は ブログ友達で本が大好きな慧ーstyeさんのお勧めもあり、アマゾンで購入していたのだけど、読まなければならない本がたくさんあり、やっと読み始めたらグイグイ引き込まれていき あっという間に読んでしまった本です。久々に良い本に巡り合えたと思える内容でした。

この物語は絶対に「何も起こらない」ことから恋愛の本質を突き詰める恋愛小説だと思う。こういう綺麗で人間の理性がまさる恋愛小説は、本当に心がほのぼのとする。私の好きな分野です。
舞台は、父で作家の井上光晴が故郷と語った長崎県の炭鉱の島・崎戸町なのだ。

この町は(島は)勿論行ったことはないのだけど、お客さんの下ちゃんの故郷の佐世保の近くで、小学校の頃臨海学校でよくいったところだということを聞いていたのと、以前、太平洋で37日間漂流していて奇跡的に助かった漁船の船長の町でもあったのだ。このときこの船長が彷徨っていた体験本を出版されて感想文を募集していたので応募したら 読書感想文が本人にとどき 電話をもらったこともあり、なんとなく何時か行ってみたいなぁと思っていたのだ。そんなわけで少し予備知識があり、余計に本の中にはいりこんでしまった。

 また前置きが長くなってしまったけれど、格調高い内容と文章で読後感がとっても爽やかでした。

物語は、画家の夫と仲むつまじく暮らす島の小学校養護教諭セイが主人公。ある日、東京から石和という若い男性教師がやってくる。得体のしれないところがある石和に、セイはひかれていく。
実際井上荒野が結婚したばかりのころ、最愛の男性と暮らす幸福感と安心感の中で、「いつかこんなに好きな夫を愛せなくなる日がくるかもしれない。ふとそう思ってこわくなった」。その思いが作品の根底にあるという事を調べているうちに知り、やはり私も結婚するとき、もしかしてこの先もっと好きな人が表れたらどうしよう、そう思ったことを思い出してしまった。

しかし井上荒野は特に意識したのは、「二人にキスもさせない、何も起こらない小説にする」こと。島の病院や映画館の廃虚跡で、海辺で、炭鉱跡で――セイと石和はひかれあいながらも、決して一線を越えることはない。「たいていの恋愛小説は、男女が出会い、何かが起こる。けれど、表面上は何も起こらない中で、心の中のことを描きたかった」とのこと。

静かにたんたんと美しい文章で進んでいくとの印象が強い作品なのだけど、その中で自由奔放に生きる月江の存在がとても強烈で印象的だった。
そしてセイが世話をしていた老女・しずかさんに対する石和との対応の違いが、セイを切羽へと導かなかったのかなと思う。
表題になっている切羽とは、トンネルを貫通してしまったら「切羽」が無くなるという事かららしいので・・。

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雲り時々雨 25℃

習性

2009年09月28日 | 木馬の事
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 春は桜が咲き乱れ桃色で覆われる敬川の土手。秋は彼岸花が赤い道を作る。
根っこに(球根に)毒があるのでモグラの駆除に田の畔道に植えられたと聞くが、捻挫したときこの花の球根をすって患部に貼ると治ると聞いたことがある。
毒にもなり薬にもなるということなのでしょうね。

しかしこんなに見事に咲いているのに、華やいでいるようには見えなくて、どこか影さすように思えるのは、その身の内に毒を抱いているせいかもしれない。
(写真は先週の金曜日です。)


 週始めは愚図ついた天気だけど 先週は秋晴れが続いた江津地方。
何度も書いたように私は秋の花粉症なのだ。それも結構ヒドイ!
コスモスから始まり、キクイモ、ヨモギ、セイタカアワダチソウ、ブタクサ、すべてアウト。(他に悪いところないんですけどね、え?頭と口?もう!!)
そんなわけで 秋の草花の写真をパチパチと撮り歩きたいけれど、それが・・

朝から、鼻の奥がくしゃくしゃしていて、何度もくしゃみをしそうになる。
「しそうになる」という「未遂」で終わるというのは、なんともキモチの悪いものだ。人生のいかなる場合においても(?)未遂は癪に障る。
そのせいなのか、耳がなんとなく塞がっているような、飛行機が離陸した時みたいに、ぼあんとしているし、鼻をこすってばかりいるので、お化粧もはがれ、目はかゆくて、しょぼしょぼ・・見られた顔じゃない。
ヤクが、ヤクが・・・切れたら大変なのだ。
「今年は酷いね。」とイリコさんに言われる始末。
後何日我慢すれいいのかと、指折り数えてみてもセイタカアワダチソウはまだ咲いていない。ということは、これからもっともっと苦難の日々が始まるわけで。いやだなぁ・・
そんなわけで、出歩くのがつい億劫になり、ストレスがたまるぅ・・。
仕方ないから暇な時は本ばかり読んでいる。
 
今読んでいる本はこれ→。
別にキムタクのファンじゃないのだけど、これは本のカバーなのだ。
チラシなのだけど、このチラシの紙質が固くてカバーに丁度いいし、おまけにキムタクが 早く読め!とささやいているようで、我ながらなんて良いアイデアなんだろう、と思いつつ、ちょっと自慢げに読み終わるまで持ち歩いている。

このようにしてトンボに借りた本は読まないと、手に汗かく私がよれよれにしたり、表紙を汚したりするのを いやがるので、覆っている。
読み終えたら即、売るので汚すと怒るのだ。新聞に載っている評判の新刊を先に読ましてもらっているのだから、当たり前ちゃ当たり前なんだけど・・
どんどん 本屋からメールが入り本がたまる。うれしいような、追いかけられているような、私はせっせと貸本料の甘納豆を買い置く。
「そんな 気を使ってもらわんでもいいよ。俺も見返りを要求するようなミミッチィ男じゃないけぇ。」とか言いながら「なにか 甘いもんはないかね。もう甘納豆も少々食傷気味、何か目先を変えてくれん。」と赤貧洗うがごとく生活している私に 催促する実際はこんまい男なり・・。

おろかなトンボ語録になるとつい話が止まらなくなるけど、そんなわけで、最近は新聞のチラシを片付ける時 知らず知らずのうちに、紙質を指で探っている私。
少し厚目でツルツルしたのがいいのだ。
それにしても無意識の習性というのは、なかなか変えられないもんなんだなぁ、と思ったり。
このことに限らず、日々の生活だって、いつの間にか慣れてしまって、慣れてしまったあとでは、それ以前のことをすっかり忘れてしまったりするのですよね。
今までだって、そうやって習性や習慣が変わっては慣れ、慣れては忘れて、ということを、何度も繰り返してきたんだろうと思う。
何と何ががどうだったのか、もう全然覚えてないけれど。

というわけでこの本は昨日読み終わりました。
「デパートへ行こう」ブックレビューはまたいずれ・・

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雲り時々雨、時々薄晴れ   28℃

「逃亡者」を読む・・折原一著(文芸春秋社)・・9/20読了

2009年09月27日 | 本の事
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 早くブックレビュー書かないと、本当に頭の中から消えてしまう。
最近、新聞ですでに読んでいる本の書評を読んでも、「ええ!!これ読んだっけ?」と思ってしまう私です。
これって すでにアルツに突入しているんだろうか・・・

 この物語は新聞評によると、あの実際に起こった、殺人犯福田和子の逃亡事件をモチーフにしているのだろうと書いてある。その通り、主人公の友竹智恵子は、持ちかけられた交換殺人に乗って、知人の夫を殺してしまうが、警察の不手際で脱走し、殺人事件の時効である15年をひたすら逃亡するという物語なのだ。

分厚い本だけど、読み出したらやめられない、かっぱえびせん風本だった。
しかし内容の大部分は彼女の逃亡者としての読み応えのあるストーリーが展開される。身分を偽り、顔を変え、出会う人々に支えられながら、ひたすら日本全国を逃げまわる智恵子。必要に追いかける夫の洋司から逃げるけど、途中何度もニアミスあり、読みながらはらはらドキドキする。

このまま 逃亡物語で終わるのかと思いきや、時々意識を失う老刑事安岡、智恵子に激しい憎悪を抱く洋司、交換殺人を履行せず悲劇のヒロインを演じる亮子、逃亡中の智恵子が服を盗んだ戸村由佳、由佳の不気味な隣人など様々な視点で時効までの時間がたんたんと語られる。
それは、接客業で鍛えたトーク術で夜の仕事をし、そこで認められて昼の仕事に移ったり、気に入られて部屋を貸してもいらったりしながら生活費を稼いで行く。 時効までの残り時間を勘定しながら・・
しかし思い出したように放映されるテレビの指名手配犯を探す番組で,繰り返し報道される主人公。
懸賞がかけられることで,金に目がくらんだ周囲の誰かが密告し、すれすれのところで逃げる主人公。

作中で智恵子のインタビューが逃亡後ではなく、逃亡中に監禁された状態でのものとは意外だったし、殺人でとどめをさしたのが、智恵子ではなく夫だったというのは何となく察しがついたものの、戸村由香が智恵子を監禁し、通り魔でもあったのは意外で驚いた。プロローグの裁判シーンが智恵子ではなく由香のものだったというのが、読み終えてからわかる仕掛けになっている。

流石の過ってはミス・ミステリー(ミステイクじゃありませんよ。)と言われた私も 最後の数ページは3回も読み返して やっと事の真相を理解したというあたり、やはり年なんですかねぇ・・

ということで まぁまぁ面白かったです。暇つぶしにはなります。

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雲り時々薄晴れ 27℃

今週の頂き物の料理(写真をクリックしてくださいね。)

2009年09月26日 | 料理
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今週の頂き物の料理です。
レシピは最後に。

    

① ナスの味噌煮            ② ナスハンバーグ         ③ ゲソときゅうりの梅和え


    

④ 豆ごはん               ⑤ ワカナのお刺身        ⑥ トマトの青じそサラダ


    

⑦ 豚バラカリカリ炒め          ⑧ ワカナの照り焼き       ⑨ 簡単豆腐揚げ玉丼


    

⑩ こんにゃくの白和え          ⑪ ナスの卵とじ       ⑫ ピーマンとジャコの佃煮

     
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① ナスの味噌煮 

ナスは二センチくらいの斜め輪切りにして、水に放ち灰汁を取る。
このナスの水分をきれいに拭き、油で素揚げする。
揚げたナスにゆっくりと熱湯を回しかけ、油抜きをする。
お鍋に出汁、お酒、味噌、みりん、お砂糖少々、お醤油も少々を煮立てて、先ほどのナスを入れる。
ふつふつとしてきたら火を止めて出来上がり。

② ナスハンバーグ
ナスを薄く切り、かーるく塩もみをする。

  
このナスの水気を固く絞り、ここに全卵、シーチキンの油を切ったもの、パン粉を牛乳で湿らせたもの、カタクリ粉少々入れてよーくもむ。(右の写真)

これを適当な大きさに形良く丸めて、フライパンで焼く。
ソースは、ケチャップと、ソースと、お醤油と、お酒を入れて作りました。

③ ゲソときゅうりの梅和え
イカゲソはサーっと塩ゆでして冷ます。
キュウリも塩もみして水けをしぼる。
鍋にめんつゆを煮立ててここにみりん、お酒を入れて、水溶き片栗粉を入れてとろみをつける。
梅干しの種を取り身を刻んで先ほどのタレに混ぜて、イカときゅうりを和える。

⑥ トマトの青じそサラダ
トマトの皮を湯むきして、薄く切り放射に並べる。
青シソを刻んでトマトの上にのせ、ごま油、醤油、お酢のドレッシングをかけて頂く。

⑦ 豚バラカリカリ炒めレタス添え
レタスは洗って水を切り 刻んでお皿に乗せておく。
豚バラ肉は5センチくらいに切り、塩コショウをふっておく。フライパンを熱して、豚バラ肉がカリカリになるように炒める。
レタスの上にのせて、ポン酢で頂く。
とてもあっさりしていくらでも食べらます。お酒の肴にも最高!

⑨ 簡単豆腐揚げ玉丼
簡単で、美味しく 
て、ボリュウムがある丼物です。
お豆腐を水切りして、食べやすい大きさに切る。
薄揚げは油抜きをして細切りにしておく。

お鍋にめんつゆ、みりん、お砂糖、お酒を入れて煮立てる。ここに油揚げを入れて味をしみ込ませたら、お豆腐も入れる。
揚げ玉は一度空入りして一緒に入れ、ふつふつしたら卵を回し入れて出来上がり。
これを丼にご飯を入れてのせてネギをトッピングして いただ―きまーす。


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晴れ 26℃

今週の頂き物 281~285番目まで

2009年09月26日 | 頂き物
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今週の頂き物です。
エンドウ豆、サニーレタス、ナス、釣りワカナ、お菓子。

いつもありがとうございます。

コーヒーダイエットはいかが?

2009年09月25日 | 四方山話
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 秋晴れ。
というには、ちょっと強すぎるほどの陽射し。
太陽を背負って歩いていると、ふくらはぎあたりが、じりじり熱い。
近所の電気屋でSDカードの2Gが安売りしていたので ぽくぽくと歩いて出かけた午後のこと。
国道沿いの家の塀からはみ出しているのを見つけて 写真に撮って見ました。

何度も何度も挑戦するのに なぜか写真に撮るのがたいそう難しい花。
あの風変わりな形のせいなのか、一眼レフじゃないと無理かなぁ・・

それが真白なブライダルベール↓と この→紅い水引草である。
勿論 携帯だってうまく撮る人はたくさんいるわけで、カメラセンスがないといわれれば全くその通りなのだけど、なにしろ 見れば見るほど可愛い花なのに あまりに小さいのと、長く伸びているので風もないのにいつも揺れて、ちっともジーッとしていないのだ。
そんなわけで ピントが合っていませんがどうぞお許しを・・

   
          夢はいつもかへって行った
          山の麓のさびしい村に
          水引草に風が立ち
          草ひばりのうたひやまない
                           しづまりかえった午さがりの林道を

これは立原道造の詩集「萱草(わすれぐさ)に寄す」の中の「のちのおもいに」
という詩なんだとか。私が知っていたのではなくて調べたのですが・・。

植物名はミズヒキで、タデ科の多年草である。花色はほとんど赤。白もあるとか。冠婚葬祭で用いる水引に見立てて、この名がついたという。白が銀水引、紅白のものを御所水引と呼ぶそうだ。いかにも日本人らしい風情のあるネーミング。
外国の帰化植物の多い中で、名前が覚えやすくて可憐で、涼しげで、日本古来の夏の風情にぴったりの花 というのがうれしい。


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 さて。
話は変わるけど、昨日の新聞で面白い記事を見つけた。
囲み記事なのだけど、「コーヒーと運動、相乗効果」と題したその記事は、コーヒーを飲んだ後にしっかり運動すればエネルギー代謝が進み、体重を減らしやすい可能性があるとの実験結果が出たと書いてあった。

肥満、糖尿病のモデルラットにカフェインを投与して運動させると、内臓脂肪が減り、筋肉量が増えたとのこと。

ううむ なーるほど、いいこと聞いた。すると コーヒー飲んでからウォーキングすれば効果があるんだ。コーヒーなんて売るほどあるし、よし、明日から早速 実験だぁ。

去年の夏、あれだけ固い決意で頑張り 5キロの減量に成功した私。
やればできるとの思いが変な自信になり、ついつい元々の横着気質がむくむくと頭をもたげ、やれ暑いから、やれ雨が降るから、やれ風が強いから、などと何やかや理由をつけてさぼっていたら、なんと、体というものはえらいものですね、太った時を覚えているんです。形状記憶は何も繊維に限ったことではありません。
体重計に乗るたびにぐんぐん戻りつつある。

というわけで、コーヒー運動ダイエット始めます。この方が楽そう。

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晴れ 28℃

国民の休日に感じる矛盾

2009年09月24日 | 四方山話
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 赤花夕化粧
なんともきれいな名前ですよね、赤い小さな花が夕方咲くことからこの名がついたようです。でも、この花、朝10時ごろ撮ったんです。
ヒルザキモモイロツキミソウのミニ版みたいですみたいですよ…花の形も、色も・・
夕化粧なんて色っぽい。永井荷風の世界を想像してしまう。
これも一日花だとか、とても雑草とは思えない。草花と分別しておこうと思う。
近所で見つけました。


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 大型連休、大型連休と世間が騒ぐたび、一体いつからこんなに連休が多くなったんだ、といつもブツブツ言っていたら、週刊誌で椎名誠が私と同じことを言っていて、胸がすーっとした。
国民のために休日をずんずん増やしたり、どうでもいいのに増設して、連休を増やし、明治からある休日の日日まで移動して、そんなにカレンダーをいじらないでほしい。何時も昔はこの日が敬老の日だったのにとか、この日が体育の日だったのにとか。いつも、いつも迷う。
暦の上では、なになに、とか言いながら 季節のずれを感じている。それにより季節ごとの含蓄のある言葉や、風習がみなずれて、暑いさなかに暦の上では立秋でと汗かきかき書くのには、なんとなく、季節がどこかでずれているような季節の移り変わりの世界の時空が、ちょっとねじれているような、そんな矛盾を感じるのですが・・


 というわけで やっと終わったこじつけシルバーウィーク。
暑さ寒さも彼岸まで。というけれど今年は残暑もなく、彼岸前にずいぶん涼しくなってしまった。お彼岸にはお墓参りと決まっていて、私も20日の日曜日に御墓に参った。

江津もアクアスは凄い人出だったとか、しかし 木馬界隈は静かなものよ。
民族の大移動は江津だけはずして動いているのかと思ってしまう。

昨日の朝日川柳に思わず笑ってしまった。
「何の日か知らぬがとにかく五連休」
そうそう 少し前も今度は毎日川柳で「シャブシャブと二度いうことの重要性」
これにもいたく感心した。うまいよね、こういう時流をうまくとらえることのできるユーモアのある人尊敬します。

ま、とにかく日本は今までと変わったのだけど、うまく作動してくれればそれでいい。
要するに、日本は絶望よりも、今は無理でも先の希望が欲しかったのだ、いちるの希望にかけたのだ、そこんところ、よーく考えてもらいたい。民主党の議員さんも・・

それでも、今度の内閣には理系出身が4人もいる。
鳩山総理、菅副総理、川端文部大臣、平野内閣官房長官。
今までにない理系内閣。なーんか期待してしまう。
何しろ、理系オンチ、未だに マイナス同士を掛けるとどうしてプラスになるのか理解できてない私ですから・・

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晴れ 28℃

秋の音

2009年09月23日 | 四方山話
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 ブーゲンビリアと言えば、鮮烈な色と様々な美しい花びらという印象だったのが、調べてみてびっくり。
実は ブーゲンビリアには花びらがなく、花びらに見えるのは包らしいのだ。包から小さな白い花のようなものが突起してるのだけど、これは花の萼(がく)。ブーゲンビリアに花びらはないなんて 知らなかったわ。
知らないことばかり・・
当店の鉢植えの朝日に輝くブーゲンビリアです。
因みに花言葉も調べてみたら あなたは魅力的、情熱とか・・・
ラーフル背の君の出身地 鹿児島ではあちこちの家の生垣に使われているんだとか、とげがあるけど赤や、黄色や、白や、ピンク等々で、とても綺麗よ、と言ってました。

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 そういえば、仕事が終わって夜道を歩いているとき、チンチンと虫の声が聞こえるようになった。コオロギの仲間で、鉦を叩くようになく事から名ずけられたカネタタキだ。
宵闇にいかにも涼しげな秋の音色に思わず立ち止まる。
新聞で読んだのだけど、「音の歳時記」という詩があるそうだ。(詩人の那珂太郎さんらしいけど。)
一月・・・しいん
二月・・・ぴしり
三月・・・たふたふ
四月・・・ひらひら
五月・・・さわさわ
六月・・・しとしと
七月・・・ぎよぎよ
八月・・・かなかなかな
九月・・・りりりりり
十月・・・かさこそ
十一月・・さくさく
十二月・・しんしん

日々の喧躁から心を澄ませてみれば、なーるほどと納得する音だと思う。
しかし地球温暖化により 季節のずれを感じるこの頃、音の歳時記も少しずれているのかもしれない。

音といえば亡くなった久世光彦さんのエッセイに「町の音」というのがあった。
”町の音が昔とずいぶん変わった。あの頃あった音がなくなり、それなら新しい音が近頃あるかといえば、それも思い当たらない。つまり音が変わったというより、なくなったのである。”
確かに昔は朝は朝の、昼は昼の、夜は夜の音があった。
私が昔の思い出を語るとき、音と匂いは欠かせないものになっている。

子供の頃 妹と野山を駆け巡って朝から晩まで遊んでいた頃、よく山鳩(←リンクしました。)が鳴いていた。私たち姉妹の耳にはこの鳴き声が「チチーアハハ、チチーアハハ」と聞こえたのに、人はあれは「ボー ボボッボボー ボー ボボッボボー 」と鳴いているという。
未だに山に行き山鳩の鳴き声を聞くと妹と二人で「チチーアハハ、チチアハハ」と叫ぶ私たちです。

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雲り 午後晴れ 27℃

古いアルバム

2009年09月22日 | 私ごと
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♪赤い花なら曼珠沙華  阿蘭陀屋敷に雨が降る
濡れて泣いてる じゃがたらお春
未練な出船の ああ鐘が鳴る ララ 鐘が鳴る

という懐かしい歌があるのに、最近は・・・

  

こんな色もあるみたい。
これは邪道だぁ・・と叫ぶも、これらの花はすべて花畑で栽培されている彼岸花なのだ。といってもお向かいの花畑ですが。

彼岸花といえば 私は小津安二郎の映画「彼岸花」を思い出す。
友人の娘の恋愛結婚については理解があるのに、自分の娘の縁談には冷静になれない父親。そんな矛盾だらけのがんこ親父を佐分利信が面白おかしく好演していて、山本富士子の綺麗だったこと、有馬稲子の品がありおキャンだったこと、思い出すのだ。懐かしいけど、大好きな映画監督の内の一人にはいる。もう一度見たくなったなぁ・・

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 先日 近所の一人暮らしのおばあさんが、亡くなられた。
一昨日出会ったのにとか、一週間前バイクに乗っておらてたのにとか、突然のことでみんな驚いたけど、死に方としては最高なのかもしれない。
誰に迷惑もかけず、人間生まれた時も一人なら死ぬ時も一人を ちゃんと守られたのだから。

そんな話を昨夜安光姫にしたら、お葬式のときに飾る写真を決めときたいと、いいだした。
これでもない、これは嫌だと、色々とみているうち、「この写真がいい」と言ったのがあり、「これどこに行った時の写真?」ホテルで椅子にすわっている写真だった。

それが思い出せないという。
この出で立ちは春みたいだから、東京かな?京都だったかな?誰と行ったときだろう。

最後に東京に行ったのは暑い時だし、うーんどこだろう。薄手のブラウスだから春だろうと決め込んでいるのだ。秋だってあるのに・・。
年齢からくるものもあるのだろうけど、してみると人の記憶って、なんていい加減なものなのか、とあらためて思う。
その写真のイメージから連想したことが、勝手に記憶を塗り替える事だってあるのだ。

そう考えると、自分の記憶だって果たして大丈夫なのか、と不確かなものに思えてくる。
私は 小学校だけで4回も引っ越しして、友達だってどこの学校の友達かわからなくなっている。それを自分勝手に作り替えたり、上書きしてしまっているのかもしれないのだ。
そう思って、いくつもの引出しに放りこまれている記憶を引っ張り出し、ためつすがめつしてみても、果たしてどの部分が真実でどこが作り替えたものなのか、そもそも、それ自体、本当にあったことなのか・・・。
いいや、確かに50年前はあの角っこに文房具やはあった。そう思ってみても、長い時を経た今となっては、もう確かめるすべもない。

遠い記憶の中で、出会った東京のケンちゃんや、煙草屋のノリちゃんは今どうしているのだろう。
雨上がりは飛び石がぐらぐら動き、石の下からぐちゅぐちゅと泥が跳ねあがった路地で泥んこになって遊んだ記憶。
その友だちの記憶の中にいる私は、果たして本当に私なのだろうか。それとも、もうすっかり幼き頃の友達の頭の中から 当時の私は消え去っているのかもしれない。

古いアルバムをめくっていて、そんな思いが頭をよぎった 秋の夜でした。

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