ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

トンボの早とちり

2011年04月04日 | 木馬の事

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 週末のある日のこと。
「 これ、捌いてくれる?」トンボが抱えてきた。
「どうしたん?」
「家の竹下景子の友達が釣ったらしい。もらったのだけど、乳母日傘で育った家内のこと、よう捌かんと言うから持ってきた。」
なんと大相撲で優勝したお相撲さんが嬉しそうに抱えて、写っているような立派鯛ではないか。
「俺の刺身用一人前あればいいから 後は食べてくれていい。」

当店にはイリコさんという捌き専門がいるし、さすらいの調理人そのがいる、そういうことならお任せあれ・・・
                        

 ←お刺身入れの容器を持参していたので これに盛り付けてお持ち帰り頂きました。

「これでいいの?もう半身とお頭持って帰る?」
「いらん、いらん。おれの昼飯のおかずがあればいいから、あんたらぁで処分して。」
「なーんか悪いね、でも、もらったのは奥さんでしょう?奥さんは食べんの?」
「家内はこんな高級魚は食べやせん。」
「乳母日傘で育ったんいじゃないの?」
「もう食べ飽きたんだと。」
「そうなんだぁ。勿体ない、こんなに美味しいものを。」

 それならと我々もお刺身を作り、残りは明日にでもカルパッチョにでもして食べようかな、と思っていた。

←これは皮をつけたまま 熱湯をかける。そしてすぐさま氷水にくぐらせる。

 

 

 

  さて、翌日のことです。
「家の竹下景子が、『あんたは自分のことしか考えとらん、なんで自分の刺身しか持って帰らんのよ。信じられん。』といって俺は3切れしか食べさせてくれんかった、おばあさんなんか、お醤油をたっぷりつけてむしゃむしゃ食べてたわ。」

「もう、だけ、私が言ったでしょう。そりゃ奥さん怒るわ、私らが たぶらかして、ぶんどったみたいでまるで悪者じゃん。」
 というわけで、昆布ジメをした鯛をお持ち帰り頂きました。まったく!!

 でも粗だってお頭だって立派な一品になる。

 

粗煮と骨についていた身をほぐして鯛のそぼろ丼を作りました。
やはり腐っても鯛です。とても美味しゅうございました。


ゴチになりました。トンボさん、奥様。
またいつでも料理いたしますのでお申し付けください。

 晴れ 10℃


(12)「プレシャス」をDVDで見る。

2011年04月03日 | 映画の事

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監督/製作:リー・ダニエルズ/脚本:ジェフリー・フレッチャー/原作:サファイア

<キャスト>
プレシャス: ガボレイ・シディベ/メアリー:モニーク/ミズ・レイン:ポーラ・パットン/ミセス・ワイス:マライア・キャリー/コーンロウズ:シェリー・シェパード/ナース・ジョン:レニー・クラヴィッツ

<ストーリー>
実父にレイプされ二人の子供を産んだ16歳のハーレムに住む黒人少女の物語である。
過酷な生活環境のなかで、100キロを超すであろう肥満のプレシャスは読み書きもできず、家では母親からもなじられ、鬱屈した生活をつづけている。二度目の妊娠が発覚し、通っていた高校を退学させられオルタナティブ・スクール(代替スクール)にはいる。そこで読み書きを学び、物語を作る面白さ等を学び、教師やクラスメートらのバックアップのもと、あいつぐ困難(HIV感染したり)に直面しながらも、二人目の子供を産む。

アカデミー賞に6部門ノミネートされ助演女優賞と脚色賞を受賞したということで。要チェック作品でした。(母親(モニーク)が受賞した。)
重いテーマながら、見終わった時は意外に爽やかでした。
それというのも、プレシャスは、見てくれのコンプレックスなどあまり抱いていないようで、自分がスターになって、歌い踊っている場面を夢見たり、ちょっとカッコいい中年に差しかかった男性教師が、いつも自分を見るから、自分のことを好きだと思いこんでいて勝手に恋をするのだ。
現実にはひどい言葉でいじめられたりするけど、ポジティブ志向の少女という感じなのです。
たとえどんな境遇に生まれようと、与えられた命、精いっぱい生きなくちゃという気概を感じる映画でした。

そうそう、この映画にケースワーカーを演じた歌手のマライア・キャリーが出演していました。あのスリップドレスのマライアキャリーです。別人のようにメーキャップも自然で、演技もとてもリアルでした。
流石ですね。


今週の頂き物の料理(写真をクリックしてくださいね。)

2011年04月02日 | 料理

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今週の頂き物を使った料理です。

    

     ①           ②            ③            ④

   

    ⑤            ⑥             ⑦          ⑧

   

     ⑨           ⑩              ⑪          ⑫

       

     ⑬           ⑭            ⑮              ⑯

 時計回りで上から順番に・・・
 オムカレー ② 蕗の煮しめ ③ ほうれん草の卵焼き ④ 蕗の信田巻き
⑤ ほうれん草のパスタ ⑥ ほうれん草の白和え ⑦ ネギのかき揚げ
⑧ 鯖の炒り煮丼 ⑨ きゃらぶき ⑩ フルーツサラダ ⑪ ほうれん草の胡麻和え
⑫ メカブの二杯酢 ⑬ 三色丼 ⑭ セリの卵とじ ⑮ ワカメのぬた ⑯ ほうれん草のチーズお焼き  

<レシピ>です。

① オムカレー 
シーフードカレーが残ったので翌日、卵を半熟の炒り卵にして ご飯にのせカレーのルーをかけてみました。
 

⑯ ほうれん草のチーズお焼き  
ほうれん草を油でいためて冷ます。
ボールに卵二個、メリケン粉大さじ2杯くらい、炒めたほうれん草、三色丼の鶏そぼろの残り、(乾燥エビとかジャコでもいいかも)。そして粉チーズ、塩コショウ少々 これらをよく混ぜてフライパンを熱して焼きます。(ゴマ油で)

曇り 14℃


三月も終わりました。

2011年04月01日 | 四方山話

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fujimiさんちの寄せ植えのボロニアピロッサ
綺麗な薄紫の可愛い花
寄せ植えです。
四季四季で寄せ植えを楽しんでおられる。
ついでに私も いつも目の保養をさせてもらっている。

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 さてこの月は・・・。
千年に一度という自然の猛威に驚き、小雪舞うがれきの野原に涙し、危険を顧みず原発現場で奮闘する人々にエールを送り、そしてお粗末な無能内閣や政治家に怒り、そんな三月だった。

もうこの国は危ない、立ち直れないんじゃないかと思ったり、いやいや我が日本の底力はたいしたもんだと思ったり、心揺れる毎日だった。

そして私が一番心配なのは(私が心配してもどうにもならないが)福島第一原発の事故のことだ。
一番の原因は想定外の大津波によりバックアップ施設を流されてしまったことらしいのだけど、それならと、
日本で一番頭のいい人たちが大集合して知恵を絞り合っているのだろうけど、いい方向に向かわないということは、どうなのかなと思う。
日本の科学技術を信じて ただもう事態の好転を祈るしかないのだろうか?
このままでいけば、私が一番心配するエネルギー不足により産業競争力が失われ、経済のマイナス成長が続くのではないかということだ。
不信心の私だけど、世の中にはやっぱり『祈るしかない』ということもあるんだなぁ などと思っている。

被災地のリポートは見るのもつらく、見たくないのだけど、普通なら絶対にテレビに映し出されないような ごく普通に暮らしている人たちの姿もたくさん目にした。そしてそこいらの国会議員や地方の政治家よりも数倍立派な町内会長さんとか、自治会長さんがたくさんいた。
率先して瓦礫の片付けとか、行方不明者の捜索とか、自分の家族も被災者なのに、そんなことはさておいて、町民のために頑張っているのだ。そういう方たちを見ると、あぁ、ぬるま湯につかっているここらの首長も見習ってほしいと思ってしまう。

暗い毎日だけど 皆で分かち合って今できることをして頑張らなければです。
そして早く、この悲惨な出来事が、昔、こんなことがあって日本はみんなで頑張って復興したんだよ話せるようになればいいなぁ、そう思います。


晴れ 17℃