ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

一月も終わりました。

2006年01月31日 | 木馬の事
1月も今日で終わり。
12月は記録的な大雪が降り、1月も前半は雪の毎日だった。
まだまだ、節分の頃は時化るので春は遠い。
ここへ来て、申告の準備も怠って「人間の条件」のDVDににはまり込んでいたので、2月は遅れを取り戻すべく頑張ろう・・嫌だ、嫌だ、毎日映画三昧したいなぁ。

朝日新聞のM記者が久しぶりに来店。
「もうじきですね、お別れは・・」
「いゃー大戦力が(引越しの)ダウンして困ってます。」
「なんなら、木馬の役立たずでもお貸ししましょうか?」
「いえいえ!これから、妻を支えていきます。でも反対にボケて支えられたりして・・」
と大笑いした。

そして、今日発売の週刊朝日にも「きっこの日記」の記事があり、Mさんが面白い事を言った。
「きっこの頭に『ま』をつけた人が書いていたりして・・」
本当だ、そういえばそんな気もしてくる。
記事は
インターネット上の「きっこのブログ」が耐震偽造疑惑の発覚当時から“スクープ情報"を流し続けていて注目されている。
週刊誌の記者も記事を書くのに毎日読んでいると……
「検察の関係者ではないか」「複数のマスコミ関係者」とか色々な憶測が飛び交っている。
メールで直撃した。「私は本職がヘアーアーチストですが、10年ぐらい業界におりますので、色々な人脈から色々な情報が入ってきます。」
ほほう。訴えられるのは怖くないのだろうか?
「私は生活にも困るほど貧乏していますので名誉毀損などで訴えても、現実問題として、一円も取れませんので、裁判を起こすだけ相手が損をすると思います。」
と伝えていた。

M記者が言った。「記事ぐらい自分の足で探せよ。」
そのイッセイ尾形に似たM記者ももうじきお別れだ。

午後、中年の女性2人組のお客さんが来た。
レジで会計を済ませた後、「お休みの時に少しお時間を下さいませんか?」
「どんな御用件でしょうか?」
「とてもいいお話しを聞かせてあげようかと思いまして。」
「お休みは、出かけることが多いので、今おっしゃってください。」
「じゃ、又来ます。」
なにあの二人?
え~また私達を捕まえてダイエット食品を売りつける?

それから少しして、岩国から病のTさんが久しぶりに来店。5年前に直腸癌の手術をされて、本人が言うには、肺と肝臓に転移しているらしい。
入院はしてないけど、定期的に抗がん剤の点滴をうけてるらしい。

そのTさんが言った。「あんた痩せたのぅ。体の具合でも悪いん?」
「えー本当?がん患者に言われたら気にするね。」
そう言いながら久しぶりに体重計に乗って見た。
確かに2キロ少ない?
目を疑った、なんで?
どこか悪いのだろうか?でも毎晩お風呂上りのビールも何本飲んでも美味しい。誰かさんのように3日酔いなどならないし、食欲もあるよ。
ストレスだろうか?
毎日毎日、お客さんにいじめられて、赤字の店の申告と、(これが一番?ジリ貧だから・・)そしてこれからの生きる指針も見つけられないでいる、
きっとそうだ、ストレスだ。(ストレスも迷惑だよね、太ればストレス性肥満とか、言われてね。)
これから毎日どんどん痩せていって消えたらどうしよう?(ないない、たまりにたまった、脂肪が燃え尽きるまで何年かかる?)

呑気なノー天気なトンボがやって来た。
ニコラスケイジの「ロード・オブ・ウォー」を見に行ってきたらしい。
「私痩せた?」
「うん、あんたは元々太ってなんかないよ。こんな田舎に埋もれさすのはもったいないよ。」
聞いた私がバカでした。あほらしい・・

曇り時々雨13℃

私のバカ、バカ、バカ!

2006年01月30日 | 木馬の事

またやってしまった。
でもこの事はイリコさんに言えない。

「ねぇ、ガスこの前から出が悪くない?湯沸かし器もぬるいけど、ガス欠なんじゃあない?」
「そんなことないよ、今日は暖かいしいいじゃない。」鋭い、実は温度設定メモリを一つ下げたのだ。

金曜日の事だった。
朝、ステンレスのポットにコーヒーをたてるお湯を沸かすべく、カウンターのガス台に近づいた。
えぇ~、ガス消し忘れ!
ステンレスのポットはお湯がなくなり、カラカラ状態。火が勿論点いている。
小さい火にしていたから、煮えこぼれる事はないにしても、何と言う事を・・
私のバカ、バカ、バカ・・
夜は無人化するここが火事になったらどうするの?バカ、バカ、バカ・・
周りの方々にも迷惑がかかる。
とにかく無事だった事に感謝して、さぁ平常心、平常心。
最近のプロパンガスは、同じ火力で出し続けていると、消えるようになっているらしく、暇な木馬でも2時間くらいコーヒーの火力だけでは消えてしまい、ガス屋さんを拝み倒して、その装置を解除してもらったのだ。(切ったり点けたりすると、いいらしい)

それから、無駄遣いしたガスの穴埋めを一月でしなければと、イリコさんに内緒で始めた倹約。
なにかあるな?と思っているらしいが、そ知らぬ顔をしているイリコさん、うすうす気づいてまたバカにされる気配ありあり。
ほとんど枯れ葉族の憩いのサロン化している当店の水道光熱費は高いのよ。
明日は白状します、以後気をつけますから、ガス代の帳尻合わせに協力してね。

帰るとき、駅のホームの車掌さんのように、指で指してチェックして帰ろうマジで……

雨 のち曇り 14℃
暖かい一日だった。

人間の条件をDVDで見た。

2006年01月29日 | 映画の事


もう直ぐだ。俺は苦しみばかりと並んで歩いて来たが、それももう終る。今夜、俺は君を見るだろう。君の声を聞く。手に触れる。思い出す。そう、失われたもののすべてを、今夜取り戻すだろう。
もう直ぐだからね。もう五分だけ、休ませてくれ。それから行く。必ず今夜のうちに帰り着くからね。
梶は宵闇に音もなく舞い降りる雪のまにまに遥かな灯を眺めやって、幸福そうに幾度もほほえんだ。とうとう、さようならを云わずに済んだのだ。見果てぬ夢だったものが、そこにある。安らかに、瞬いて、待っている。あとは、体を休めて、元気そうに帰って行くだけである。美千子よ、君と俺の生活は、今夜からほんとうにはじまるだろう。
梶は、そこが柔かいしとねであるかのように、背を伸ばして切株の間に寝た。美千子が戸を開けて、狂喜するに違いないその瞬間の顔と、奥でパチパチとはぜているであろう暖かい火の他は、何も考えなかった。〔人間の条件のラストシーン)

ジンちゃんに見せてもらった。
高校時代、夏休みにむさぶるように、読みふけた思い出の本の映画だ。
あまりの感動に、読んだあと余韻を確かめたくて毎晩本を抱いて寝た。梶!梶!と・・・

戦争映画における重苦しい残虐なシーンばかりだが(ある意味プライベートライアンよりリアル)梶の虐げられた人間扱いされてない人たちに対する清冽なまでの真情が、全編に流れていて、思わず、頑張れ梶!と叫んでしまう。
そして、妻、美千子に対する純真な愛情と共にロマンを描き素晴らしい壮大なラブストリーになっている。
二巻の梶が戦地まで逢いに来てくれた美千子に「お願いがある、寒くて悪いけど窓の所に立って裸になってくれないか?この目に君の姿をしっかりと焼き付けておきたいんだ。」
も~梶!たまらん・・可哀想で・・・涙ポロポロ。鼻水だらだら・・

やはり、極限下で生きると言うことの厳しさと人間としての本質を考えさせられる映画ではある。
見てよかった。
高校生時代の、あの感動も思い出したし・・
☆☆☆☆☆です。
この前同時代の「ヒトラー最後の12日間」を見たばかりで、戦争による悲惨さを思い描いたばかり・・の見終わった後少ししんみりの私です。

クワン。

2006年01月29日 | スポーツの事

朝一で、某スーパーの店長が来店。
「今日はお休みですか?」
「日曜日の休みは久しぶりよ。」
今起きたばかりのようで、歯磨粉の匂いがプンプンした。私は鼻がいいからね、エチケットライオンだよね。

まだ誰も広げていないスポーツ紙を折りたたんで見ている。店長は新聞をくしゃくしゃにするから困る。
新聞に夢中になって、ゆで卵をコーヒーの中に落としてしまい、コーヒーカップもひっくり返し、テーブルも、床も自分もコーヒーだらけ・・おまけに卵はイスの下のほうに転がってしまう。

「あぁ、あぁ、あぁ!」と店長。

「大丈夫ですか?」あわててダスターで店長のズボンを拭く。床はモップで拭いた。
店長、コーヒーにシュガーを匙二杯も入れるから、床がねとねと、べちゃべちゃ・・
店長!体に悪いから、シュガーはほどほどにね・・
今日のお休みもしパチンコに行くのなら、厄落としをしたからいいかもよ店長!

さて今日は久しぶりに、スポーツの事を書こうと思う。
トリノオリンピックのアメリカフィギア代表に、ミッシェル・クワンが特例措置で選ばれたらしい。

クワンといえば、1994のリレハンメルの時ナンシーケリガンが、今回のクワンのように特例措置で選ばれて、全米2位だったクワンが選ばれなかった。
その時一位だったトーニャ・ハーディングの夫が、ケリガンを襲撃して有名になったが・・

長野オリンピックの時は、同じアメリカ代表のタラリピンスキーと、争ったが、私はクワンのスパイラルがステキで、絶対にクワンが金メダルだと思ったが、わずかの差でタラリピンスキーに破れてしまい銀メダルに終わってしまった。

クワンももう終わりかもしれないが、もう一度、あの華麗なスパイラルを見たい。

でも日本の荒川選手、村主選手、安藤選手も楽しみ。
晴れ 13度

8歳、9歳、10歳、私の人生暗かった~♪。

2006年01月28日 | 私ごと

イリコさんの、ブログ訪問タイム。フォーカスした。ごめんイリコさん!
毎日楽しみにしているみたい。
暇な木馬の11時頃です。
もっとも、イリコさんは携帯でも木馬のブログをチェックしているらしい。私の携帯は旧式だから、見れないけど・・。

*****

太陽系外に地球に似た惑星?
この前の日経に出ていた記事だ。これまでにも太陽系外で170ほどの惑星が見つかっているが、そのほとんどが木星よりも重く、ガスで出来ているのに対して、今回の惑星は、質量が地球の5.5倍しかなく、かなり地球に近いと言う。
しかし太陽までの距離が、地球と約3倍ほど離れているから、生命がいる可能性は低いと記事は伝えていた。

好きなのよ、この手の記事が・・
昔(私が子供の頃)はアフリカが人跡未踏の地で、行って見たくて、不思議で、不思議で、興味深々だった。少年ケニアを楽しみに読んでいた頃・・

今、宇宙にそれに似た感慨を持つ。
宇宙にはには8000億の銀河系があるらしい。我々が住む銀河の一つ太陽系にも2000億の星があるらしい。その宇宙の銀河系の中に太陽系に似た銀河がないとも限らない。そしたら生命体がいる星がないとも限らない。私が死ぬまでに宇宙人に会いたいなぁ。( UFO研究家  その)

その少年ケニアを読んでいた頃、私の人生暗かった。
衣食住が足りてなかったと言うとそうでもないのだが、転校生と言う事もあり、一人で本を読んでいる事が多かった。
でもそんな中でも唯一輝いていた時があった。小学校3年生の時だった。

国語の時間だった。
仲良し姉妹の二匹のモンシロチョウが、毎日港で遊んでいました。
或る日 外国船のマストで遊んでいたら、船が出航してしまいました。
のような文で、後は皆さんでそれぞれチョウチョウはどうなったか、お話を作ってみましょう。

私は、モンシロチョウは気がついたら太平洋の真ん中で、見渡すがかぎり海ばかり・・雨が降ってきたり、風が吹いてきたりしながら長い旅の末、ハワイに着いた。珍しい見たこともない地で始めのうちは楽しく遊んだが、段々と日本が恋しくなり、お互いに励ましあいながら、港で日本の船を毎日毎日探した。
やっと見つけて、無事日本に変えることが出来ました。
そのような作文だったと記憶している。
その作文が、なんとなんと全校生徒の前で読まれて、学校代表で、新聞に載ってしまった。
私が今思うに、先生の修正が大分あった様な・・

その年の成績表はオール5だった。

しかし作文が良かったからと言うことで、御褒美だったんだろう。そんな美味しいことが何時までも続くわけがない。それから坂を転げ落ちたのは言うまでもない。
夢のような成績表は、その後二度とお目にかかったことがないのだから。

曇り のち晴れ 9℃

またまた本日ずる休み。

2006年01月27日 | 木馬の事
一夫多妻男が捕まったと新聞にでていた。
「もてる呪文」で若い女性をはべらせていたらしいが、千石のオッチャンより、精力絶倫を感じさせる。
井原西鶴に似てると言ったら、トンボが殿山泰司の目玉を大きくしたようだと反発。

この記事に羨ましがることしきりだ。
「俺も、ハーレムで綺麗どころをはべらせて、毎晩『まぐあい』たい。釈放されたら@さんを誘って弟子入りしようかな。夢に出てきたことを実行したまでらしいが、俺は夢には出てくるがただ悶々とするだけ・・」
「一人で行けば!トンボには失う物が何もないけど、@さんは地位も名誉もあるんだけぇ、エロ事師仲間に入れてあげんさんな。」
「じゃージンちゃんにも聞いてみんさい、羨ましいって言うから。この『もてる呪文』をこっそり聞きたいもんだ。」

おろかなトンボが、日経読みながら、団子鼻(トンボは鼻だけはいただけない、カールマルディン風)をこすりこすり赤鼻にして、足をもつれさせながら「京大のおろかなアメフト部員も一緒に弟子入りしようかな?」
などとぶつぶつ言っている午後の木馬。

「それを言うなら私も毎日5~6人恫喝したり、従わせたりしてるよ。」そう言ったら
トンボ曰く「あんたの相手は、短足しもとか、マネーゲームで失敗したとらたぬとか、某スーパーのアダルト店長とか、仕事もせずに公金を食いつぶす松くい虫とか、桜江大根男とか、使い古した草鞋男とか、日本一の馬顔男とか、そんなんばっか・・」

上記の誹謗中傷は私が言ったのではありません。トンボが言ったのを速記したのですから、ダッコマンさん!私に罪はありません悪しからず。。。。

突然携帯にメールが入った。
「アド変えました。トンボ」
「また、アドレス変えてるよ、トンボは、一月に一度変えてる。」私が言ったら
「そのちゃんと、スイミングのKさんしか登録してないのに・・」とイリコさんが言う。
よほど暇なんだね、シルバー登録のトンボは・・当分ほっとこう、その内又変えるから・・再々面倒くさい。

さて、ホリエモンスキャンダルが、巨大与党をこうまであたふたさせるとはまさに想定外だ。
今朝、ジンちゃんに「ホリエモンは、往生際が悪い、日本男児の潔さ、部下をかばう男らしさがかけてる。」と言ったが、よーく考えたら、生きてる長さが短い、人生経験を積むには若すぎるんだよなぁ 無理もない。

その有名なホリエモンと我が家の無名な千葉の愛想なしと年齢もそう変わらないが、愛想なしも中学2年の時、父親を誑(たぶら)かして、パソコンなる物を買わせた。(ホリエモンは自分で働いて買ったみたいだが、)当時のお金でも相当なものだったと思う。
その時の言い草が、「これからの時代はパソコンの時代になる、先行投資だから、今は高くても、その内買ってやってよかったと言う時が必ずくるから。」

ライブドアーの株を買って損した株主がだまされたと騒いでいるが、私も粉飾自信過剰息子の先行投資が紙くず同然になり、大損をした。
先物取引は怖い。

曇り後晴れ 時々小雨 相変わらず黄砂9℃

ロハスな生き方。・・大根19番目、白菜20番目

2006年01月26日 | 頂き物
ロハスは、以前ジンちゃんから教えてもらったんだけど、健康で持続可能な生活法らしい。

新しい言葉を生み出すと早速それに便乗して、その発想に添った商品が話題になり、こんな田舎でも、スーパーのポップに書いて貼ってあるから、都会も田舎も“ハヤリモン”はみな同じだ。

私は、日常の食生活において、実に頂き物でロハス的な生き方をしていると思う。
今日も、桜江白菜と大根をたくさん頂いた。
畑を草ボウボウにしてはならないと言う考え方で、野菜をたくさん作っておられて、農薬は体にも環境にもよろしくないと言う事で、虫が一杯入り込んでいるし、ハクサイの外は虫が食べてネットのように芯だけ残っているが、美味しい。
大根も大根の匂いがする。白菜も白菜の匂いがする。本当に自然の匂いがするのだ。

環境を考えた、美味しい野菜でロハスな生活。
全く贅沢だと思う。決して大根怖いなどとは言いません。
大根は、切干大根用に干して、白菜は又キムチ用に塩漬けにした。

突然話は飛ぶが、今年はモーツワルト年〔生誕250年)らしくて、いたるところモーツワルトだ。
クラッシックはいかんせんクラッシック、音楽で最高峰。しかし聞くなら出来ればクラシック以外がいいと思っていた。
私が就職して働いていた頃は、ステレオでクラッシックを楽しむなどと言う事は、それこそ夢のまた夢、上流階級の楽しみだった。
音楽と言えば精々私はフランク永井か、スクリーンミュージックの方がいいと思っていた。

そんな時、モーツワルトの好きな理事長が、自分の事務所にあつらえた防音装置の音楽視聴室でよくクラッシック音楽を聞かせてくれた。
自分の趣味をひけらかすように・・
私達は、訳のわからないまま聞かされて、でも時々知ってるメロディに出会うと、「クラッシックはこのみなも知ってるメロディに出会うのが良くて聞いているような物だから、難しく考えずにいつでも聴きにおいで」とノウハウを教えてくれた。

当時は、変わり者の理事長、自分だけで楽しまばいいのに迷惑だよねと、思っていたが、この頃時々「トルコ行進曲」とか、「カノン」とか聴くと、無性に懐かしくなり、なんともいえない気持ちになる。
何度となく、嫌々ながらでも聞かされて、その音楽が耳の底に残り、その曲を聴いた時、そういえば暑い夏で、汗を拭きながら聞いたとか、そうだ、あの曲を聴いたときは、あの映画を見たあとだったとか、色々な光景を思い浮かべてしまう。

クラッシックは、それなりの勉強をしないと、ただ「直感的に聴く」と言うだけでは、楽しめないと思って敬遠していたが、プチアルツを自認するようになった今、嫌々聞いた音楽でも それに相まって出てくる、懐かしい感情や、それに伴う周りの光景を思い浮かべる事が出来るのは、やはり音楽のいいとこなのだろう。

野菜だってモーツワルトを聞かせて育てるとストレスのない野菜に育つらしいし、モーツワルト音楽はダイエットにもいいらしい。

ロハスとは関係ないか・・

黄砂で星高山がかすんで見えた。
曇りのち晴れ 9℃

お金で買えないもの・・

2006年01月25日 | 木馬の事
いいお天気になったので、某スーパーに買出しの帰りに、少し寄り道。
運動公園道路から降りて高速道路入り口を撮影。

*****
お店に置く新聞を来月から一年間代えることにした。
山陰中央新報から中国新聞にしたのだ。
毎日、販売店のセールスが来て頼むので、根負けした。
まぁ どちらも地方新聞だから、いいか・・

午後、トイレに入ったイリコさん、「ギヤァー!
「Tさん、おかしいんじゃない?穴が塞がっていたんだろうか?ちゃんと○○器に入れてない、べチャべチャよ。もう~頭に来る・・」
大騒ぎ……。
本当に常識のない大人がいて嫌になる事がある。
トンボがすかざす言う。「当店はトイレは用意してません。御用の方は新川にどうぞ。と書いときんさい。」
出来ることならそうしたいよ。

話は変わるが、「天国と地獄」の映画じゃないが、今まさにホリエモンにこの言葉が当てはまるんじゃないだろうか?
でも私のように株も経済も全く無知なものが騙されるのならまだ話もわかるが、3兄弟(かしまし3姉妹じゃないよ。)(小泉、竹中、武部)や、経団連の奥田会長まで、しかも満場一致でのおまけ付きで騙されたというのが私は理解できない。

横道にそれるが映画の話になったら、止まらない。
黒澤映画はみーんな好きだが、(晩年は?と思うものもあるが・・)初期の作品で、「素晴らしき日曜日」がもの凄く好きな映画なので、書いてしまう。(何度も見た)

時代背景は、戦後の荒廃した東京の街を舞台に描かれていて、日曜ごとにデートをする恋人同士、今日は二人合わせてお金が35円しかない。家をみにいったり、子供達と遊んでガラスを割って弁償したりで段々お金が少なくなる。
けんかもしたり、雨が降って彼女のクツの破れから水が入る。「これはね、入った水が出やすいように穴が開いているのよ。」
しかし励ます彼女に、こんな時代に嫌気がさしている彼氏は暗い顔ばかり。
そんな中、日比谷公会堂で未完成交響曲の演奏会のポスターを見つけて、それに行くことにする。それは二人の思い出の曲。少しばかりロマンティックになる二人。
しかしダフ屋が切符を買い占めて、高いお金で売りつけていて二人は買えない。

落ち込む彼氏に彼女が月夜の明るい焼け跡で、将来の夢を語る。次第に元気になってゆく彼氏。
この後の架空の野外音楽堂の場面。しばさん思い出したよ。このエンディングも素晴らしい。
私が今日言いたかったのは、この映画のテーマは“貧しくとも(お金がなくても)愛によって幸福は得られる”と言うものだったような……。

私がこの映画を初めて見たのは(勿論リバイバルで)30代だったが、お金で買えないものはたくさんある。真の愛情も、真の友情も、・・そしてお金がなくても手に入るものもたくさんある、
そう思っていた。
ホリエモンは33歳でお金で何でも買えると言っていた。
そこの所が、いまだにお金で苦労している私との決定的な違いだろうか?

曇りのち晴れ9℃

合縁奇縁・・

2006年01月24日 | 私ごと
これと言った記事がないので、「本日ずる休み②」でトンボネタ。

どうも散髪に行ったみたい。
「どうしたん?その剃りこみの眉は?」
「床屋でジャンプの船木のようにしてくれと言ったら、こんなになってしまった。安物のどさ回りの旅役者みたいだろう?」
眉の上下が青刈りになっていた。
「あんたがうるさいけぇ、ついでに鼻毛もカットしてもらったよ。」
それで、雑学エロ博士のトンボ曰く「鼻毛は、三角の断面しているから、親指と人差し指でまわしてみんさい、角が当たるよ。ついでに○○毛は平たいよ。」
でもこれは信憑性がないと思う。
写真は本日発売の週刊誌にニヤニヤしている剃りこみいれたトンボ。

トンボも不思議な人で、決して過去を語ろうとしないが、長い付き合いで話の流れから、どうも@押上さんと同じように私と赤い糸で結ばれているような、不思議な縁(えにし)を感じる。ニアミス時代があるのだ。(小学校の時の同じ知り合いがいた。)

そして、私がもしここでどんな理由があったにせよ、木馬を開店しなければ、トンボに出会うことは一生なかったろう。
あれは30年前の木馬開店のその日に、スカイラインの車で、ダウンジャケットを着た、長身の足のメチャクチャ長い男性が入ってきた。
「シナモンコーヒー」のオーダーだった。(今はブレンド、その時はきどっていたらしい)
今は禁煙しているが、当時はセブンスターを吸っていた。紫煙をくゆらせて、新聞を熱心に読んでいた。江津にこんなハリウッド映画の画面から出てきたような、アンソニー・パーキンスのような男性がいるなんてと、驚いた。
尤も段々と親しくなるにつれてアンソニー・パーキンスじゃなくてジェリー・ルイスの方が似ているような気がしたけど・・。
そして、独身時代のジンちゃんもいつも本を抱えて来てくれて、何年か後に、ジンちゃんがパソコンを教えてくれなかったら、同じ景色をみたり、同じ空気を吸った事がある@押上さんにもブログとはいえ出会わなかったろう。

こういう時の流れををゆっくり考えて見ると、世の中は何かどこかで繋がっている。
トンボは幼少時代を浜田で過ごした後、名古屋に行くのだけど、その後何十年か先に、ニアミスのあった浜田で出会うのではなく、江津の嘉久志で、出会ったということに不思議な縁を感じたのだ。

合縁奇縁とでも言おうか、この場末の木馬を起点にした目に見えぬ不思議な繋がりに、大きな宇宙の摩訶不思議を改めて感じた一日だった。

晴れ 後曇り 後雨、6℃

本日 ずる休み。

2006年01月23日 | 私ごと
毎日道路工事で、大変営業妨害だ。
この写真から、木馬まで500m弱だけど、いつもより数倍も時間がかかる。
この状態が、3月まで続くらしい・・あぁ~うっとうしい・・

こんな状態の中をモカオンリーの寅吉さんが来てくれた。
「ここは何年になりますか?」
「30年目です。」
「ここは人に聞いて入ったんですが、その後ここの前通ると車が自然に入ってしまう、感じがいいですね。」
イリコさん、精一杯の笑顔と、挨拶と、タイガースの悪口だけは辞めようね。

さて今日のブログ何書こうか?最近スランプよ。
そう言ったらトンボが「あんたは作家じゃないんだけぇ、たまには休めばいいよ。『本日、ずる休み』というタイトルで。」
と鼻毛をむしりながら無責任発言をする。 「もぅ!・・」
そして「イリコ、テッシュ!テッシュ!ハ.ハ.ハ.ハ.ハークション!」
写真では“チョイ粋なシルバーダンディおやじ”ですが実態は無責任、言いたい放題、緩みっぱなし?男なのですトンボは・・

おまけにパソコンを開けて打っていると、隣でトンボが「あんたの手は汚いね、どうしてそんな節くれだって、傷だらけの太い指をしてるん?中村ブレイスで義手を作ってもらいんさい。美容整形で出来ないのは、手だけらしいよ。その手を見ると幻滅するよ。百年の恋も冷めるよ。」

私のずっこけ人生で、何といっても銀メダル級は、(金メダルはこの前書いた)国道を挟んで、上の写真の今白い車が走っている所にある、煙草屋さんに煙草を買いに行った時の事。
当店では、お客さんのサービスのため、特定のお客さんの愛飲している煙草をわずかの手数料で置いている。
手数料を引いたばら銭を手にしっかりと握り締めて煙草を買いに行き、急いで国道を横断しようとして、淵の縁石に足が引っかかり、勿論転んだ。
その時に小銭をばらさないようにしっかり手はグゥーをしていて、体を支える事が出来なくて、人差し指から薬指まで、コンクリートで擦り、関節の肉がちぎれた。
大きな顔は、縁石で嫌というほどうち、膝はすりむき、タイトスカートのスリットはお尻のほうまでさけ、見るも無残な姿・・
国道を走っている車は、驚いたように笑いながら、窓を開けて見て行ったのは言うまでもない。

直ぐ氷で冷やしたが、顔は、片方が鼻の高さまで腫れて、次の日には順調にお岩。
青あざが消えるのに3ヶ月はかかった。
指が中々治らずにやっと完治した時には、右手の指群の第二関節は肉が盛り上がって、グローブのような手になり今に至っている。

ですからこのささくれたった扇芋のような指には、そのような立派な歴史があるのです。
もうこの年になったら、指で殿方を惑わすような事も出来ないし、私の指はパソコンのキーボードが打てればそれでいいのです。
曇り 時々粉雪 時々晴れ 7℃