goo blog サービス終了のお知らせ 

ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

敬老の日はうちご飯。

2009年09月21日 | 私ごと
日記@BlogRanking今日もまた頑張って更新いたしますので、「ブレンド日記」を応援してやってください。クリックよろしくです。
      
≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁

 シルバーウィークの日曜日。
町内の一斉清掃日、何で、こんな時にと思うけどい、皆が平和に暮らしていくための決めごとだから仕方ない。
早朝から二重マスクして、完全武装で参加。毎年、この奉仕作業の後 花粉症に苦しむパターンなのだ。

ま、そんな一年のうちで一番最悪の日曜日ではあるけれども、夕べ敬老と敬老予備軍が、二人してひとつ屋根の下に住んでいる我が家で、「たまには血沸き肉踊るステーキでも食べようよ。」と、どうして話がそこに行ったか覚えてないが そういう話になった。
そんなわけで 諸々の家事を済ませてから買い物に行き、島根和牛のサーロイン肉を買ってきた。
 
 夕食は シェフそのの出番です。
他の付け合わせや、お味噌汁、お刺身など全部用意して、あとはメインを作るだけにして、お風呂にはいる。
こうすれば 思いっきり飲んで食べて寝るだけだもんね。
後は肉を焼くだけと、用意が出来たところで、肉に高い位置からまんべんなく、荒塩を振る。(片方だけね。)あらびき胡椒もパラパラと・・・

すき焼きなべを使うことにした。これは鉄だから美味しいと思う。
煙が出るくらい熱した鉄鍋にサラダオイルを少し回し入れ、ニンニクのスライスを入れる。スライスが焦げないうちに取りだして、盛り付けの表になるほうから、味付けをした肉を強火でジュワッと音がするくらい大胆に焼く!! 「ジュ!」という音を聞き、じりじりと焼けていく様を見るにつけ、う~んいい匂いと満足する。
今日はウェルダムにしようと決める。

焦げ目が付いて「きつね色」になったら弱火にして約1、2分くらい焼く。次に裏返して弱火にしてまた1分くらい焼く。
そして肉が「きつね色」になったら弱火にしてまた1分くらい焼いて仕上げる。
最後にワインを振りかけ30秒くらい焼き さぁ 出来上がったぞ。美味しそう、レストランには負けるけど、それでも香りだけは、レストラン風と一人で満足。

出来上がりをお皿にとり切り分けたら、まだ肉汁がジュウジュウと音を立てて残っているところにバターを溶かし醤油をいれてソースをつくる。
肉の上にこのソースをかけて、おかかもかけて出来上がり。

  

さぁ食べよう、食べよう。
キンキンに冷えたビールを一口と このアツアツの醤油味のステーキ一口頬張る。
う~ん、とろけるよなこの食感、じゅわーっと口の中に広がる肉のうまみ。最高、柔らかいね。

大奮発したから、明日からは倹約、一汁一菜で行こうね。でもこれ一切れいくらにつく?貧乏だよね、我々、すぐ話がそっちに行く。
でも うーん幸せ。

こうしてちんまりとした至福の時を、まったりと過ごした敬老の祝日も終わりました。

日記@BlogRankingクリックよろしくです。

晴れ時々雲り。 27℃

オイアウエ漂流記・・荻原浩著 (新潮社)・・9/14日読了

2009年09月20日 | 本の事
日記@BlogRanking今日もまた頑張って更新いたしますので、「ブレンド日記」を応援してやってください。クリックよろしくです。
      
≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁

 飛行機が不時着して無人島に取り残されたら・・・
このテーマは古くからあり、子供の頃わくわくしながら読んだ「十五少年漂流記」や「ロビンソン・クルーソの冒険」、小説の世界だけではなく、映画にもたくさんなっている。トムハンクスの「キャストアウエイ」や、ハリソンフォードの「6ディズ/7ナイツ」等々・・
冒険ものは私の大好きな分野でもある。
要は、いかにして生き抜いていくか、という究極のサバイバルであり、人間が 持つ本性が現れる、という過酷なシチュエーションなのだけど・・。
うん、まぁまぁ 面白かったかな。 
  
 で、この物語は
リゾート開発会社に勤務する塚本賢治。賢治をこき使う上司の菅原主任、安田課長、河原部長。スポンサー企業の御曹司、野々村。何やら距離感が微妙な昌人と早織のカップル。小学生の仁太とそのじっちゃん。謎の白人サイモン。10人が乗り合わせた飛行機が遭難する。機長を除く10人と犬1匹が流れ付いたのは、ポリネシアの孤島だった…。
簡単に言ってしまうと、無人島での暮らしを通じた10人と1匹の交流記である。序盤こそ険悪になるものの、徐々に無人島の環境に適応していく。小さな衝突はあるものの、物語の大部分ではゆったりと日々が流れていく。カレンダーなど意味がない。

こういう本は絶対に椎名誠に沢野ひとしの挿絵で楽しみたいと思った私ですが、この本のいいところは メンバーが暗くない。ユーモアがたっぷりなのだ。
そしてサバイバル冒険小説としても一級品だと思う。島をめぐり、火を熾す方法を模索し、水を求め、食物を獲得する。その様が細部まで丁寧に描かれていく。なるほど、火を熾すにはそうすればいいのか、などという驚きと発見がいっぱい。特に食物を獲得する過程は読ませてくれる。果物、魚介類、そして動物……。
ヤシガニのツメ一本で いいだしが出て、鍋もの、その鍋がヘルメットだったり、課長の超高級ゴルフバックが 椰子の実を持ち帰る袋に変身したり、ゴルフクラブのアイアンが魚を突く銛になったりと、持ち物が大活躍するのだ。ウミガメ料理だけは勘弁願いたいと思ったけど、椰子のジュースは美味しそうだった。

自分たちが生きていくために、人は一体どんなことをするのか。それが、ユーモアたっぷりの筆運びの合間合間に、時には残酷なくらい生々しく描写されていて、最終的に助かるのだけど、仁太の日記(鉛筆もあとわずかになるのだけど・・)によると、夏休みに遭難して 新学期が始まっている頃助けが来るということは、9ヶ月か10ヶ月無人島で暮らしていたのだ。
あまり難しく考えなければ、暇つぶしにはなる。

さぁ 次を読まなくちゃ・・・



日記@BlogRankingクリックよろしくです。

今週の頂き物の料理(写真をクリックしてくださいね。)

2009年09月19日 | 料理
日記@BlogRanking今日もまた頑張って更新いたしますので、「ブレンド日記」を応援してやってください。クリックよろしくです。
      
≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁

 今週の頂き物の料理です。

最後にお勧めレシピを書きますね。

    

① 鯖の昆布巻き          ② 秋刀魚寿司             ③ ゴーヤの佃煮

    

④ ナスの甘味噌炒め         ⑤ ネギ入り卵焼き        ⑥ 鯛のお刺身

    

⑦ 鯛茶漬け              ⑧ オムライス           ⑨ ナスのからし漬け

    

⑩ キノコのちらし寿司         ⑪ ナスとピーマンのじゃこ和え  ⑫ おから
 
    

⑬ キンピラ                ⑭ ナスのチーズ焼き     ⑮ ジャコ茶漬けナスの塩もみ乗せ
 


③ ゴーヤの佃煮
これはお勧め
まずゴーヤを半分に割り、中のワタをスプーンで綺麗にこそげとる。
熱湯で塩ゆでする。冷めたら水気を絞っておく。
ジャコ、おかか、切り昆布、生姜の千切りを お醤油、お酒、みりん、出汁で煮汁がなくなるまで煮詰める。仕上げに炒り胡麻をふりかけて出来上がり。

⑦ 鯛茶漬け
まず、鯛のあらでうすーいお吸い物を作っておく。お塩、お醤油少々ね。
鯛を三枚におろし 中骨を綺麗にとる。
これをそぎ切りにして、お醤油、みりん少々、お酒少々のタレにつけておく。
(1時間くらいね。)
丼にご飯を盛り、もみのり 青シソの千切り、そして漬け置いた鯛の切り身をのせて、先ほどのお吸い物を熱くしてかける。
ごま、カイワレをトッピングして出来上がり。

⑪ ナスとピーマンのじゃこ和え
シラスに熱湯をかけて水気を切り 冷ましておく。これにめんつゆを絡ませる。
次に ナスとピーマンをひと口大の乱切りにしあく抜きをした後、ピーマンと一緒に素揚げする。
油をよく切り先ほどのジュコと和えて出来上がり。

⑭ ナスのチーズ焼き 
ナスを縦半分に切り、平たくするように丸のところを切る。フライパンで両面を焼く。
次にベーコン、玉ねぎを細く切って塩コショウして、フライパンで炒める。
焼けたナスの上に塩コショウを降り、炒めたベーコン玉ねぎをのせ、チーズをのせオーブントースターでチーズがこんがり色づくまで焼きます。

⑮ ジャコ茶漬け ナスの塩もみ乗せ
ジャコをたっぷりの生姜の千切りと一緒に、甘辛く煮る。
ナスを小口切りにして塩もみする。
丼にご飯を盛り、もみ海苔、ナスの塩もみ、の上にジャコの佃煮をたっぷり乗せ、熱い煎茶をかけていただく。
わさびも好みで・・

以上です。

日記@BlogRankingクリックよろしくです。

晴れ 25℃

今週の頂き物 268~280番目まで

2009年09月19日 | 頂き物
日記@BlogRanking今日もまた頑張って更新いたしますので、「ブレンド日記」を応援してやってください。クリックよろしくです。
      
≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁

  



  


 



日記@BlogRankingクリックよろしくです。

今週の頂き物です。
ピーマン、ナス、鯛、玉ねぎ、ナス、キュウリ、トマト、ウニの瓶詰、お菓子三種

以上です。
何時もありがとうございます。

自分の言葉

2009年09月18日 | 四方山話
日記@BlogRanking今日もまた頑張って更新いたしますので、「ブレンド日記」を応援してやってください。クリックよろしくです。
      
≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁

  

コスモスは秋桜と書くくらいだから、秋の花だと思っていたけれど、でも実は7月頃から咲いている。それでもやはり、今が盛り。
が、昨年はびっちり畑にはびこって伸び放題咲いていたのに、今年は背が低くて、間隔もひろく、花も小さい。なんだか申し訳なさそうに、縮こまって咲いている。

 子供の頃過ごした田舎での学校の帰り道、コスモスの花びらを一枚置きにちぎり、空に向けて投げると、風車みたいに回転しながら舞い降りてくる様子を見て遊んだ。秋空の光が透けてピンク色が綺麗に見えた。コスモスは郷愁を感じる。と画家の原田泰司さんが、新聞に書いていた。
が、私もコスモスといえば、やはりこの色、ピンクが一番なじみが深い。
早くも始まった花粉症でくしゃみと鼻水をたらしながら(きたない話で御免なさい。)写真を撮ってきました。(撮影場所 嘉久志産業道路近辺。)


 ≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁

 新しい政権が発足した。
今朝の新聞では、内閣支持率は71パーセントと出ている。
新しい総理は官僚依存の脱却を協調して、新しい閣僚の就任会見は、自分の言葉で話し、今までのような官僚の原稿を読むだけという慣例を排除した。
(一昨日の深夜放送での就任挨拶を、見るつもりで張り切っていたが、ついついもう一本と相成り、ストンと見事に眠りに落ちてしまい見そびれました。)

たまたま、この前 「天声人語」を読んでいたら 三島由紀夫の文章読本のことが書いてあり、丁度手元にあるので、私もまた読み返してみた。
それによると・・
三島由紀夫が大蔵官僚のとき、大臣の演説草稿を頼まれたことがあった。しかし書きあげると、上司は満足しなかった。根本的に書き直されたと、書いてある。
しかしその直された文は三島由紀夫も感心するほどの「名文」だった。「すべてが感情や個性的なものから離れ、心の琴線に触れる様な言葉は注意深く削除され」ていた。紋切り型の表現がちりばめられ、不特定多数に話すための、見事な出来栄えになっていたという。

ううむ、なーるほど。
後に天才作家と呼ばれるようになる三島由紀夫をうならせた「名文」なのか、お役所文章とは・・。
ルビがふってなかったばかりに、大顰蹙をかった 元総理のあの言葉も官僚の作った文だったのだ。

良く、「文は人なり」という。
今までの閣僚の就任挨拶や、国会答弁が、官僚の手によるものだったら、わざわざ難しく表現して、愚かな国民を煙に巻き、それにより自分たちを厳かな特権階級だと思わせているのではないだろうか。

みんなにわかりやすい言葉、生きた言葉はいつしか 国会から追い出されてしまったのだ。
政治が遠いと感じていたのは、こういう事にも原因の一端があったのかもしれない。

私は亡くなった田中角栄元総理が、いい政治家だったのか、国民にとって悪い政治家だったのか未だ よくわからないけど、田中元総理は官僚の作った原稿を決して読まなかったらしい。自分の言葉で国民に喋ったらしい。

民主党の「脱 官僚依存」は「脱 官僚言葉」でもあってほしい。
はじめに言葉ありき、これからの数々の国会中継や予算委員会がとっても楽しみ。

こういう小さな変革も、日本を変える源流が潜んでいるような気がするのだけど・・・
少し偉そうだけど、国政に携わる人は先憂後楽で行ってほしい。


日記@BlogRankingクリックよろしくです。

晴れ 25℃

秋風

2009年09月17日 | 四方山話
日記@BlogRanking今日もまた頑張って更新いたしますので、「ブレンド日記」を応援してやってください。クリックよろしくです。
      
≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁
 
新川沿いを山手のほうにカメラウォーキングしていたら、突然後ろから「どこ行くかね?」との声に驚いた。
なんと隣の親父さんが、新型プリウスに乗って出掛けるところだったのだ。流石エコカーですね、エンジン音が全然しなくて、静かで気がつかなかったわ。

いいなぁ、すぐ人を羨ましがる私だけど、残りの人生で 絶対に実現不可能なことを三つあげよと言われたら、①に新車購入、②に新築の家に住むこと ③に海外旅行に行けるチャンス。これだと思う。
と、残り少ない我が人生を冷静に分析した結果 こういう結論に達しました。もっとも人生塞翁が馬 番狂わせもあるやもしれぬと、若干の希望的観測感も否めませんが・・

そんなことはどうでもいいのですが、そんなわけで秋を見つけてようと歩いてみましたよ。

  

 この季節 野原に茂っている、おなじみの花「露草」
帽子のような形の苞の中から花柄を伸ばして爽やかブルーの花が咲いている。
花弁は三枚ですがちょっと見た目には二枚。残り一枚は、目立たない白色で下の方に付いています。朝早く咲き、午後になると花弁の中がどろどろに溶け、成分は吸収されて次の花へ回されリサイクル機能が働いているんだとか、調べてみたら、書いてあったのだけど、ずっと見ていて確かめてみたい気がする。

右のセイヨウタンポポの茎に巻きついて咲いている星型をした真紅の花は縷紅草(るこうそう)。
この色は「緋紅(ひこう)色」といい「留紅草」とも書く。

毎年この時期ここを歩くと嫌でも「ハッ」と目につく緋紅色の花だけど、これを「雑草」と呼ぶのは忍びない。この可憐な花は、やはり「草花」というべきだと思う。でも「雑草」と「草花」の違いって何なんだろうね。

  

ノカンゾウに野菊。
子供の頃野山を駆け巡り、摘んで帰ったノカンゾウ。
でも不思議なことに、雑草というのは摘むとすぐに萎れてしまう。花瓶に挿しても、翌日にはしなびている。土にある時は、あんなに生命力旺盛なのに。どうしてだろう。
やはり野におけ、蓮華草だよね。

    

アメリカセンダングサと、ヒヨドリバナ、ツシマママコナ。
歩きながら、道端で花を見つけ パシャパシャと撮るには撮ったが、さぁ 名前がさっぱりわからない。
この花は何かと調べてみるも、どの花も、同じような種類がたくさんあって、絶対とは言いきれない。雑草や草花の名前を知るのは本当にむずかしい。似たような花であっても、全然違う種類だったりするもの。

山野草や花壇の花にめちゃ詳しい、ソーメンさんや、花が好きで愛してやまないfujimiさんたちカウンターの仲間と 頭を突き合わして、本を見たり、ネットで調べたり。楽しいひとときを過ごす幸せ。
花名を見つけた時の喜びよう。

    

秋の七草、クズ、フジバカマ、萩。
やっとそれらしい名前を全部見つけて、今日アップするにいたったのです。
めでたしめでたし・・ふぅ。

  

今日の散歩ルートは、新川を星高山のほうに上り、途中右に折れて、高角団地に向かう。
団地を突き当り、水源池から 中央公園、 公園から新しく出来た道路を通って降りてきましたが、(ここまで4500歩)この道路 一体全体誰が通るんだろうか?猪?クマ?
無駄な公共事業が多すぎる。そんな気がする秋の午後でした。

(写真はクリックですべて大きくなります。)

日記@BlogRankingクリックよろしくです。

晴れ 26℃

「楠の実が熟すまで」・・諸田玲子著( 角川書店)を読む9/10読了

2009年09月16日 | 本の事
日記@BlogRanking今日もまた頑張って更新いたしますので、「ブレンド日記」を応援してやってください。クリックよろしくです。

今日もブックレビューです。読んだ端から書かなくちゃすぐ忘れてしまうのです。なんせ頭がスカンスカンですから、そんなわけで 本嫌いの方も少しお付き合いくださいね。
      
≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁

  「少し本の購入頻度を落としてくれん?お陰で 夜まで本読まんにゃならんで、寝る間が減る。二言目には、売る、売るというんだけ。」そういったら「俺は、女衒かね、売る、売る言って。ゆっくり読めばいいよ、俺も鬼や蛇じゃないんだけ、読むまで売るのを待つよ。」
そういいながら、はよ読め、はよ読めと急かせる。
別にただで読ましてもらってるわけじゃないのにね。甘納豆を与えているのに。
しかしナンですね、本も読みだすと癖になりますね。困ったものです。

そんなわけですが、久々の時代もの、女忍びもの、結論から言うと、面白かったです。

将軍家治の安永年間、帝がおわす京の禁裏では、出費が異常に膨らんでいた。経費を負担する幕府は頭を痛め、公家たちの不正を疑う。が、確証はなく、探索に送り込んだ者たちも次々に命を落とす。
御徒目付の中井清太夫は、最後の切り札として、姪の利津に隠密御用を命じる。御取次衆の下級公家、高屋康昆のもとに嫁ぎ、証拠を押さえるのだ。期限は秋、楠の実が熟すまで。利津はひとり、敵方に乗り込む…。女隠密、利津の運命は。

というストーリーなのだけど、嫁いだ早々利津は、高屋家が何か秘密を隠していることを感じる。その一方、夫となった康昆は気さくな好人物であるうえに、継子となった幼い千代丸からはすっかり慕われるという按配。
次第に夫へ惹かれていく心と、隠密の役目を果たすことによっていずれ夫と愛し子を裏切らねばならないという心の板ばさみとなって苦悩する利津。

でも、夫康昆が、本当は心やさしい、男らしい人だということが最後にわかるのだけど、それが切なくて・・・
物語はサスペンスタッチなのだけど、ラブストリーで時代と境遇に翻弄される哀れさを描いている。

忍びでありながら、その前に女であるからして、調べる相手に感情を移入してはいけない、わかっているけど、その相手が、極悪人ならまだしも、男らしくて、思いやりがあり、しかし自分の生い立ちからどうすることもできない状況だったら、私はダメですね。すぐ好きになってしまう。
そんな思いで読み終えました。

「この本意外に拾いものだったね。」とトンボに言ったら「それは失礼だよ、俺はえっちゃんに喜んでもらおうと思って、吟味して購入しているんだから。」と言ってましたが、その割には相変わらずくだらないのが多い。

日記@BlogRankingクリックよろしくです。

晴れ 26℃ 

世界のイチロー選手

2009年09月15日 | スポーツの事
日記@BlogRanking今日もまた頑張って更新いたしますので、「ブレンド日記」を応援してやってください。クリックよろしくです。
      
≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁

 シアトルマリナーズのイチロー選手が史上初の9年連続200安打達成した。
しかもイチローらしい内野安打でというところが、すばらしい。
WBCで優勝した後イチローが言ってた、「神が降りてきました。」という言葉通り、野球の神様だか、野球の女神さまだか知らないけど、どっちにも愛されているんだなぁと思わせる。

今朝の新聞は勿論 一般紙もスポーツ紙も一面はすべてイチロー。
私のこの商売 何がいいって こういう記念すべき中継を、ナマで見ることが出来るということ。
しかも仕事をしながら・・何物にも代えられん至福の喜びである。

イチローという選手は、私が思うだけなのかもしれないけれど、いついかなる場合でも、決してたるんだ顔は見せない、ピーンと糸が貼れらているようにテンパっているというか、マジ顔なのだ。
勿論人並み外れた才能もあるのだろうけど、自分を精巧なバッティングマシーンのように意識的に制御できる願望も能力も、たゆまぬ努力によりコントロールすることがもはや無意識レベルまで達しているかのよう。
凄いし、かっこいい・・

 そんな人間の力量を凌駕したかに見えたイチローでさえ、WBCのあと、ストレスで体調を壊した。しかしイチロー自身の言葉を借りれば、ストレスも気持ちいい、と言ってのける。
イチローの数々の発言が人の心を打つのは、努力から得た実力によって世間を説得してしまい、いくら世間から生意気だ、気取っている、ヘンなやつだ、と思われようと、こびず自分流の飾り気のない言語表現を押し通してきたから。

イチローは決してこれも皆さんのおかげですというような、定型的な空気抵抗を少なくするような言葉は使わない、自分の言葉で話すから心を打つのだと思う。
「ようやく解放された、達成できたこと、この感触を味わうことだできたこと、それが気持ちいい。」素晴らしい、大リーグの歴史に新な一ページを刻んだイチロー。

思い起こせば8年前の4月。
アスレチック戦に初ヒットを打ってから9シーズン。
新人王とMVPのダブル受賞、そして262本のシーズン最多記録を打ち立てた。
山口に行く時 何度も車で走った国道262号線、「イチローロード」にしようという話があったのだけけど、いとも簡単に断られた。だって現役を続ける限り記録は塗変えられるんだものね。

大リーグに挑戦した時が、野球人生の「春」だとすれば、現在は「実りの秋」を迎えたという所当たりなのかな。冬の到来が遠いことを願わずにいられないけど、今までだって、我々の予想をはるかに超えた次元で不可能を可能にしてきたイチロー選手だ。10年連続200本安打も円熟した技で克服してほしい。因みに10回の200本安打記録はピート・ローズが持っているらしいけど、連続ではないんだとか。新聞に書いてあった。
イチロー選手が実力を発揮するのは年齢の壁など、技で克服して、前人未踏の未知の世界を、イチローらしく楽しんで突き進んでほしいなぁ。


日記@BlogRankingクリックよろしくです。

雨 のち雲り  25℃

感覚のギャップ

2009年09月14日 | ひとりごと
日記@BlogRanking今日もまた頑張って更新いたしますので、「ブレンド日記」を応援してやってください。クリックよろしくです。
      
≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁

 太股引き締めを取るか、日焼け防止をとるか、ううむ、究極の選択だ。

買い物に行くのに車で行くとダイエットにならない。自転車で行と帽子が風で飛び、首から顔から真っ黒に日焼けする。
出がけに迷っていたらたらイリコさんが、「今日は曇っているから、ちゃとび号で行ったら?」という。ならそうしよう、というわけで、わっさわっさ太股あらわにチャリでスーパーまで出かけた。
すこし付け加えると、太股見せるのが好きなわけではない。私のスカートはほとんどが、八枚剥ぎのフレアスカートなのだ。風を正面に受けると、裾がめくれるというわけ。
じゃ パンツをはけば?と思いでしょうが、トンボ曰く「”お尻の下がすぐかかと”という珍しい人を生まれて初めて見たよ。」
「土手の柳は風まかせ」のトンボに言われたかぁないけど、事実だから反論のしようがないわ。
でも見たんだろろうか?ひと様の旦那様なのに。

 またまた枕が長くなってごめんなさい。
ちゃとび号で出かけた買い物の帰り、少し距離を延ばして見ようと思い、国道9線から山陰本線を横切り産業道路へぬけた。
丁度 カンカンカンカンと踏切の信号機が鳴り、たった一両の列車が通過した。
自転車を降りて踏切を渡る途中 線路の真ん中で写真を撮ってみた。辿って行くと下関まで行く方向です。

ずーっと眺めていたら、踏切からちょっと逸っして、線路のうえを歩いてみたくなった。子供のころよく歩いたみたいに、くすんだ銀色のレールの上を。
自転車を広場に止めてよいしょと・・・( 田舎は、一時間置きくらいしか汽車が通らない。)

が、なんか変だ。やけにぐらぐら不安定で、ちっとも、まっすぐに歩けない。おっとと・・
子どもの頃は、もっと、たったかたったか歩けたのに何でだ!
もちろん、年と共に運動神経が衰えてはいるけれど、でも、高くて細い平均台の上を歩こうというわけじゃなし。
枕木の上のわずか数センチの高さのレールの上を、ただまっすぐに歩こうとしているだけなのに。

そうか、子供のころは足が小さかったのだ。もしかしたらレールの幅より小さかったかもしれない。いま私の足はレールからはみ出しているから 不安定なのだ。そういうことなのだと思う。

人はみな子供から大人になるのだから もちろん同じ人間なのだけど「感覚」というものは多分 最初に感じたそのままが頭のどこかに残っているのだと思う。だから子供のころは出来たのにと思っても そのギャップに戸惑うのだと思う。絶対にそうだ。

2、3年前、東京から越してきて一番最初に住んだ小さな町にに行ってみたことがある。半世紀ぶりに行ったその町は、住んでいた借家はもちろん古い家だったのでもうないと思っていたけど、水遊びした水路や、石蹴りや、缶蹴りをして遊んだ道や、石段を何段も上がって遊んだ畑の 高さも、道幅も、子供の頃より随分とと狭く、高く感じるのだ。違う、記憶の中の道は、もっとずっと、ずっと広かったのだ。
駅にしても、こんな田舎でも、まわりの商店の変貌ぶりは、予想していたことだから、それほど驚きもしなかったけれど、そこから毎日歩いて小学校に通った道からして、なんだか違う、もっと広かったと思ってしまったのだった。
レールの上を歩いて遊んだ線路も、もっと幅が広かった。枕木の下にごろごろ転がる茶色のグリ石も片手にあまるほど大きくて、カンカンカンカンと鳴り響く踏切の信号機も、もっとずっと背高のっぽだった。
今の私の記憶の中にある、その町の景色は、子どもの時の私の目に映っていた景色だったのだと思う。

よく、子供目線と言うけれど、それは単に「目の高さ」ということだけではなくて、もっと人間の五感の中の、感覚的なものを言ってるのだきっと うん、きっとそうだ。
子供の頃って何でももの珍しく、何でも見て吸収してやろうとキョロキョロ見つめていたけど、その時見ていた景色や、小さな手足でたくさん触れて感じて覚えた感覚。周りの環境の自然が醸し出す様々な音。それらが人の感覚と一緒になって、思い出の町として頭のどこかに残っているのだ。
残念ながら、人が便利を求めた結果あまりにも変ってしまった風景なので、もう二度と、その感覚を取りもどすことはできないしだろうし、あの景色をこの目に映すこともできない。
でもそれは、今も身体の片隅のどこかに絶対に残っている。消えないで。
人は 行ったこともないのになんとも懐かしい景色に出会うということがままある。それはきっと その時の感覚に近いものが 心の琴線に触れるからだと思う。

日記@BlogRankingクリックよろしくです。


雲り時々薄晴れ 27℃

故郷とは・・

2009年09月13日 | 四方山話
日記@BlogRanking今日もまた頑張って更新いたしますので、「ブレンド日記」を応援してやってください。クリックよろしくです。
      
≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁≁

  

 ほぼ刈り入れも済んだ、田んぼ(二宮地区です。)

故郷(ふるさと)には匂いがある。と誰かが言ってた。
今の季節なら さしずめ刈り取った田んぼの土と乾草の草いきれの匂い、稲穂をなぜる風の甘ーい匂い、かな・・
それが妙に心を和ませる。
夏の終わりの、秋の始まりの、季節の変わり目の、匂いをまるで犬のようにクンクンしてみたくなり、西に行く用事のついでに二宮方面に回ってみた。(写真をクリックしてみてくださいね。)

 故郷で思い出したのだけど、もうじき 世間では超大型シルバーウィークがやってくる。(私には関係ないけど・・)
Uターン俄かトマト百姓のH村さんに聞いてみた。
「大型連休に東京へは 行かれないのですか?」
「東京が嫌でこちらに帰ってきたのに、行きませんよ。ここはいいです。目の前は日本海、後ろは山、2時間も走れば大都会もある、江の川は滔々と流れて、空気も魚も美味しい。空も高い。雪が降ればスキーに毎日行けちゃうし、緑が目に優しいし、毎朝小鳥のさえずりで爽やかに目覚めることが出来る、ちょっと隣近所がうるさいけど、これさえ我慢すれば、ま、この未開発な江津というところが最高です。」
ええっ!!その答えに唖然とした私。

「そりゃ 生きていくためにそれなりの蓄えも補償もあり、生活の不安がなく体も健康なら、それに自然が好きな方ならいいかもしれませんけど、でもねぇ、必要なものを買うのにも車で走らなければ専門店はないし、さしずめ車がなければ生活が出来ない。商店街はシャッター通り、すさびれていて私は嫌です。それに冬になれば、連日のように容赦なく大陸から吹きつける台風並みの季節風。そして病気になっても医者はいない、受け入れ態勢もない、この地で重病になれば後は死ぬのを待つばかりです。第一それよりなにより 映画館がないのが一番嫌です。ここは医療も文化も超過疎地です。」

と反論したけど・・・一日経って。

よくよく考えてみれば、人それぞれよね。
私など時間が足踏みしているようなここに住み着いて、ドーンと根を張り半世紀以上。
ずっと同じ環境の中にいると、それが当たり前になり、人に言われてそうかなぁ、そんないいところもあるのかと気付くことの方が多い。
それよりむしろないものねだりの 不便さばかりが目につき不平不満ばかり言ってる。

そうは言っても、デパートできれいな服を見て回るよりも、ぼろを着てても海風に吹かれながら刻々と表情を変える雲を眺めていたいという気持ちも捨てがたいし、洒落たレストランで緊張しながら使いなれないフォークとナイフで 食事をするよりも、みなさんに頂いたキュウリはキュウリの、トマトはトマトの匂いのする地場物の新鮮な野菜や 日本海で釣れたピチピチキンキンの魚を料理して、わさわさ食べるほうがずっと美味しいのではないかとも思えるし、なーんか複雑。

そして又、季節ごとに道端の花にしゃがみこみ、女郎蜘蛛と小さな虫たちの闘いに心を震わせ、天地創造を思わせる星高山からのご来光、日本海に沈む手を火傷しそうなくらい真っ赤に燃える夕陽に目を奪われ、地球のエネルギーをもろに肌で感じる喜びのほうが幸せなんじゃ?と言われればそう思わなくもないが・・

  

思わないでもないが、人がそれぞれ感じる故郷とは、自分が一番自分らしくいられる所。肩肘張らず背伸びせず、等身大の自分でいられる所。風に吹かれるようにしてその地に漂う懐かしい香りに包まれて、大きく深呼吸しても息苦しく感じないい所・・・・・。
もしかしたら そういうところなのかもしれない。
してみると、ううむ・・・私は我儘なのかなぁ。

我儘でもいい、私は、映画館のないこの江津を 終の棲家とは思いたくない。
都会には、もうこの年だから住み付くことは不可能かもしれないけど、でも都会に拠点は持ちたい。行ったり来たりできたら最高。

宝くじでも当たらないかなぁ。(最終的にはこれ!こういうときだけ神頼み。)そうしたら東京と大阪にマンション買う。

話は全然関係ないけど、今日は晴天(昨日は大雨だったけど)近所の高角小学校は運動会が行われている見たい、子供たちの元気な声が明けた窓から聞こえてくる。

日記@BlogRankingクリックよろしくです。

晴れ 28℃