ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

<四月も終わりました。>

2008年04月30日 | 四方山話


雑草シリーズ・・・
芥子(けし)または虞美人草ともいう。ひなげしとも・・
♪ おかのうえ ひなげしの花が~・・

 この花の名前の由来は 項羽(こうう)と劉邦(りゅうほう)の 最期の戦いのとき、項羽は愛する虞妃(ぐき)と ともに劉邦の大軍にまわりを包囲された。
項羽は別れの宴を開いてから最後の出撃をし、虞妃も自刃して殉じたが、彼女のお墓にヒナゲシの美しい花が咲いた。 そのため人々はこの花を「虞美人草(ぐびじんそう)」と呼んだ。

 そしてまた、夏目漱石の小説に「虞美人草」がある。漱石が新しい小説のタイトル名を決めあぐねていたときに、街角の花屋さんで見た「虞美人草」の名に”おっ、いい名前、 これにしよう”ということで 名づけた、ということらい。
とこれも浅学非才な私の知識ではなくて(わかっている?)調べました。
エヘヘ・・

しかしいずれにしても、これらの花は梅雨に入る前、保険所の職員に刈り取られてしまう運命なのだ。
アヘンや、覚せい剤の材料になるらしいから。

芥子は ポピーとかアマポーラとかコクリコとか様々な呼び名があって、そのどれもが他の花の名前にはないような、どことなしに詩的な感じがするけど、やはり、この花の中には幻覚を見せる力を持つものがあるからなのかなと思う。


さて。
四月も終わった。
私にとってまたしてもいい月ではなかった。けど、みんとちゃんが喫茶店をオープンしたというニュースは、固まった心を溶かしてくれたけど。

それで、今日またしてもガソリン税などの暫定税率を復活させるということで、田舎のガソリンスタンドもすでに長蛇の列が出来ている有様。
更に追い打ちをかけるように、5月12日以降に再可決が必要となる道路整備財源特別法案も成立させるという。
 衆院の3分の2の勢力を背景に「60日ルール」に基づく「みなし否決」を適用する力の政治なんだって!
保守王国山口の補欠選挙の結果を全く無視しての再可決は「権力の乱発」だ。
何のための民意なのか、考えてほしい。

だいたい、みなし法案だの、おもいやり予算だの、暫定税率だの、ゆとり教育だの、これらの枕言葉さえも曖昧で私は気に入らない。

 この前総理が国民に約束した、来年度からの道路特定財源の一般財源化だって、総理が後退したら、きっと空手形だと思う、だって安倍総理の時の年金未払いの期限だって、空手形なんだもの。
我々国民は、政府や党の方針が正式手続きを経ないまま反古にされた場面をたびたび見せつけられてきた。大体あのダイダイのようにボチボチ顔の某議員や、ふてくされ顔の某議員のような道路族が黙っているわけない。

 明日から何でもガソリンがリッター当り、160円台になるらしい。
何を信じて、何を目標に、何を楽しみに生きていけばいいのか、誰かこの半ボケのそのちゃんに教えてほしい。

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晴れ 25℃

<“木馬経由みんと”一号のお客様>

2008年04月29日 | 木馬の事


 世の中ゴールデンウィークに突入しているというのに、暇な木馬に年中へばりついている私には、ピンとこないというか、関係ないというか。こういうことだから1年が経つのが早くて、「きっと地球は自転が狂ってきて昔より一日が早いんだよ」と本気で考えるようになり、大顰蹙をかっている私です。
ところで今日は何の日?え?天皇誕生日?違う?みどりの日?違う?昭和の日?そうなんだって!

 そんな今日、外を見ても店の中を見渡してもガラーンとして、なんだか時間が止まったような、子供の頃よく遊んだ双六で一回お休みのようなそんな気分になり、またまた新川界隈をカメラ片手にポクポクと散歩。

 ついこの前まで雑草って目の仇のように、ふんずけたり、除草剤をまいたり、と厄介者のように苛めていたが、カメラを持つようになり、その物言わぬ小さな命が、人間社会に邪険にされても、虐げられてもたくみに適応して生き続けている姿を見るにつけ、少しばかり見直すようになり、そうすると違った美しさに気付くようになったのです。

今日は黄色の花です。
左は蛇イチゴ、名前は恐いが、立ち枯れた雑草の中に芽生えた緑に囲まれていると、まるで森のお姫様のように可憐に見えた。そのうち赤い可愛い実をつけるのだ。
右はマツヨイグサ、そうそうあの月見草の仲間で、太宰が冨獄百景で書いていた「冨士には月見草が似合う」の花でもあり、竹久夢二が詠った「宵待草」の仲間だ。
儚い命で朝綺麗に咲いていても 夕方にはオレンジ色に変色して萎んでしまう。
それだからだろうか、寂しい印象を人に与える花なんだなぁと思う。

 話はコロッと変わるけど・・
木馬の過っての仲間が 姫路で喫茶店をオープンした話は前に書いた。

 夕べの事、月一の割合で姫路から営業にこられるY田さん、顔はいかついし言葉は播州弁でおまけに早口でよく聞き取れないけど、江津に数ある喫茶店の中で木馬を選んでくれて、そしていつもお土産持参できてくれることには感謝している。
そのY田さん、私に何時ものように「一人暮らしは寂しかろう。いい人を早く見つけたら?」と決してもてないんじゃなくて身持ちが硬い私をそそのかす。
「もうこの年になったら、再婚するなら絶対にお金持じゃないと私が心からお世話できないよ、そんな人が姫路にいたら探してください。」

そんなバカ話をしていたらふと、「みんと」の事思い出した。
「そうそう 姫路に帰ったらここに行ってくれる?」と地図を見せた。
「ここ?あ知ってるよ、会社からの近いよ。」
そんな話で「じゃ気をつけて帰ってね、また来月お待ちしてます。」
で別れた。

今日の午後 「もしもし ママさん、いろいろありがとうございます。」なんとみんとちゃんの声。
木馬経由ーみんと お客第一号でした。

もう 伝書鳩みたいなお方。

みんとちゃん、Y田さん人は悪くないんだけど、シモネタが大好きだから、適当にお話してくださいね。

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晴れ 22℃

<頑張る力の源>

2008年04月28日 | 私ごと


 久しぶりの休日の日曜日の事。
爽やか、春霞、(黄砂かもしれないけど・・)冬物全部しまった。もう寒くなっても知らん、衣装ケースの中にナフタリン入れて今年の冬物はおねんね。また秋にね・・・

この衣替えの半端な季節は諦めが肝心、というわけで半袖のセーターで仕事していたら、朝一に暇なトンボがやって来て、「寒いねぇ、なんで半袖なん?バカじゃない、あんたはもう年寄りなんだけ、季節の先取りは似合わん、年寄りの冷や水だよ。」

 さて、冒頭の写真に戻ります。
昨日の午後から、新緑めぐりに 山菜とり、に行こうとサンコー一家のお誘いを受けて、出かけることに・・
この写真は、三隅町岡見の「原田庭園」です。(写真をクリックしてみてくださいね。)

オーナーの原田さんという方が、自分の畑や山を開墾して、四季を通じて楽しめるように花や ツツジや紅葉が植えられていた。
仄かにあたりに漂う甘ーい香りとともに、色とりどりの新芽が心を癒してくれる。
ポピー、ひなげし、チューリップ、山吹、こでまり、ハーブ等々。

花を楽しんだ後、山菜取りに行く途中、いとも哀れな包帯ぐるぐる巻きの 海老谷桜に出くわした。(写真をクリックして下さいね。)
この前新聞に出ていたけど、この山桜(樹齢350年)が開花を前にして折れたらしい、近所の方々の悲しみは相当なものだったらしくて、皆涙を流しいた。
しかし樹医さんの力で何とか残りの枝に花を咲かせたらしい。

このような事があるから、人々は暮しを持続できるのだ。
色々な雑事におわれて、人間関係や、仕事、家庭、様々なことに一喜一憂し、おろおろしながら時にすべてを投げ出したくなるような時、暮らしの中心にあるものではないけれど、ふと周りを見渡してみる。しっかりせねばと反対に励まされるのはこのような持続する力で頑張っている自然だと思う。

 昨日の新聞になんと、樹齢一万年の針葉樹の写真が出ていた。(スェーデンの木)
私が自然の営みに引かれるのは そういった一過性で終わるものではなくて、このようにこの地球がある限り永遠に持続できるという力強さを感じるからで、その持続の励みになるような何かが 人には必要なのだと思う。

 先日新聞の落合恵子さんのエッセイに池波正太郎の文章の一説を引っ張り出して生きがいについて書いていたが、私もこのエッセイ集を持っているので開けてみた。(今日は、引用文ばかりですいません。)

………………人間という生きものは、苦悩、悲嘆、絶望のさなかにあっても、そこへ熱い味噌汁が出てきて一口すすりこみ、「あ、うまい」と感じる時、我知らず微笑が浮かび、生きがいを覚えるように出来ている。大事なのは人間のからだに備わった、その感覚を存続させていく事だと思う。(日曜日の万年筆から・・)

この“味噌汁”にあたるものは、人それぞれ違うと思うが、私は自然の移り変わりや、宇宙の神秘、そのようなものに思いを馳せながら、大きく深呼吸する。
そうすると、今世の中に起こっている些細な争いごとが実にあほらしくなってくるから不思議だ。
かけがえのない地球、それを支える自然、大事にしなくちゃ・・・私の味噌汁だから。

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晴れ 20℃

久世光彦を読む。

2008年04月27日 | 本の事
 久世光彦に凝っている。
でもこの本は獅子文六の「悦ちゃん」だ。我が家の本棚から埃をはたきながら引っ張り出して再読した。なぜかと言うとそれは後で書くことにして、獅子文六といえば、「娘と私」
これはNHKの連続テレビ小説の第一回作品で有名だった。
昭和の30年代のユーモア作家だったらしい。漫才コンビの獅子てんや、瀬戸わんやもここから来たんだよね。

でこの小説面白い、テンポがいい、あっという間に読んでしまった。



  <飲食男女・・・おいしい女たち> 
 食べることは色っぽい。味わうという言葉も、口に合わないという言い方も、考えてみれば男と女の味がする…。湯豆腐、苺ジャム、蕎麦、桃、とろろ芋、お汁粉、煮凝、ビスケット、無花果、おでん。食べもののある風景からたちのぼる、遠い日の女たちの記憶。ひたむきで、みだらで、どこか切ない19の掌篇集。

食べもののある風景から立ちのぼる、遠い日の女たちの記憶なのだけど、副題が示す「おいしい女たち」とは、まさに久世さんが作家になるために少なからず関係があったというか、血となり、肉となった「食物」ではないか、すると久世さんって意外に女好きだったのだなぁ。
で、その中に「悦っちゃんのジャム」と言う編があった。
悦ちゃんと言う女の子は自分も何人も知っているが、みな寂しそうで、そして色っぽい印象があると。
ところが獅子文六の「悦ちゃん」はいつも明るくお茶目で、くりくり目でだから悦ちゃんの周りはいつも明るかったと。でこの本もついでに読んでみたというわけなのだ。
う~ん この短編集は面白い。「真夜中の饗宴」と言うのもなんだか江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」を思い出してしまった。

 <内田百聞先生 月を踏む>
 主人公である内田百間が、お話の中の出来事から連想した夢を題材に架空の百間小説(ややこしいな)を書く、という主題を軸に物語は展開する。 内田百聞は、玄関の外の柱に、「世の中に人の来るこそうるさかれ、とはいうもののお前ではなし」と言う狂歌を張っていたとか、先日の命日の日に新聞に書いてあった。
この作品は遺作らしくて、最後は未完になっている。

『大丈夫』という編では、木蓮の花がポトリと落ちたのが、音でわかった。椿よりも湿って重たげな音だった。大丈夫かなと思う、何が大丈夫なのか自分でも解せないが、ふと不安になって音のした方を振り返ってみる。何かにつけて大丈夫かな、と思うようになった。
ここらあたりを読むと、なんだか自分の先がわかっていたのじゃないかと思うのだが・・・。

映画少年 文学少年 だった久世さん、久世さんの美しい日本語の美しい文章で、
昭和という時代や優れた文学や映画について知ることができる、貴重な本でもある。

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今週の頂き物のお料理(写真をクリックしてくださいね。)

2008年04月26日 | 料理

  

  

  

 今週は筍料理に明け暮れました。

① 筍ご飯のオムライス

② 蕗の葉っぱの佃煮

③ 蕗の煮物

④ 鯛のお刺身

⑤ 筍 その他の野菜の炒り鳥

⑥ サーモンの漬け丼

⑦ 筍の天麩羅

⑧ 鯛の煮付け

⑨ 筍チャーハン

⑩ 筍チャンポン

以上です。

筍は油との相性がいいし、煮物にしてもいいし、旬の今、色々と挑戦してみると面白いですね。

 


春なのに暗い話題ばかり

2008年04月25日 | 四方山話
  <新川春の雑草シリーズ>

淡く芽吹いた草むらの中で、ひときわ目立つ赤紫の蕾 アザミだ。
早速愛読書の「食べられる山野草」で調べてみた。
見てくれとは反対に食べられるらしい。今度試してみようーっと。

あざみ野の名は、早渕川沿いにその「あざみ」の花が咲いていた事に
由来しているとか。花言葉は「独立、厳格」。うんなんとなくわかるよね、たくましく咲いている。
でもどうしてあのように棘に囲まれているのだろう、牛やヤギや、馬や羊たちに食べられないように自ら身を守っているのだろうか?


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 偶然 今日の新聞にはお金に関する不正の話題が3件出ていた。

★ 城県の国保連合の元主任が、過去3年間に約10億円、十億円だって、しばらく札束を見た事がないので、想像がつかないが、3年間でこの金額を使おうと思えば、一体一日いくら使えばこうなるの?
お金に追い回される生活だったんだろうか?信じられない。

★ 金もないのに豪華挙式と題して、挙式費用を支払う意志も費用もないくせに、豪華ホテルで結婚式を挙げ、スイートルームに泊まったとして北海道の無職の男が逮捕された。80万円の挙式と宿泊がセットになったプランを払わずに式をあげて騙したらしい。 

★ 野村證券の中国人社員がインサイダー取引で逮捕された。
重要情報が集まる「奥の院」と呼ばれる部署にいる人間がインサイダー取引に手を染めれば、まさにこれこそ「濡れ手に粟」だよね。

 「金があるものは金があるために不正な事をし、金のないものは金がないために不正な事をする。」とは武者小路実篤の言葉らしいが、お金とはいつの時代も人を惑わすもの。
あぁ 宝くじでも当たらないかなぁ~・・

そうそう 今日の新聞に先日の「チューリップ切り男」の写真が出ていたが、これだけはっきり写っていたら絶対に捕まるのも時間の問題だよね。

何もかも値上がりラッシュのご時世、せめて季節の花により人の暮らしを少しでも気持の良いものにしようとしてきた、日本人の心遣い、「花を愛でるのが国民の文化の高さ」だといつだか新聞に書いてあったが、それさえも崩れてきたのか、いつから日本人の心根は こんなにゆとりがなくなったのか、犯人が見つかったら傘の柄で頭叩いてやりたい。

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晴れ 16℃

<喫茶「みんと」オープンおめでとう!>

2008年04月24日 | 木馬の事
 裏の路地の角っこは、お寿司屋さんだ。
近くまでいくと、換気扇から酢と煮魚の混じったとても美味しい匂いがもれてくる。
ここを通ると、ツバを飲み込む私です。

その「うえの寿司」の裏庭で見つけた「木苺」の花です。
淡い緑の芽吹きの中に純白の帽子の庇のような花びらを広げた花に、ミツバチが蜜を吸っていた。

 花畑や野の春は、まだ形や色の定まらない草木の、生命そのものの明るさに満ち溢れているように見え、キラキラと息吹が輝き光っていて、新鮮な柔らかい色に見えた。

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 過って木馬がとても繁盛していたころ、一緒に頑張ってくれてたスタッフのミントちゃんから葉書が届いたのは、フェーン現象で蒸し暑い昨日の午後だった。

な、な、なんと、ミントちゃんが、喫茶店をオープンしたという葉書だった。

『夢を実現する事が出来ました。木馬の経験がすごく役に立っています。』と書いてあった。
うれしい、ここのところいい事がなくてしょんぼりしていた昨今、こんなうれしい便りはない。

聡明で美人でそして誰にも優しく、愛想もよく非の打ち所のない女性だった。
この木馬でステキな伴侶に出会い、幸せな結婚生活を送り、息子さんも大学生になり、きっと家族の協力で夢が実現したのだと思う。

頑張ってほしい、私が衰退しそうだから余計にそう思う。

このブログを見てくださってる全国の皆様、姫路にいかれましたら、是非にも
左記の地図にあります、「喫茶 みんと」にお立ち寄りください。
 「ブレンド日記を見てきました。」と言ってくだされば、きっと知的なママさん(私じゃありませんよ。)の笑顔が違うと思います。ただにはなりませんよ、きっと。

なんか今日はうれしいニュースで、少し重い心が軽くなったような気がします。
私はこういう風に 自分とかかわった多くの方々が本当に素晴らしい生き方を見つけてくださったと言う事が、全く偉そうですが、自分が生きてきた証のような気がして、とてもうれしいんです。
ミントちゃんありがとう、そしてこれからのご発展を心よりお祈りいたします。
身体に充分気をつけて、頑張ってくださいね。

私もいつか そのお店に行ってみたいです。

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曇り のち晴れ 15℃

裁判員制度

2008年04月23日 | 四方山話
やはり 新川沿いで見つけた、キンポウゲ(金鳳花)
キツネノボタンだとばかり思っていたけど、調べてみたら少し違っていたような。
でも似てる。
この花は毒成分があるらしいが、毒がある花は綺麗だと思う。(写真をクリックして下さいね。)

この時は まだ日が高かったので強い光沢を放って輝いていた。
花の色は傾きかけた春の陽光を映し、なんだか少し優しくみえたので、思わずシャッターを。(写真をクリックして下さいね。)


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 さて。
なんとも観るも聞くもかわいそうな事件
昨日の山口県光市の母子殺害、差し戻し控訴審の死刑判決で、今日の新聞は、ほとんどが少年法事件の死刑の適応基準に大きな影響を与えるだろうと、いう事に記字を割いていたような。
単純思考回路の私には 何がよくて何が悪い判決なのかさっぱりわからないが、それにしても被害者の本村さん、しっかりしているなぁ。
よくあのように大勢のマスコミの前で、冷静に理路整然と自分の意見を述べられるなぁと改めて感心した。
そして来年から始まる裁判員制度に影響を与えるだろうとも書いてあった。
この制度といい、後期高齢者の制度といい、いつ国会で審議されたのか全然わからないまま成立して(私がぼんやりしていたのか・・)、そしてどちらも有無を言わせぬところが腹立たしいが、来年から適応されるらしい。

裁判員制度、う~ん この制度、反対とか賛成とかの前に私は失格者だとの自信がある。

裁判員に選ばれないという保証はない、それは公職選挙人名簿から「無作為抽出」されるらしいからだ。そして断る事は出来ない、一定の理由なくして断ると10万円の違反金を科せられるという。「なーんだ安いものだ」という人もいるかもしれないけど、私はお金はない。
しぶしぶ引き受ける。その時の日当は国民の義務だからということで、安いらしい、でもそれより何より店を休まなくてはならない。私とお話をしに来てくれるお客さんに、迷惑が掛かる。(え?そんな奇特な人はいない? います!ねぇ・・)

 ところが私が一番この制度にむいてないと膝を叩いて言えることは、「守秘義務」だと思う。
裁判の内容を、他人に喋ってはならないというところ。
私は絶対に、次の日にこのブログに書いていると思う、なんせ、毎日のネタ探しに頭を痛めているんだから。自慢じゃないが喋る自信がある。

 人を裁くと言う資格云々より、この秘密を守る資格がない。
で何故喋りたくなるのか?って、そりゃ他人事で、自分に関係のない、無関係の事件だからですよ。多分口がむずむずして、その誘惑に負けて 口角泡を飛ばして自慢げに話しているだろう。

そうそうもう1つ。
犯人がハンサムや自分の好みだったら、甘く裁定をする。「更正の可能性を信じます」とかなんとかいってね。

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曇り 22℃ 生暖かい一日だった。

聖火リレーの件

2008年04月22日 | 四方山話
久々に晴れた新川沿いを夕方歩いてみた。
ここにきてやっとホホをなぜる風が柔らかく優しくなってきた。
川土手の反対側に 紫のカーペットを敷き詰めたような小さな花を見つける。地にはって咲いているように見えるたけど調べてみたら ムラサキゴケソウなのか、それともトキワハゼなのかよくわからない。

小さいけれどとても個性的、やはり野に置け蓮華草、そっと遠くから見つけて楽しみたい花だと思った。

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 イベント大好き人間の私。
北京オリンピックの聖火リレーがこんなにも世界中の注目を浴びた事があっただろうか?私はメルボルンオリンピックから記憶にあるが、近代オリンピックの歴史で初めてじゃないのだろうか。

聖火リレーがいよいよ近づいて来たけど、出発点変更など混乱を極めていて、平和の象徴どころか、季節外れの台風上陸みたいなのだよね。
この前中国のマラソン五輪コースで男女50人で行なわれたマラソンでも、ユニホームが真っ黒だったと新聞に書いてあった。

あの国ってどうして反省とか申し訳ないとかの言葉がないんだろうか。
青いジャージの聖火防衛隊の伴走を認めるように要求しているとか。
当日の機動隊やパトカーの費用はどこから出るんだろうね。そもそも聖火リレーにかかる費用ってどのくらいなんだろうか?

私は思う。
中国のエゴのために使うお金があるのなら高齢者の医療のために使ってほしいと。
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晴れ 20℃