ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

今日で11月も終わり。

2005年11月30日 | 木馬の事

 

トンボが行ったという関門海峡と、関門橋。(クリックしてください、ムービーも見れます。)

午前中、着払いの宅急便が届いた。
なに?誰か何か頼んだ?・・・
「草刈トンボさんへですが、木馬さんの着払いになっています。」
本人より先に、昨日ホテルに忘れた髭剃機が着払いで届くとは、いかにもトンボらしい。呆れた。

午後 当の本人がやって来た。「しばらく留守をしていたが、ここも変わり栄えがせんねぇ。メンバーも何時も通りだし・・」
「お帰り、ママさんでも綺麗な人に代わったと期待しとったん?どこへ、何の用事で行ったん?」
「男は、いちいち自分の行動を言うもんじゃないよ。ちょっと野暮用で出かけてきたのさ。」
「まーだ気取ってるん?髭剃り忘れたくせに。」

「あんたね、旅の空で、ブログを見たら、飯盛り女の事を、飯炊き女と書いていたろう?、もー俺は情けなかったよ、飯場や、たこ部屋の女に会いに行ったんじゃないんだけーね。昔 情けをかけてやった宿場の飯盛り女に会いたくなったんだけぇね。」
飯盛りだか飯炊きだか知らないけど、もう少し長逗留すると思っていたのに、拍子抜けしたわな・・

おまけに、例の飛び込みの写真をカレンダーにして、「貰ってくれん?」
なんと、なんと、みんなで褒めたらすっかりその気になり、カレンダーまで作って持て余しているとは、いとあわれ、あなをかし・・

「お金を払うから、この店に貼ってくれん?」
「え~こんなカレンダーを?ここはマンガ家の矢口高雄の可愛いのを電工のMさんに貰ったから、それを使うよ。」
「そんなこと言わんで、いつでも頼りにしてもらっていいんだけぇ。」
「じゃ、役員会議をしてどうするか決めるよ。」

いないと寂しいし、いると五月蝿いし、変なやつ…

今日の星高山の日の出。
おろかな私は、お日様はずーっと山から昇り、夕日は海に沈むものと思っていた。だって日本海に沈む夕日の美しさは、筆に書き表せないほどで、子供の頃から見続けていたから・・
そういったら、みなにバカにされたけど、そしてさらにおろかな私は、南半球で水の渦が時計回りとは反対だと言う事が、いまだに良く理解できないでいる。
でもいいもん、こんな事がわからなくても、元気で生きていければいいんだもん。

さて、今日で11月も終わり、明日から師走。
“光陰矢のごとし”というけど、この月日の長さは、物理的には全く代わりがないのだけど、加齢とともに速さを増すように感じるのはなぜだろう?
子供の頃は、早くお正月が来ないかと願っていたように思ったものだが、もうここまで来ると、お正月なんて永遠に来なけりゃいいのにと思う。

晴れ 18℃


唯臓論を読んで。

2005年11月29日 | 本の事
唯臓論  後藤仁敏著
この本を読むきっかけは、大好きな中野翠の推薦と、オークションで落札出来たからだ。(500円でした。)
大体、理数系が全くダメなくせに、どういうわけか、この手の進化論は昔から大好きだったので、飛びついてしまった。
人間の進化の過程を我々素人にもわかりやすく、なぜ人間がこのような姿かたちになったかを、三木茂夫という解剖学者の理論にそって、解き明かしてある。まるで目からうろこ状態になった私。

NHKの「地球大紀行」でとても興味があって、前から気になっていた生物の誕生物語で人間の進化の過程は初め海中の単細胞生物だったものが、脊椎動物になりやがて陸へ上がっていく云々…)

私は、第5章の呼吸の始まりの鼻のところが面白かった。
西洋人(スマートな高い鼻)と、我々モンゴロイドやネグロイド(まーるいダンゴ鼻)の鼻の形の違いがわかる、う~ん納得。これにも立派に理由があるのだ。
息が合うとか、間のびや、間違い、間に合わせの言葉の語源も納得。・・・(全て内蔵から来ている。)

第6章の顔の由来も面白い。
お母さんのお腹の中で受胎32日めのヒトの顔は、まるで古生代デボン紀の魚類のサメの顔を連想させるらしい。
魚類から、両生類、哺乳類型爬虫類、原始哺乳類、原猿類、類人猿、現代人と進化していくんだけど、私は思った。可愛いとか美人とか、顔の色々な造作が出来た時は、あったんだろうか?そして、その時の美人顔と今の美人顔はちがうのだろうか?
鼻の営む嗅覚や、口から生まれた味覚は栄養ー呼吸という内蔵機能のために作られた顔の造作で、初めからおちょぼ口や、大きな二重まぶたは必要なかった。それが何時頃から美人顔や、ブス顔に別れたんだろうね。

ちなみにタイトルの「唯臓論」は養老猛司の「唯脳論」を意識したもので、しゃれらしい。
暇つぶしには充分なる本で、目からうろこ本だった。

本場のキムチ。17、18

2005年11月29日 | 頂き物

 

キムチは、しもちゃんの会社の会長の奥さんが作られた本場のキムチ。しもちゃんが貰ったのを、美味しそうだったから、略奪した。
さすがに本場だけあり、しゃきしゃき感抜群で、激辛で最高に美味しい。

私も、イリコさんも、激辛党(と言うか、何でも党だけど・・)だから、うれしい。
熱い新米のご飯に乗せてたべたら、う~ん 熱い、うまい、辛いで「ふうふう」、犬のように「はぁ はぁ」と口で息をする、鼻の頭に汗をかく。もう 舌がピリピリしたけど、だーいすき!その後、鼻水が出まくり、鼻の頭のお化粧がはげたけど、まぁいいや。

あなごパイは、何時もの播州の強面の西川のりお似のお客さんから頂いた。いつも気遣いしていただき、手土産有難うございます。

今日は私の大好きな、サッカーのロナウ・ジーニョがサッカー欧州最優秀選手に選ばれた。

今年の国際サッカーの賞を一人占めだね、ロナウ。

曇り 時々小雨  16℃


フーテンのトンボ。

2005年11月28日 | 木馬の事
浜田道 瑞穂から・・
すれ違いの車が殆どない、日本一無駄遣い血税道路。トンボ撮影。

そのトンボから、朝一番にメールが入る。
『わらじを履いた。今日は木馬に行けない。』
『なんで?何の用事があるん?どこへ何時までいくん?』
『男はふらーっと旅に出たくなるもんよ。追いかけてくるんじゃないよ。宿場に残した飯盛り女に会いに行ってくる。』
ちょっと、ちょっと、いりこさん、あのノー天気なトンボ何考えているん?
まるで関の弥太っぺじゃない、そんないいもんじゃないよ、フーテンの寅さんよ。
衣食住満ち足りて、家族は健康、それでナーンにも考えなくていい、この世の天国。でもその内何か起こるよ、だって神様は天の上に平等なんですから。

「トンボは?」とらたぬが聞く。「知らんけど、何処かに行ったみたいよ。」
「ええのう、わしも要らぬ事に手を出さんにゃ、トンボみたいな暮らしが出来たのに。少し欲を出したけぇのう。」人の事はよくみえるんよ、とらたぬさん!

てなわけで、今日から何時までか知らないが、トンボは欠席です。全く・・・

*****
このところ、交通死亡事故が多発しているから、国道9号線のいたるところに警察官が立っていて、覆面パトカーもネズミ捕りもいたるところで見かける。

車を運転しているから人事ではないのだけど、運転中の携帯電話の罰金を10万円くらいにするとか、飲酒運転違反はもう永久に免許が取得できない様にするとか、酒気帯運転違反者は、車に酒のシールを貼らせるとか、(あっ この人お酒飲んで運転した人よ、とわかるようにする為)何とか手立てを考えないと、減らないと思う。

そういえば、金槌Tのお父さんが、82歳になるのにいまだに現役のドライバーだ。
国道261号線を運転中、のろのろ運転で、後ろがつかえるので、瓦斯屋のTさんが、たまりかねて追い越した。勿論追い越し禁止区域。
すぐさま、ピーポーピーポー「えっ!」
Tさんは、金槌Tに「お前のおやじ、なんとかならんか、自分だけの道路じぁないんだけえのう、覆面パトカーに捕まって罰金払ったよ。」
身分証明書のために免許を更新し続けているらしいが、持っていると乗りたくなるらしい…

今日もイリコさんが、ダッコマンをしてしまった。
しもちゃんの職場の出前で、ハムツナサンドとハムタマサンドを間違えてしまい、お客さんに「そんな間違いをするけぇ、ダッコマンにつけこまれるんよ。」
この言葉は、今年の木馬の流行語大賞だね。

ゆうべ、ダッコマンさんにこの木馬に爆弾を仕掛けられた夢を見た。三角帽子の黒覆面の人だった。
その内 現実になるかも…
そしたら仕事やーめる。

晴れ 19℃

ヒラメのお刺身。 16。

2005年11月27日 | スポーツの事
ヒラメの刺身。
まゆパパが、開店記念日に釣ったばかりの、ピンピンを下さる。
このヒラメは5枚おろしにしないといけない。

こんな高級なお魚は、勿論食べた事もないし、ましてやお刺身でお腹一杯食べられるなんて、最高の幸せ。(それでも、お寿司では食べた事があるかな?)

うーん…。も~なんとこの味を表現したらいいのか、私のつたない文章では書き表せないのがもどかしいくらい、美味しかった。コリコリ感と、口の中に入れたときの甘さ、この時が一番幸せ。
残り少ない人生に食いしん坊の私に最高の幸せを下さり有難うございます。

体操の世界選手権が、メルボルンで開かれていて、男子体操が頑張っているので、毎晩楽しみに見ている。
某スーパーの店長も、スポーツ好きで一緒に見ているが、ブツブツ文句を言う。
男子体操の個人総合の最後の種目の鉄棒で、水鳥が演技をした。
そしてその後涼しい眼をした(アテネオリンピックの時アナウンサーが、言ってた言葉)富田だった。
我々素人が見たら、確かに富田より水鳥の方が安定していて、着地もピッタリ決まったのに、富田の方が得点が上だったのを、「なんで、水鳥はぐるぐる3回も回って、着地もきまって、富田は2回しか回らずに、着地も半歩足が出たのに、上なんだろうか?」とか、採点競技はいんちき臭いとか言ってた。
そうそう、ニッポンチャチャチャ!あれもなんとかならんか?とも言ってた。
私も同感よ店長。あの賑やかしは許せん!

話はそれたが、それでも今回の個人総合の一位・二位は、31年ぶりの快挙で、富田の個人総合優勝は23年ぶりらしい。具志堅幸司以来だ。
種目別でも、鹿島丈弘が、三大会連続メダル獲得も見事だ。[銅、金、銅)足が長い鹿島。男子体操は、北京オリンピックでも期待できる。楽しみだなぁ。

仕事が終わって帰ってきた“しも”に「ねぇねぇ、姉歯建築士って、バレーの大友愛に似てない?」と言ったらどづかれた。(しもは大友愛のファン)
しもは、「そんなこと言ったら、@押上さんにもどづかれるぜ。」と言ってたけど・・
すかさずトンボが言った。「私は、姉歯建築士は桂小五郎とみたけど・・・・」
さぶ~。

さて、話は変わる。
ここに来て、今木馬でダッコマンという言葉がはやっている。
私が、ちょっと失敗をしたり、憎たれ口をたたくと、そんなことを言っり、したりするから、ダッコマンにつけこまれるんよ、とお客さんにからかわれる。そして…
そんなダッコマンみたいなことしたら駄目よとか、色々。

ダッコマンさん、いつも来ていただき超辛口のコメント有難うございます。
お友達との、楽しいコメントを見ているとき、ガツーンと頭をたたかれたようなコメントに、驚かされますが、でも見ていただかなければ書けないので、とりあえず感謝です。(昨日のコメントも消去しました。私はこう見えても気が弱いから心臓がパクパクしました。信じられない?)

世の中の流れに鈍感で、気が付かない事が多く、バカな私は多くの人に迷惑をかけているのでしょうね。
今日の文章は、ダッコマンさんの逆鱗に触れなかったでしょうか?

雷 雨 午後時々曇り。16℃

今週の頂き物。12、13、14、15

2005年11月26日 | 頂き物

   

今週も たくさんいただいたなぁ。
柿は、顔のながーいSさんからも頂いた。春菊は、電工のMさんから、まだまだ間引き菜だから、柔らかくて、香りがよくて、だからほんの短時間茹でて、胡麻和えにした。
ほうれん草もお隣から頂いた。これも間引き菜だから、そのままカリカリベーコンと一緒に、フレンチドレッシングであえてサラダで頂いた。
他に殻つき牡蠣も頂いたけど、これは殻を開ける時、手に怪我をするから、殻付きじゃないのがいい。今度からくれるんなら、身だけにしてください。

 *****

 トンボが、長年愛用していたプラダのセカンドバックを木馬のゴミ箱に捨てた。
なんでも、縫い目が破れてきたかららしい。
「ブランド品は修理可能なんじゃない?」
「でも、もう長くつかっているし、新しいのを買ったから捨てる。」

私は、ゴミ箱から拾った。そして洗った。そして、修理をした。すっかり元通りになった。そして毎日の買出しに使っている。

こげ茶の方が、私が修理したバッグ。あんまり私はブランド好みじゃないが、と言うか、買えないが、いかに何でも捨てるのはもったいない。まだまだ充分使える。
トンボはこのブランドバックの中に、“そのブランド”の小銭入れと、デジカメケースが入っている。(私の手作りパッチワーク)
このほうが高いと思うよ。愛情がたっぷりだから・・

私は、熊手のような手ではあるが、そして手足多汗症のハンディがあるが、こういうことが好きだ。
針を持ってさえいれば、何にも考えなくて、そのことにだけに集中できて、世の中、地震が来ようが、雷が落ちようが、妙に女らしい満ち足りた気分になり幸せを感じる事が出来るのだ。
小さな小さな、自分だけのアイディアで作り上げていく美というものの幸せ。
私の夢は、針を持ちながら、本も読みながら、DVDも見ながら、老後は一人で暮らすと言う事だけど、無理かな?

そういえば、今日トンボに言われた。
「あんた、はるか昔の写真なんか、ブログに掲載しんさんなや、俺がせっかく美人で若くてと褒めてあげてるのに、現在の顔見たら詐欺だと言われるけぇねぇ。いつからそんなに“ぶさいこ”になったんだろう?人様の前に出せんけぇねぇ。」
らしいです。

今朝 トンボからこの記事についてクレームがきた。
「俺は ぶさいこなんて言ってないよ、そんなに変わったんだろう、言ったんよ。」
私は その言葉の意味は、目くそ鼻くそ、五十歩百歩だと思うんだけどトンボさん。

 曇り 時々晴れ 夜雨嵐雷 18℃


今日は木馬記念日です。

2005年11月25日 | 木馬の事

  お客様各位
 
いつも木馬を御愛顧頂き、誠に有難うございます。
おかげさまをもちまして、本日開店29周年を迎える事が出来ました。
これもひとえに、いつも変わらず、この木馬を可愛がって下さった賜物と深く感謝いたしております。
考えてみましたら、開店以来これといった食当たりもせず、一日たりとも休むことなく仕事が出来ましたのも、毎日足を運んでくださるお客様に支えられたからだと思っております。
何時まで続くかわかりませんが、精一杯おくつろぎいただける場所を提供する所存でございますから、これからもブスで太目のコンビではありますが、イリコさん共々宜しくお願いいたします。
                     木馬店主。

*****
と言うわけで、ケーキを作った。
少しずつみんなで食べた。美味しかった。

そんな今日の木馬に、お昼を食べに来てくれた3人組。
どうも、お隣さんみたいだとイリコさんが言う。
隣の貸し店舗に入居している、何処かの土木会社の男性共…

隣のビルは、今から20年前くらいに出来たた建物でこのビルのお陰で、国道を東から来ると木馬が見えなくなったり、江の川祭りの時に、打ち上げられる花火が窓から見えなくなった、にっくきビルだ。
しかもこのビルが出来た時、喫茶店がテナントで入ってきたのだ。
イリコさんと隣のママさんを偵察に行き、我々が可愛さでも勝ったねとか、あのママは品がないとか、頭悪そうとか、比べては自分達を慰めてみたけど、それでも毎日気が気じゃない。
よく聞いて見たら、どうも何処かの“お手かけさん”らしく、旦那に店を持たせてもらったみたいで、こんな人としての道理に外れているやつなんかに負けてなるものかと、我々は持ち前の色気で頑張ったのです。(え~色気は持ち合わせてなかったんじゃ?)
ついに、相手は、お客さんが来なくなり、ほうほうのていで、廃業した。
我々が勝利を収めたのだ。しかし…
いまだに時々冷たい女の戦いの夢を見る。

話は戻るが、この貸しビルの事務所の窓は、木馬の玄関の窓と高さが同じで、換気のためにずらしてある出窓の片開きの窓から、パソコンが見える。そのパソコンでいつも○○○トを見ているのだ。
向こうは、こちらから見えるとは思わず、(すりガラスだから)仕事と証して○○○トを見ているのを、見ている我々。(全裸で○しがない、いいのかなこんな事書いて。)
今食べてる人のうち、綾小路きみまろに似ている人が、黙って見てる人らしい。
そう思ってみると、好き者みたいでおかしい。うふふ…
じろっと見られた。無視、無視。

そういえば忘れていたけど、今日は三島由紀夫のなくなった日でもある。
三島教だった、連れ合いの影響で、三島文学も読んだが、天才は自分の才能が読めて、これ以上の文が書けないとさとったら、今度は死の美学に入っていくのだろうか?凡才で単純な私にはいまだに到底理解できない。

若き日の石原慎太郎との新聞の往復文学論や、政治論は当時の私にはとても刺激的だったのを覚えている。
金閣寺は大好きな本だ。

冒頭に戻るが、“人間万事塞翁が馬”何がどうなるかわからないので、もう少し木馬で頑張ります。


曇り 時々晴れ17℃                   

全国ニュース。

2005年11月24日 | 四方山話

 


朝から 凄いサイレンと救急車と、レスキュー車のけたたましい音で驚かされる。
7時40分ごろ、石見交通の路線バスと、仕事に向かうワゴン車の正面衝突で、運転手と助手席のお父さんが亡くなったらしい。(国道9号線は2時間通行止めだった。)
見るも無残な、映像に朝からこの話で持ちきりだった。

同級生のおこげは、丁度その場に居合わせたみたいで、リアルな説明をしてくれる。
事故は午後も今度は黒松でもあり、警察はてんてこ舞いだった。
先日は出雲で集団登校の列に軽自動車が突っ込み子供が亡くなるし、なんだか島根もこんな事で全国ニュースとは情けない。

*****
いつかは書こうと思っていたこの話題、今日書いてしまおう。

耐震強度偽造の千葉県の設計事務所の記事だ。
どこがどうなって、どこがそう言う指示したのか、さっぱりわからないが、安い建物を作る為、建物の構造計算の偽造をしないと、仕事がもらえなかったと建築士は言っていた。

私は思う。建物は、町の景観を美しい物にするための、一種の芸術だと思う。
それは、一般の住宅は、住みやすく、値段が安ければ最高だけど、それでも、作る人と、建てる人と、住む人が、与えられた条件の中で作っていく作品だと思うのだ。
たとえば、諸外国の建物は、その地の風土や気候に配慮して立てられているから、何百年過っても、いまだに人々の心をうつのだと思う。

都市部のマンションでもやはり、唯の箱ではなく、その町にマッチした芸術で、さまざまな条件をクリアする為、頭を絞って出来たビルの新築建築物は、それぞれの設計者が編み出した自慢の作品で、う~ん、ステキだな、素晴らしいな、と人々は感心するのだと思う。

でも今問題の設計者は、デザインどころではなかったに違いない。(本来設計者はデザインが一番面白いらしい。)その建物が、うまく法の目を逃れてくれる事ばかり考えて、生きた心地はしなかったろう。
生きる為にしたこと?社会的責任を忘れて、生きても仕方がない。

石部金吉鉄兜だった、天国のパパは一級建築士だった。

 

夜中もの凄い雷で、流石のネボスケの我ら母娘も目が覚めた。
これを知らずに寝ていたお客もたくさんいたから、驚き。
元切手屋のぼんちゃんも知らなかったらしい、そのいい訳が睡眠薬を半錠毎晩飲んで寝るので気が付かなかったといっていた。
「ぼんちゃん、半錠なんてけちな事 言わずに30錠ぐらい飲めば良いのに・・」
今日もトンボの落ちでした。

雨 時々大雨 午後晴れ 16℃


タバコの話。

2005年11月23日 | 木馬の事

 

広島の吉和のお寺の写真。
トンボ撮影。

*****

もはや、死語になりつつあるキャッチフレーズがある。
「今日も元気だタバコがうまい。」
紫煙をくゆらせて、考え事をする何かのコマーシャルもあった。映画監督の市川昆は起きている時は口にタバコをくわえていない時がなかった。
それが今やタバコのパッケージには、半分くらい「タバコは身体に悪いから注意しましょう。」と書いてあるし、それなら作らなければいいと思うんだが、そうもいかないらしい。

今日市内最大のスーパーで役所のKさん、外で何やらゴソゴソと。
「どうされました?」「いや タバコを吸う場所がなくて、ここで吸っているんです。」
ロビーにも灰皿は置いてないらしい。Kさんが言うには、江津市にもタバコ税が、年間一億六千万円くらい入るといっていた。
にもかかわらず、タバコを吸う人は肩身が狭いと ぼやいてもいた。

しかし私が思うに、タバコは映画とか、お芝居とか、微妙な脇役だと思うんだが・・
クリントイーストウッドの「夕日のガンマン」など、悪役のリー・バン・クリフ共々タバコが主役みたいだったし。
私が大好きな映画の「さらば友よ」にも最後にブロンソンのくわえたタバコに、アランドロンがさーっとすれ違いざま、素早くマッチでつけてやる。(この映画、すごく好き)
二人とも何も言わない、表情も変えない、そのまま離れていく。通りすぎたブロンソンの後姿にタバコの煙が・・観客にしかわからない煙と男の友情・・

木馬には灰皿は置いてある。

今日、国際千葉駅伝があり、千葉の中心街がテレビで写った。
昨年あの当たりを何度も行ったり来たりしたので、見覚えがある場所が写った。モノレールで、電車がケーブルカーのようにぶら下がっていたのや、千葉のポートタワーや、幕張の方やアップダウンの激しい橋とか、覚えがあるぞ。
そう思ってみると、また楽しからずやだった。

その時に「そのちゃん、この前店長が言ってた、“こぶくろ”のCDもって来たよ、かけてみて。」
しもが言いながらやってきて、「“こぶくろ”は、小さい袋じゃないけぇね。」と言った。
まずい駄洒落にみなどっちらけ!

そこに居合わせたトンボが言った。「ホルモンにも“こぶくろ”っていうのがあるよ。」「へぇ それどこの部分?」と聞くと、「でもこれは急いで食べなくてはだめなんよ。」
「なんで?」「牛の子宮だけぇ。」
お後がよろしいようで。

病気療養中のFさん「飲む薬よりよっぽどよう効く。」と言いながら、またしても大笑い。

曇り時々薄晴れ17℃


たまには反省。

2005年11月22日 | 私ごと


*****

悲しい事に障子貼りの後遺症が、順調に体内に停滞し、今日はもう歩行困難に陥っている。
身体の前面じゃなくて後ろが痛い。
カウンターの中ではゴミ箱につまずくし、車の乗リ降りも「いたた、いたた、」
スーパーのウインドウのガラスに映る我が姿。腰を落として足を引きずり、買い物用のエコバックを下げて、見るも哀れなすでに初老のババじゃ。嫌だ、嫌だ。

さてここに来て、たくさんの方々にこのブログを読んでいただいているみたいで、お客さんにもよく言われる。
「いつも見てますよ、頑張ってくださいね。毎日楽しみに読ませてもらってます。」
コメントも、初めての方からも入れてくださって嬉しい限りだ。
ところがおろかな私は、後先考えずに、面白話に自分勝手に枝葉をつけて、公開していて、昨日お叱りを頂いた。
その時思った。そうよね、私が個人的にお付き合いしてもらっているお客さんや、よくしてくれるお友達をネタに面白おかしく一方的に書いて、このブログで不愉快になったり、気分が悪くなったりする人がいたら、それは、私のもっと望まないところだ。
無責任のようだけど、事勿れ主義で、人に不快感を与えず、喧嘩をせず、ここまで生きてきたつもりが、このブログと言う場を得て、私という人間の本性が出たのか、水を得た魚のようにペラペラと、本当に御免なさい。自分自身のいい加減さに昨夜は少し落ち込みました。
昨日のコメントの方、消去しましたが、お許しください。

ところが、後を引かないのが私の抜けてるとこと言うか、学習能力がない所と言うか、今日ジンちゃんにその話しをしたら、「そのちゃんのブログは、あの切り口上が面白いのに、あれがなくなると、楽しみが半減するなぁ。」と励ましとも取れる言葉を頂戴したので、急に元気が出てきた。(単純な女なのです。)
要するに全てにおいて自分に自信がないから、生き方に指針と言う物がないから、ただ、だらだらと生きているから、こんな時困惑するのだ。深くでもないけど少々反省。

話はぐっと変わる。

カメムシの話になった。
毎年異常発生していて、洗濯物に付いたら、又洗いなおさなければならないし、風呂に落ちたら、お湯を入れ替えなければ入れないらしい。
「あれって天敵いないの?」
自称物知りのとらたぬさん(最近仕事がうまく行かずに元気がないが)が、クモや蜂が食べるいった。私が「異常気象が天敵で、極端に寒くなったら、絶滅するんじゃない?」と言ったら、トンボが「そのちゃん、場末の喫茶店のままさんで、気象情報のことまで知っている人おらんよ。」と馬鹿にして、笑いを取る。私が体中イタイイタイ病だから、笑わせてくれる。
この前、お客さんが、お金を払うとき、胸のポケットにカメムシが入っていたらしく、千円がもの凄く異様な臭いで、レジが臭くて臭くて、すぐさま某スーパーで買い物に使った。ごめん店長。

また話はかわるけど、
Fの奥さんが、大病で今療養中だけど、いつも木馬で大笑いして帰られる。なんでも笑いは免疫力を高めるらしい。
今日は色白の話の時、「家のお父さんも、色白よ。私はそうでもないけど、お尻なんかお供え餅みたいよ。」とFさんの奥さん。
トンボがすかざす「じゃ、Fさん お父さんの水戸さんに“うらじろ”でも挿しておいたら・・」

今日はこの落ちで、身体をよじるほど笑った。

曇り時々晴れ 16℃