ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

ブレンド日記の逆襲。

2006年07月31日 | 木馬の事
  昨日に引き続き、温泉津海岸です。
(隣の親父さんの写真です。クリックして下さい。)

 7月も今日で終わり。
「それにしても夏だから、夏休みだからと言って、お客さんが増えるわけではないし、暇な店でクーラーだけが、ビンビンで嫌になるね。」

 そういったら、「えっちゃん、昨日今日暇になったのなら、真剣に考えなければだけど、ここは由緒ある、伝統的な、筋金入りの暇な喫茶店なんだけぇ、おたおたすることはないよ。どっしり構えて、再生機構に委ねようよ。」

 「俺は暇な店のほうがいい、あくびも出来るし、昼寝も出来るし、黙ってりゃ『転失気』だって、気付かれやせんし・・」

「あのね、トンボの生活のリズムに合わせて商売しとるわけじゃないんよ。生活がかかっているんだけぇね。」

 「この店はあんたの趣味の延長みたいなもんでしょうが。DVD見たり、客の品評会をしたり、客の貰い物でメニュー以外の料理を作ったり、それで美味しいとか、不味いとか言いたい放題、レンタルやに行くようなフットワークの軽さで商売するんなら、俺も見直すけど、口は動くけど、体は動かず、こんな横道な店は大森銀山と一緒に世界遺産に登録しんさい。」

バカなトンボが暑さに感けて、たわごとを言う。
まったく、平和だねぇ。トンボさん!イスラエルやレバノンのことを考えてみてよね。

 おまけに今日の履物でお客さんがビックリ!
「何 履いてるん?」「今年の夏 流行のヌーサンよ。」
私も履かせてもらったけど、ストッキングにひっいて歩きにくいことこの上ない。

「これはねヌーブラと一緒よ、カットバンカップのえっちゃんには縁遠い話よ。」
「みたんかいな?本当はさらしで抑えてるのに・・」
「神田の神輿かつぎのおねぇさんかいな?」
まったくアー言えばコー言うあきれたトンボです。

このような馬鹿なことばかり言っている場末の喫茶店ですが、fulltimeさま是非おいでください。お待ちいたしております。

 さて、ここにきて、正露丸じゃないけど、ラッパか瓢箪かで心がときめく。
まだ逢ったこともない、直接お声を聞いたこともない、勿論これからも逢うことはないのだろうけど、毎日気になって目が話せないお方がいる。それは・・・??

 話は変わるが、私は遠藤周作が大好きで、彼の研究(聞こえはいいがただ読んだだけ)をしたことがある。
ユーモアの悪戯、“おいた”といった方がいいのか、たとえば、佐藤愛子との往復エッセイでこんなことが書いてあった。
毎日声を変えてバカな電話をしてくるらしい。それにだまされるほうもどうかと思うけど、昔浪曲師に天中軒雲月という7色の声を出す浪曲師がいたらしいが、遠藤周作は12色の声を出す、声を出すだけじゃない、そのものになりきる特異な才能がある。電話をかけてきては違う人になり,
あの手この手で佐藤さんを騙しては、喜んでいるようなそんな悪戯野郎らしい。

 話が回りくどくなってしまったが、その油断も隙もないお方も、どうも悪戯好きなお方のようなのだ。
これが 腕白で、棒ッ切れを振り回して、窓ガラスを割ったり、友達を追い掛け回して、怪我をさせるようなそんな悪戯ではなく、どういったらいいんだろう「わるさ」である。
 たとえば、山の雑木林に相手が怪我をしない程度に落とし穴を作り、影からこっそり眺めて、人が落ちるとニタニタと笑っているようなそんなわるさなのだ。

 さて昨日の事突然 目をこすった、gooがバグっているのか、「ブレンド日記」が「@テツ日記」とバグっている。そう思ったがよくよく見てみるときゃつは「フレンド日記」そしてこれはパクリでもなんでもない、ただ単に友達日記なのだ。
私は、当店自慢のブレンドコーヒーのように、内容も色々混ぜて、そのようなつもりで命名した。
きゃつは、この不定期日記で友達の輪を大事して改名した。そうだろう?@テツくん。落とし穴の時のようにニタニタしながら改名したのかも知れない。いやきっとそうだ。
イリコさんにもお客さんにも、悔しいかなこのことはバカウケ・・悲しいかなバカウケ。

 ラッパか瓢箪かのように訴訟する気になれない。このわるさ、この意表をつくユーモア、参りました。
以後お手やわらかに・・
それにしてもおかしい。

晴れ 32℃

「スリーピー・ホロウ」をDVDで見る。

2006年07月30日 | 映画の事

製作年度:1999年
製作国:アメリカ
上映時間:98分
監督:ティム・バートン
製作総指揮 -
原作:ワシントン・アーヴィング
脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ジョニー・デップ 、クリスティナ・リッチ 、ミランダ・リチャードソン 、マイケル・ガンボン 、キャスパー・ヴァン・ディーン 、クリストファー・ウォーケン

ストーリー・・
 ジョニーはニューヨークの刑事。当時の社会はろくに裁判もしないで、犯人を無理やり自白させて牢獄にぶち込むというやり方が横行していて、ジョニデはこのやり方に批判して、科学捜査をすべきだと主張する。
 裁判官は聞き入れぬばかりか、「スリーピーホロウという村で首切りの連続殺人が3件起きているからそこに行き科学捜査の力を見せるように言われる。
ジョニデが赴任した後も、その村で、第4、第5の首切り殺人が起きる。
はてさて可愛いいとしのジョニデはこの難題を解決できるのか? 

私は根本的にホラーとオカルトは嫌いで見ない。
そう思っていた。
しかし 面白いのだ。面白かったのだ。
なんだか物語の設定が、横溝正史の村の古い因習を扱ったものとよく似ているなぁと思ってしまったが、とりあえず、ジョニデとティム・バートンのコラボなんです。面白くないわけないじゃありませんか。

この映画のジョニデ刑事はカッコいいほど強くなくて、いつも肝心なところでやられてしまうのだが、それでも何度でも立ち向かう、少し間抜けで可愛いジョニデなんです。

クリストフォァー・ウォーケンものすごく怖いね。(私は“ディアハンター”“キャッチミー・イフ・ユーキャン”“マイボディガード"見たけど。)
   
 ホラーぽっくて、サスペンスっぽくて、でもなんとなく見入ってしまう、それはジョニデだから、ティム・バートンだから・・

@テツくんは怖がりだからお勧めできませんよ。でも見たければ見る?私は責任を取りません。
mayumiちゃんはどうだったぁ~?

私的には、☆☆☆半かな? (4に近い。)

団塊の世代にも入れない?

2006年07月30日 | 四方山話
 今日も真夏日。
ついに梅雨明け宣言。昨年より11日遅い梅雨明けです。

温泉津の海岸(隣の親父さんの写真です。)

さて 真夏日が続く土曜日の午後、某スーパーに買出しに・・
カレーとかシチューの棚の上に商品を補充していた店長。店長は背が低いので必ず踏み台を使っている。
「こんにちわ!毎日暑いですねぇ。」
「暑いねぇ、明日お休み?」
「いいえ、開いてます。」
そんな会話を交わしているところへ、なんと、年のころなら20代後半か、30代前半といったところか、八頭身(これ死語?)美人で、黒のタンクトップに真っ白なハーフパンツ、足元はきらきらのミュール。身長は170センチくらい、子供を二人ベビーカーに乗せているご夫人が通過した。
見とれていたが、私は見逃さなかった。某スーパーの店長の目線。・・・
(背の低い店長、踏み台の上で目が行くところ、ご想像ください。)

しばらく店内を回っていたら、店長は鼻歌歌っていた。
♪ ふフフフ・・チャラチャララーーーあああああぁー高校3年生・・
店長 何歳?古い歌知ってるね。

話はまた脱線しますが、昭和30年代、"青春歌謡”が町中どこでも聞こえたり、ラジオをつけると流れていた。
 時々NHKのBSでこの時代の歌謡メドレーをしていると、なんだかわくわくして、聞き入ってしまうのはなぜだろう。

あの「高校3年生」の歌のイントロを聴いただけで、体がリズムをとってしまうというか、口ずさんでしまうというか、体が先に反応してしまうのだ。
特別舟木一夫のファンだったわけではない。三田明の「美しい十代」とか、梶光夫の「青春の城下町」とか、特別な思い入れがあるわけではないのによく覚えている。
三人ひろし(井上ひろし、守屋浩に水原弘・・)こんなことまでよく覚えている自分がおかしい、歳をとった証拠よね。
それでも歌詞がいいよね、歌詞が、高校3年生の。

 赤い夕日が 校舎を染めて ニレの木陰に 弾む声

ああ  高校三年生 ぼくら 離ればなれになろうとも

クラス仲間は いつまでも

 泣いた日もある 恨んだことも 思いだすだろ なつかしく

ああ  高校三年生 ぼくら フォークダンスの手をとれば

甘く匂うよ 黒髪が

 残り少ない 日数を胸に 夢が羽ばたく 遠い空

ああ 高校三年生 ぼくら 道はそれぞれ 別れても

越えて歌おう この歌を・・・・・・・・

 やっぱりあれだろうか、青春 初めての淡い恋とか、友情とかといった普通の人の成長過程に起きる蒼い感情が、思い出の風景とともに読み込まれているところ、しかも演歌とは違う、さわやかに歌われていたことが、我々の世代に郷愁を思い起こさせる一つのポイントじゃなかろうか?

何かの本で読んだ事があるけど、「青い山脈」」に始まり、「高校3年生」に終わる青春歌の一つの終わりを「戦後的理念の時代」と書いてあったように覚えているんだけど・・

「団塊の世代の青春応援歌だね。高校3年生は・・」と言ったら、「えっちゃん、あんたは団塊の世代にも何にも所属してないんだよ、フリーなんよ。昭和22年以降生まれの人たちのことを『団塊の世代』2007年問題で今騒いでいるでしょうが・・」
トンボにいわれた。

いいのだ、私にはこの頃の歌が応援歌なのだぁ!
晴れ 時々曇り 32℃ 暑い暑い。

「チャーリーとチョコレート工場」をDVDで見る。

2006年07月29日 | 映画の事

〔 監督 〕 ティム・バートン
〔 原本 〕 ノアルド・ダール
〔 脚本 〕 ジョン・オーガスト
〔 製作 〕 マイケル・シーゲル
〔 音楽 〕 ダニー・エルフマン
〔 出演 〕 ジョニー・デップ
フレディ・ハイモア
ヘレナ・ボナム=カーター
ノア・テイラー
デヴィッド・ケリー

なんとなく見そびれたというか、ま、いつでもいいやという感じで、やっとここに来て見ることになった映画。
う~ん ティムバートンワールドに酔いしれたという感じ。おとぎの国のお話のような・・「シザーハンズ」のティムバートンならではのおとぎ話。

 それは15年間、足を踏み入れた者もいなければ、出てきた者もいないウィリー・ウォンカの謎のチョコレート工場。それでもこの工場で作られるウォンカ・チョコは日々世界中で飛ぶように売れている。そんなチョコレート工場を見学するまたとないチャンスが訪れた。ウィリーが全世界に向け、「ウォンカ製の板チョコに入っている[ゴールデン・チケット]を引き当てた5人の子供に、工場の見学を特別に許可する」と宣言したのだ。かくして[ゴールデン・チケット]を巡る争奪戦が繰り広げられ、ついに夢のような権利を手にした4人の子供たち最後のチケットは、幸運にも雪の中で拾ったお金で買ったチャーリーのチョコレートの中に・・
さぁ権利を手にした子供たちがチョコレート工場に向かうが・・

見ていくうち、ティムバートン特有の、こんなことありえないブラックジョークの数々。
一種独特の美術感覚。
  
 今回のジョニー・デップは子供の頃歯科医の父親にいじめられて(と勘違いして)父親コンプレックスというか、トラウマになっていたが、歯の矯正のお陰か、とても綺麗な歯並びだったが、「パイレーツ・・」の時は、下の歯はでこぼこだったけど、あれ?と思ってしまった。あれは作り歯なんだろうか?白すぎ・・

またこの映画で実にすばらしかったのはウンパ・ルンパ族。かわいいし、宇宙服のようなコスチューム、と音楽。楽しい。

赤貧チャーリーの大家族思いのやさしさ、これがこの映画のテーマだと思う。
ネバーランドでもデップと共演しているフレディ・ハイモア可愛くなったね。
お母さん役のヘレナ・ボナム=カーター はティムバートンの本当の奥さんでもあり、やさしいお母さん。
私は「眺めのいい部屋」「フランケンシュタイン」「フランチェスコ」を見ている。

やはり、ジョニー・デップはこういう役ははまり役。うまいね。

私的には☆☆☆☆です。

余談ですが、ジョニデのティム・バートンとの二作目(シザーハンズの次)「エド・ウッド」
これもお勧めです。
ハリウッドの実在の映画監督(史上最低の監督だった)をモデルにした映画で、ジョニデがものすごくいい。ティムバートンワールドにはまるよ。mayumiちゃん。

頂き物のお料理レシピ。(写真をクリックしてくださいね。)

2006年07月29日 | 料理

  さぁ、頂き物のお野菜で、今週もそのさんは作りました。エンゲル係数は下降です。
◎お茄子とトマトのチーズ焼き。

作り方

茄子を輪切りにして、水にさらして、あくを抜く。
水分をふき取り、耐熱皿に並べて、オリーブオイルをかけて3分くらい加熱する。
グラタン皿にチンした茄子、トマト、ミートソースを順番に並べて、とろけるチーズ(ピザ用)をかけて、その上からマイルド粉チーズを降りかけて焦げ目がつくまで、オーブントースターで焼く。

イリコさんが食べた感想。
「簡単に出来て、あっさりしてとても美味しかった。」そうです。


◎ジャガイモの煮しめ。
作り方

簡単、なんでも冷蔵庫に入っているものを乱切りにしてお煮しめにしました。
今日は、えび、蒲鉾、てんぷら、ニンジンを入れました。
後で、しいたけも入れればよかったと思いましたが、後の祭りでした。
イリコさんが食べた感想。
「とにかく なんでも美味しい。」という事です。
イリコさんは箸の持ち方が私は気に入りません。交差箸なんです。もう信じられない。煮豆は絶対につかめません。

 ◎ジャガイモのしゃきしゃきサラダ。
作り方

ジャガイモをマッチ棒くらいに千切りにする。
ニンジンも同じようにする。
ジャガイモは、しゃきしゃき感が残るくらいに熱湯にくぐらす。
ニンジンも同じようにしゃきしゃき感を残して、熱湯にくぐらす。
セロリも同じようにマッチ棒切りにして、氷水にさらす。

マヨネーズ、レモン汁、塩、胡椒でドレッシングを作り和える。カイワレを飾る。

イリコさんの食べた感想。
「夏らしく あっさりとして、とてもジャガイモとは思えない」。美味しいそうです。

◎コーンスープ
水害で、まだ完熟していないのをたくさん頂いたので、スープにしました。

作り方
トウモロコシを水からたっぷりのお塩でゆでる。
身をほぐす。
裏ごしする。
玉葱をバターで炒める。しんなりと炒まったら、コンソメスープの中に入れてミキサーにかける。
裏ごししたコーンと玉葱コンソメを牛乳でとく。ゆっくりのスープになったら塩、胡椒で味付けして、生クリームを入れる。
コーンを飾る。

イリコさんの食べた感想。
「冷たく冷やしていただいたら、こくがありいくらでもお腹に入る。」そうです。


今日一番のお勧め。
◎焼きナスと豚肉の卵とじ。
作り方

焼きナスを作り、皮をむく。
豚ばら肉は、3センチくらいに切り、フライパンで焦げ目をつけるくらいに焼き油を捨てる。
焼いた細ナスを、3等分して、豚肉と一緒に、Aコープのすき焼きのたれを、だし汁で半々にしたたれの中にいれて、味がしみたら、溶き卵をかけて、小口ねぎを飾る。

イリコさんの食べた感想。
「ご飯のおかずにぴったり、夏ばて防止にもなるよ、いくらでも食べられる。」そうです。

ビンビンに晴れているのに、いまだ梅雨明け宣言がなされてない。
晴れ 31.5℃

今週の頂きもの。154,155,156,157番目。

2006年07月29日 | 頂き物

    

          

 

 今週は 大雨の中、まゆパパに美味しいイカを全部で、10パイも頂きました。

お刺身にしても鮮度がいいので、口の中に入れたら、「パキパキ」と音がするし、足は口の中で吸盤が引っ付く。でも美味しい、最高です。

鮎は、電工のMさんが、今年初めて「江の川の鮎よ。」といってくれました。この前は大田川の鮎だったので・・

もみじ饅頭は姫路からこられる月一度来店のお客さんが手土産に・・

トウモロコシと、茄子きゅうりは、顔の長いSさんが下さった。

いつもありがとうございます。


まだ梅雨は明けていません。

2006年07月28日 | 四方山話
 4日連続の真夏日。
それでもまだ梅雨明け宣言してない。昨日と同じピーカンじゃん。
 
 トンボが勝手に梅雨明け宣言した。「こんな天気でなんでまだ梅雨なんよ、もう上がった、えっちゃんと同じよ。ね!」

 はいはい、私も着実に律儀にトシをとっております。
頑張りが利かなくなった。暑さに耐えられなくなった。青菜に塩状態。
本当に暑いのはだめ、氷詰めにしてくれ!
イリコさんが私の顔から吹き出る汗を気にして、お茶をいつも冷やしてくれる。悪循環、飲むから吹き出る、出るから飲む。

よたっていたら、「まだまだ暑いのは始まったばかり、これからよ。今まで涼しくて急に暑くなったから応えるのよ。」
暑くなる前から、夏ばてしててどうするの?自分を叱咤激励する。

紫陽花が終わって、今度はひまわりの季節。(隣の親父さんの写真です。)
若い頃はひまわりのように夏になると元気だねと言われたものだが、近頃はミニひまわりにも及ばない。

 「ひまわり」というと、1970年のイタリア映画を思い出す。
ソフィァ・ローレンと、マルチェロ・マストロヤンニで、戦争により引き裂かれたカップルの悲哀を描いたものだ。ウクライナの見渡す限りのひまわり畑のシーン。
あの映画もいい映画だったなぁ。

*****
 
 うん、私も時々使っているぞ。
昨日の毎日新聞に国語調査の面白い記事が出ていた。
それによると、今回は慣用句の使い方について調べたらしい。

■どっちを使う?
 ◎あいきょうを振りまく。
  あいそを振りまく。

 ◎怒り心頭に発する。
  怒り心頭に達する。

 ◎腹に据えかねる。
  肝に据えかねる。

 ◎言葉を濁す。
  口を濁す。

■重複した言い方
  
 後で後悔した。
 一番最後
 従来から(従来は以前からという意味だから、従来からは重複している。)

■誤った言い方
 
 元旦の夜(元日の夜)
 白羽の矢が当たった。(立った)

私も何の気なしに使っている言葉がたくさんある。気をつけよう。
晴れ 32℃ 

断る理由。

2006年07月27日 | 木馬の事

 梅雨はまだ明けてないらしい。でもここのところ晴天は何?梅雨明けじゃないの?ピーカンじゃ・・(隣の親父さんの写真です。)

 暑い、暑い、こんなに暑くなくてもいいのに、とんでもない暑い日が続いている。
 
 それも真夏っぽくからっと晴れているのなら諦めがつくというものをいつまでもむしむしして、気温だけが上がるのだから始末が悪い。
アマゾンの密林みたい。(尤もアマゾンの密林に行った事ないけど・・)

 買出しに外に出ようものなら、もうアスファルトの道路や、駐車場から、もわーっつと熱風が足元から這い上がり、くらくらする。

 大雪や梅雨の長雨のような記録的異常気象が、毎年のように起きているのは、もはや“たまたま”現象では片付けられない。世界規模で考えなくては・・と えらそうにほざいている、暑いのが嫌いな汗だくだくの私です。

 さて いやはやなんとも後味の悪い結末になったなぁ。
少し前 木馬でお見合いというほどでもないけど、顔見せ?そんな大仰なものじゃなくて紹介のようなものがあった。
金融関係に勤めている女性と、JAに勤めておる男性が、いつも来てくれるお客さんと、一緒に木馬に来てくれた。
 男性の知り合いの中年女性、女性の知り合いの常連さん。
4人で和気藹々と話していたが、若者二人にして世話人は帰られた。
女性は背が高く、はきはきとした美人だ。男性も色白で、めがねをかけて、おとなしそうな人だった。
それとなしに様子を伺う。とてもいい雰囲気。もしかしたらうまくかな?
 その後二人はクリームソーダー(男性が)ホットコーヒー(女性が)追加注文で、笑い声が聞こえて、楽しそう。

一時間ばかりで帰っていかれた。

 そんなことがあったなどすっかり忘れて、一年たった。
立ち会ったお客さんに思い出したように「そうそう あのお見合いどうなりました?」聞いた。
「あれね、あれは駄目になったよ。」
「どうしてですか?あんなにいい雰囲気だったのに。」
なんでも、男性が最後にオーダーしたクリームソーダーの飾りについていたサクランボを食べたのが原因らしい。

食べるためにつけてあったのに、よほど食べ方に品がなかったのか、もしかしたらチュチュチュチュと音をさせて食べたか、氷の底に沈んだジュースをクチュクチュ、と飲んだかどっちかだろう。

 さて暇な木馬の昼下がり。その話になり、
それは最初から断る理由を探していて、その気がなかったのよ。

トンボなど、「俺は 家内を顔で選んで失敗したもん」
「顔で選ばずなんで選んだらよかったん?」
「やはり、趣味の一致とか、頭のいい人がよかった。」
「釣り合いが取れていて、割れ鍋に綴じ蓋という感じよ、ぴったりじゃん、トンボ夫婦は・・」

 取るに足りないことが断る理由になるのは、縁がなかったということだろう。
場末の小さな店でも 色々な世界があるものだ。

毎日新聞の川柳たまに読むが笑える。

 “旅先の 妻から電話 「ごみだしたぁ」”
晴れ 32℃ 暑い。

また食べ物の話。

2006年07月26日 | 四方山話

温泉津の登り窯
水がめ(ハンド)を作っている。写真をクリックしてください。隣の親父さんの写真です。

*****

 まだ梅雨明け宣言はなされてないけど、朝から夏の日差し、とにかく暑い。
やはりこう暑くなると、わがままなもので、寒いのがいいなどと話している自分がいる。

 何とかならない?
貰ったものだけど、少し手伝って!とイリコさんが、生わかめの冷凍したのを持ってきた。

「じゃぁ いつか向田邦子の本で読んだけど、わかめの炒め物して試してみようか?」

 オリジナル料理じゃないけど、作り方を書きます。
ざくぎりにした、わかめの水を切っておく。
フライパンにサラダ油とごま油を入れ熱くなったところへ、わかめを入れる。
ものすごい音がして、油がはね飛ぶ。
グラデェーターの映画じゃないけど、盾ように鍋蓋を構えてかぶせる。
手早くわかめを混ぜると、あっという間に翡翠色になる、しばらくして、鰹節をたっぷり入れて一息したらお醤油で味付け。

 イリコさんが喜んだ。お弁当にも入れるわ!
昨日またお弁当のおかずで喧嘩をしたらしい。「また?また手抜きで怒られたん?」
「季節がら、腐ったらまずいと思って、結構こう見えても気を使うのよ。どうしても隙間が埋まらないから、インスタントの“日清焼きそば”を入れていたら『食べる時みな引っ付いて固まりのまま持ち上がるからやめてくれ!』といったんよ。」
まったくあきれたイリコさんだね。

 お弁当といえば、オカカ海苔弁がおいしいし、大好きだ。
このお弁当にはちょっとした思い出があるんです。

 小学校の3年の頃、両親が友達数人と九州に旅行に行った。その旅先で母が急病になり突然小倉で入院手術をすることになり、3ヶ月ばかり、祖母と私たち3姉妹だけの生活を強いられたことがあった。

 遠足の日 祖母は朝早くからお弁当を作ってくれた。ゆで卵、キャラメル、ガムもあったかな?ゆで卵は腐りを気にしたのか、ゆですぎてお尻のところにちいさな青いあざが出来ていた。しかしゆで卵は子供の頃のイベントの大スターだった。
喜び勇んでお昼のお弁当をあけたら、友達はみんなおにぎり、海苔がまいてあったり、ごま塩がかかっていたりしてたのに、私のお弁当は、アルミのお弁当箱にご飯が入っていて、おかずに塩こぶと、竹輪の煮たのが入っていた。
ものすごく恥ずかしくて、祖母を恨んだ。母がいないことが悲しかった。

 はずかしながら、食べないとお腹がすくし、祖母に悪いからと食べ始めたら、これが美味しい。うん?なにこれ?
ご飯にオカカ、海苔がサンドになっていた。ものすごく美味しくて満足だった。
覚えていないけど、いやしんぼうの私のことだから多分、お弁当箱の角に口をつけてかき込んだのだと思う。いやそうに違いない。

 それからこのお弁当の病み付きになった。時々無性に食べたくなる。
美味しいご飯をお弁当箱の3分の1ほど入れる。そこに鰹節をお醤油で湿らせたものを薄く敷き、その上に焼き海苔を載せる。それを三回繰り返して白いご飯をうっすらと載せて終わり。
最近は、真ん中に白ねぎの刻んだのを、やはりお醤油で湿らせて、入れる時もあるが、これもまた美味しい。
夏ばてにはもってこいの海苔弁。
なんだか食べたくなってきたな。

晴れ 32℃

ベニスの商人をDVDで見る。

2006年07月26日 | 映画の事

ベニスの商人
監督・脚本:マイケル・ラドフォード/出演:アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジョセフ・ファインズ、リン・コリンズ/2004年、米、伊、ルクセンブルク、英

う~ん、アル・パチーノの一人舞台を見たと思えば最高の映画だと思う。
ベニスの風景は、重厚ですばらしく、シェークスピアを深く読んだことがなくても、元演劇部の端くれは、あらすじは大まかに知っていた。

1596年、貿易の中枢として栄える運河の街ヴェニス。無一文の情熱家バッサーニオ(ジョセフ・ファインズ・・恋に落ちたシェークスピアに出てた))は愛する人ポーシャ(リン・コリンズ)に求婚するため、友人アントーニオ(ジェレミー・アイアンズ・・ダイハード3の犯人)に資金援助を頼み込む。手持ちがない彼は宿敵の高利貸シャイロック(アル・パチーノ)から借金をするが、全財産を載せた船が難破し期日までに返済ができなくなり、裁判にかけられることに。シャイロックが借金返済の違約金代わりとしてアントーニオに要求したのが、「人肉一ポンド」。借金の何倍も金を積んでも許さないシャイロックは、証文通り心臓に近い肉一ポンドを要求するのだが・・・。
血を一滴も出さずに1ポンドの肉を取り出せといわれ、困ってしまうヴェニスの商人の話なのだ。

大岡裁きみたいで、シャイロックは悪者にされてしまったけど、私の贔屓のアルは、きちんと約束を守った善人じゃないかと思う。
それより何より、ユダヤ人はずーっと最初からキリスト教徒に迫害されてきたのだ。

契約書には肉だけと書いてあるから、血は持って行ってはいけない、それでシャイロックは全財産を失ってしまったんだけど、「肉を約束通り、1ポンド頂きます、血は契約にないからお返しいたします。」とは言えなかったのだろうか?一休さんのように・・とんちで返してほしいよね。
          

う~ん 久々に舞台を見ているようで景色も綺麗だったので、☆☆☆半です。


またまた私の独断と偏見でアル・パチーノ(私はアル中ですから。)の私の見た映画の評価です。

スケアクロウ                   ・・・☆☆☆
ゴットファーザー2                ・・・☆☆☆☆半
ゴットファーザー3                ・・・☆☆☆☆半
セルピコ                     ・・・☆☆☆
狼たちの午後                   ・・・☆☆☆半
恋のためらい/フランキーとジョニー        ・・・☆☆☆半
セント・オブ・ウーマン/夢の香り         ・・・☆☆☆☆半(お勧め。)
スカーフェイス                  ・・・☆☆☆半
喝采の陰で                    ・・・☆☆☆半
シー・オブ・ラブ                 ・・・☆☆☆半
カリートの道                   ・・・☆☆☆半
決別の街                     ・・・☆☆☆
天国の約束                    ・・・☆☆☆      
フェイク                     ・・・☆☆☆☆
ヒート                      ・・・☆☆☆☆
リチャードを探して                ・・・☆☆☆
ディアボロス/悪魔の扉               ・・・☆☆半 
インサイダー                   ・・・☆☆☆半
摩天楼を夢みて                  ・・・☆☆☆半
リクルート                    ・・・☆☆☆半     
ヴェニスの商人                  ・・・☆☆☆半

まだ見てないけどストックしてある作品(いずれ見ます。)
デック・トレイシー
レボリューション めぐり逢い

あくまでも私個人の独断と偏見ですから、お気に召さなくてもどうぞお許しを。