ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

二月も終わります。

2011年02月28日 | 四方山話

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 ついこの間 年をまたいだと思ったら、はや二月も終わり。
「一月往ぬる、二月逃げる、三月去る。」と時の過ぎゆく速さを言い表すが、最近はこの時の速さについて行くのがやっと。流れる日々に季節をめぐらす暇もない。
何でも今日は”バカヤローの日”だとか、バカヤロー!!と思ったことを書き連ねてみました。

なぜこのように、めまぐるしく時が流れるのか、それはインターネットの普及(ソーシャルメディアの威力)が原因だと思う。
中東の長く続いた独裁政権崩壊もインターネットから始まった。
そしてインターネットの普及で、数十年前は花型商売だった、写真屋、本屋、印刷屋さんが商店街から消えつつある。こんなに早いスパンで世の中ががらりと変わるのも驚きだし、戸惑うばかり。
そして新聞に出ていたのだけど、インターネットで京都大学の入試のハイテクカンニングが行われたと・・・
して見るとネットの普及は、いいことなのか悪いことなのか 老い先短い私にはさっぱりわかりません。
私がいつも思うのは新種のハイテクは新種のストレスを生むということ。

そして神戸淡路震災を彷彿させるニュージーランドのクライストチャーチ地震、なんとも見るに忍びないニュースに映像。自然災害は怒りの持っていき場がないのが一番腹立たしい。

そんなこんなで国内の出来事に関心を持てないでいたが、ちょっと目を離している間にとんでもないことになっていた。
政権党としての歴史の浅さが、民主党を
稚拙にみせているのだろうか、過渡期の政権なのだから、政権交代を国民が望んだ結果だからと我慢してきたが、もう呆れた。あまりにもひどすぎる。

希望から失望へ、失望から怒りへです。
その原因として、小沢一郎の政治とカネ、の政治的責任、菅総理の首相としての手腕の至らなさもさることながら、政権交代を成し遂げてそれで満足したのか、この党が目的を見失い、あたかも燃え尽きたかに見えることが、最大の原因なのではないかと私は思う。

いつだか面白い記事があり、切り抜きしていたのだけど、政治家って資質が大事、履き違えてはいけないと・・・。
その資質とは、情熱、責任感、判断力。

現状を変えなければという情熱と、必ずやり遂げるという責任感、そして政治は決定の連続、正しい判断力が必要なのだという。

でも私はもうひとつ付け加えたい。
言葉の重み、政治家(公人)は
簡単に発言してもらいたくないし、撤回もしてもらいたくない。

国政をとやかく言っても所詮ごまめの歯ぎしり、せめて自分の住んでる地域を何とかしなければですよね。

トンボが言う。
「たった一回だけ「江津市駅前開発反対」と訴えても届かんよ。何のためのブログ毎日更新なんよ、必ず”駅前開発反対”と書いてよ。」

というわけで絶対に”駅前開発反対”です。

 雨 13℃ 


(9)「ゴールデンスランバー」をDVDで見る。

2011年02月27日 | 映画の事

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ゴールデンスランバー

監督:中村義洋
出演:堺雅人(青柳雅春)、竹内結子(樋口晴子)、吉岡秀隆(森田森吾)、劇団ひとり(小野一夫)、香川照之(佐々木一太郎)
2010年日本
配給:東宝
あらすじ:凱旋(がいせん)パレード中に首相が暗殺された仙台、宅配ドライバーの青柳(堺雅人)は、久々に再会した旧友の謎の言葉を聞いた直後、警官から突然銃を向けられる。訳もわからず逃げ出した彼は、身に覚えのない証拠と見えない力によって無実の首相暗殺犯に仕立てられていく。絶体絶命の中、青柳は大学時代の仲間たちに助けられながら逃亡を続けるが……。(
Yahoo!映画)

私は読んでいないが、原作が面白かったのでレンタルしたといっていたトンボに借りた一作です。

この作品は、サスペンスとして、真犯人が誰なのかに重点を置くのではなく、無実の罪に問われた一人の男が、どのようにして逃げ切れるか、そして、青柳が「自分に残された最後の武器は、人を信頼することだ。」と言っているように、親友との友情物語なのだと思う。

突っ込みどころはたくさんあれど、娯楽映画として見ればそれもあり。
でも車って何年も草むらに放置していて、バッテリーだけ変えて走るのでしょうか?
パンクはしないのかな?そんなこと思ってしまったけど、でも懐かしいコマーシャルソング、
 ♪ひとり それもいい ふたり それもいい
三人 それもいい 五人 それもいいさ
ちょっとうれしい ちゃちゃちゃ カローラ

この歌がこの映画のポイント、そして青柳がマンホールで銃撃された時、胸に入れていたアイポットのおかげで助かった、それはゴールデンスランバーの入ったアイポット。ビートルズのこの曲、随所に流れて懐かしかった。

そんなわけで、じっくり見ると、そう悪い映画でもないのですが、私はどちらかというとテンポのいい洋画のほうが好き。

雲りのち雨 16℃


今週の頂き物の料理(写真をクリックしてくださいね。)

2011年02月26日 | 料理

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今週の頂き物を使った料理です。

       

 ① まぐろの漬け丼       ② ビビンバ           ③ オムレツ

   

④ 玉葱のエビチリ        ⑤ カニカマの酢物       ⑥ 大根と白菜のクリーム煮

⑦ ウナギ、キュウリ、炒り卵のちらし寿司

毎日バタバタしているイリコさんが、とても疲れているので、それだけで簡単に栄養のとれる寿司や丼物。その一品で充分おかずとして食べれる物を多く作りました。

レシピがわからないときは聞いてくださいね。

 晴れ 12℃


(3)「苦役列車」・・(西村賢太著)を読む

2011年02月25日 | 本の事

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芥川賞第二弾です。
とても偉そうですが、今回の芥川賞は二作とも久しぶりに、本格的な小説ではないかと思いました。
それほど面白く読みました。

そして二人は普段の生活が天と地、雲泥の差とでもいいましょうか、深窓の令嬢と、日雇い作業員、その日暮らしの男性がダブル受賞したのだから、それもとても興味がわくというもの。
とにかく、生活環境、風貌、小説へのアプローチの仕方など、すべての面で対照的、いやぁ、小説の種類ってこんなにあるのですね、表現形式の持つ豊かさとでもいいましょうか、そう思わせてくれたダブル受賞はよかったなと思ってしまいました。

辛口審査員の石原慎太郎も久しぶりに『体臭の濃すぎる作品だけど、この作者の「どうせ俺はーー」といった開き直りは、手先の器用さを器用さを越えた人間のあるジェニュインなるものを感じさせてくれる』と、絶賛していた。
ジェニュインっていったいどういう意味なんじゃ、と調べてみたら、「正真正銘の、本物」ということらしい。なら最初からそういえばいいのにね。

で、この小説はいわるゆ私小説で、著者の十代から、二十代のころの劣悪な生活体験を描いたもので、主人公貫多は中卒で 父は性犯罪で逮捕、友も恋人もいない。日雇い仕事で知り合った同い年の専門学校生日下部と友だちのようになり、いっしょに酒を飲んだり風俗に行ったりするが、日下部交際相手の女子大生美奈子と三人での酒席で取り乱し、結局かれらとは住む世界が違うのだということを思い知らされ、それから数年経ってもまだ日雇労働の日々、ポケットには藤沢清造の私小説だけがあった。

というもので、「破滅型私小説」です。
私小説って、私は太宰治が一番にあげられると思っていたが、田山花袋の「蒲団」が始まりなのですってね、新聞に書いてありました。

中卒でも逮捕歴があっても、文才のある人はいいですね。
「風俗に行こうと思っていたけど、受賞が決まっていかなくてよかった。」「こんなダメ男がいると知ったら、ホッとする人もいるんじゃないか」
受賞の弁もおかしいです。

雲り時々 薄晴れ 13℃ 


介護保険の使い道

2011年02月24日 | 四方山話

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 待ちに待った春だというのに、なんとなく気が重い。
それというのも・・・

連日イリコさんは お父さんの収容施設探しで忙しい。
やっと見つかったグループホームも強制退去させられたのだ。

なんのための介護保険なのか、お金持ちのための介護保険なのか、年金の少ない人たちはやはり、収容施設がないから家族で見なければならないのか、私はそのところが知りたい。
もうひとつ今回初めて知ったのだけど、介護認定の数値が高い人ほど、介護負担料金も高いということ。
要は、ほとんど元気な人は安く利用できて、手のかかる人ほど、利用費が高いということ。介護保険は強制にひかれいるのになんか矛盾を感じるのは私だけでしょうか。

だから江津市も駅前開発などに予算を割くより、特老施設を作ればいいのにと思うのだ。みなさんはそう思いませんか?

そんなわけで連日孤軍奮闘の私ですから、生活リズムがくるってまるで手足をもぎ取られたような日々を送っている次第です。

そんな中 昨日の午前中 やっと光ファイバーの工事が終わりました。インターネットもフレッツ光です。
なんか、少し早いかな、もたもた感が少ないような気がする。
 

そうそう、やっと出来上がりました。
ブックカバーです。

こんなのでいいのかなぁ・・・
shinob.@本の虫さんは、気に入ってくれるかなぁ・・・

取りあえず、送りました。
いま暫らくお待ちくださいね


晴れ 20℃ 


(8)「ヤギと男と男と壁と」をDVDでみる。

2011年02月23日 | 映画の事

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 Photo

監督:グラント・ヘスロヴ
製作:ジョージ・クルーニー
原作:ジョン・ロンスン『実録・アメリカ超能力部隊』

出演:ジョージ・クルーニー、ユアン・マクレガー、ジェフ・ブリッジス、ケヴィン・スペイシー、スティーヴン・ラング、ロバート・パトリック

なんとも凄い豪華キャスト

最近、トンボさんが本の代わりにDVDをよく見せてくれる。
何でもネット会員になると、リストに入れておくと、月8本までレンタルできる仕組みらしい。本の代わりに見せてくれてるみたい。

それにしてもこの映画、豪華キャストに変なタイトル。なんちゅう映画なんじゃ、と思いながら見ました。

<ストーリー>

 ジョン・ロンスンのベストセラー・ノンフィクション「実録・アメリカ超能力部隊」をベースにしたコメディ。ジョージ・クルーニー、ユアン・マクレガー、ケビン・スペイシー、ジェフ・ブリッジスら豪華俳優が結集する。ミシガン州の地方紙記者ボブ(マクレガー)は、離婚の痛手を断ち切ろうと戦下のイラクへ向かう。そこでかつて存在した極秘部隊「新地球軍」の特殊工作員リン(クルーニー)に出会い、同行することにになる。リンは悪の力に支配された超能力戦士ラリー・フーパー(スペイシー)から超能力マスターのジャンゴ(ブリッジス)を救出しようと奔走するが……。(映画COMより。)

 一言で言うと、こんなことあるんだろうか!?思わず確認したくなるような、米軍に実在したという超能力部隊のお話。
バカらしいと思うけど、なんでもジョン・ロンスンのノンフィクション「実録・アメリカ超能力部隊」が原作とあるから実在した部隊なのでしょうね。
 
それでも超能力の師であるジェフ・ブリッジスや、隊員のジョージ・クルーニー、ケビン・スペイシーという並み居るオスカー俳優が、楽しげに演じているおかげで、物語はリズミカルかつ軽妙に進むのだけど、少しあほらしい。彼らの必殺技は、キラキラ眼力。
でヤギは何なんだ、と思ったけど、ヤギを使って、超能力覚醒の実験が行われているんだとか。

 というわけで俳優は好きな俳優ばかりでしたが、あまり好みの映画ではありませんでした。

晴れ 14℃ 


愛しの古今亭志ん朝

2011年02月22日 | 木馬の事

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 そういえば昨日 アップし忘れたのだけど、しまねにいた朱鷺です。
鳥インフルエンザを警戒してか、巣の建物の廻りには 全部ぐるりと真っ白に石灰が巻かれ、近寄る事が出来ませんでした。
が、遠くからもはっきりと見えるこの鮮やかな朱色。思わず綺麗だなぁ・・・と。
目を見張るものがありました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私のお宝を特別公開です。
絶対に冥土にも持っていくつもりです。
働いても働いても暮らしが楽になれず、ジーット手を見る私を気の毒に思った
伊達直人から届いたのではありません。

落語の大好きなブログ友達、
▼・ェ・▼さんが、「楽しんでください」と送ってくださったのだ。

うれしくてうれしくて・・・
永遠の恋人、心の恋人、古今亭志ん朝の落語なのだ。
本当にいつもありがとうございます。
まさか、志ん朝さんの落語が再びこのように聞けるとは思いもしませんでした。
嬉しいです。

早速一番好きな、文七元結にしようかな?いやいや 
芝浜か、いやこれでもない、あれでもない、というわけで、最初はやはり文七元結にした。
私が何年か前のお正月の特番だったと思う。この志ん朝の演目を聞いて、そして志ん朝一筋にぼせてしまったのだからやはりこれからでしょう。

この噺はみなさんご存知でしょうが、文七が主役でなくて左官の長平衛なのだ。
話せば長くなるので、省略するけど、長平衛は、バクチ好きなダメ男だけど、心根の豊かな、人のいい男なのだ。こういうのに私は弱い。
世の中の最低辺りをはいずり回っていても、心の底には暖かいものが流れている。

やはり、この間合い、着物の着こなし、粋な仕草、ほかにもたくさん素晴らしい落語家はいるけれど、私には志ん朝を超える落語家には まだ巡り合えない。

というわけで今宵はどれにしようかな?

 晴れ 11℃


春を探して・・・

2011年02月21日 | 私ごと

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サンコー夫婦が私達母娘の寂しい生活を慮って、定休日にはどこかに誘ってくれる。
有難いと思う。
母も薬や、インスリンの注射を持参でのドライブは、一日は無理、せいぜい半日がいいところ。こうして人間は次第に衰えて行くんだろうなぁ、そう思う。

昨日は、出雲の北山健康温泉はどう?と連れて行ってくれた。ここはお値段が安い、60歳以上は300円、こんな安い入浴料金の温泉施設も珍しい。

行く途中”しまね”に寄ってみる。
もちろん風は冷たいけど春の気配を求めて。

  

 温室で育てて、花壇に植えたとたん、雪に降られて寒そうにしていたチューリップ達の写真を先日新聞で見たけど、その影響か、首を垂れて陽射しの中も寒そうにしていたいた。
温室に行って見ることに。

  

鮮やかなポインセチアと、アンスリウムとプリムラ。
ポインセチアはクリスマス時 飾って楽しみ、よく年も又楽しめると思いきや、この鮮やかな色が出ない。調べてみたら秋になったら夜は袋をかぶせて昼間太陽に当てる、要は驚かさせたらいいらしい。イリコさんが、私の顔見せてびっくりさせてもだめだわといっていました。それほど育てるのが難しいのでしょうね。

  

ゴクラクチョウと、名前がわからない蘭と、シクラメン。

 

果肉植物と多分 ホトトギスじゃないかと思う。間違ってたらごめんなさい。

というわけで、春を探しての温泉ドライブでした。


晴れ 10℃


観念か、あきらめか・・・

2011年02月20日 | 木馬の事

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取りあえず、イリコさんのお爺さんは、認知症向けのグループホームが一週間ほど預かってくれることになり、ひと息です。

少し過ぎてしまったけど、金曜日のこと。
イリコさんの誕生日のお祝いをしてなくて、「何か食べたいものがある?私作るわ。」
イリコさんの希望で、マグロの漬け丼と、なめこ汁を作りました。
デザートはコーヒーゼリー。二人でささやかなお祝い。
「お疲れさん、よかったね、受け入れてもらって。少しの間ゆっくり休んでね。」と言ったら、「助けてもらうことばかり。」と涙目で言う。
「お互いさまよ、私もイリコさんに随分助けてもらっている。それが証拠にイリコさんが、休んでいるい時、鍋は焦がすわ、サイフォンのロートは割るわ、ゴミは出し忘れて朝てんてこ舞いするわ、イリコさんにおんぶにだっこしている自分に気づいたよ。こうなりゃ、お爺さんの次は、私を最後まで面倒みてもらわんと困るわ。」といって二人で笑った。
もうしばらくは安心と思っていた矢先、そのグループホームから電話、なんでも膀胱の調子が悪いようだから病院に連れていくようにとのことで、あわてて出かけて行ったけど、落ち着かない。
我々だけでなく、周りを見渡しても介護している人はたくさんいる。それぞれに色んな事情があり、それぞれに大変なことである。
でも私たちは、それを淡々と喋るだけで、あまり泣き言や愚痴めいたことは言わないようにしている。言っても仕方のないことで、頑張ろうね、それだけ。自分のおかれた立場を受け入れて自分自身を納得させていくしかないのだ。
これも観念に近いけど諦めではない。そう思わないとやりきれない。
というわけで、これからもまだまだ我々の介護の戦いは続くのだ。
到着点が見えない介護の道はいつまで続くのか・・・