ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

本当に日本の新しい夜明けなの?

2009年08月31日 | 四方山話
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 やっぱりというか、案のじょう、今回の夏の陣選挙で自民党は大敗、いや惨敗した。
寝る間も惜しんで(木戸銭払っているのでね。)選挙速報を見ていると民主党の当確者、ものすごい勢いで数字を伸ばしていくのに 自民党の当確者はぼつぼつという感じ。
しばらくそんな状態が続いていた。
開票速報が始まってすぐに、なんとまぁ、長妻さんの当確がてテレップで流れる。
4年前の小泉郵政選挙のまるで逆を行ってる。
目を疑うような、画期的な光景に眠気も消えうせる。

それは民主党への期待感もさることながら、自民党への深い幻滅を思わせた。
敗因はいろいろあるだろうけど、いつも言われるように従来の「今回は自民党にちょっとお灸を」的なレベルのものではなく、もっと本気で、切実で、もう任せられない、何とかしてくれ!というような愛想尽かしと思う。

朝刊の一面は もちろん全紙政権奪取で鳩山代表の満面の笑顔。方やうつむき加減の暗い顔の麻生総理。
麻生総理ばかりでなく ポロポロ落選した大物自民党議員たちも、この惨敗に流石に危機感をつのらせている様子。
当たり前よね、自分たちのしてきたことに審判が下されたのだから、ノーと突きつけられたとのだから・・

でも私は思う。

その危機感ってどういう種類の危機感なのか、敗戦の弁を述べてる大物議員の声を聞くとそう思うのだ。
ただたんに「こりゃヤバいぞ、案外自分のクビも危なくなってきた。」といった保身的な危機感に過ぎないのではないか、どこまで痛い目を見ても、頭の中は「党」と「自分自身」・・・具体的に次の選挙、しかしそれも国のためなどではなく、就職先の確保?そういう危機感なのではないのか。
そう種類の危機感を自民党議員からぬぐえない限り、いくら真剣な顔して悩んでいただいても我々国民の心を打つことはできない。

しかし、少しホローさせていただくと、麻生さんにだって総理の座にしがみついている間に 我々に色々な事実を教えてくれたという功績はある。
それは、自民党にはこれといったエースがいない、いたとしても前には出られないそういう仕組みになっているのではないかという疑問を、きっちりと確信に変えてくれたし、大物政治家のDNAは決して受け継がれていくものではないんだなという、名門幻想をしっかりと粉砕してくれたし、英語がペラペラでも漢字が読めないと、人はナメてかかるものだ という人間の深層心理まで身をもって教えてくれたし・・。
短い間にこれだけのことをしてくれたんだから、拍手でお見送りしなくちゃですよね。

これってホローになりませんかね。

晴れ 27℃ 

八月も終わります。

2009年08月30日 | 四方山話
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            江川河口(8月29日午後)

 

コロさん この写真ははどうでしょうか?
写真がどうも「右下がり」の傾向があるのではと、温かい指摘していただいた。
ううむ、言われてみれば確かに、木馬の行く末を現しているようかのよう、こりゃいかん・・
というわけで早速同じ場所に行き、意識してカメラを右上がりに構えて、写してみました。
この日の海は、波もうねりもあり、どよーんとしていて、水の色は群青色、覗くだけで引き込まれそうに恐ろしかったです。

残暑は厳しいようでしたが、海も空も秋色でした。


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 さて、八月も終わります。
とうとう今年 本格的な夏は来なかった。
日本の夏といえばキンチョウ蚊取りじゃなくて、真っ青な空に真白な入道雲。
それを一度も見なかった。いつまでも梅雨が明けず、鬱陶しい日々がこれでもか、これでもかと続いていたのだ。
そして日本列島では集中豪雨による土砂崩れや静岡では大型地震も。
お盆過ぎてやっと懐かしい青空が見えたら、げんきんなもので鬱陶しい気分もコロリと忘れて、「明けない夜はない」とか「日はまた昇る。」とか、「世の中の仕組みはそう簡単に変わるものではない」とか、古めかしい言葉が次々と浮かんで来たりして、でもそれもつかの間・・・
しかし私は思う。イザというときは案外人間は、こういう手垢のついたありきたりの言葉しか浮かんでこないのではないかと。
今からでも遅くないですよ、おてんとうさま、どうかひとつお願いします。
先の少ないばばのお願い、カラーンと晴れた夏らしい夏をお願いしますよ。
だって秋が早く来ると、セイタカアワダチソウが至るとことに蔓延り、鼻が、鼻が、自慢の鼻がじゃない団子鼻が、ぐしゅぐしゅ、一年で一番嫌な季節がやって来るのです。

そんなこんなで 異常気象による愚図ついた八月ではあったけれど・・。
それとは裏腹に、政治の世界では日本で一番暑ーい日々が巡ってきた。
そう、天下分け目の夏の陣、もしかしたら 私が生まれて初めて経験するであろう地殻変動が 起きるかもしれない。
それもあと数時間で、否が応でもわくわくする。

思い起こせば、延々と政権を独り占めにして来た与党は、もはや我々国民に明るい未来や 夢や希望を与えてくれることはできない、というかそういう力を失っている。惰眠を貪る烏合の衆と化しているように思えるのだ。

4年前自民党をぶっ壊す、と高らかに宣言した政治家を信じ、その言葉通りの政治を期待したものの、結果はまるで逆で、官僚主導の政治はますます強固になってしまったような気がする。
話が違うじゃない、と叫んでも既に遅し。選挙の結果はくつがえらないし、民意は届かないのだ。
そのあとは、ご存じのように、打たれ弱くふにゃふにゃの坊ちゃん総理による政権投げだし、次はといえば 自尊心ばかり目立ちムッツリ総理は、あなたとは違うんですといいながら政権を放り出し、そして今、漢字の読めない総理がすさまじい鈍感力で権力の座にしがみついている。我々国民もそこまで馬鹿ではない。
国民一人ひとりの力は弱くとも、少なくとも私たちには投票権という武器がある。政治への信頼も、未来に描く夢も壊され、醜態ばかりを見せられては、愛想尽かされても仕方ない。

しかしそれなら チェンジを掲げているチャレンジャーたちはどうなのかといえば、う~~んと思ってしまう。
今彼らはビジョンを抱えているが、政権が目の前にちらつけばちらつくほど、それらが失われていくような気がする。というか本当に信じていいのかという不安ね。
「現実路線」の名の元にグイグイと突き進む気概と決意をなにやら封印しているようで不安。
方や、やれ財源はどうするのか、方や やれ与党のときのマニフェストはすべてうやむやだのと、お互い攻め立て合ううちになにやら違う方向に行き、お互いがお互いの夢やビジョンをもみ消していくようなそんな不安。
まず政権交代ありきで霞む政策の不安。

今日本の政治家に最も欠けているのは特権意識を捨てた、普通のマトモさなんじゃないだろうか。

そんなことつらつらと思いだした八月のながーい月も終わります。
日本はどうなるのか・・・

さぁ 今宵は眠れないぞ!!

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雲り 27℃

今週の頂き物の料理(写真をクリックしてくださいね。)

2009年08月29日 | 料理
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 宣誓!
今週の「そのの法則」にのっとった料理です。
決して頂いた食材は粗末にせず胃袋に収めることを誓いまーす。

    

① ゴーヤとツナの梅肉和え     ② タコご飯              ③ワカナの照り焼き 


    

④ ソーメンウリの酢もの       ⑤ ズッキーニと豚肉の炒め物  ⑥ 枝豆のめんつゆ煮


    

⑦ ひじきの煮物          ⑧ プチトマトの漬物         ⑨ 梅干しごはん

    

⑩ ヒジキの煮しめ入り炒り豆腐  ⑪ 豆腐ステーキ           ⑫ 焼きピーマンとかまぼこの酢味噌和え


    

⑬ ピーマンと人参のきんぴら      ⑭ 鯵の握り              ⑮ ツナマヨ丼


というわけでレシピです。

② タコご飯 
なまタコを昆布出汁、お塩、お酒、お醤油少々で炊いてみました。
とても美味しかったです。

⑥ 枝豆のめんつゆ煮
由緒ある水飲み百姓のラーフル夫人が 猫の額ほどの畑で作った無農薬枝豆をくれました。
今日はこれをめんつゆで煮てみました。
まずまな板の上で塩みがきして産毛を取る。
これをさっと茹で、めんつゆ お酒、みりん少々で煮る。
これもホント美味しい。
いくらでも手が出ます。

⑧ プチトマトの漬物 
これがまた簡単で美味しい。
プチトマトを30分くらい冷凍庫で固める。
これを流水で洗うと皮がつるんと剥ける。
これをヘタを取りポン酢につけるだけ。30分くらいで食べられます。

⑨ 梅干しごはん
普通通りにいだお米に昆布出汁にお醤油、お酒、少々で味付けして梅干しを入れて
ご飯を炊く。
あっさりして食欲のない時には最高、でも食欲がないときがないのですよね、私めは・・

⑩ ヒジキの煮しめ入り炒り豆腐
ヒジキが残り翌日に回った時によく作ります。
まず中身を出して刻む。
お豆腐を水切りする。
綺麗に洗った手でお豆腐を潰す。これをごま油で炒める。炒まったら先ほどの刻んだヒジキを汁ごといれて、くつくつと煮る。お豆腐からお水が出るので、味をちゃんと見てね。薄ければお醤油や、みりんやお塩を足す。
お豆腐に味が染みたら とき卵を回し入れて出来上がり。

⑫ 焼きピーマンとかまぼこの辛子酢味噌和え
ピーマンをオーブントースターで焦げるくらい焼く。氷水にとり皮をむく。
これを食べやすい大きさに切り、細切りしたかまぼこと辛子酢味噌で和える。

⑮ ツナマヨ丼
安くて美味しくて簡単で三拍子そろったツナマヨ丼です。
ツナ缶の油を切る。ネギを刻み油をきったツナと混ぜ、マヨネーズで和える。
丼にごはんを入れ、きざみのり、刻んだ青しそをトッピングした上に先ほどのツナをのせ、刻んだ小葱をパラパラとかけて、わさび醤油で頂く。

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晴れ時々曇り 30℃

今週の頂き物 250~254番目

2009年08月29日 | 頂き物
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ソーメンウリ、きゅうり、枝豆、ピーマン、ズイキ 以上です。

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コクゾウムシ

2009年08月28日 | 木馬の事
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            江川河口(8月27日午後)

 

 嘉久志沖でウミネコの大軍を見つけたので あれでもと思い、江川河口に行ってみたら 全然というか、一羽も見かけなかった。あれはウミネコだったのだろうか。不思議。
この日の海は まるで盥に水を張ったように 穏やかにでも滔々とゆったりとたゆんでいた。(写真をクリックしてくださいね。)

でも晴れているのに空の色はどこか曖昧。真夏のそれとはどこか違う。
曖昧な夏は、曖昧なまま、空を秋に譲ってしまうのか。暑がりではあるけどそう思うと、少しさみしい。


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 渡津にあるコイン精米機→

 虫がついた。
といっても私のことではありません。このところの異常気象が災いしたのかお米にコクゾウムシが湧いたのだ。
お米をといだらふわーっと浮いて出てきた。「わぁー!!大変。」と大騒ぎ。

そういえば子供の頃、よく梅雨時期に大切なお米に虫がついた。
祖母は縁側に新聞紙を広げて、米櫃の中のお米を全部日に干した。薄茶色の小さな虫が頭をもたげじょろじょろと姿を現す。それを一匹残らず割りばしでつまみだして、退治していた。
お米につく虫は毒がないから たとえ食べても大丈夫、大事なお米を捨てられましょうか、と言いながら根気よく退治していた。そして虫のいなくなったお米に、タカノツメを入れていた。

イリコさん、どうしよう。
しかし動揺はしたけど、どんな時でも食べ物は絶対に捨てられない。腐ってさえいなければ胃袋に納めるという「そのの法則」で今回も取り合えず昔を思い出し、ベランダに新聞紙を広げ お米を陽にかざした。
出てくる出てくる。昨日までお米といだ時 異常は感じなかったのに 一日で急に成虫になったんだろうか。

トンボがやってきて「何しているんかね?客もおらんのに二人でこそこそと忙しそうに。」
○○□□シカシジカ・・・お米のコクゾウ虫の話をした。

「そんな手間かけんでも精米してきんさい。お米と虫と分けてくれる。」という。
「ええーっ?ホント?」
「俺の話を虫(しゃれてるつもり)せず騙されたと思って行って来んさい。今まで俺がうそ言ったことあるかね。あんたが困った時はいつも的確な指導をしてきてあげたでしょう。精米機は玄米を糠と不要物と分けてくれる機械なんだけ。」
「糠喜びじゃないでしょうね。」(これもしゃれてるつもり)
しかし一理あるような気がして、早速精米機にかけてみた。

で、結果は?
バッチリでした。コクゾウ虫は一匹残らずいなくなりました。
たまにはいいこと言う。

でも早く食べなくちゃ又ぞろぞろ でてきそう・・

あぁ・・・お米食べると太るんだよね。

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雨時々雲り。 30℃

絶滅危機

2009年08月27日 | 四方山話
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 最近 やれ暑いだの、やれその気になれば痩せられるだのと、なんやかやと理由をつけてウォーキングをさぼっていたら、なんとまぁあれよあれよという間に危険水域じゃござんせんか。
こりゃ いかんともしがたいと残暑厳しい中 嘉久志海岸まで、カメラ散歩。

愚かなトンボが言うには 「俄かダイエットはリバウンドが早い。俺のように日頃休まず鍛錬した身体づくりをしていたら、一月休んでも全然変わらん。」だそうです。
偉そうな発言の当の本人は使いすぎで 肘にピリピリと激痛が走り、コーヒーカップも持てない状態らしい。
病院の診断によると触っただけで飛びあがるテニス肘。
年も考えずにバカみたいに鍛え過ぎたのが原因、休ませることが一番だとのこと、対症療法の湿布の匂いをぷんぷんさせている。
私が「訓練のしすぎかね、アホらし、そこまでして体を鍛えてなんになる、頭を鍛えるならまだしも、頭はスカーンスカンだのに。じゃその患部にかまぼこ板で添え木でもしとったら?」
「じゃ 俺は板わさかね。それに 訓練だなんて、トレーニングといってよ。俺は匍匐前進で痛めたわけじゃないんだけぇね、アスリートの宿命よ。アスリートじゃけんね俺は。」

いつも偉そうな口だけ男です。

いけない、いけない、また枕が長くなった。冒頭の写真に戻ります。
沖のテトラポットに何やらあやしげな陰が見える。と10倍ズーム望遠で写真にしてみたら、ウミネゴがいっぱい。
海岸ではゆく夏を惜しむように、水遊びしている親子が・・
朝晩はしっかり秋ですが 残暑は厳しい江津です。

 さて。
話はまたもころっと変わるけど 25日朝 朝ズバ!見ていたら突然、コメンテーターが「あ!地震の緊急速報です。地震が起きますよ。」そう言ったのに2分も3分も経っても何事もなく「誤報ですかね。」といっていた。

新聞によると、委託業者が不必要な地震計の改修作業をしたため、過大な地震波データーがシステムに送られ地震の規模を実際の五千倍以上のマグニチュード6・6と推定したのが原因だとか。
「気象庁にも監督責任はある。」とお詫びですんだからいいようなものの、ご誤報が全国に流れて大変だったと思う。

それでというわけなのだけど、子供の頃 気象条件を知るのに 百葉箱というのが学校の校庭の隅にあったのを思い出した。

以前、「百葉箱」の「百葉」とは何だろう、と調べたことがあった。
あの、どこか西洋風の白い箱の鎧戸をあけると、無数の色とりどりの風船が飛び出てきて空へと舞いあがっていく。手品の箱のような そんなイメージを抱いていたのに、調べた結果はまったく違うものだった。
「百葉」とは「牛や羊の胃のこと」で、あの鎧戸が牛の胃袋に似ていることから、百葉箱と名づけられたのだという(最初は百葉窓と言っていたらしい)。

最近は気象衛星とか最新兵器があるので必要ないのかもしれないが、この百葉箱には温度計と湿度計が入っていた。

温度計はイタリアのガリレオによって作られ、現在の基準は、1743年にスウェーデンのリンネによって、基準は、水が凍る温度を0度C、水が1気圧で沸騰する温度を100度Cとして決められたらしい。

湿度計にはバイメタルの代わりに髪の毛を用いた毛髪湿度計というのがあり、これは、髪の毛が湿度が高いと伸び、低いと縮むという性質を使ったもの。乾燥した日に髪にくしが通りにくくなるのもこの理由からだとか。
でこの髪の毛はフランス人の髪が使われていた、という。
たしかに子どもの頃、昔は髪の毛で湿気を測ったと教わった覚えがあるけれど、でもそれが百葉箱の中に入っていたとは知らなかった。
ましてやフランス人の髪だなんて。
調べてみると『フランス女性の金髪が細く均質で最も適しているとあった。日本の製造会社も、欧州から女性の金髪を輸入して気象台や学校に納めていたという。』

インターネットは便利ですね。
なんでも調べられる。でもすぐに忘れるけど・・

地震誤報からずいぶん話が飛躍したけど、今、この百葉箱が絶滅危機にあるらしい。
してみると絶滅の危機にさらされているのは生き物だけではないのですね。

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晴れ 時々曇り 31℃

イメージ違い

2009年08月26日 | 四方山話
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            波子海水浴場

  

 かっては江津のハワイとか、日本のワイキキビーチとか(そんなこと言われたことない?)大勢の海水浴客で賑わった波子海水浴場。(昨日は 人もまばらで海の色も秋の色。)
国道とその向かい側にある駐車場を若い、足が長く可愛いお尻の ピッチピチギャルが、超ビキニの水着で しょっちゅう往来するので、鼻の下をながーくした、おじさま族がきょろきょろして、追突事故が絶えなかった場所です。
田舎おばちゃんギャルではなく、広島からやってくる都会ギャルですよ。

それが今年は燦々たるものだったらしい。
昨日 海の家を仕事で解体に行った電光のMさんが、言ってた。
そこそこお客が来たのは8月の14日だけだったとか、あとは雨と低温で全然当て外れだったと、海の家のオーナーがこぼしておられたらしい。
たとえ高速1000円でもお天気には勝てない。

不景気のときこそ、おてんとうさまも みんなのこと考えてくれればいいのにね。全く天邪鬼です。

 

 ふと見上げたら まるで海底を思わせるような空で、飛行機雲を見っけ!
液晶画面が眩しくて全く見えないから あんぐり口を開けて適当にカメラ構えてバシャバシャシャッターを押していたら、カラスが、バカァ、バカァと鳴きながら飛んで行った。まったく!!カラスにまで馬鹿にされて・・
でも雲が天空のせめぎ合いをしていた。(秋の雲と夏の雲の・・)

 そんなわけでまったくダークなイメージの今夏だったけど、さらに追い打ちをかけてダークな話題は芸能界の薬物汚染。
押尾という俳優私は知らなかったけど(テレビドラマはほとんど見ないから)顔からして 悪って感じで驚いていたらすぐさま 酒井法子事件でサーっと霞んでしまっつて。
しかし、のりピーって「清純」という仮面をかぶった相当の悪なんですね。確信犯だわ。
イメージ通りの人(押尾容疑者のような)がそういうことやっていたのなら、そう驚かなかったと思うけど、なにしろのりピーと麻薬というのは、売り出すために作られたイメージかもしれないけど 信じられなかった。

私は今回の事件で初めて 覚せい剤って炙って吸うと即効性があるということや、そしてボディ・ロンダリングという言葉を知ったのだけど、要するに、逃亡生活をしていたのは体からすっかり覚醒剤を抜くためだったとか、髪の毛もカットしたり染めたりしていたとは大したものです。

清純派イメージでいま話題の裁判員制度のPR映画のも主演していたらしいし、中国などにも人気があるということで、中国との親善大使も務めていたんだとか。
いやはや、なんとも・・
人ばかりでなく世の中すべて イメージや見た眼に騙されてはいけません、中身です。しっかりと自分の目で見て生きていかなくては・・

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晴れ 30℃

期日前投票

2009年08月25日 | 四方山話
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 期日前投票なるものに行った。
当日 仕事ということもあるけれど、すでに心が決まっていて、いくら無党派層をうたっていても今回ばかりは 心変わりはしないと踏んだからでもある。

選挙の投票は、あまり欠席せず行くようにしている。政治的関心が高いなどいというような理由からではなく、恥ずかしながら、テレビで選挙開票速報を心置きなく見るための、言ってみればちょっとした木戸銭変わりとして、行くように心がけているのだけど。
投票したほうが開票速報が断然面白いものね。
棄権した時の選挙開票速報なんて、生ぬるいビールのようなもの。
選挙は国民の大切な権利などと偉そうに書いている割には 単純な理由なんです。全くいい加減で ハイ、すいません。

先日の朝日川柳が思い出される。
「待ちきれず、期日前投票に行く私」 
ううむ、でも私の場合が少しニュアンスが違うかな?少し不真面目という感じ。

 とは言うものの、いつの選挙の時も迷いに迷う。
特定の支持政党などなく、いつも相対評価なのだ。
「あの勢力の伸長だけは、今回ばかりは食い止めないと」ほとんどそれだけを動機にして、そのためには誰がいいのか、誰が役に立ちそうなのか、それだけで選んできた。
私は今まで白紙投票はしたことないけど、この地域(島根2区)、意中の政党の立候補者がいないことが多い。今回だってそうだ。
その時「白紙」投票をする人もいる。
白紙投票というのはないものねだりの自己満足なようだけど、今ストレートに民意を、反映させるためには、いたしかたない、この手しかない、と考える人もいると思う。
お客さんでも白紙投票するという人が、たくさんいる。
そういう無党派数の民意も汲んで、もう少し白紙投票も重くみてくれてもいいのではないかと思うのですが・・

「ママさん 今回初めて自分の意思が選挙に反映されそうですね。」ナンちゃんに言われた。
「え?? 私が誰入れたかわかるん?」
「わかりますよ、普段の言動を聞いていたら。」

そうかなぁ・・・私はこう見えても、元演劇部ですよ。

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晴れ 27℃    

久々の温泉ドライブ

2009年08月24日 | 私ごと
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      国立公園三瓶山です。(写真をクリックしてくださいね。)

 

 「小さい秋見つけに行こう!」「行こう行こう!!」久しぶりにサンコー一家が誘ってくれた。
何やかやとお互い 忙しくてスケジュールが合わなかったので、本当に久しぶり。

午後1時頃出発。 
出かける時江津はポツリポツリと雨が落ちていたのに、ここ三瓶は今季初めて見たような抜けるような青空。空には真っ白な雲。ワーォ…気持ちい、思わず深呼吸。
雲は流れる、緑の風はそよぐ、ふと思う。
あの雲はもう二度と現れない雲だ、似たような雲は現れても、まったく同じ雲は二度と生まれない。
実際 この写真だってものの5分くらいしか経ってないんだよ。
この風景の中に一瞬として同じ一瞬はないのだ。巻き戻しの出来ない、人生で一度きりの風景なのだ。
そう思うと 感慨もひとしお・・

昨秋来たとき、秋の七草がいっぱい咲いていた姫逃池に行ってみたら・・

   

なんとも微笑ましい親子を見つけた。
「夏休みの宿題の追い込みですか?」
聞いてみたら、笑っておられたけど。お父さんが抱えていた大きな虫かごにはバッタがたった一匹しか入ってなかった。シオカラトンボもシジミチョウも沢山 飛んでいたのに、坊やにの網にはなかなか入ってくれないみたい。
頑張ってね!

その草原で見つけた秋の七草です。

   

ナデシコ            クズ、             フジバカマ         ススキ

秋の七草は ハギ・キキョウ / クズ・フジバカマ / オミナエシ / オバナ(ススキ)・ナデシコ 
してみると、あと、クズ、、オミナエシ、キキョウですよね。
クズとキキョウは見つけられるけど、オミナエシは難しいかも。

   

雲をつかむような話というのがあるけど、ホント見ていたらあの雲をつかめたらいいのにと思う。高原で見た雲です。
季節がせめぎあう初秋の空は、まるで雲の展覧会のよう。
曖昧だけど、秋の雲のような、鰯雲のような淡い儚げな雲が見える。

クラウド・コレクターでもある私です。なーんちゃって・・・

 帰り波多温泉に寄ったら、だーれもいない。
こっそり写真を撮る。

 

貸切風呂はホント得した気分。
のんびり ゆっくりつかっていたら、窓外を某自民党議員の選挙カーが連呼していました。

お終いはおきまりの生で乾杯して お休みの一日は暮れて行きました。

晴れ 30℃


「悪党」・薬丸岳著(角川書店)を読む。 (8/17読了)

2009年08月23日 | 本の事
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 「あんたにぴったりの題名の本見つけたよ。」
といいながらトンボが見せてくれた本。ったく!!

あらすじは・・
自らが犯した不祥事で職を追われた元警官の佐伯修一は、今は埼玉の探偵事務所に籍を置いている。決して繁盛しているとはいえない事務所に、ある老夫婦から人捜しの依頼が舞い込んだ。自分たちの息子を殺し、刑期を終え社会復帰しているはずの男を捜し出し、さらに、その男を赦すべきか、赦すべきでないのか、その判断材料を見つけて欲しいというのだ。この仕事に後ろ向きだった佐伯は、所長の命令で渋々調査を開始する。実は、佐伯自身も、かつて身内を殺された犯罪被害者遺族なのだった……。(書評より)
ということなのだけど、罪は社会的には刑務所に入ることで償われるけれど、被害者家族にとっては、そんなことでは到底心の傷は癒えない。
刑務所を出て加害者がのうのうと生きているなんてことは、あまりにも不公平だと思うけれど、それだからといって復讐していいのかといわれると それはそれで難しい。昔のように仇打ちがあるわけでもないしね。

犯罪者は何をもって罪を償ったといえるのか? 犯罪被害者遺族は何をもって罪を赦すべきなのか?
凄く難しくて、おいそれと素人が答えを口に出せないような気がする。

裁判員制度が発令されてこういう小説が多くなったのか、それとも裁判員制度がすでに始まったから、今まで何の気なしに流し読みしていた内容に興味が出てきたのかよくわからないが、最近読んだ本は、私ならどうするというようなシチュエーションが多いような気がしてならない。

 話はすごく飛躍するのだけど、陪審員制度が始まり、昔からあるアメリカの陪審員制度とよく比較されるのだけど、私は陪審員制度といえば、映画の「十二人の怒れる男」を思い出すのだ。あまりにも有名な映画だから内容等は書かないけど、私がこの制度は怖いなぁと思う理由の一つに、思想的な問題があると思う。

この映画でも作中の12人のうち、最後まで有罪を唱える人が2人いた。一人は人種差別的な思想を持つ人間。そしてもう一人は、自分が持つ家族関係のトラウマから、歪んだ考えしかできない人間。

日本の裁判員制度でも、法律関係の職に就いている者は裁判員にはなれない、けど思想的なことは本人が黙っていればチェックしようがないし、誰にもわからないものね。

感想文とはずいぶん話が飛躍してしまったけど、そんなわけでなにか、今の世の中、被害者の気持ちがないがしろにされているような、被害者のプライバシーのほうがあからさまにされているような、そんな不安が、そのまま書かれたような本でした。