ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

三月も終わりました。

2008年03月31日 | 四方山話
ナズナ(別名 ペンペン草)春の七草の1つで、アブラナ科の二年草。
ペンペンというのは擬音ではなく実の形が三味線のバチに似ているかららしい。
実がついた枝を取って振ると,実がぶつかりあって「シャラシャラ」という音がする。
私の愛読書(もうボロボロですけど・・)「食べられる山野草」の本によると、食べれるらしい。茹でて水にさらし、煮びたし、和え物だって。
一度食べてみたいけど、イリコさんはいやだって言うだろうなぁ。

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 三月も終わった、早い、あっという間だった。もう少し若いころはそうは思わなかったけど、最近ひと月ごとに顔の皺が増えているような気がする。「あれ?こんなところに、こんな皺があったっけ?」という具合に・・いやだなぁ。
そしてまたしても嫌な三月だった。
相変わらず「ばれなきゃかまわない症候群」という妖怪が日本列島を徘徊している。社保庁の次は国交省、ボロボロと出るわ、出るわ、無駄使いが・・・
何でもかんでも値上げの4月、ひと月だけでもガソリンが下がる。
「安くなったガソリンでCO2排出を助長してもいいのか」、と昨日総理は言っていたけど、それなら オイルショックのときのように夜の電気を12時までにして、ネオンもライトアップも、テレビの放映も、消して夜は寝る。そのようにしたほうがよほど効果があると思うんだけどね。
どっちもどっちなら、解散総選挙で国民の意見を聞いた方がいいんじゃない?とどの新聞にも書いてあった。

そして春なのに・・・値上げラッシュ!今朝の「天声人語」は幅も広くなり読みやすくなったが、値上げや国政の沈滞に出るのは「あぁあ」のため息ばかり、たまには「おお!」とうなってみたいと書いてあった。本当だ。

そしてなんともやりきれない事件の連続。
刃物を使った犯罪とか、誰でもいい殺したかった、などと思いもつかないような、無差別ブチキレ少年犯罪。
「誰でもいい殺したかった。」と岡山駅で線路に突き飛ばして殺人を犯した18歳の少年。頭も良かったらしいが、私が思うに、最近のこの手の事件に、思いつきと実行の間にたいして内面的な葛藤が感じれられないということが本当に不思議。
心理的なタメがないのよ、タメが・・・普通だったら犯罪を犯そうと思ったけど手を揚げたら、突然神の声とか親父の声(何しているんだ!)とか聞こえて思いとどまるとか、そういうタメが。
私がというか私たちが同じ年代の18歳のころは、大人社会への畏怖があったような気がする。先生だって雲の上の人だった、尊敬できた。そして大人たちは謎めいて立派で、何がなんだかわからないまでも、とてもじゃないが考え方にしても生き方にしても、この私じゃ今のところ足元にも及ばない まだちゃんと渡り合えない、修行が足りない、早く追いつきたいという気持ち、それがそれらの行動を躊躇わせていたのかもしれない。
近頃は 男と女の境界もドンドン崩れていくように、大人と子供の世界もひどく曖昧のものになっているのかもしれない。大人がしっかりしていないのか、子供がちゃんとしているのか、よくわからないけど。

今日も長くなってすいません、なるべく簡潔にと思うのですが、なにぶん書き出すと止まらないというような癖があるもので・・・

さぁ 明日から4月、いい事がありますように!

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雨 時々曇り 寒い一日 8℃

私なりの写真論

2008年03月30日 | 私ごと
  今日は始めに塩豚の作り方です。
豚肉の塊が安売り(勿論半額でもよ。)していたら、即買います。
たっぷりの生姜とすき焼きの割り下をお出汁で割り、コトコトと煮て、煮豚にしてよし、そのままやはりたっぷりの生姜やニンニク、葱などとコトコト茹でて冷まし、湯で豚にしてよし。
でも最近は塩豚にしていただきます。塩豚の作り方です。写真をクリックして下さいね。
野菜炒めとか、大根煮しめとか、適当に切って、使いますが、料理するとき表面を洗います。
味付けのとき充分気をつけないと塩辛くなりますから、味を見ながら調理します。
便利で ちょっとゴージャスで、日持ちもしますので、お試しください。

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 本町駅の桜です。先始めかな?
今日は花冷えでもないか、花が咲いていないんだから・・・で春雨だけど、冷たい小糠雨。
もう4月だというのに「春うらら」はいつ来るのでしょうね。
写真は一昨日の晴れた午後です。

 出かけるときは携帯忘れてもカメラは忘れません。買い物途中で忘れた事に気付いたら取りに帰ります。いつ何時「ハッ!」とするようなシャッターチャンスに出会えるかわかりませんから。と偉そうにいってもデジカメですが・・
趣味はカメラです、なんて威張って言えるほどじゃないけれど、とにかくカメラ抱えていると、自然の美しさとか、季節の移り変わりとか、普段何気なしに見逃していたものが目に入る。これ本当です。
私のカメラ暦なんて、このパソコン買ったときにホームページを立ち上げた、そのとき写真がついていれば、よりリアルにこのつたない文章が伝えられるかな、と思ったのがきっかけ。だから当時量販店で一番安い、売り出し中のカシオのデジカメを買ったのだった。(途中 物足りなくなり買い換えたけど。)
で最初のころの写真は、今見ても恥ずかしい。ただそのもにピントを合わせて人差し指でシャッターを押しているだけだった。
ところがネットで人様の写真を見せていただいたり、写真集を見たりしているうちに、私の写真がいかに平面的でくだらない写真だったかという違いが、わかるようになってきた。同じ椿の花を撮っても、隣の親父さんの写真とは比較にならないほど違うし、同じ街角の写真を撮ってもジンちゃんの写真とは、心にガーンと来るものが違う。写真をとる才能というのは、運動神経とか反射神経とか、観察眼とか、そういうものではなくもう1つ違った、う~ん なんていったらいいのか、特殊センスというのか、その被写体を美しく切り取る才能というようなものが必要なんじゃないかと、そう思うようになった。
綺麗な花が目に付けば誰だって同じように撮れるはずなのに、同じ被写体が撮る人によって温かくも、悲しくも、優しくも写す出されるのはそう言うことなのだと思う。
というわけで私には写真の技術もセンスも全くないが、デジカメというツールができたことで 写真を撮ることができる。楽しむことができる様になったことはうれしい。。
コントラストやホワイトバランスをいじることで、色や明度や陰影を、思うように変えられる、でもこれって私の写真は被写体に対する捏造かも。

「写真」とは読んで字のごとく「真」を「写」すんじゃないかと。
見ていて、どこかほっとする。気持ちが明るむモノなんじゃないかと。
でも、私のは、なんだかちょっと違う。
そのうちシャシンから、「写真」といわれるようになりたい。

そうそう話は全然変わるけど、リチャード・ウイッドマークが亡くなったんだね。
私は「ニュールンベルク裁判」を高校卒業してすぐ見てすっかりファンになり、悪役もこなし、大好きな俳優だった。
なんだか、今の俳優のエド・ハリスにどこか似ていると思うんだけど。
映画の黄金時代の個性的な俳優だった。
私も古いね。

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雨 7℃ 寒い一日。

今週の頂き物のお料理(写真をクリックしてください。)

2008年03月29日 | 私ごと

  

  

    

 

 今週の頂き物のお料理です。

① 高菜の浅漬け

② 塩豚と大根の煮しめ

③ ぼうふの辛子味噌和え

④ ぼうふ、薩摩芋とジャコのかき揚げ

⑤ 大根サラダ

⑥ 大根と薩摩芋、ジャガイモのサラダ

⑦ 大根と塩豚、春雨の炒め煮

⑧ 焼き鯖のおろし合え

⑨ グリンピースとジャコご飯

⑩ 白菜とさつま揚げの卵とじ

⑪ ワケギと竹輪のぬた

以上です。

 晴れ 14℃

 「食べられる山野草」から・・(写真をクリックしてください。)


どっちもどっち。

2008年03月28日 | 木馬の事
                   
  トンボ邸の桜が満開らしい。
早いね、といったら彼岸桜だって。ソメイヨシノより先に咲き、お彼岸のころ花を咲かせるからそのように呼ばれるようになったとか。可憐な小さな花が雲り空に枝を目一杯 天に向けて広げ 薄桃色の花をつけていた。

今日のニュースで東京や静岡はソメイヨシノが満開だといっていたが、どうもこちらは例年通りかな?
恒例の『サンコー観光花見のはしご』をいつ、どこにしようかと決めかねている。
毎年必ず見ておかないと、いつ見られなくなるやもしれん、もうみんな高齢だからね。山田風太郎じゃないけれど、「去年 見たのにまた桜?」ホントだよね。
そうだ!思い出した、去年は、常盤公園にいったんだけど、まだ五部咲きだったなぁ。1年が早いね。

 さて。
最近は見るもの聴くのもおぞましい、殺人事件ばかりで、どれがどの事件かわからなくなりそう。
そんな中、昨日福田総理は暫定税率期限切れが迫り、窮地に追い込まれたとして、緊急記者会見をしていた。小沢さんが今度はそれに応える番だと、今日の朝日新聞の社説に載っていた。
単純思考回路の私は難しいことはチンプンカンプンさっぱりわからないが、『どっちもどっち』ーーーー世の中の大概のもめごとは、この言葉で片付けられるよね。この言葉で〆ればなんだかわかったような気になる。けどこれほど簡潔で、便利で、しかしつまらない〆言葉も珍しいんじゃないだろうか。

でもこのままで行けば 4月から、ひと月間だけど25円下がるんだよね。
混乱しようが、鬼が来ようが、矢が降ろうが、値下げはうれしい。私なんか月平均40ℓしか使わないから、800円ちょっと安くなるだけなんだけど、金額の問題じゃないのよ、金額の。何でもかんでも値上げしている中で、下がるという事が大事なのだよ、福田さん!お金に何不自由してない国会議員さんにこの気持ちわかるかなぁ、わかんないだろうねぇ。

というわけで、プアウーマンの私は、生活のためサイドビジネスに出かけた。
そこでなんと、なんと、ミラクルに出会う。
一瞥以来です、生ミラクルに出会うのは。
可愛い二世を引き連れて、乾燥機の洗濯物を取りに現れたミラクルは、すっかりパパしている。
「そのちゃん 元気?」
「ありがとう 元気だけが取り得。」
とミラクルに。そして
「こんにちわ!いえ!」可愛い跡継ぎに命令する。
それが可愛い跡継ぎが「こんにちわ!」とちゃんと言う事聞いて、いうのよね。
しっかりしてる。

「あの可愛いチビちゃん元気?」
「それがもう悪戯で、悪さばかりするよ。」
「じゃパラサイト一家のチビたちもワルサするだろうね。」
「あそこは母親も悪いけぇねぇ。」
「そうよね。」
と意気投合する。
「連絡あるかね?」
「全然、我が家はお互い干渉しないけぇね。」
「あっさりしとるね。」

ホント あみあみはいい友達ばかりでいいなぁ。
私も同世代のように相手してもらってうれしいわ!


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曇り時々雨 15℃

苦渋の選択

2008年03月27日 | 木馬の事
 少し前 坂の上のIさんのうちの杏が満開になったから写真撮りに来たらと連絡を貰った。

いざ出陣と用意していたら、一転俄に掻き曇り大雨、大風、雷、霙交じりの悪天候、「なんじゃこれは・・」でやむなく中止。

今日午前中青空が広がったので、行ってみたら、もう満開を過ぎていて、咲ききっていた。残念!でもやはり「杏」って色が綺麗。本当の純桃色。(写真をクリックしてくださいね。)

花言葉は「はにかみ」「乙女のはにかみ」「気おくれ」なんだかわかるような気がする。桜のように派手でなく、梅のように気品が漂うわけでない、でも目一杯元気よく しかし控えめに咲いている。

種の中心部「核」は、杏仁豆腐の材料やせきどめの漢方薬として使われるらしい。いつも果実もお裾分けしていただくので、焼酎につけて杏酒を造り、飲ませていただいているが、私達って何故だろう。じっくり味わうことをせず、まるで砂漠に水が吸い込まれていく様に身体が吸収してしまうは。どうしてでしょうね。わからないよね、イリコさん!

     
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 嫌だ、何が一番嫌かって 値上げのお願いだ。
いつも可愛がってくださるお客さんに負担を強いるのは本当に嫌だ。
でも こう原材料費が高騰しては、自転車操業のそのさんもお手上げ状態、漕ぐことが出来なくなりそう。で今日張り紙をした。
せめてそれなら心を込めて手書きをと、下手な字でマジックで書いていたらトンボがやってきて「何書いているんかね。」
「値上げのお願いをお客様に。」
「何でパソコンでしないの。読みにくいにくい字より、パソコンの方がよほどいいよ。」
「パソコンじゃ温かみがない、気持ちが通じない。」
「何 言ってるんかね、気持ち云々じゃないでしょう、値上げ自体がもう温かみも何もないじゃない、パソコン、パソコン、そのほうがすっきりする。なにが温かみかね。」
というわけで このような張り紙を店内に張りました。
どうぞ 苦渋の決断を強いられた私の気持ちを理解して よろしくお願い致します。

 で文字数とか、レイアウトとかしていたら、このA4の中に読みやすいような大きな字を入れようとすると、いいたいことの半分も入れられない、難しいなぁ。

そんな事考えていたらふと、四月からどの新聞も活字が大きくなって 読みやすくなりますと書いてあったことを思い出した。
 
でも よく考えるとこれって 同じ大きさの、同じ枚数の紙面だと、字を大きくすると言う事は、内容がというより、情報量が減るんじゃないだろうか?
私だってこの紙面でいいたいことを入れるのに 入りきらずに随分削ったもの。
没になる記事が多くなるのか、それとも文章に形容詞とか、遊びとかなくなり読みづらい電報文のようになるのだろうか?元々新聞は小説ではないのだから、飾り文など必要ないとすれば情報量の減少だねどうも。

 学生時代 清少納言の「枕草子」の書きだしの部分
『春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる。』
この短い文章の中には 実に待ち望んだ早春の喜びや、目に見える風景を読むものにこれだけで理解させたる素晴らしい名文だ、と習った事がある。
しかしこれにはこの当時は紙というものが貴重で無駄に出来ない時代だったから、少ない文字で、表現するのがうまくなったんじゃないかという説もあると聞いた事がことがある、私もそのように無駄のない文章で表現出来らたいいなぁと思ったのでよく覚えているんだけど。

話はそれてしまったが、字が大きいほうが私たち年寄りにはうれしいけど、それにより伝えられない記事が出るというのは考え物だと思う。

新聞の編集長も私と同じでどの記事を没にするのか、苦渋の選択を迫られるかもしれない。
要らぬお世話か・・・ハイハイ。

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晴れ 午後から曇り、最近天気予報がよく当たる。15℃

天引き地獄

2008年03月26日 | 四方山話
 ほんに小さな 目を凝らしてみないと気がつかないような白い花。
「食べれる山野草」(主婦と生活社)の本で調べてみた。食べれるというところが凄いでしょう?いつ食糧危機が訪れても 最後の最後まで生きられるようにと購入した本?じゃないけど、とても楽しい本だ。
この花の名前は「ウシハコベ」というらしい。やはりハコベの一種だから食べられるとか。「新川沿いにいっぱい蔓延っているよ。摘んできて白和えにしようか?」
といったらイリコさんが「そのちゃん先に食べてください、私は遠慮して置きます。」兎やカナリアが喜んで食べるそうだから大丈夫そうだのにね、イリコさんこの期に及んでまだ命が惜しいんだろうか?怒られるわ!


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 この歳まで生きてきたんだから、せめて残りの僅かな日々は落語的な視線で眺めていたいと願うものだが、いやはやなんとも、一体どうなってるの?あまりにもお粗末な出来の悪い落語だ。
思いがけない成り行きで日本の首相になった人が、二進も三進も行かず八方塞状態とは。まったく!

私もいいたかない、いいたかないけど、いわなきゃ腹ふくる思いで、どうにもならない。
「最後の一人まですべての年金をお支払いする!」と昨年7月安倍総理は言った、参院議員選挙で絶叫した公約も 桜が咲く前にすでに異常気象(日本の政界の)でチラチラじゃないドサーッと散ってしまった。
これらの年金5000万件ギブアップで白旗揚げたにもかかわらず、今度は解明されないままメチャクチャにされた年金を取り戻そうと、4月から「後期高齢者医療」として75歳以上の年金受給者の年金から、国民保険料を天引きされるそうだ。
我が家も安光姫は私の扶養になっていたのに、外され個人で国民年金から差っぴかれる。この対象が年額18万円以上の年金受給者が対象になっているとか。
♪ちょっとお待ちよ車やさん、じゃない舛添えさん、あなたは弱者の見方じゃなかったの?いつから長いものに巻かれてしまったの?年金額年、18万円といえば月1万5千円だよ。
生活保護受けてないお年よりはすべて対象じゃないの。

 それを楽しみの一つにしている人も多い。年金額が何百万のお年寄りから徴収するのならそれはどってことないだろう、だがこんなビビたる年金額のお年寄りからも取る?必ず取れる、最も即効性のある手段?
まるで「右のほほを打たれたら左も差し出せ!」というような恫喝だと思いませんか?
自分たちが勝手に国民の年金を湯水のごとく使い放題にして、足りなくなったから何とかしろ?!
百歩譲りたくないけど、せめてそれなら 5000万件の年金記録の照合が解決してからにしてほしい。
だいたいね、なんで 責任取る人がいないの?お年寄りに尻拭いさせるの!

私の恫喝なんて可愛いものよ。あ~、腹が立つ。

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曇り 時々雨 冷たい雨。 9℃

当たって砕けろ!

2008年03月25日 | 木馬の事
  昨日夕方から晴れたので散歩してみる。
いつもの新川沿いで見つけて気になっていた、薄水色の星のような小花。とても可憐で、スミレのように見えたが葉っぱがどうもスイセンのようだったり、ニラのようだったり、で少しスミレと違う。
しらべて見たら、「ハナニラ」というらしい。
このハナニラは食べれないけど、野菜のハナニラは食べれるらしい。
ややこしいなぁ、調べてよかった。そのうちハナニラ食べて食中毒起こした、島根の何でもかんでも食べるゴミ箱みたいなオバサン、とテレビとか新聞で報道されたりして。ありえる、うんありえる。

そんなこと考えながら呑気に2時過ぎブログ更新していたら、なんと一転俄に掻き曇り、雷、突風、大雨、竜巻みたい。何?今日の天気は?どうなってるの?春の嵐?
何でもニュースによると、この爆弾低気圧は、甲子園に向かっているらしい。夜には関西だって。
 
 さて、ここからは今日の日記です。
夕べ 大根を大量に頂いた。半端な数じゃない、6本それも半端な太さじゃない。私の太ももくらいの太さがある。(しまった!写真撮リ忘れて牛刀で解体した。写真は解体後です。)
  
切干大根にするには、手動だから時間が足りない、でぶつ切りにして干して、保存する事に。大鍋でぐらぐらとさせて、ベランダで水切り、(これは二本分)午前中かかってしまった。暇だから出来るんだけど、ここは何屋でしょう。
でもこれが完成たら美味しいのよね。
まるで意地悪ばあさんの肌のように しわしわに乾燥した大根を、よくもみ洗いして水で戻したら、鶏肉との煮込み。考えただけで美味しそうで身悶えする。辛くなく甘くなく味がよく沁み込むくらいコトコトと煮込む、お酒の肴にもご飯のおかずにも最高。シャリシャリホクホクの食感が浮かんでくる。イリコさんとこんな話しながらバタバタしてた午前中。

 そして午後です。
ミキサーが壊れてしまい、すぐさま買ったら、一週間くらいしたある日、売り出しのチラシにこの前買ったのと同じミキサーが、目玉商品で私が購入した価格より1000円くらい安くなってて、非常に不愉快だという話は以前書いた。

この曰く因縁付きのミキサーの台座が なんとなくいつも汚れているのに気がついた。どうしてだろう?
外してよくよく見てみたらスクリューの立ち上がりに一ミリくらいの小さいクラックが入っている。「これだわ!、ここからじわじわと漏るんだわ!」
レジが重けりゃ もともと安かったし、壊れても仕方ない、買い換えるか!とかーるく思っただろう。ところがここんところ、レジはあい反して超軽く、心が超重たい状態から抜け出せないでいる私、早速購入した量販店に向かった。
「これこれ、かくかくしかじか・・というわけでまだ1年も使っていないので交換してください。」と懇切丁寧に噛んで含めるように説明したのに、今風(いまふう)の流行(はやり)のヘアースタイルの上戸彩を青年にしたようなスタッフが、「これはモーターとか電気の繫がり部分とか、そいうった機械の部分の故障なら保障期間内ですから修理または交換も可能ですけど、外側のひび割れはちょっと?どうなるかわかりません。」
私もいいたかないよ、ハンサム兄さんの前でいいたかないです、けど・・ねぇ。
「ちょっと待ってください、落としたとか、ぶつけたとか、こちらの不注意で割れたのなら 私も鬼や蛇じゃないのですから四の五のいいません、何もしないのに知らない間に勝手にこの樹脂にひびが入った、でもそちらの言い分は不良品じゃないから交換できない、わかりました、天下の○○○オで購入したのに、いくらも使わない間に すぐ割れたと消費者苦情センターに問い合わせてみます。」

 これって恫喝じゃないよね。
今当店では、新しいミキサーが光っています。何でも諦めては行けません。勿論交渉の間中、笑顔は絶やしませんでしたよ。

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朝 晴れ、のち曇り 午後雨、風、雷、大雨 16℃

珍客

2008年03月24日 | 木馬の事
  「そうそうあれ咲いたかな?」
暖かくなると気になるご近所の猫柳。
油断していたら もう開ききって本当に猫ちゃんみたいに丸くなっていた。子ネコの毛のようなつやつやした穂から黄色い雄しべが覗いていた。ミツバチマーヤが早速ご馳走に飛び回っていた。(写真をクリックして下さいね。)

早速調べてみた、花言葉を。
「自由」「努力が報われる」「親切」「思いのまま」
なんだかこれらの言葉にどのように繋がりがあるんだろう。よくわからないが、早春の風物として欠かせない植物。
陽がだんだんと人肌に優しく感じられるころ、大地には少しずつ色が蘇る。鶸(ひわ)色、若草色、黄、玉 子 色、白‥‥。濃いも薄いも精一杯の色味を出そうとしている中、飾り気のない枝に 銀鼠色の花穂をつけているだけの姿は少々地味に過ぎる、が触れてみると暖かく、柔らかく、本当に磨かれた猫の毛みたい。
早春の風物詩として欠かせない植物だよね。

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 さて。
あなただったらどう対応する?と聞いて回りたいような、シチュェーションに久しぶりに遭遇した。といってもたいしたことじゃない、些細なことなんだけど。

日曜日の午後の事です。
木馬もここまで企業努力をしてきたのだが、こう毎月、材料費の値上がりが続くとやはり多少値上げか、分量を減らすか、二者択一を迫れられて来たのです。
重役会議の結果(といってもイリコさんと二人ですが・・)コーヒーは据え置こう、その分、水道の出しっぱなしや、照明のダウン、等々に配慮して持ちこたえよう。でもパン類や、アレンジ物は多少の値上げを許してもらおうという結論に達した。で メニューの書き換えを 私は毎日のブログの更新とか、その貼り付けの写真撮影とか、たまにはお客さまの相手とか、忙しくしているので、暇を持て余しているトンボをセンスがいいとか、アイディアが素晴らしいとか、煽てあげてお願いした。
レイアウトが出来、金額の間違いなどチェックしていた、1時過ぎ事件(というほどのことでもないが。)は起こったのです。

ほかにお客さんがいなかった。
「こんにちは! ハイこれお土産。」といって年のころなら30代後半くらいの超グラマーな女性が、カウンターに座るやいなや、おコメが入ったビニール袋と温泉津温泉のクッキーを私に差し出したのだ。
私はハイテンションと、早口と、大声に一瞬たじろいだ。
「誰にお土産?初対面のあなたに、お土産貰う理由がない。それに毒でも入っていたら恐いし。」
「そんなことないですよ、ここは綺麗な感じのいい娘さんが昼働いているでしょう?だからお土産です。」
「それなら店違いです、うちは若い娘さんは働いていません。どこか他の店でしょう。」
「いいえ、ここです、木馬です。先ほど電話を貰ってここで落ち合うんです。私は○○館にしようといったら、相手があそこは口が軽いから駄目だ、その点木馬は人のことをあれこれ言わないということで有名だから、木馬で2時に待ち合わせよう。だから間違いではないよ。」(誉められているのかよくわからないが・・)

丁度居合わせたトンボが、うれしそうににたにして、鼻の下を長くして舌なめずりしたのは言うまでもありません。

 「ここは確かに口は堅いが、田舎の噂好きの喫茶店とスケールが違う。なにしろネット発信の世界版だよ。」と言いながらあれこれ聞き出した。順序だてて話すと、彼女はバツ2で、最初は出雲大社で巫女のアルバイトをしている時に、九州から修行に来ていた神官と駆け落ちして、福岡の太宰府天満宮に泣き付き 巫女と神官として働らかしてもらい子供を二人もうける。が大分県の日田出身で、福岡の駅前の熱帯魚屋で働いていた男との浮気がばれて、神の逆鱗に触れたかどうかは定かでないけど離婚、子供を二人神官に渡して(子供は物じゃない。)、熱帯魚屋の男と結婚、また子供を二人もうけるけどそれも離婚。
いまは自分の親元の○里町で、子供二人(熱帯魚との間の子供)と暮らしている。
「もう結婚はこりごり、男を利用して生きていく方が気が楽よ。」
年齢は38歳。ふ~ん。
私が聞きだしたんじゃありません、トンボが聞いたんです。

母子手当てを月に4万何がしか貰って、児童手当一人当たり5千円 これは固定給、それで充分生活できる、そのわけは様々な男に貢いでもらってるから。洋服も何もかも自分で買った事がない、とその女性は、大声で、大口を開けて、まくし立てるように喋っている。

私は、自分の心の中に様々な差別意識や偏見があることは認めるが、だからといってそれを顔に出したり、態度にむき出しにするのは大人気なく野暮な事だと思っているはずじゃないか。と心でぶつぶつ言いつつ・・・
でも私は、このような自分の身体を武器に生計を立てているそのことを、初めての人にぺらぺら喋る人間はなんかいやだなぁ、腹がたつなぁ、---と内心はちまちまと葛藤しつつ、表面的には笑いながら トンボとの会話を聞いていた。

 昨日のお相手とは朝帰り、次のお相手と2時に木馬で待ち合わせ。
儲からない商売に頭を悩ますより手っ取り早い、女の商売かぁ。生憎私はその武器を持ち合わせてない。
愚かなトンボが「えっちゃん 夕べの彼女の相手は百姓だよ、おコメで現物支給だから。俺だって○○させてもらえりゃ米の10キロや20キロくらい調達するよ。担いでくるよ。」
もう!昔の木賃宿じゃあるまいに。馬鹿なことばかり。

昨日の新聞に出てた朝日川柳が浮かんできた。

わが暮らし総裁いたとて 同じ事

「見ざる言わざる聞かざる」をテーマに木馬の経営に力を注いできたが、口は堅いんです。でもこの手が、この手が、すらすらと、今日の記事にしてしまったのです。いけない私のグローブのような手!

追記
この記事読んだトンボが「えっちゃん グラマーなんて言葉は今死語だよ、今は巨乳、とかFカップとか言うんよ。まぁ 一反木綿にはわからない言葉だけどね。ところで熱帯魚屋との間の子供はクマノミにそっくりらしいよ。」


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晴れたり曇ったり 14℃

あの事件・・・

2008年03月23日 | 本の事
 この本を目にしたのは随分昔だったような。
図書館の最初の部屋の突き当たりに置いてあった。何度も読んでみようかな?と思ったけれど、なんか、読む前に大きく深呼吸をするような気持ちになるのではと思い、借りしぶっていた。
が、先日『昭和タイムズの1972(S46年)』にでていたので、借りてみることにした。そうあの連合赤軍の一連の事件の、女首謀者の本だ。

やはり サクサクと読める本ではなかった。多分そんなことだろうと思い、気持ちが揺さぶられた時に 同時平行に読もうと思って借りた 江國 香織の「きらきらひかる」

先にこの本のレビューを。
好き嫌いの別れる本だと思う。
新婦・笑子はアル中で情緒不安定、新郎・睦月は紺という名の恋人(彼氏)がいるホモの勤務医。そんな有り得ない設定の新婚生活が、笑子と睦月それぞれの視点で交互に一人称形式で綴られている。
誰もがみんな不完全でみんな痛々しくて 自分もぎりぎりなくせに、横にいる誰かを放っておけなくて 必死に支えようとしたり、不器用に手を伸ばしたり。
家族という一番小さな共同体の中で起こる、 普通じゃないけど身近な人間愛。
なんか、ここに来て 私がグッと年をとったせいか、すぐさま読むのが勿体ない、ゆっくり味わって読みたいと思えるような小説に出会えない。読み終わったあと、しばらく抱きしめていたいような本に出会えない。

でも「氷解」の合い間に読んでよかった。この本だけならきっと斜め読みして返却したかもしれない。

そしてこの永田洋子の本の事件は、もう30年以上も前のことだから、細かい事実関係については忘れているけど、それでもリンチ殺人事件で、14名の犠牲者を出した事に 私は同世代だったので、大袈裟でなく身を引き裂かれるようにショックだった。

 当時国民がみな札幌オリンピックをテレビ三昧していて、日の丸飛行隊、笠谷、金野、青地のメダル独占を楽しんだ後、引き続いてテレビ中継されたこれらの残虐な事件は、あまりに衝撃的でいまもって受け止め方がわからずにいたのだ。ひとごとではないというような気持ちかもしれない。
そのひとごとでないというような感じは、多分その後、様々な身の毛もよだつような世間を騒がせる事件が起きるたび、その首謀者と同年代のものが、感じると同じような気持ちだと思う。

今更ながら この本を読んで感じたこと。
彼らが自分達の私利私欲を求めてこれらの行動を起こしたのではなく、彼らを突き動かしていたものは、大人社会に反抗するための、ただの口実に過ぎなかったのではないか、そして自分たちがどこかで寄りすがっていたイデオロギーが駄目だから、それなら やはり世間から常識的に受け止められるように生きてゆこう、などと考えるほと、素直でなく、我々が事を起こさねば世の中は変わらない、というような若さゆえの驕りがあったのではないか。

私は思う。
今も昔も、テロにより、世直ししようという考え方は、人々に受け容れられないばかりか、世の中の崩壊や混乱や、人類滅亡を導くだけだという事を。

しかし この世の中である意味 一番残酷なものは「時」というものではないだろうか?やはり同世代でカリスマ女指導者だった日本赤軍の重信房子、年取ったね、美貌が自慢だったけど、逮捕された時の姿はすっかり変わり果てていた。年齢よりずっとおばあさんに見えた。

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雨 11℃ 少し寒い。