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次から次から未読本が貯まる。
選挙もあり 曲がりなりにも一応仕事しているし、そうそう読めなくて、貯まりに貯まった。(今の時点で、4冊、オイアウエ漂流記、同期、楠の木が熟すまで、切羽へ。)あぁ 忙しい・・
そんなわけで読んだはしから早くブックレビュー書かなくちゃ 忘れてしまう。
というわけで、骸骨ビルの庭です。
どうしても読みたい本だったので、トンボにも薦めて そして希望がかなって読んだ本なのだ。
「あんたはいいね、タダで本が読めて、俺が今の医療関係の仕事辞めたら こんなに本は読めんけぇねぇ、今の仕事が夜 暇だから本買っているんだけぇ。」という嫌みつきですが、そんなの無視です。
「いつまでも体が動くうちは働いたほうがいいよ。そうしないと頭が呆ける。」と言っておきましたけど・・・。
また、枕が長くなったけど・・
宮本輝は好きな作家のうちに入る。というか大好き。
それは私ごときが偉そうだけど、文章の構成がしっかりしていて、そして読む者を決して裏切らないと思えるからだ。
この本も読後感が温かく、爽やかで、久々に心にガーンとくる物語だった。
で、ストーリーは、主人公が骸骨ビルと呼ばれるビルに住み着いた元戦災孤児たちを、立ち退かせるために大阪・十三にやってくるところから始まがまり、そこで出会う人たちとの交流、顛末を描いている。
いつまでも立ち退かないビルの籠城者たちは、欲に目がくらんで動かないのではなく、自分たちの過去を守るために譲らないのである。
そしてこれらの登場人物がこれがまた、いずれも分別をわきまえた中年男女なので、成熟した意見が飛び交い、それぞれが個性的で素晴らしいのだ。
なので、当然いろいろと深い問題を含んでいるのだが、それがみーんないい人。心根が優しいので、恩着せがましくなくさりげなく助け合っていくのだ。
そしてそれより何よりいいのは、 中に出てくる実に美味しそうな料理の数々である。
みなと食堂の15時間煮るという鯖の味噌煮や豚肉のポトフやオムレツもおいしそう。私は牡蠣のしぐれ煮 これを絶対に作るぞ、、読みながら思った。
他にも丸鶏からつくるスープやとろろ汁など 美味しそうなのがゾロゾロ出てくる。
宮本輝は糖尿病だと聞いたけど、食事制限しているのだろうか?
それでこんな美味しそうな料理を 料理本でもないのに書いているのだろうか?
物語の結末は、トンボも読んだのでネタばれもいいらしい。
戦争のどさくさで親と離れたり、孤児になった子供たちを親代わりとして、このビルで献身的に面倒をみてくれた二人の青年の、無私の愛に育まれ、身の幸せを改めてかみしめるながら、ビルから円満に巣立っていく今は40代半ばの子供たちの物語・・。
ハッピーエンドでしみじみと終わる。
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次から次から未読本が貯まる。
選挙もあり 曲がりなりにも一応仕事しているし、そうそう読めなくて、貯まりに貯まった。(今の時点で、4冊、オイアウエ漂流記、同期、楠の木が熟すまで、切羽へ。)あぁ 忙しい・・
そんなわけで読んだはしから早くブックレビュー書かなくちゃ 忘れてしまう。
というわけで、骸骨ビルの庭です。
どうしても読みたい本だったので、トンボにも薦めて そして希望がかなって読んだ本なのだ。
「あんたはいいね、タダで本が読めて、俺が今の医療関係の仕事辞めたら こんなに本は読めんけぇねぇ、今の仕事が夜 暇だから本買っているんだけぇ。」という嫌みつきですが、そんなの無視です。
「いつまでも体が動くうちは働いたほうがいいよ。そうしないと頭が呆ける。」と言っておきましたけど・・・。
また、枕が長くなったけど・・
宮本輝は好きな作家のうちに入る。というか大好き。
それは私ごときが偉そうだけど、文章の構成がしっかりしていて、そして読む者を決して裏切らないと思えるからだ。
この本も読後感が温かく、爽やかで、久々に心にガーンとくる物語だった。
で、ストーリーは、主人公が骸骨ビルと呼ばれるビルに住み着いた元戦災孤児たちを、立ち退かせるために大阪・十三にやってくるところから始まがまり、そこで出会う人たちとの交流、顛末を描いている。
いつまでも立ち退かないビルの籠城者たちは、欲に目がくらんで動かないのではなく、自分たちの過去を守るために譲らないのである。
そしてこれらの登場人物がこれがまた、いずれも分別をわきまえた中年男女なので、成熟した意見が飛び交い、それぞれが個性的で素晴らしいのだ。
なので、当然いろいろと深い問題を含んでいるのだが、それがみーんないい人。心根が優しいので、恩着せがましくなくさりげなく助け合っていくのだ。
そしてそれより何よりいいのは、 中に出てくる実に美味しそうな料理の数々である。
みなと食堂の15時間煮るという鯖の味噌煮や豚肉のポトフやオムレツもおいしそう。私は牡蠣のしぐれ煮 これを絶対に作るぞ、、読みながら思った。
他にも丸鶏からつくるスープやとろろ汁など 美味しそうなのがゾロゾロ出てくる。
宮本輝は糖尿病だと聞いたけど、食事制限しているのだろうか?
それでこんな美味しそうな料理を 料理本でもないのに書いているのだろうか?
物語の結末は、トンボも読んだのでネタばれもいいらしい。
戦争のどさくさで親と離れたり、孤児になった子供たちを親代わりとして、このビルで献身的に面倒をみてくれた二人の青年の、無私の愛に育まれ、身の幸せを改めてかみしめるながら、ビルから円満に巣立っていく今は40代半ばの子供たちの物語・・。
ハッピーエンドでしみじみと終わる。
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