ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

七月も終わりました。

2008年07月31日 | 四方山話
朝から燃えている江津からです。今日もブレンド日記に来てくださり有難うございます。
日記@BlogRanking←毎日更新の励みになります。クリックお願い致します。

    


       ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 それにしても暑い日が続いている。
昨日の午後 トンボが今年初めてプライベートビーチ(嘉久志海岸なのだけど勝手に決めている。)に行ったらしい。

そこで一羽の水鳥を見つけたのだけど、暑さのためか近づいても 動かなかったらしい。(写真をクリックして下さいね。)
群から離れたのか、家族といきわかれたのか・・
ついにとぼとぼと波打ち際に行き、波に誘ってもらうように身を任せていたとか。

で 泳ぐつもりで来てみたら、水の中にくらげがたくさんいたらしい。この季節に もうくらげとは、普通は考えられないとか
この柔肌を刺されたら大変とばかり 泳ぐの辞めて帰ってきましたとさ!
(写真提供はトンボです。)
「男だろ、くらげなんかに負けず トコブシでも獲って来たら?」

やはり どこか地球はずれてきている。

 さて。
七月も終わりました。
暑い 暑い 七月だった。そしてまたしても嫌なことばかりの月だった。

人間万事金の世の中、自分に縁がないからというわけでもないけど、忌み嫌っている言い伝えである。
しかし、最近つくづく思う。
世の中 いや日本社会の?基本は恥ずかしながらやはりこれだと思う。

と言いながらもやはり嫌いだ、気持が貧乏臭い。
もみ手をしながら上目遣いに顔色を伺い、「これでよろしく!」水戸黄門に出てくる悪代官そのもの。

 枕が長くなったが そう、近頃連日新聞を賑わせている、大分県の教育委員会汚職事件のことだ。
教員採用試験の合否や、教育委員会でのポストが、金で売り買いされていたらしい。試験の点数の改竄もされていたとか。

そんな不正が代受け継がれ、それが普通、当たり前、金が用意できないものは採用されない、というように常態化されていたんだって。まったくあいた口が塞がらないとはこのことだ。

そして、今回これらの事が発覚したのは、一連の不正食品関連のように内部告発ではなくて、たまたま警察が別件で金券ショップを調べていたところ、異様に高額の商品券があり、不審に思って調べた結果だったらしい。
まぁ よくも秘密が保たれてきたものだよね。
天網恢々疎にして漏らさず。悪いことは出来ないものだ。

事件の首謀者は三人なのだけど、そのうちの一人は依頼してきた人の子を採用させるために、合格点を取っていた優秀な人を落とした。しかし心が痛んだんだろう、翌年その人が合格した事を知りホッとしたと週刊誌に書いてあった。

テレビに映し出された首謀者たちの顔を見ても 根からの悪人じゃないみたい。
なのにどうしてこんな悪のシステムが出来上がってしまったのか。
日本人はこんなに様々な国に比べて豊になったのに、どうしてその心根はこんなにも卑しくなったのか、道徳や論理性が崩れ、善悪の判断も曖昧になってしまったのか。
やはり 金だ、嫌な言葉だけど金だと思う。

しかし日本人には昔からすばらしい「感覚的美観」があると言ったのは 確か福田恒存だったか、八月に行なわれる「北京オリンピック」では、このような日本人の感覚的美観で、爽やかに活躍してもらって、嫌な空気を吹き飛ばしてもらいたい。
今は オリンピックだけが楽しみな私です。


#######

◎Iさん 頑張れ!

晴れ 34℃

頑張れ!Iさん

2008年07月30日 | 木馬の事
 今日も江津地方は雨降らず・・・かんかん照りなり。クリックお願い致しますね。

日記@BlogRanking←ここをクリックしてください。


     ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

暑い。暑いのは昔から苦手である。

でも考えてみたら、子供の頃は寒いのも苦手だった。
暖房器具といえば炬燵しかなくて、朝顔を洗うのも、湯たんぽのお湯を妹と半分ずつ分けて使った。
手足はしもやけだらけだった。早く春にならないかなぁと思ったものだ。

では一体全体どっちが本当は嫌いなのだろう。
暑いのは脱げばいいなんていっても、限度がある。真っ裸になったって暑さは凌げない。寒ければ着ればいい。しかし 体が芯から冷えて、マッチ売りの少女のようになれば、心まで貧しくなる。
ならやはり暑い方がいいのか?イヤだ 私は寒い方がいい。肉を着ているから寒さなんてへーチャラ!!なーんて、しかし暑い!

そんなむせ返るような暑い日に 木馬が開店した時からのお客さんで、もう家族のように親しくしてもらっている坂の上のIさんが、脳梗塞で倒れて入院された。

Iさんは 本当に元気で今まで病院にかかったこともなく、だから勿論 主治医なんているはずもなく、ついこの前まで何時ものように、元気にしておられた。
それがある夜 突然足が立たなくなり、救急で病院に運ばれたのだ。
それまでにも なんとなく予兆はあったものの、普段が元気印だから、自分の身体を過信していたのだと思う。
今思えば、あの時に病院に行っていればと、奥さんとお話したけど、まるで私と同じ、医者嫌いなのだ。だから病気に関して全くといっていいほど無知なのだ。

「大丈夫ですよ、お客さんでも意識不明で病院に運ばれて、今では元気に社会復帰している方もたくさんおられます。」といって奥さんを励ましたものの、帰られたあと、やみくもに脅えてしまい、もしも?もしも?と悪い方へ 悪い方へと考えが行ってしまい、すぐさま 打ち消す私。

たまたま その日は サイドビジネスのコインランドリーの掃除の日だった。
ふと気がついたら掃除しながら「どうぞ、元通りのいつものIさんに 一日も早く戻りますように・・」と祈っていた。
今までも祈るような気持になったことは、何度かあったけど、またも臆面もなく、洗濯のモーターの音に負けないように声を出して何度も祈った。
自分以外の何者かの力をアテにするのはあまり好きでないけど、こういう場合は自然にこうなるんだという事を実感した。

熱中症に脱水症に仕事のストレスが招いた病、皆さんも充分気をつけてくださいね。

そして その日からなんとなく私たち仲間はみな気が重い。
早くまた冗談が言えるようになってほしい。
今はそれを願うのみ。

晴れ 34℃

ほおずき

2008年07月29日 | 四方山話
暑い!暑い!半端じゃない!こんな時ですがクリックお願い出来ますか?
日記@BlogRanking←ここをよろしくです。
  
 
 いやぁ それにしても暑い!
青菜に塩状態が毎日続いている私です。
雨が降らないんです、江津地方は・・

 この前 夜中に降ったのですが、雷さんも一緒で、サンコーさんちは、二階にある二台のテレビに雷が落ちて壊れたそうです。
最近頻繁に雷が落ちる。

というわけで、段々地球がおかしくなっているのをモロに実感している今日この頃です。

 そんな真っ赤に燃えた太陽の夏、ほおずきが近所の畑でも植わっている。
写真の真っ赤なほおずきはQLDさんから頂いたもの。(毎日目を楽しませてくれています。)
 
 その下のまだ青い小さなほおずきは なんと、食べられるほおずきなのです。
昨日 サンコー社長の実家の畑から捥いできたとか。
「え?フルーツほおずき?」
早速食べてみました。う~ん 美味しい!
味は なんと表現したらいいのか、ナツメの実の水分を多くしたようで、仄かに日向の匂いがして、果肉も厚く噛むとシャキシャキ、種も気にならない。
へえ 初めての食感で、美味しいです。

早速調べてみました。
あるんですね、食べられるほおずきの種類というのが。
フルーツほうずき(←リンクしました。)または、「トマトホウズキとも呼ばれ、ビタミンAが多く含まれ、甘酸っぱく美味しい果実です。 」と書いてありました。

ほおずきといえば、子供の頃 まあるい果実の中身をぐちゅぐちゅして取り出し、皮だけを口に含み、音を出して遊んでいたが、 (失敗したら種ごと食べてたけど。)
祖母が上手に鳴らしていたのを思い出す。

そしてそして、
これとは別に「海ほおずき」というのがあった。
しかし、この「海ほおずき」を意外に知ってる人が少ないのに驚いてしまう。
確かに 最近は魚屋さんで見かけなくなった。昔は魚屋さんのガラスのショウケースの氷の上に、木片に綺麗に並んで引っ付いている「海ほおずき」があった。

で、最近は本当に便利ですね、ネットで調べてみました。
ウミホウズキ (テングニシの卵嚢(らんのう))なんだって。
写真もあったのでお借りしたのですが、そうそう、これです。懐かしいなぁ~。
まるでドミノみたい。

これを産み付けてある木片から剥がし、袋の下のほうを鋏で、少し穴を開け、中の内臓を絞り出して、そして綺麗に洗う。それをほおずきと同じように鳴らして遊んだ、こちらの方はなんだかカエルの鳴き声のような音がしたけど、散々鳴らして飽きるとコップに水を張りその中に入れて、また取り出してあそんだりして。

最近見なくなったけど、いなくなったんだろうか?

晴れ 34℃

「ヘアースプレー」をDVDで見る。

2008年07月28日 | 映画の事
今日は映画のことです。映画の嫌いな方はごめんなさい。でもクリックだけはお願い致します。


日記@BlogRanking←ここをクリックして下さいね。



ヘアスプレー(HAIRSPRAY)

2007年アメリカ映画、

ギャガ配給、1時間57分、2007年10月20日公開

監督:アダム・シャンクマン

出演:ジョン・トラヴォルタ / ミシェル・ファイファー / ニッキー・ブロンスキー/クリストファー・ウォーケン


 連日くらいニュースばかりで、なんかと重苦しく鬱陶しい。 
そういう実感の中でこういう映画を見ると、その筋金入りの軽佻浮薄さが、有難くばかばかしく 眩しく思えるのだ。
いやぁ 実に面白かったです。スカーッとします。

で、ストーリーはあくまで単純明快 人種差別の残る1960年代のボルチモアを舞台に、外見を気にせず、やけに前向きなオデブのヒロイン、トレーシーの活躍を描いたノンストップミュージカル。
ただそれだけなのだけど、ヒロインのおデブちゃんは、背も低くコロコロしているけど、その顔立ちがこれまた可愛いのよ、
なんか昔の時代劇のお姫様役スターの丘さとみに似てて(古いね私も・・) そしてこのおデブちゃん 弾むゴムまりのように 画面から転げ落ちんばかりに、飛ぶように踊るのだ、可愛い、可愛い。

その母親がまた凄い。タテヨコとも娘を上回る大デブ、けどこちらも鈍重じゃないよ、弾む大デブなのだ。それもそのはず あの「サタディ・ナイト・フィーバー」や「グリース」でイケメンしていたジョン・トラボルタなのだ。
もうすごくいい、いいよトラボルタさま、大きな身体をすくめて恥らう姿の可愛いこと。カッコいい。
浮き沈みの激しいハリウッド映画界において 悪役したり、チョイ役だったりと、苦労しながらここまで第一線で頑張ってきたその苦労が、にじみ出ている。
ダンスは流石にうまいしね。
見ている間中 この私も身体をゆすってしまいましたわ!恥ずかしげもなく・・
そしてヒロインの父親役のクリストファー・ウォーケン、これがまたいいよねぇ・・
トラボルタと踊るシーン、なんか、必死でくらいついてダンスしている姿に思わず、拍手したくなりました。

そうそう ヒロインを引き摺り下ろそうとする悪女にミシェル・ファイファー が出てましたけど、これまた私はいにしえのドイツの女優エルケ・ソマーかと思ってしまって・・後で考えたら私はやはり私は古いわ!

でも60年代といえば、ヒロインと同じ年頃の私です。ですから大目に見てください。あのヘアスタイル、あの洋服 懐かしいわ!

晴れ 34℃

食べる楽しみ。

2008年07月27日 | 四方山話
今日もクリックお願い致します。

日記@BlogRanking←毎日更新の励みになります。


草木も眠る丑三つ時・・
ついに降りました。雨が・・・しかも もの凄い轟音とともに。地の底から響くような雷、こわかったぁ~。
流石に赤ん坊のような安らかな顔して、すうすう眠っている、眠り姫も目が覚めました。(私のことですがなにか?)

雨の匂いがします、懐かしい。
また?といわれそうですが、撮って見ました。滴の写真を・・(クリックして下さいね。)


 さて。
親譲りの無鉄砲で、あ!これは坊ちゃんの書き出しだった。

親譲りの凝り性で、それが美味しいとなるとことあるごとに、毎日でも作って食べたい。
トマトと、青じそをたっぷり頂いた。トマトも青じそも大好きな食材だ。青シソは薬味として、どんな料理に使っても夏場はいけるけど、これだけをたくさん食べる事が出来るのは このサラダか一番。

作り方もいたって簡単。
まずトマトを熱湯にくぐらせて、皮をむく。これを冷たく冷やしておく。
食べる直前に、輪切りにして、ごま油、酢、醤油のドレッシングを作り、青じそをたっぷり千切りして上に乗せ このドレッシングをかける。ただそれだけなのだが、これが冷たく冷やしてあると、さっぱりして美味しい。お肉の料理や、ニンニク料理のあとトマトの酸味と 青シソが 口の中をさっぱりとしてくれること請け合い。
今日は涼しそうなガラスの器に盛り付けたけど、先日トマトをいただいた時は、放射状に切ってこのドレッシングをかけ、有田焼のお皿に盛り付けた。
お皿の白にトマトの赤、シソの緑がとても食欲をそそる。クズトマトでも自然の色合いは食卓を爽やかな感じにしてくれる。

トマトが手に入った時は是非にもどうぞ・・

ついでといったらなんだが、昨日の料理の中で、オクラの和えものもいけますので、レシピを・・

作り方、これもすぐできる。
まず オクラのヘタを取り、塩でこすって水洗いしてお湯でサーッと茹でる。
ささ身は お酒を振りかけて塩胡椒を少々。お皿にラップして電子レンジで3分くらいチン。冷まして 裂いて置く。
油げは 油抜きしたら焦げ目がつくくらい焼き細切りにする。
これらを混ぜ合わせて芥子酢醤油で和える。

こういう箸休め的なものは、たくさん作らないこと。小さな器に少々盛る。
もう少し欲しいな というくらい盛り付けるのが、まずくても美味しく感じるコツなり。
オクラも残っていたら 是非にもお試しあれ。

 それにしても食品価格がうなぎ上りに高騰している昨今、このように、皆様に無農薬の野菜を頂くことにいつも感謝している私です。
食糧危機に陥ったら、私のような大食漢の食いしん坊は、本当に生きる楽しみがなくなる。

 思い起こせば、物心ついた10代までは 何でもいいお腹いっぱい食べる事が幸せだった。20代まではシュークリームとか、デコレーションケーキをお腹いっぱい食べたいと思っていた。30代は 中華料理のフルコースの味を覚えて 誰かが奢ってくれないかなといつも思っていた。
40代は握り寿司を(特にウニや、鮑や、中トロ)お腹いっぱい食べてみたいと思っていた。50代は究極の日本料理と霜降りステーキが、特に食べたくなった。
そして飽食時代の今は、日本人の味覚は贅沢三昧で麻痺してしまい、産地偽装や賞味期限改竄、勿体ない精神の履き違えで、使い回しや、巻きもどし、それさえもわからなくなっている。

「明日が最後の日でないという保証はどこにも、誰にもない。だから今日という一日が大事なんだ。毎日そう思って飯を食え。そう思って酒を飲め。」
池波正太郎らしい、週間文春に書いてあった。

今後そう長くない余生を この言葉を心に刻み、食べ続け飲み続けようと決心した私です。

夜中雨 雷 昼 晴れ 34℃ 暑い

今週の頂き物の料理です。(写真をクリックして下さいね。)

2008年07月26日 | 料理
今週の料理です。今日もクリックよろしくです。


日記@BlogRanking←ここを クリックお願い致します。





 今週も頂き物で 料理してみました。

① トマトの青じそサラダ

② サーモンと青じその漬け丼

③ 焼き蕎麦

④ チキンソテーのトマト煮

⑤ 冷きしめん

⑥ オクラとささ身とうす揚げの和えもの

⑦ キュウリの味噌煮

⑧ 茄子餃子

⑨ ナスの皮とインゲン豆 人参のキンピラ

⑩ キュウリの酢の物

⑪ ぶりの照り焼き

⑫ 豚肉の梅シソ巻き揚げ


以上です。

晴れ 35℃ 暑い!暑い!

新種のストレス!!

2008年07月25日 | 四方山話
今日は涼しそうな色に変えて見ました。今日もクリックよろしくです。

日記@BlogRanking←ここをクリックして下さいね。



 さて?この花は?

なんとも可憐でまるで鈴のように、そして二つ寄り添いながら咲いている。
二輪草?違う違う・・・

実はこれは護摩の灰(街道のコソドロ)じゃなくて「護摩の花」なんです。
由緒ある にわか大百姓を自負している(ここだけの話、聞いたところによるとネコの額らしいけど・・)
ラーフル夫人の大農園で咲いたものです。

ラーフル夫人といえば、ここのところ10割か8割かでもめている。
小商いの値引きの話ではない。蕎麦の話だ。

5月ごろ「蕎麦を植えたから、収穫が楽しみよ。」
と豪語していた。「蕎麦は10割でしょう。」「いや2,8よ。」
こういう話を取らぬ狸の皮算用というのでしょうか?

種を貰ったので、早く食べたいからか、その時点ですぐに蒔くものだと勘違いして、蒔いてしまったらしい。
ぐんぐん芽がでて、白い花も咲いたとか。(因みに今は枯れ尾花らしい。)

種をくれた方にその旨はなしたら「あれ?もう植えんさった?秋に植えるといったけど・・」
話を最後まで聞かないのは 私たちみな同じ。がっくりきているラーフル夫人。

それにしても日本の防衛や、宇宙の未来について、真剣に話すのならまだしも、
10割と8割の話で喧々諤々とは。しかしそれも解決しないまま 今は封印です。

 さて。話は変わるけど・・
「わからーん」というメールが頻繁に届く。
弟子(サンコー夫人)からだ。すぐさま駆けつける師匠(私)。

昨日の事。
「インターネットが繋がらないよぉ~ それにミクシィが消える。」サンコー夫人からSOS・・・

駆けつけて見ると確かに 昨日セットアップして起動していたミクシィが 切れている。
おかしいなぁ パスワードを入れ直してみた、出たじゃない画面が、出た、出た・・しかししばらくするとまた切れる。
こりゃ パソコンが悪い、そう判断した師匠は、購入した電気店に電話した。「もしもし○○□□しかじか・・というわけでパソコンのトラブルじゃないかと。」

慌てて来てくれて あれこれ触っていたが、「これはパソコンの問題じゃありません、NTTのADSLのルーターがおかしいです。NTTの故障係りに連絡してください。」早速NTTへ

NTTは、信号を送ったりしたらしいが、どうも埒が明かない。
私も仕事をほっぽり出すわけに行かないのでとりあえず帰った。

その後NTTの修理の方が見えて「これは外線です。」
なんでも塩害で 近辺の電話線がすっかり磨耗していて このままなら近い将来近辺の電話回線が切断するところだったとか。
家の中から外の本線から大補修工事で、3時間もかかって すっかり正常になりましたとさ!

いやぁ 私もわからないまでも何でセットアップできないのか気になって、わが仕事どころじゃありませんでした。

新種の文明は新種のトレスを生む・・この言葉を発見した一日でした。

  というわけで 授業料かな?デザートをくれました。
 美味しく頂きました。またよろしく・・・

 晴れ 34℃

『ニホンゴキトク』を読む。講談社・・ 久世光彦著

2008年07月24日 | 本の事
夏真っ盛り 暑いです。さぁ 今日もクリックお願い致します。


日記@BlogRanking←ここをクリックしてください。毎日更新の励みになります。


   ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


 昨日少し書いた、『ニホンゴキトク』について・・

この本を読むと、いかに多くの言葉が月日と共に使われなくなったか良くわかる。
古い言葉や表現のほうが良かったと嘆くのは、どんな時代でも、年を取って俄本読み(私のことです。)などが多いけど、置き換える言葉が見つからないまま消えていってしまうのは、人間の感性や感覚も共に消えていくような気がしてならない。

 この本はずーっと以前、「週刊現代」に連載されていたエッセイで、楽しみに読んでいた割には、私のこと、ほとんど右から左に消えていた。
先日図書館で見つけて改めて借りてきたのだけど、やはりこの本は手元に置いておきたいと思った。

この本を読んでいて 私はふと、あるいはたと気付いたのだ。
毎日何も考えもしないで思いつくまま ブログを書いているが、敬語の使い方が間違っている箇所がたくさんあるではないか、年はいくつよ、何年生きているのよ、物事を知らない人間だなぁ、と少し落ち込んでいます。

例えば「お電話」と題された章で、身内の死を他人に伝えるのに、『亡くなった』といっているのはおかしいと、この言葉自体が敬語らしいのだ。だからこのようなときは『死にました』というのが正しいと。

つまり「貴方のお父さんが亡くなったのはお幾つの時でしたか?」これはいい、相手の父親だから。しかし、ある母親が「私の娘は可愛そうに三つで亡くなりました。」と行ったらこれはおかしいと。
「家のお父さんはお出かけになってお留守です。」というのと同じらしい。
ちょっとぶっきらぼうな感じもするが、「娘は死にました。」でいいのだ。

そして「私のほうからお電話します。」の言い方はおかしい。
自分の行為に「お」をつけるのはおかしい。
「お電話」「お手紙」「お返事」「お料理」
あぁ この件に関して私は今まで考えもせず、使っていた。全部引っかかる。
そして 人様に読んでくださいなどと・・・
バカな私・・・

それで 久世さんはこういった自分の考え方が間違っていないか、こういう言い回しが正しいのか、という事を、向田邦子の小説で調べるのだ。「父の詫び状」とか、「思いでトランプ」とかで、そして向田さんがちゃんと自分と同じように使ってあることに安心するのだ。

この本でも向田さんのことが度々でてくる。(例えば夏目漱石を小学校の時に読んでいたけど、向田さんも自分と同じで小学生の時にこの全集を読んでいたとか・・)

私は思う。
きっと向田さんと久世さんは、感性や物事に感動する気持が似通っていて、何はさておいても、このことだけはお互い感動したり共感しあいたいと思ったのではないか、感性の第一共感者として 尊敬しあいながら男女の仲を越えて 切磋琢磨して行ったのではないだろうか。

 なにはともあれノスタルジーの意味も込めて、やはり失われゆくものへの愛着と焦りは消えない私です。
しかし言葉というものは何千年も何万年もこうやって変化をとげて進化してきたのだと思うことで、半死語も死語もいつかは消えていくのでしょうね。

この本はお奨めです。

晴れ 33℃

むくげ

2008年07月23日 | 四方山話
いつもご協力有難うございます。

日記@BlogRanking←今日もここをクリックお願い致します。

     ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


 木槿(むくげ)の花は、早朝咲いて夕方には散ってしまう。一日花とも言うらしい。
ご近所の庭に咲いていた木槿です。(写真をクリックしてくださいね。)

でも蕾がいっぱいついていて、次々に咲くから、夏中咲いている元気の花と思われてしまうらしい。
が良く見れば、真っ白い花びらは 光が透けるほどに薄くて、儚げで、一日限りの精をまき散らすかのように咲くさまは、痛々しいほどに、けなげで儚げだ。

 それもそのはず 茶室の生け花に使われることが多いらしく、わび、さびの世界にも通用する花なのだ。

そして この花は今読んでいる本久世光彦の「ニホンゴキトク」にも偶然出て来るのだ。

久世さんといえば向田さん。先日の朝日新聞にも書いてあった。
久世さんより6歳年上の向田さんは、人もうらやむほどの仲のいい友達だった。
久世さんの奥さんが言っていた。「素直に影響を受けているんです、まるで甘えているように」そして折に触れて放つ夫のつぶやきは、例えばこんなものだった。
「雨の打ち合わせ。喫茶店にいると向田さんが小走りで来る。ストッキング嫌いな彼女は素足にサンダル。くるぶしとふくろはぎに泥はねがついてる。」
六つ年上の女性の所作を、久世さんは細部まで見逃さない。
 「久世はやはり深爪で、裸足が好きでした。おしゃれで気の利いたお姉さんのような向田さんの影響をいっぱい受けています。きっと心配りの仕方や好みまでまねていたのだと思います。」

そのあと 向田さんは乳がんになるのだが、ある夜。
久世さんは向田さんに呼びだされ、部屋でがんの告白を受ける。普段より沈黙が多く支配した夜を過ごし、明け方を迎えた。
向田さんの今後のことを考えた。そしてこう続ける。
少なくともあの一夜だけは、あの人を愛していたのだと思う。

 木槿の花から随分と話は飛躍したが、久世さんは「ニホンゴキトク」木槿の章でこう結んでいるのだ。
「向田さんがなくなった八月は、木槿の咲く月である。白い綺麗な花だが、盛ったと思ったころ、突然散る。そんなところが似ている。」と・・・

ステキな人から花に例えられる、なんと素晴らしいことか、今頃 二人はかの国でまた仲良くドラマの制作をしているのかもしれない。

晴れ 時々曇り 33℃