ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

サッカーの魅力とは・・

2006年03月31日 | スポーツの事

 早めにWBCから、ワールドカップサッカーに応援の気持ちを切り替えねば・・

 そんな昨日 キリンチャレンジカップ(2006W杯イヤー) 第5戦で、同じドイツ大会出場のエクアドルとの対戦を、テレビで観戦した。
サッカーだけは、野球と違い、画面を見ていないと面白くない。

 そんな私も 日本が初めてワールドカップに出場するまで、サッカーなんて、ほとんど興味がなかった。ただゴールネットに入れれば勝ち、単純な野蛮なスポーツだと思っていた。

初めて出場したフランス大会で、岡ちゃん率いる我が日本に 訳がわからないまま、騒いでいたが、なんとヨーロッパや南米の強豪チームの試合を見るチャンスに恵まれて、無知な私もあまりの実力の差に驚きましたね、「何だ、この人間離れした技は・・」
何のスポーツでもそうだが、すぐれた技というか、磨かれた技能には、おのずから美観が漂っているのものなのだよね。
最近のロナウジーニョなんか見ているとあの足さばきに きれいだな、かっこいいな、気持ちいいなぁ、と見とれてしまうもの。どうしてあのボールをカット出来ないのかと思うもの・・。
サッカーはフォーメーション(形)が、数学的に意味がありそうな、有機的な形になっているように思える。
その形が一人一人の選手の頭の中に入っているから、私達がみたら、なんでもないようなパスも、そこにちゃんと人が入ってきて、パスを受けてる。
形が頭に入っているから、この速度でそこに蹴ると、ちゃんと受けてくれる選手が何事もないようにそこにいる・・。
それが、リズムと言うもので、うまくかみ合うと、得点に結びつくのだと思うんだが違うかな?
素人の癖に、えらっそうに・・・、でも数学が苦手な私は、サッカーのグラウンドに散らばる形が幾何の形のように思えてならないのです。
因みにきのうは、2トップ(FW)に 5MF 3バック(DF)の幾何模様でした。
それ以来すっかり、サッカーの虜になってしまった私は詳しいよ。

 

で昨日の仮想ブラジルのエクアドル戦。
前半も、後半も日本が押していたように思えたけど、相変わらず得点に結びつかず、いらいら、ブツブツ、「何しとるんじゃ・・」


しかし後半40分 shi-baさんのご贔屓の小笠原のパスを受けたサントスのクロス気味のボールを途中交代したサンフレッチェの佐藤が左足インサイドで合わせて、流し込み「ゴール!」
勝ちました。良かった。(私の宮本は昨日は駄目でした。)

 

話は全然変わりますが、私のパソコンの先生であるジンちゃんが、益田営業所に明日から行かれるとか・・

市内で働いておられると思うと、パソコンの調子が悪い時ちょっと聞けるのに、益田では遠い。そう思って、パソコンをいじっていたら、やはりわけわからなくなってしまった。ブログとか、そういうのじゃなくて、私の趣味の範囲のことで・・
もう知らん!わけわからん!とブツブツ言っていたら、地獄で仏に会ったようにジンちゃんが来店。

「任せなさい、私にわからないことはない。」と言って“ちょちょいのちょい”と、教えてもらう。

ジンちゃん曰く「パソコンもいらいらしたり、当り散らしたりしたら、感じて怒るよ。持ち主の以心伝心よ。穏やかな気持ちで扱って!」

らしいです。少々反省・・

晴れ 12℃


古い映画の話。(赤ひげ)

2006年03月30日 | 映画の事

   

「赤ひげ」

製作年

1965
製作国 日本
監督 黒澤明
製作 田中友幸、菊島隆三
原作 山本周五郎
脚本 井手雅人
出演 三船敏郎、加山雄三、山崎努、団令子

山本周五郎原作の『赤ひげ診療譚』を基に、巨匠・黒澤明監督が三船敏郎、加山雄三主演で映画化したヒューマニズム溢れる人情ドラマ。江戸時代の小石川養生所を舞台に、そこを訪れる庶民の人生模様と通称赤ひげと呼ばれる所長と青年医師の心の交流を描く。長崎で和蘭陀医学を学んだ青年・保本登は、医師見習いとして小石川養生所に住み込むことになる。養生所の貧乏くささとひげを生やし無骨な所長・赤ひげに好感を持てない保本は養生所の禁を犯して破門されることさえ望んでいた。しかし、赤ひげの診断と医療技術の確かさを知り、また彼を頼る貧乏な人々の姿に次第に心を動かされていくのだった……。(楽天ムービーより)

この映画も何度も観たけど、何度見ても涙ボロボロ・・

黒澤の描く主人公は常に「武士(サムライ)」なのだ、この前のWBCでもいっていたが、ベースボールじゃなくて、サムライ野球と根底は同じなのだ。

人の生き方についての、確固たる責任意識、そしてこんな神様のような純粋な綺麗な心の人間がこの世にいるのかと思わせるような理想主義意識、人道的使命感
それらの全てが、人としてあるべき姿だから感動するのだ。

前半は、患者はみな貧乏に苦しんだ人生を送ってきてて、中にはとんでもない過去を背負ってきた者もいる。その患者達の死の間際または死後に明らかにされる、重く、しかし純粋な生き様が描かれているのです。桑野みゆきと、仏のような山崎努の悲しい しかし美しい恋物語にホロ・・

そして後半は、心に深い傷を負った仁木てるみ扮するおとよと主人公堀本の触れ合いによって、堀本も成長していく。おとよの看病のあと、逆に倒れた堀本を看病するおとよのシークエンス。その後の、やたらと大人びている「子鼠」と呼ばれる少年と、心の病から立ち直ったおとよとのやりとり。どれも秀逸なシーン、ジンジンと来る。あくまで、悲しみの中でも希望は失われないというスタンスが素晴らしい。
お手伝いの女中達も、赤ひげ先生の人間的魅力のお陰で、優しい心の綺麗な、人ばかり。
小鼠の火野正平は、このとき名演技で有名になったが、女中の「小鼠が、よりによって石見銀山の銀のネズミ捕りで死ぬなんて・・」には笑ってしまった。

そうそう前半の香川京子の狂女は凄い。血管が浮き出てこれは本当に怖かった。

原作の山本周五郎に原作を超えたと絶賛されたそうだが、黒澤は、映画産業の斜陽化の中にあって、映画とは「生きる力」を与えてくれるものでなければいけない。観客が映画舘から出て来た時、力がみなぎっているようでなければいけない。

そういったと何かの本で読んだ事があるが、DVDで見てもやはり、自分の小ささと、些細な事でくよくよするのはやめようと言う気にさせてくれるから、不思議だ。 

*****

小池環境大臣が肺炎で緊急入院したとテレビで流していた。
イリコさんが大声で水を得た魚のように叫んだ。「入院なんてしなくても点滴すれば治るよ、肺炎で意識はあります?大げさだね、どうってことないのに!」
誰も無視。

我が家の地下水をくみ上げるポンプのモーターが塩害で、水漏れしだした。
13年前に購入した物だけど、とうとう買い換えた。
塩害で寿命が短い。
飲料水には使えないけど、洗濯と、花に水をあげるときとか、便利。
江津は江川があるのに、水道料は、日本でも5本の指に入るほど、高いから・・

雪が舞い、霰が降り、雨が降り、寒い一日。8℃


ただほど高いもの?

2006年03月29日 | 木馬の事

   

やはり、隣の親父さんの写真です。
あまりの美しさに、連日掲載中。ゆっくり楽しんでください。写真はクリックで大きくなります。

*****

それは、至福タイム寸前の昨夜の出来事だった。

 我が家と木馬は2キロくらいでの距離で、愛車のマーチで5分くらいのところにある。
仕事を終えて、帰宅するとまず、お風呂に一直線。

一日中 狭い靴の中で自前のクリームにより、ふやけている足のお手入れの為だ。
亀の子タワシで、おみ足の裏から、指の間まで1本、1本入念に洗う。
そうすることにより、ぬめりが取れる。こうでもしないと、濡れたタイルでスッテンコロリン!以前 尾骶骨を嫌と言うほど打った事があるのだ。

それから、おもむろに湯船に浸かり、一日の反省やら、今後の世の中の情勢やら、明日の木馬のことやら、ぼろ屋が風に吹かれてばたばたの音に、何時までこの屋根が持つだろうか? 諸々目をつぶって考えを張り巡らせる為の、大切な時間を過ごす。要はボケーっとする時間。

温まって、スッキリしたら、ビール。さぁー 今日も至福タイムだ。缶ビールの口金に手を乗せた瞬間、携帯が・・・しもだぁ。

「なに?」
「木馬に携帯を忘れた。」
「それで?
「ごめん お願い・・」
「この春の嵐の雨風が吹きしぶる中、また木馬に行くん?」
「2枚、2枚出すからお願い。」
「あんた、グットタイミングだね、後1分遅かったら飲んでたよ。」

殿方を惑わす色香も、黄昏族を惑わすおしゃれも、全部かなぐり捨てた今 私は、上下ばらばらのパジャマにちゃんちゃんこを着て、濡れ髪でスッピンで降りしきる雨の中を木馬へ向かった。

さてさて、しもは、個人情報の暴露をしてはいけないけど、生い立ちが波乱万丈で、どこでどういう理由で島根にたどり着いたか知らないが、生まれは長崎の佐世保らしい。

♪人に言われりゃ お前の事を~年の離れた弟と~♪

母親のように私を慕い、姉のようにイリコさんを思っているようなので、可愛がっているのだ。

そんなしもに 私が永久保存してある映画のビデオをたくさん見せてあげて、すっかり、映画ファンに洗脳してしまっていた。
私が、「500本くらい見せたよね、」と言ったら、「125本だ。」と言ってたが・・ホントかいな?

ある日 恫喝クマことそのは、レンタル料を折半にする約束を恫喝により勝ち得た。
本年度最高の喜びだった。ヤッホ!

話は戻るが、電話の時の暗黙の了解の「2枚、2枚出すから」とは、福沢諭吉二枚じゃなくて、DVDを2枚分 しもが払うと言うことなのだ。
こういう取りに足りない些細なことで、事態の収拾を難なくやってのけるというか、DVDごときで、手のひら返しをやってのける私である。

早速 「黒猫 白猫」と「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 」をポストレンタルして貰った。以前から、私のレンタルリストに入っていた作品だ。

今から、ワクワクしている私です。ただで見れる・・・サンキュ、しもちゃん!

雨 雪 霰 午後晴れ 8℃


手作りはいい。

2006年03月28日 | 木馬の事
黒椿
英名:ブラック・プリンス

種:ツバキ
産地:江戸
花姿:暗紅色、松笠形の抱え咲き、重ねの薄い八重、光沢弁
花の大きさ:小~中輪
花期:4~5月
葉形:長楕円、小形、暗紫色のぼかし
樹形:横張り性、伸び遅い
来歴:『本草図譜』(1829)に記載

隣の親父さんの撮影です。椿の里にある黒椿、なんとも言えぬ上品な、それでいて、凛とした美しさ、椿とも思えぬ花に思わず見とれてしまいます。(写真をクリックして下さい。)

*****

サンコー夫人から、野菜をどっさり貰った。
その中にジャガイモが、たくさんあった。

「今年はジャガイモが高いよ。不作なんじゃない?だいたい何時もの年に比べて、一袋で30円くらい高いよ。」
安物買いの達人のイリコさんが言うから間違いないだろう。そういわれたら大事にお料理しなければね。
早速 コロッケを作った。
こういうことが全然苦にならない、自分が作った料理を食べてもらうのが好きなのだ。

イリコさんが、点滴をしに病院に行っている間に、せっせ、せっせと、ジャガイモを5個くらい皮を剥きお鍋でことことゆだるのを待つ。
その間に、お客さんと楽しい会話もする。その合間に玉葱、人参、頂いた椎茸、をバターで炒めて塩コショウで薄味。合挽きミンチはいたまったら油を少し捨てて、赤ワインで香りをつける。生ミルクを少々、炒めた材料も全部つぶしたジャガイモに混ぜる。
そのまま、イリコさんの帰るまで冷ましておく。さぁ 下準備が出来たぞ。味見をしてみる、う~ん最高!このままでも充分いける。

♪ 今日もコロッケ、明日もコロッケ、これじゃ年がら年中 コロッケ、コロッケ♪

暇な木馬で、イリコさんとパン粉をつけて、鼻歌交じりに(この歌イリコさんは知らないらしい。)俵型コロッケの出来上がり・・・

揚げたての手作りのコロッケは、外はカリカリ、中はクリーミーで、自分で言うのもなんだが、本当に美味しい。まるで帝国ホテルのコック長が作ったみたいだ。と言っても帝国ホテルのコック長が、コロッケなんて作るのかどうだか知らないけれど・・

某スーパーで購入した柔らかい春キャベツの千切りをたっぷり添え、なんと一人で3ヶも食べてしまった。
サンコーさんにも電話して、材料を貰ったので、製品にしてあげた。
ふぅ 余は満足じゃ・・・(少々食べすぎ?)

某スーパーの店長とえば、昨日トンボがいかがわしい写真のコピーを持ってきて「店長に、俺からだって差し上げて。それで、俺の買い物に半額シールを貼ってって言って。」
よく見てみると、なんとプロゴルファーの宮里藍ちゃんの○っ○ん○んの写真じゃないの。
「どこで手に入れたん?」
「東の性横綱の地位を守るために努力してるんよ。俺も・・」

どうもネットで○○学生と検索して出てきたらしい。
「こりゃ本物よ。」とトンボ。
丁度居合わせたジンちゃんに見せたところ、「こういうのはあるのよ、色んな人のが合成写真でネット上に出回っているんよ。」と笑っていたが、今日買出しに行くと「あの人にお礼言わんにゃならん、もっと信憑性のあるのがほしいから・・」と店長。そして4つ折にしてポケットに入れてるの、私は可笑しくて笑ってしまった。

その後、やって来たジンちゃん、たまたま居合わせたトンボに言った。「明け方ね、あの写真の夢を見てね、宮里藍ちゃんの例の写真よ。夢など最近見たことないのに突然出てきてね。」

もう爆笑の木馬でした。
それにしても、おろかな男共にも呆れたもんだね。

朝晴れ 9時ごろ突然 一天俄かに掻き曇り大雨、雷、 午後晴れ。
甲子園は、島根が大雨の時晴れてて、こちらが晴れてきたら、大雨で第3試合が中止になった。

少し寒い 10℃

古い映画の話。「東京暮色」

2006年03月27日 | 映画の事

  

              

脚本 小津安二郎/野田高悟 撮影 厚田雄春
美術 浜田辰雄 音楽 斎藤高順
出演 原節子/有馬稲子/笠智衆/山田五十鈴
杉村春子/中村伸郎/田浦正巳/山村聰/信欣三
 
銀行監査役の杉山周吉は次女の明子と2人で静かに暮していたが、幼い頃から母親がいないせいで気持ちが安定しないのか、最近の明子は帰宅が遅くなりがちで、周吉を心配させていた。そんな折、長女の孝子が突然嫁ぎ先から子供を連れて帰って来てしまう。そして明子は、年下のつまらない男にひっかかり彼の子を妊娠していた。そのことを彼に告げると、男は明子から逃げ回り、明子は彼を探し回るうちに、偶然いなくなった母の消息を知る。母・喜久子は、父の海外在任中に2人の娘を残したまま愛人と家出し、今は都内で麻雀屋をやっていたのだ。密かに堕胎し、母の秘密をも知ってしまった明子は、計り知れぬショックを受け…。
 
小津安二郎で始めてみる作品だった。
暗い冬ばかりの映画で、少し考えさせる内容であるが、いい作品だと思う。
原節子が、芯の強いしかし、家庭がうまく行ってない長女をうまく演じている。
画面に向かって(見ている人に向かって)訴えるような、小津独特のカメラワークはさすがだと思う。
小津作品のテーマ「家族」をこういう風に描いているのも珍しいんじゃないかな。
有馬稲子が、凄く若くて、美人だね。
 
山田五十鈴もこんなノーメークっぽい顔で熱演していたが、若い。
多分賛否両論だと思うが、やはり黒澤と小津は何時見てもいい。
ジンちゃん見ますか?
 

先手必勝!

2006年03月27日 | 私ごと

今浦海岸です。はるか彼方の水平線に船が見える、やはり水の透明さは、日本海に限る。
レインボーが学生時代、友達がたくさん夏休みに海水浴に来たことがあった。
「ハワイより綺麗!海の底が見える!」と感激していたくらいだ。(写真をクリックしてください。隣の親父さんの写真です。)

*****

 千葉の愛想なしに(3月26日のブログで)宣戦布告された。受けて立とうじゃないか。

三行半を突きつけたとはいえ、息子にかわりはない。脅しに入っている。
先人はいいことを教えてくれた。

【先んずれば人を制す】とか【将を射んとせば、先に(まず)馬を射よ】

先に書いてやるぞ。

私は子供の頃から、写真が嫌いだった。
2~3歳の頃、カメラを向けられて「さぁ いいお顔して、写真写してあげる。」
そういわれたら、泣きながら逃げ回っていた。写真機の中に入ってしまうんじゃないかと、怖かった。その話を大人になって話したら、子供の頃 「白痴だったの?」と言われて、笑われたことがあるが、そんな事思ったことない?私はバカだったのだろうか?
しかし今でも写真は嫌い、ブスに写る。

その影響でもなかろうに、愛想なしは家族で写真を撮るのを嫌がった。
節目、節目で記念写真を撮ろうとすると、「こんなもん撮ると近い将来こんな楽しい時もあったのに、一人欠けたね。」と言う時が来ると言う。言われてみると、そんな気になるのだ。

小学生の時には、色々な事を話してくれたが、声変わりがして中学生になったら、親とほとんど口を利かなくなった。今思い出しても、一週間に数えるほどしか会話しなかった。(反抗期が長すぎる・・)

何時だったか、忘れ物をしたとき追いかけて持っていったら、無視されて、M君が気の毒がって、渡してくれた。

中2の冬 自転車通学の時、軍手をしていくのだけど、カラーの赤の軍手は校則違反、白の軍手じゃないといけなかった。
女の担任が注意をしたらしい、すると
「先生 これが赤に見えますか?これはピンクと言います。」
生意気な子だったのだ、成績表の性格覧はすこぶる悪かった。あと少しで問題児化されるとこだった。(親の顔がみたいわ!)

プロローグは、ここまでに・・
敵の出ようによっては、まだまだ書くつもりなり。

ところで、話は変わるが、どうもこの温かさで桜の開花宣言がされた。

やはりお花見の日にちを2日に変えた。
トンボがすかさず言う。「桜前線で定休日をころころ、ころころ、変えんさんな、全くいい加減な商売をしているねこの店は・・」

いいじゃないの、これしか楽しみがないんだけぇ・・

さてまたまたイリコさんが、少し良くなったもんだから、病院に行きそうにない。
「何で行かんの?」
「もうすっかりいい。」
「先生は もういいって?」
「そういうわけではないけど、もう治ったみたいよ。」
「わかった、じゃ 閉門蟄居 おって沙汰があるまで自宅待機。」
しぶしぶ 行きおった、病院の先生に私が褒められたらしい。まだまだ当分通院よ。

14℃ 暖か。


暇な木馬・・

2006年03月26日 | 四方山話

  

黒松海岸 日本海の美しさに、見とれてしまう。

季節風さえなければ、私は、日本海は、水も綺麗で、お魚も美味しく、とても好きなんだけどなぁ~。

*****

朝日新聞のM記者の本当に最後の記事が掲載されていて、なんだか感無量になってしまった。記事を書いてみる。

『新聞記者に別れを告げるときが来た。約40年。歩いた府県は9府県。17回の転勤を積み重ね18回目が最後の引っ越し。ゴール先は「家庭」。
最後の任地となった浜田支局では丸9年。出雲を合わせると9年8ヶ月間、島根で過ごした事になる。島根は東西が長く気風も違う。片方しか知らずに「私も島根を知っている」という人間と違うことに誇りを感ずる。
 うち、30年間バイク一筋で取材したのもよき思い出だ。単身生活は通産18年。この仕事を無事に卒業できるのも妻や家族、同僚、同業の仲間、取材でお世話になった人々の支えがあったればこそ。
有難うございました。 』

何といっても、50CCの原付バイクで、松江まで行かれるそのバイタリティの感服するのみ。松江まで言った時、帰りにお尻が痛いとよく木馬に寄ってくれた。
国道9号線の浅利トンネルが一番怖いとも言っておられた。

どうか、お元気で頑張ってください。

さて、店は開けているけど、閑古鳥が居座っている今日、図書館から借りてきた、遠藤周作のエッセイを読んでいて、笑いが止まらなくなった。 
時々 笑い茸でも食べたように、ひとりでに思い出しては可笑しくなる。どうにも止められない。好きだなぁ、しっかりした内容の本も好きだけど(海と毒薬とか、私が捨てた女・・)エッセイがものすごく好き。

留学中にアルバイトしたくだり・・・
「力仕事は出来るか?」スイスとフランスの国境近くにあるサボアというさみしい田舎で、百姓を一ヶ月する仕事らしい。
力仕事など何一つ子供の頃からしたことがないのに、背に腹は変えられんとばかりに、引き受けた。

翌日から仕事が始まった。朝5時に起きて、牛小屋に行き乳を搾れという。牛の乳など搾ったことがない拙者は牝牛の足元にバケツを置き、ぶらさがった乳房をギュッギュッ搾ったら、牛はまぁ 痛がって暴れだしバケツはけとばすわ!おじさんがしぼったバケツまでひっくりかえし、おじさんびっくりして、「もういい、そんなら水汲みにいけ」

この村には、便所もないが、水道もない。水は村の真ん中に泉がわくところがあり、そこまで、天秤棒担がされて、水汲みにいったが、水汲などした事がない拙者には、ドラム缶が重たくて歩こうにもアッチでヨロヨロ、コッチでヨロヨロ、水はそのたびごとに、ジャブジャブ外に流れでてしまい、戻ってきた時にはドラム缶の中には3分の1も水が残っとらんかった。・・・

小柄な、ニヤニヤした狐狸安先生の姿を思い浮かべただけで、可笑しくて、可笑しくて、このほかにも、友達の「癌ノロ」ノイローゼに付き合わされて、本当に癌になったような気になり、家族を癌から守るのは父親の努めとばかりに、玄米ご飯や、焼き魚拒否、や、塩分なしの食事を強要したり、まぁほんにおもしろうて、悲しき狐狸安さんです。

曇り時々晴れ12℃

 


今週の頂き物。50,51,52,53番目。

2006年03月25日 | 頂き物

   

ばら酒は、ザ商社のTさんに頂いた。これは、都錦が全国に売り出しているとかで、新聞にも載っていた。WBCの王ジャパンが、優勝したので、イリコさんと乾杯した。日本酒にほのかにバラの香りがただよう、上品なお酒は、女性向だと思う。(写真をクリックしてください。)

大判焼きもWBC優勝で、しもちゃんが買ってきた。この大判焼き美味しいね。

リングケーキは隣の親父さんが、焼いて持って来てくれた。ドライフルーツが入っていて、このケーキは、玄人はだしだね、美味しいよ、年季が入って入るね、等と言いながら、少しはお客さんにも(たまたま居合わせた)食べてもらったが、残りは、イリコさんと、二人で、何度も何度も切り分けて食べた。
いやしんぼの我々は、小刻みに切り分けて、ここまでよ、また後で、と言いながら、物足りなくなり、もう少しね、またしばらくして、えーい全部食べてしまおうよ、
相変わらず、食べ物を目にすると、残しておくと言う事が、出来ない弱い我々です。
その時のいいグサが、「やはり、食べたい時に、出来立ての美味しい時に食べてあげなくては、ケーキに対して失礼よ。」なんとも呆れた我々です。

ステキな春の花束は、お隣のSさんに頂いた。
スイトピーの春らしい香りと、ピンクのチューリップは、お部屋を明るくしてくれた。
皆さん 今週もたくさん有難うございます。

*****

疫病神?

頑固者のイリコさんが、私が診てもらえというのに言うことを聞かずに変な咳をしているから、「診てもらわないと首だ!」と言ったら、やっとの事で重い腰を上げて町医者に行った。
なんと、肺炎だって!
ウイルス性ではないので、感染の恐れはないものの、毎日点滴に通うことになった。
だから言わないこっちゃない・・

そんなわけで午前中孤軍奮闘をする。
それが、忙しいのだ、ひとりでバタバタ、バタバタ、モーニングやら、サンドイッチやら、コーヒーやら、てんてこ舞い。イリコの奴はきっと疫病神じゃ・・

あのアホが・・人の言う事を聞かないから、みんなに迷惑を掛ける、忙しくて、パソコンのブログチェックもままならない、DVDも見れない、ブチ切れ寸前に「すいませーん、ごめんね、忙しくさせて、さぁ ゆっくりしてください、頑張るぞ!」
「いいんよ、大丈夫よ、いいの?もう少しゆっくりしてきたらいいのに。」

この手のひら返し、こんな常套句いつでも言えるわ!。私は心に思っていることの反対の言葉が、口からすらすらと出てくるのだ。
トンボがよく言う。「そのちゃんは、小泉内閣と同じ、全包囲外交商売しているね。」
「なにそれ?」
「みんなにいい顔して、嫌なこととか、悪い事は、全部俺に言わせて、いつも俺は悪者になっている。」
「いいじゃないの、この美しい未亡人(わかっていると思いますが、私のことです。)を陰になり日向になり支えていくと言ってくれたんじゃないの?それに、トンボは、名誉も地位も何も失う物はないんでしょ?」
私だって、人に嫌われるのは嫌だし、でも言いたいこともあるし、そんなときには、利用しなくちゃね、そこに毎日陣取っているのだから・・

しかし点滴をしてもらうと、よく効くね、ポパイにほうれん草、そのちゃんにアルコールのごとく元気になるのだ。
お客さんに「旦那と毎晩遊びすぎるからじゃない?」とか、「肺炎じゃ旦那も夜することがなくて、退屈しているだろう。」
からかわれている。

その後 ジンちゃんがきて、「そのちゃん、黒澤の“生き物の記録”レンタルしてあげたから、楽しみに待っててね。」
「え~ ほんと!嬉しい・・」
「最近 夜ベッドの中でDVD見ようとすると、直ぐ眠たくなるんよ。忙しいから、疲れているんだね。」

トンボが言った。
「ジンちゃん、映画を観るときにベット寝ながら見る?そりゃ映画を作った人に失礼ですよ。正装して見ろとは言わんが、せめて座って見てください。」

まぁ そうかもしれないね。でも私も時々お布団の中で見ることあるよ。

晴れ 14℃


桜の開花予想。

2006年03月24日 | 四方山話

 

  明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは・・  親鸞?

恒例の我が家のお花見は、あらゆるデーターから4月9日(日曜日)に決めた。
場所はこれから決めるが、昨年の土師ダムの八千代湖は6000本の桜だから、近辺でこんな数の桜の名所はないと思う。さぁ 今年はどこにしようかな?

さて桜の花芽は、昨年の夏に既に作られているという。しかしその花芽は「休眠」してしまう。

そして、5℃以下の低温に一定期間さらされると、眠りから覚めて、開花の準備を始める。

桜は、どんなに寒くても次は春だとちゃんと知っているのだ。
あぁ よく寝たなぁ、、休養充分だから、そろそろ目を覚まして、綺麗な花を咲かせて、みんなを喜ばせようか。と、花芽を膨らませるのだ。

今年は暮れから寒くて、冬も長かったから、きっと桜の開花も遅れるだろうと思っていたが、そんな心配は無用だったんだね。
寒い日が続いたからこそ、低温にさらされる期間が短くてすみいつもより早く休眠からさめてしまったことから、今年の開花は早く来るらしい。

それにしても、自然の仕組みは凄いね、同じ気象条件になると、桜も勘違いして、時々晩秋に咲いてしまうこともある。勘違いする、おとぼけ桜、子供の頃、お昼寝して、朝と間違えたりした事があるが、そういうことなのね。

桜の開花の話をしていたら、急に桜餅の話になり、クレープタイプがいいとか、道明寺タイプがいいとか、そんな話で持ち上がった、食いしん坊たちの木馬です。

 話は戻るが、気象庁では、この花芽がふたたび成長しはじめる「起算日」から「温度変換日数」を積算して、桜の開花予想をしているという。
一日の「標準温度」15℃を一日分の成長量として、花芽の成長速度を日数で計算するとか何とか、う~ん何のことやらさっぱりわからん。
それもそのはず、えらそうな事はすべてお得意の受け売りでした。(開花の仕組み

それでも、某スーパーに買出しに行く途中の宮山公園の入り口の桜は、今か今かと咲くときを待っているように膨らんでいました。

再々話を変えてごめんなさい。
春の選抜高校野球が始まったが、私個人的にですが、この前のWBCで応援燃え尽き症候群になり、あまり、このたびは燃えません。島根も出てないし、広島も出てないし・・・
しかし、決勝戦は横浜高校と、PL高校らしい。
その心は、WBCで大活躍した福留孝介(PL)VS松阪大輔(横浜)がらみです。

しもちゃんの発言ですから、信憑性は薄いかも・・


晴れ14℃ 暖かな一日


昨日に引き続き・・

2006年03月23日 | 私ごと

  

椿 バリエーション。(椿の里より・・写真をクリックして下さい。)椿にも色々あるのですね。スズメのお宿の背戸の山に咲く藪椿もまた趣があるが、品種改良した椿は、周りを明るくさせてくれる、女王のようです。撮影は私のおもちゃデジカメではありません。わかっている?すいませんくどくて・・

*****

昔 江津のイメルダと呼ばれていたことがあった。(またかいな?)
靴の数が多いからとか、大統領夫人にふさわしい知的美人で、品があるからとかではない。なで肩ゆえ、肩パットを二つ入れていて、フイリピンの正装のような感じだったからである。

枕は余談になったけど、昨日の記事で私という人間は、べちゃべちゃの、ぶくぶくの、じとじと女だと思われがちだけど、手足多汗症は百害あっても一利もあるのだ。

女友達や、お客さんの奥さん達は、足の踵がかさかさになり、ひどいときにはひび割れて、毎晩クリームをつけて寝ると言う話を聞くが、私のそこは、まるで少女のようにつるつるで、ひび割れなど全然ない。なまじクリームなどつけようものなら、呼び水よろしく、さらに汗が吹き出るのだ。生まれてこのかた、踵のがさがさで悩んだ事はない。

話はまた少し脱線するが、昔から、私のおにぎりは、特別美味しいとよく言われる。

アツアツのご飯を、と言っても炊きたては手のひらが赤くなり火傷するので、少し硬めに上手に炊けたら私はボールに入れる。おしゃもじで何度もまぜながら湯気を飛ばす。冷めたところで、お茶碗に入れて2~3回ジャンプさせる。真ん中に穴を開けて、鮭フレークとか、塩昆布とか、梅肉とか、高菜のお漬物の刻んだのとか、冷蔵庫にあるものを、親指と人指し指と中指でつまんで入れる。出来れば、美味しい塩を軽く濡れた手につけて握る。握る力加減も大切である。
あまり硬くなく、それでいて、ぼろぼろ崩れたりせず、適当にしまっていて、おコメの粒が一粒一粒くっきあいながら、ピカリとひかっているのがいい。
両手で手の平を丸めて離したりひっつけたりして、ムッチメッチ、ムッチュメチュ、と音がするまでつやが出るまで握る。この時真ん中の具が見えないようにするのがいい。海苔を巻いてもいいが、やはりこの地方は、乾燥ワカメを火であぶり、粉々にして、出来上がったおにぎりにまぶす。(始めにご飯に混ぜてもいい。このワカメおにぎりは、歯に粉ワカメがくっくので、食べた後必ず点検をすること。)
完成でーす。

いつも褒められて、調子に乗り、行楽に行く時は私が作る羽目になるのだが、“そのちゃんブランド”のおにぎりが一味違うと感じてくれる人が多いのは、手のひらに塩をつけることにより、呼び水となり、汗とホルモンがたくさん吹き出る。その汗がおにぎりの熱で化学反応を起こし おにぎりの中に浸透する。
(そして時々 指に付いたご飯粒をなめたりしてその味も付いている。)
そのように解析したのだが、違うだろうか?

このように手足多汗症も百害もあるが、一利もあるのです。
そうでも思わないとやっていられないよ。もう既に、パソコンのマウスは汗でビチャビチャです。
あぁ~気持ち悪い。

晴れ 14℃