ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

三月も終わりました。

2009年03月31日 | 四方山話
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花冷えの日々が続いていて 桜も開くのを少し足踏みしている。
私は今年こそ、この場所で桜吹雪の中に立ってみたい、とかねがね願っているので、これからもちょくちょく咲き具合を覗く覚悟でいる場所。ここは本町駅です。

第一回目のチェックの昨日は、ちょうどタイミングよく三江線が走っていた。長閑でしょう?
私は子供たちが小さい頃家族で このローカル線で江の川の四季を楽しみました。
これからの季節 江川沿線の自然を楽しみながらの三次までのローカル線の旅は、自然いっぱいで、すばらしいですよ。時間と余裕のある方は是非どうぞ・・

 さて。
早いものです。3月も終わりました。
「3月の風と4月の雨が5月の花を連れていくる。」とは英語のことわざらしいが、本当に風が吹きまくった3月だったような・・
この爆風(春疾風)にあおられたフェデラル・エクスプレスの貨物機が、成田空港で着陸に失敗し炎上した映像には驚いた。だって私東京に行く時はほとんど飛行機なんだもん 怖いわ!

この月も いろいろなことがあり そのつど気についたことを思うままに書いてきたけど、最後になって「北朝鮮ミサイル破壊命令」関連の記事が新聞を賑わしていた。
いったいなぜ今、どういう狙いでこんなわけのわからないど派手な暴走を・・・
諸説あるでしょうが、やはり私はよくわからない。
だってこんなことしても自分で自う分の首を絞めるようなものだということが、わからないほど、あの国のえらい人は自暴自棄になっているのだろうか?

私、ミサイルというものがどんなものなのかよく理解できていない。
あの国の方はこれは人工衛星だと言っているんでしょう?

ミサイルという物のその種類、構造、威力、等々具体的な知識が全くない。
たしか、映画の「今そこにある危機」・・ハリソンフォードね、で南米の麻薬王の車を爆破する時ミサイル攻撃していたと思うんだけど、戦争レベルの兵器なんでしょう。
もし誤って日本のどこかにこのミサイルなるものが着弾したら、どの程度の被害が出るんだろう。核弾頭など付いていたらそりゃ大変だけど、そうでなかった場合、地震で言うと、マグニチュードいくらくらいなんだろう・・
そんなレベルじゃ計れないほどのものなのなら、今から気持ちの準備をしてそして身辺整理をしておかなくちゃだから。

しかしいつだか週刊誌に書いてあったけど、ドクター中松の「ブーメラン作戦」はどうなったんだろうね。期待していたんだけど。
すなわちテポドンが発射されたら、それをいちいち迎撃するには無理がある。
それよりもコンピューターの操作で飛んできたテポドンをUターンさせればいい、お帰り願うこの作戦、私はドクター中松先生なら絶対に出来ると信じていたのだけど、まだ開発途中なのかな?

花であふれる4月はいいことあればいいなぁ・・ 

写真のおまけです。(写真はクリックですべて大きくなります。)

 

晴れ 朝4℃ 午後15℃

「暴雪圏」・・・佐々木譲著 (新潮社)を読む

2009年03月30日 | 本の事
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最近 本とか、映画とかのことが多いですね。
暇にまかせて読んだり見たりしていますので、忘れたら大変という事で、大目に見てやってください。

そして今日は記事の前に 今から私のパソコンクン、一日入院します。
別に病気になったわけではないのですが、ウイルスバスターをインストールしてもらうのです。自分でしろ!なんて言わないでください。今の所怖いものは見当たらない私ですが、ウイルスと聞いただけで脅えあがってしまって手が動かなくなるのです。

このパソコンクン購入時にサービスで付いていたMCAFEEの期限があと5日ということで、ディスプレイの右隅に「更新期限迫る!」とうるさく何度も何度も顔を出すのです。
考えてみたら無料で使っていたのだからしかたないか~・・・

そんなわけで この前サンコーさんが購入して「一家のパソコンに三台までOK」というふれこみの「TM-VB09-03」というのを借りてインストールしてもらいます。
これで3年間怖ーいウイルスから保護されるとか。

すぐできると思ったら 少しあずからせてほしいとのこと。
なんでも本当は、購入者と同じ家のパソコンが対象らしいのですが、「家族のようなもの、似てますでしょう?」と例によって得意の恫喝をしたら、しぶしぶ苦笑いしながら引き受けてくれました。
同じしてくれるのなら最初からゴチャゴチャ言うな!ですよね。

「あんたのそういう よくいえばチャッカリ 悪くいえば人に頼る性格といおうか、なんでもただなら飛びつく性格といおうか、そういう抜け目のない生き方が好きよ。」と自分のことは棚に上げてトンボに笑われましけど・・

というわけで今から行ってきます。

今日の記事は↓よろしく!


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 やはり年齢からくるものなのだろう。
どうも最近のベストセラー作家のサスペンス、面白いんだけど、心にズーンと来ない。
時代についていけないんだろうか?
時代だの、世の中だのと いつもえらそいうに言うけど、作家が優れた感性の持ち主であったなら、どこかでその「時代」の核心をついたものになるんじゃないかと思う。

「あんたは古いんよ、何もかも。その時代の流行作家の空気を読まんにゃ」とトンボにせせら笑われるが、再読しようと思わないものね。
読み終わったとき本の最後のぺージを閉じるのがもったいないような小説に巡り合わないもの。
というわけですが この本もトンボから略奪した本です。 最初のうちはぐいぐいと引き込まれていった。

簡単なストーリーは、北海道東部を何年ぶりかという爆弾低気圧の雪嵐が襲う。
帯広へ向かう道筋に建つペンション[グリーンルーフ]に奇しくも吹き寄せられるように飛び込み、そのまま大雪で閉じ込められてしまったのは、強盗殺人犯の若い男、出会い系サイトで知り合った男に脅されて呼び出された人妻、会社の金を持ち逃げする途中の中年男、家出してきた少女と通りがかりに彼女を助けた配達トラックの青年という訳ありの人々。そして、ペンション経営者の夫婦と予約客の初老夫婦。
たった一昼夜の出来事なのだ。

複数の難解なストーリーが次第、次第に関連性を持ちそして混乱を大きくするという展開なのだ。
いやいや。うん、こりゃ面白い。全く無関係に見える事件、人物たちが次第に繋がる。そのまとめ方がなんともスムーズだこと。

終盤までは テンポもよく、ハラハラドキドキ、次はどうなるの?早く、早くと気も焦る。

しかしあえて難を言わせてもらうと、あれだけ盛り上げて読ませてくれたわりには、落ちというか、(落語じゃない?)ラストがあまりにもあっさりで、いったい何だったん、とむしろ高まった期待がしぼんでしまったような、そんな気がして、作者が力つきたぁ という感じがするのだ。

 昔松本清張が流行作家になりすぎて、次から次へと本を書き 終り方に欲求不満が残ったことがあったが やはり最後つじつま合わせは難しいんだろうね。
特に読者に満足いくように終わらせるのは・・

たまたま 早くブックレビューを書かなくては忘れてしまうと思っていたら、昨日の山陰中央新聞の「本を語る」のコーナーにこの本の作者が出ていた。
「ヒーローが派手に活躍する小説は苦手で・・」うん?そうなんだ。
「弱い人間がぎりぎりの場面で見せる意地を描くのもエンターテイメントです。」
ふうむ、なーるほど・・・
それでヒーロの刑事さん、最後のいいところで目立たなかったのですね。

しかしお言葉ですが佐々木さん、この小説のヒーローは爆弾豪雪暴風雪でしょう。
随分と派手に暴れていましたけど・・

どちらかというと面白かった部類に入ります。
暇のある方はどうぞ・・

晴れ 風は冷たい。 12℃

千円均一

2009年03月29日 | 四方山話
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 春は名のみで風は冷たい。それと同じように世の景気風も冷たい。

そんな折り 追加景気対策の目玉であるとして 昨日(28日)から、土日祝日に限り、ETC限定車限定の高速道路が全国どこまで行っても一律1000円の値下げがはじまった。テレビでやれどこそこが何キロの渋滞とか、やれどこそこのパーキングエリアでは、仮設トイレまで用意しただの、食事時にお客が殺到するので、何食分いつもより増やしただの、騒いでいるので江津道路入口に行ってみた。

ご覧のようにすごい停滞?していない。たまに車が来ると「チケットをお取りください。」の音声がこだまする。ETCが付いていない車もまだ走っているんだぁ。なんか差別されているような気がする。

いくら「どこまで行っても千円だからお休みは遊びに行きなさい!」ってお上から言われたってあんた、リストラされたり、自分の働いてる会社が倒産したり、息子が内定取り消しされたりそんな暗い話ばかりじゃ 出かける気にもなれないよ。
これって民主党が政権取ったら高速道路を無料化にするという政策に対抗して、政府が経済対策を表看板に打ち出した 二年間限定の、ETC搭載車限定の対抗策なんでしょう。

でも、ま人が動けば多少なりとも金は動く、景気対策の火種になるかもしれない。しかしですよ、温室効果ガスの排出量もそれに正比例して増える。
地球温暖化防止を掲げている政府の対策に逆行していると思いませんか?CO2削減目標は達成できるんだろうか?
ううむ、なんか矛盾している。

そして、そして どうして現金はいけないの?
お金を渡すと時間がかかり停滞するから?
なら、1000のハイウエイカードを購入して、降りるとき渡せばそんなに混乱はないと思う。
江津道路入口見てもわかるように ETCのゲートのほうが数が少ない。
全国どこも現金ゲートの数が多いと思う。

こういう おかしなつじつまの合わないやり方は すべて天下りの救済措置なんだ!!
そして必ず近いうちに行われる選挙対策なんだ!!

一番助けてほしい 平日に仕事で車を使う人には何の恩恵もない。
どうも納得がいかない私です。

天下りのお役人を助けるためとか 地球温暖化防止に逆行するとかの ETCなんか絶対に購入しないぞ。
と分かっている。このブログでも何度も書いた。 

分かっているんです。
でも(言い訳ばかり・・)今回のような付け焼刃的緊急対策政策って この前の定額給付金と同じように、バカにするな!国民はそこまで落ちぶれてないぞ!と叫びつつも くれるもになら貰わにゃ損だし、高速道路だって何千円もかかっていたのが千円均一ならETCつけなくちゃ損だしだし。悲しいかなこういう馬の鼻先にぶら下げた人参政策をガンとして撥ね退けることができない私の心の弱さにも納得いかない。
トンボのことなど言えた義理じゃない、せせこましい小さい人間よ私も・・

ETCとは(ノンストップ自動料金収受システム)、というらしいけど、英語に弱いわたしゃE加減に、TれるとこからとってCらんぷりシステムと思ってたわ。

曇り時々薄晴れ 12℃

今週の頂き物の料理(写真をクリックしてくださいね。)

2009年03月28日 | 料理
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 今週も頂き物の料理です。
これいっぺんに食べるんじゃないですよ。一週間分です。よくよく考えたら質素ですよね。一日一品ですもの。

      

① 若竹煮               ② 大根と豚の塩コブ炒め     ③ ネギと炒り子のかき揚げ


    

④ サーモンの漬け丼         ⑤ 酢豚              ⑥ タケノコご飯


    

⑦ ネギのぬた          ⑧ 焼き豆腐鶏肉のすき焼き風  ⑨ タケノコと高菜の煮しめ 



    

⑩ 鯖のおろし煮          ⑪  鯖の竜田揚げ        ⑫ 豚巻きネギの煮物


 忘れないうちにレシピを・・

② 大根と豚の塩コブ炒め  
これは簡単ですから 是非作ってみてくださいね。
大根、人参、豚バラ肉 を千切りにして ゴマ油で炒めます。
しんなりしてきたら塩コブの佃煮を入れます。味はそれだけ・・
ね、簡単でしょう。

⑧ 焼き豆腐鶏肉のすき焼き風
すき焼きの割したを出汁で半々に割る。
その中に焼き豆腐、鶏肉、を入れてくつくつと煮る。
鶏肉に火が通ったらネギを入れてもう一度煮る。上からとき卵でとじる。

⑩ 鯖のおろし煮  
鯖のキンキンン光っているのを見つけたら、どんな料理にしてもおいしい。
けどこの鯖は少しこぶりだったので、煮付けてみました。
三枚に下ろした鯖は中骨を丁寧に抜く。
身をそぎ切りにして、これに片栗粉をつける。
フライパンに油をひき、両面を色よく焼く。
お鍋にめんつゆと出汁で割ったものにお酒、みりん少々を煮たせる。
この中に先ほどの鯖を入れて中火で2~3分煮込む。
ここのにすりおろした大根の水気を切って混ぜ合わせて 出来上がり・・

⑪  鯖の竜田揚げ 
やはり三枚に下ろした鯖を、形見を三等分のそぎ切りにする。
そして皮のほうに×の切れ目を入れる。
この切り身にお酒、醤油、生姜の搾り汁をまぶし下味をつけておく。
30分くらい漬け置いたら、汁けを軽く拭いて片栗粉を全体にまぶす。
次に油の中温でキツネ色になるまでからりと揚げる。
今日はおろしポン酢で食べてみました。
外の皮はパリ、中身はジュワ、とても美味しいです。

以上です。

晴れ 12℃

今週の頂き物 79番目~83番目

2009年03月28日 | 頂き物
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シイタケ、こんにゃく、パセリ、タケノコ、ワケギ 

春待ちカメラ散歩

2009年03月27日 | 四方山話
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 風は冷たい。
防寒着を着ないで外に出ると セーターの網目から冷たい風が肌を刺す。
そんな昨日の午後。雲の切れ間を縫って、ちょっとそこらにカメラ散歩に出かけてみたのだけど・・

 

 桜はまだまだのようだけど、菜の花は満開 モクレンはもう散り始め。
菜の花だって お!咲いているな、そう思ったらあっという間に新川中須一面に広がっているし、モクレンだってその花の咲っぷりにはいつも圧倒されてしまう。
立て長で両手を合わせてふくらましたような形の 真白なつぼみが膨らんできて、そろそろかな、で油断をしていたら次に見た時にはもう一気に咲いている。季節を先取りするように、少し暖かくなると 天に向かって我先にと競って咲く。
隣の親父さんちのモクレンは もう花が落ちかけていた。

 

大好きなハナニラ、春になると至る所に群生しているのを見かけるようになったが 花の形がアッツ桜に似ているような気がする。
そしてヒメウズ、花も小さくて目立たないが、清楚である。花弁に見えるのは顎片で長さ5-6mm。中心部にある花弁も5枚で、おしべを取り囲むように配列されており、長さ2.5mm。(植物図鑑に書いてありました。)ほんのりと薄紫色を帯びていて、ホントに可愛い花、下をむいてはにかむ様に咲いているところも控えめでいいよね。

 

スミレかな?と思ったらどうも葉っぱが違う。調べてみたら、ムラサキギゴケ、芽吹きだした雑草の中に這うように咲いている。
そしてカラスノエンドウ。子供の頃一番親しかった雑草かもしれない。これで笛を作って遊んだ。小さなエンドウ豆の片方を開き、中の小さな豆をこさぎ取る。次に両端を少しちぎって笛のように吹くとピーピーとなる。別名ピーピーマメともいった。
これ天麩羅にするとい美味しいです。(試食済み)

  

今足もとにいっぱい咲いているのは「仏の座」
たしかにその葉っぱは仏様の座る「蓮華座」のよう。その上にちょこなんと咲く薄紫色の花も、よく見ると不思議なカタチをしている。
ちなみに七草の「ホトケノザ」は、これとは別物。あちらは本当は「田平子」というキク科の花で、別名をホトケノザというのだそう。名前の本家はこちらなんだろうね。
で次の写真の花もホトケノザの色違いかと思っていたら、違うみたい。調べてみたらヒメオドリコソウとか。
赤シソのような葉、摘んで匂いを嗅いでみたけどシソの匂いはしなかった。

とまぁ 道端の草花を撮ってみたのだけど、それにしても春の草花を撮るのはホント難しい。まだまだ頼りなく細い茎が春風になぶられて、ちっともじっとしていないんだもん。
それでも隙を狙って撮ろうとしても、いやいやをするかのように首を横に振るし、あとでパソコンに入れてみてもみーんなピンボケ。連写でやっと何とか見れるのをアップ。

ううむ。これって 自分のカメラ技術のなさを棚に上げて言い訳しているように聞こえるかな?。

晴れのち曇り 時々雨  11℃

ちょっといい話

2009年03月26日 | 四方山話
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 「自然は春に於いてまさしく慈母なり」そして「人は自然と融け合ひ、自然の懐に抱かれて、限りある人生を哀しみ、限りなき永遠を慕う。」
とは徳富蘆花の「自然と人生」というエッセイに書いてあるとか・・
日経新聞の春秋に書いてあった。

ところが昨日今日は 寒い寒い。冬に逆戻り。
正岡子規が「毎年よ彼岸のころに寒いのは」と詠んだ、実感できる寒さだ。

図書館に行ったので桜の具合をちょっとカメラに収めたのだけど、咲き始め。
この寒さで、花を開くのを足踏みしている状態かな?
でもこの桜がこぼれるように咲くのももうじき。

 可哀そうに・・・
話が変わるが、昨日の山陰中央新聞の一面トップは、WBCの侍ジャパンの記事だった。
これがなければ絶対に春の選抜高校野球で、島根代表の開成高校が神奈川代表の慶応高校を初戦で破ったという、大金星ニュースだと思う。
下馬評では開成高校が下した慶応高校は 優勝候補の一角だったらしい。
WBCの興奮冷めやらぬ私ですが、決勝戦のつばぜり合いにタイムリーを打ったイチローがいってた「神が降りてきました。」の言葉のように、開成もひょっとしたらひょっとしてほしいな。
どこまで勝ち進むか少し楽しみ。

WBCの優勝で日本人でよかったぁと、本気で思ったけど、「サンデー毎日」の岩見隆夫のコラムにちょっといい話が出ていた。
台湾大使館の友達が、娘に是非富士山を見せたいとやってきたらしい。
新宿から小田原までのロマンスカーと その先の登山電車の切符を二人分手に入れてあげた。
当日小田原駅で下車、乗り換えたがここで切符のチェックはない。
終点で降り切符を渡そうとしたらないのだ、ロマンスカーの前の席の網袋に入れたまま忘れたらしい。
困ってしまい駅員に相談すると、「ちょっとお待ちください。」とすぐ小田原駅に連絡してくれて、5分くらい待ったところで、「ありました。次の電車で持ってきますので、しばらくお待ちください。」と言って切符は戻ってきたとか。

大使館員家族は「日本はすばらしい、台湾では絶対に戻らない、中国でも、アメリカでも戻らない。こんなことは世界で日本だけです。」
たまたまそういう目にあったのでそのように感動したんだろう。
悲観主義に陥ってしまいそうな出来事が日々起きているのは確かだが、ときにはいい話に耳を傾け、自身も心がけようと思ってみるのも悪くない。とコラムは書いてあった。

ううむ、日本人は素晴らしいのか、これが普通だけど、普通のことが出来ないのだよね。普通のことが・・・

晴れ 12℃

読みかけの太宰二冊読破

2009年03月25日 | 本の事
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 WBCも終わり、すっかり抜け殻ようになっています。
それにしても放映中は 一回一回応援に力が入り 疲れました。
ブログもうまく書けないような・・

で、少し前に読んだ本の感想です。

歳を重ねて、ある日ふと 何の気なしに過去を振り返ったとき、「遠くまで来たなぁ」という感覚。最近この感覚が頭から離れない。振り向いた先にいるのは当然自分自身の姿で、だからこそ読み残しの本を読まなくちゃ 悔いが残る。

そういう思いで 古典を読みあさっています。
時々トンボの本を横取りしていますが・・


    

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 太宰は嫌いだった。
学生時代、本好きの友達が読んでいたので、かじってみたけど、ほとんど読みかけで、最後まで読んだ本は一冊もなかった

それというのも 女性関係にだらしがなくて、そして小説も弱い自分のそのだらしがないどろどろした生活を基に書いていたんだと思っていた。そういう生き方は絶対に許せない、と思っていたこともある。

年を重ねて行く内 太宰の本を読み残していると、置いてきぼりを食ったような気がして なーんか心に引っかかるものがあった。 それだから 生誕100年という記事を目にして、積読だった太宰を本箱から引っ張り出して 誇りを払い、読んでみようかなそう思った。

そんなときたまたま 朝日新聞の百年読書会で「斜陽」の感想文の募集を目にした。よし!これを機会に読んでみるか・・(尤も 短編で綺麗な内容の本は5,6冊読んでいるのだけど。)

読み始めて驚いた。あらあらあら・・ぐいぐい引き込まれていく。最近ないがしろにしてきた文体とか文章力といった表現能力に引き込まれるのだ。偉そうだけど、やっぱり基本的な作文がしっかりしているのだと思う。

この物語は 太宰らしい中年の作家と、その作家に恋をする姉のかず子、生きていく能力がないと、自分を評する弟の直治、最後の貴婦人といわれるような立ち居振る舞いの母。
これだけの ある没落貴族の家庭を舞台に、登場人物四人四様の滅びの姿を描いたものなのだ。

読めば読むほど、太宰という作家は、自己の弱さや、孤独、生い立ちの宿命と闘いながら、そしてその弱さにうんざりしながらも 酒と女に溺れ そうすることしかできない気持ちを 文章にすることにより、本能のまま生きている、その極限状況に追い込んでからの人間の真の姿を描いているんだと思う。
(余談ですが、ここまでの文章は投稿した文です。)

 ついでに「人間失格」も読んでみようと思った。

恥の多い生涯を送ってきました。
の書き出しから始まる三つの手記で綴られる葉造という太宰らしき男の物語なのだけど。
”自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです。”
というように、人の顔色をうかがい 自分の意志で何も行動することができない、葉蔵は酒、女、に溺れ 人間失格との刻印を自ら押してしまう。

葉蔵はやがて人間であるという恐怖をまぎらすために、酒、煙草、淫売婦にのめりこむ。やがて葉蔵は一人の女性と心中を試みるが、女性は死に、自分は助かる。
というようなほとんど自叙伝風なのだ。でも・・
この物語の中でこんな箇所

『食べ残した三粒のご飯でも、一千万人が一日それだけ残せば山ほどのコメを無駄にするという錯覚に悩まされたりもします。僕も食べ物を残したり、無駄遣いをしたりすると、「これだけのものをもし寄付していればあるいは世界の貧しい人々の何人かの命を救えたかもしれない」と後悔することがあります。また、いくら開発援助といっても、全世界の人の生活レベルが日本人と同じになったら世界の環境は一週間も持たないでしょう。』

そして自分の生が果たして他の生と比べて生きるに値するのか、自分は生きるに値するのかと思い悩むところ・・。こういうところは葉蔵に共感するところもある。

あれだけ嫌いだった太宰治。
いまこんなに新鮮で 面白く読めるのは やはり歳をとったせいだろうか・・・


雨 のち曇り 9℃ 寒い。

国民的一体感とは・・

2009年03月24日 | 四方山話
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 ここんところの暖かさに 毎年写真を撮らせてもらっている近所の桜、もう満開なんじゃないかと行ってみた。

大丈夫だった。咲いていたのはボツボツ 日当たりのいいところの枝に花をすこーし開かせているだけだった。

とは言うものの桜というのはそれでも咲きはじめると、一気に一斉に咲いてしまうから、なかなか油断ができませぬぞえ。
今夜あたり、つぼみ同士で花開く日を相談しているやもしれず。
でも今週の天気予報には雪のマークもあったぞ。
ううむ。花見の時を見極めるのは、ほんとうに難しい。

第一日曜日まで 待ってておくれでないかえ、桜殿。

 さて。
第二回ワールドベースボールクラッシックでは、感情をずいぶん浪費してしまった私ですが、ついに野球発祥の地のアメリカを破り 優勝戦を迎えた。宿敵韓国戦だ。やっぱりね。
そしてここまでの直接対決は、2勝2敗とまったくの互角なのだ。

韓国にプロ野球が発足したのは、1982年だったとか、毎日新聞に書いてあった。
でもサッカーが国技だったので いまいち人気がなかったらしい。
そんなとき広島カープから福士投手(スリークォーター気味のフォームの選手)が韓国リーグにいき 随分活躍した。広島カープがチーム発足以来初のV1のとき大活躍した、主力選手だったので、うん?何で?と思ったが、韓国出身の彼は祖国の野球普及のため決意したんだろうね。
そして巨人の新浦投手も同じように頑張っていた。

そんな韓国がここまでで強くなるなんて、もともと身体能力がすぐれた民族なのだろうか?

それに比べ我が日本は野球の歴史は古い。
何かの本で正岡子規や、夏目漱石も野球が大好きだったと読んだことがある。

ほとんど人間シーラカンス化しているといわれて久しい私だって覚えている。
半世紀前だけど、松竹ロビンスやトンボユニオンズ、高橋ユニオンズというチームがあったのだって知ってるもんね。

 話は横道にそれたが こういう世界規模のイベントは、私ばかりでなくマスコミも煽るものだから、日本列島半狂乱状態になる。世の中楽しいことが少ないから余計にそうなんだろうけど。(私ほどのノリ屋もすくないかも・・・)

しかし しかしですよ、このようなワールドカップの熱狂の先には、「国民的一体感」というような、普段はめったに味わえないような快楽がある。俄かサポーターといえども損得抜きで楽しまなくちゃ置いてきぼりをくうよね。
ナショナリズムは最高の娯楽。そして安全で罪のない娯楽だもん。

今日は勝ちにこだわらずに渋く見積もって応援しよう。
そんなこと言いながら勝ってほしいな・・

さぁ 乗り屋のおばちゃんは応援モードに入ります。(勿論仕事もしますけど・・)
日本人に生まれてよかったぁ と思わせてくださいな。侍ジャパン!!

曇り 13℃

追記
いやぁー 顔が笑っていますでしょう。見えるわけないか・・
やってくれました。侍ジャパン二大会連続世界一!!!

バンザーイ木馬の店内は拍手喝采です。

ちゃとびさん疲れたよね。でもよかったね。
お疲れさーん。

さぁ 仕事に戻ります。

曇りのち晴れ 14℃

ヤッター!!WBC速報です。

2009年03月23日 | 木馬の事
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 なんと、生きていればこんなうれしいこともあるもんだ。
ブログのお友達のく・る・す(←リンクしました。)のココさんから”落語おたく”の私にはホントうれしい、うれしいプレゼントが届いた。落語好きのココさんの企画される、「せんばい寄席」のときに配られたという手ぬぐいを送ってくださったのだ。

とても達筆で温かみを感じる素敵な字で、「瀧川鯉昇」さんがとてもうまい落語家さんだとの紹介分が書かれてありました。
相変わらずバカの一つ覚えというか、恋人のように恋い焦がれている志ん朝にばかりのぼせている私ですが、機会があれば是非聴いてみたいと思います。
ココさん 本当に、本当に、本当にありがとうございました。

 さてもさても・・・・
暇な木馬はスポーツ喫茶に早変わり。
疲れるぅ。ストレス溜まるぅ。力が入るぅ。
お客さんそっちのけでWBC応援。ごめんね。

決勝進出をかけた大一番、8回裏の追加点、アナウンサーの声も擦れる。
2点取られたあとの追加点、帳尻合わせが好きな私は嬉しい。
川崎の一打。まさに手に汗握る攻防戦。
そしてイチローのライト前ヒットで、2点目!!
続く中島のセンター前ヒットでさらに追加点。

さぁ9-4で迎えた最終回。
ダルビッシュだ!

ヤッター やりました。

さぁ 仕事に戻ります。

晴れ 13℃